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YASUDA YASUYUKI

Day by Day

2011年7月16日
7月の朝日カルチャーセンター「安田泰幸街旅スケッチ」の講座は、海の日にちなんで、神戸港のメリケン波止場付近で行いました。勝海舟の神戸海軍操練所跡を西へ入った岸壁で、神戸水上警察署や一時中国漁船衝突事件で有名になった神戸海上保安庁庁舎の裏にあたりになり、巡視艇や警備艇、それに神戸税関のパイロットなど小さな船艇がもやっています。この日はメリケンパークオリエンタルホテルのかげに客船飛鳥Uが停泊しているのが見えました。曲線で形づくられた船のフォルムを掴まえることと、水面の表情を表現するのが今日のテーマ。2時間ではちょっと難しかったかもしれませんが、みなさんそれぞれに楽しい作品が出来上がり、旧居留地の「ラフレシア」で和気あいあいの講評会を行いました
        
2011年7月2日
神戸文学館で開催されている「スケッチ紀行-神戸街角ものがたり原画展の会場で記念講演をさせていただきました。スケッチについて、街の表情について、神戸の街について・・・1時間30分お話をさせていただきました。いつもお世話になっている方、スケッチ教室の方、そして初めてお会いする方など思いもよらぬおおぜいの方々に聞いていただくことができました。
            

2011/7/6付 朝日新聞 朝刊

工房日誌

2011年7月24日
街・旅・絵日記講座の7月は世界遺産高野山。絵日記講座はふつうは午後からの半日ですがが、この日はスケッチ小旅行として、日帰り旅行で実施。朝8時40分に南海電鉄難波駅集合。9時発の特急「こうや3号」で出発。車内でおしゃべりしている間に極楽橋に到着。ケーブルカーに乗って高野山の山上へ。午前中は壇上伽藍の不動堂-根本大塔-三鈷の松-御影堂などを見て、西塔の前から全員でスケッチ。昼食は山上の小倉屋の笹寿しと玉子巻の弁当き予約。みなさんスケッチが忙しく、、手伝っていただけそうもなく、一人でお店まで弁当をとりに。おいしいお寿司でしたが、描きながら食べる方も・・・・。

                      
              
難波駅9時発、南海電車の特急「こうや3号」で出発。難波から山上行きケーブルカーがでる極楽橋まで1時間半ほど。座席指定で、ちょうど8名だったので2列、イスを前後向い合わせにして。橋本を過ぎると電車はスピードを落として山を登りだします。かなりの登り、小さなカーブの連続。車窓は立ちはだかる山に点在する民家など、景色がどんどん変化していきます。やがて終点極楽橋に。ここから、山上まではケーブルカーで5分。この高野線の山岳区間には、めずらしいトレッスル式の鉄橋や山中の駅、ケーブルカーの施設などがあり、近年、近代化産業遺産として認定されました。そのうちの一つ紀ノ川橋梁が先の台風12号で壊れたと、ニュースで報じていました。
                                          
 

2011年7月7日
ホテルニューオータニ大阪では毎年夏に、お子様向けの「お絵かきコンテスト」を開催されています。3歳から小学校3年生までのお子さまを対象に絵を募集し、入賞者とそのご家族をホテルのお食事にご招待するというものです。
今年はホテルニューオータニ大阪開業25周年と大阪城天守閣復興80周年を記念して、「夢の大阪城」を募集されます。その応募作品の審査を担当することになりました。

詳しくは、ホテルニューオータニ大阪のホームページで

http://newotani-osaka.bizart.co.jp/recommend/event/2011/oekaki/

記事をクリックすると、
拡大紙面に。

            

2011年7月13日
神戸文学館で開催されていた「スケッチ紀行-神戸街角ものがたり」は無事終了いたしました。
いくつかの新聞で紹介していただいたからか、会期の後半は思いもかけず、多くの方々にご来場いただきました。あらためてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。
次は、10月2日(日)−10日(月・祝)まで、神戸のギャラリー・オスカーで個展を開催していただく予定で、神戸以外のスケッチもたくさん観ていただけるよう準備中です。

2011年7月

2011年7月28日
ホテルニューオータニ大阪では毎年夏に、お子様向けの「お絵かきコンテスト」を開催されています。3歳から小学校3年生までのお子さまを対象に絵を募集し、入賞者とそのご家族をホテルのお食事にご招待するというものです。今年はホテルニューオータニ大阪開業25周年と大阪城天守閣復興80周年を記念して、「夢の大阪城」を募集されます。その応募作品の審査を担当することになりました。
そして、
27日、28日と2日間にわたって、
集まった600点あまりの作品を
見せていただき、発想のユニーク
さ、のびのびとした表現の自由さ、
描写の力強さ、表現や技法の工
夫など、さまざまな観点から審査
させていただきました。
子どもの表現の可能性に感心さ
せられた2日間でした。

