YASUDA YASUYUKI

Day by Day

工房日誌
 バックナンバー

■2009年

12月

■2010年
01月 02月 03月 04月
05月 06月 07月 08月
09月 10月 11月 12月

■2011年
01月 02月 03月 04月
05月 06月 07月 08月
09月 10月 11月 12月

■2012年
01月 02月 03月 04月
05月 06月 07月 08月
09月 10月 11月 12月

■2013年
01月 02月 03月 04月
05月 06月 07月 08月
09月 10月
11月 12月

■2014年
01月
02月 03月 04月
05月 06月 07月 08月
09月 10月 11月 12月

トップページへ

日本料理店 「魚菜処光悦」 の描き文字 
ポストカード水彩スケッチ 「京都伏見 寺田屋」  2001年 105x163mm  

2011年2月

安田泰幸
街と旅とスケッチと

工房日誌
 バックナンバー

■2009年

12月

■2010年
01月 02月 03月 04月
05月 06月 07月 08月
09月 10月 11月 12月

■2011年
01月 02月 03月 04月
05月 06月 07月 08月
09月 10月 11月 12月

■2012年
01月 02月 03月 04月
05月 06月 07月 08月
09月 10月 11月 12月

■2013年
01月 02月 03月 04月
05月 06月 07月 08月
09月 10月
11月 12月

■2014年
01月
02月 03月 04月
05月 06月 07月 08月
09月 10月 11月 12月

2011年2月3日
パナソニック電工の2011年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-情熱」の2月の言葉「説得力は強い熱意と信念から」に合わせ、国じゅうを奔走し、広い視野と先見力で、多くの人々を説得し、明治維新に大きな影響を与えた龍馬ゆかりのこの場所を描いたスケッチを選びました。
                           
2011年2月16日
「経済人」2月号は京都伏見桃山です。2枚目は御香宮の拝殿です。江戸時代の初め、紀州徳川家初代の徳川頼宣が寄進したものだそうです。正面唐破風には中国の「登竜門」の故事にちなみ、鯉の滝登りと琴高千人が鯉にまたがり滝を登る姿の極彩色彫刻があります。この拝殿の奥に本殿があります。御香宮は神功皇后を祀り、安産の神社として知られています。このスケッチに訪れたのは1月4日、三々五々初詣に訪れる人で華やいだ雰囲気でした。境内にある桃山天満宮にはこの社を建てた宮大工の棟梁が奉納した大工道具が残っており、江戸時代の道具を知る上で貴重な史料となっています。「大工道具物語」を上梓したとき、この桃山神宮をスケッチしにきたことがあります。              
                                                                  
2011年2月5日
2月のカルチャーハウス香里ヶ丘のスケッチ教室は、大阪城の梅林を訪れ、咲きほころび始めた梅林を描きました。天気がよく、春を待ちきれないおおぜいの人々が梅見に来ておられました。この梅林は梅の木の数も多く、種類も豊富で、紅梅、白梅、八重といろいろ楽しめます。受講のみなさんには天守閣が望める一角から紅色の梅を正面に描いていただきました。桜ととちがって小さな花が枝に控えめについて咲くので、手前の木と遠くの木の重なりの表現が難しかったと思います。
                                                                  
2011年2月2日
昨年、NHKの大河ドラマで人気となり、たくさんの人が訪れた坂本龍馬