安田泰幸
街と旅とスケッチと

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2011年7月1日
朝日新聞でも、神戸文学館で「スケッチ紀行−神戸街角ものがたり原画展」の案内記事を掲載していただいております。。
            

2011年7月9日
月刊誌「雪」(神戸市危険物安全協会発行)の書評欄で、「神戸街角ものがたり」を紹介していただきました。

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2011年7月6日
神戸文学館で開催されている「スケッチ紀行-神戸街角ものがたり原画展の記事が掲載されました。
            

2011年7月10日
日立造船2011年カレンダーの7-8月のページには、日立造船の工場がある大阪府堺市に残る旧堺燈台をスケッチしました。この燈台は、明治時代堺港の改修を機に、町の有力者が資金を出し合い、イギリス人技師や堺の大工、石工の力で、1877年に完成したものです

2011年7月9日
カルチャーハウス香里ヶ丘の「安田泰幸スケッチ教室」の7月の講座は奈良女子大でした。数年前にここでスケッチの講座をさせてもらおうと、大学のほうに許可をとってもらって、当日行ってみると、聞いていないと守衛に入場を拒まれたことがありました。今回はそのリベンジ…と、許可もとってもらっていいきましたがが、講演会か何かイベントが行われていたのでしょうか、だれでもフリーパスでキャンパスに入っていきます。拍子ぬけのような…。入口を入って正面に見える美しい木造校舎が、重要文化財にも指定されている、旧奈良女子師範学校の本館。受講のみなさんは、正面から、裏の庭から、あるいは側面からと、思い思いの場所からスケッチ。暑さに音をあげながらも力作ができていた。講評会はキャンパスから近鉄奈良駅に向かう途中にある「アンヌ・マリー」で。大きなクリームショコラをいただきながら

                      
              
2011年7月14日
パナソニック電工の2011年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-情熱」の7月のページには、サントリーとオーストラリアのバイオベンチャーが開発した「青いバラ」のスケッチを掲載しました。「自分がやらずに誰がやる」という言葉に、10数年の歳月を費やし、無数の試行錯誤の末、不可能といわれてきた青いバラの開発に成功した研究者の情熱が、重なったからです。
                  
2011年7月11日
朝日カルチャーセンター「安田泰幸-絵はがきスケッチ」の7月の講座は神戸の港を描きました。ハーバーランドのモザイクからメリケンパーク方面の風景を描きます。スケッチする方の定番のアングルですが、ここ数年、海岸通りに高層の建物が次々に建てられ、景観も変化しています。受講されておられる方の中には、絵はがきサイズの絵を描きたいという方もおられ、少し小さめの紙に描いていただきました。風景を閉じ込めるのに苦労されていいましたがが、それぞれに楽しい作品が仕上がりました。講評会はそのままモザイクのカフェで。
受講風景の写真を撮り忘れたため、ちょうど入港してきた「にっぽん丸」の写真を。
                      
              
2011年7月15日
関西経済連合会発行の「経済人」7月号は大阪の貝塚市。明治以降紡績や綿織物の一大産地として、日本の経済発展に寄与してきた町ですが、古くは浄土宗の本願寺もおかれたことのある寺内町。町の中心に貝塚御坊と呼ばれた願泉寺があります。織田信長の時代、石山の合戦で追われた顕如を迎え、本拠になったことから、江戸時代を通じて寺の住持を務めた卜半氏が町を治めてきました。

                      
               

2011/7/2付 日経新聞 夕刊

2011/6/30付 神戸新聞 朝刊

壇上伽藍を描いたあと、門前町の土産物店などが軒を連ねている家並みをスケッチ。その後自由行動にして、土産物屋などをのぞいてスケッチや買物など。そして再び金剛三昧院で落ち合って最後のスケッチをすることに、境内の一隅に世界遺産の多宝塔がぽつねんと佇んでいます。山内最古の多宝塔ですが、意外にこじんまりとしています。描き始めてしばらくして、雨が降ってきました。途中まで描いたスケッチを片づけ、雨の中で多宝塔をバックに記念撮影をして、カフェ「梵恩舎」へ。アイスチャイで一息入れて講評会。5時に下山。帰りの車内はスケッチ談義でにぎやかに。なんば着後、6時半に解散しました。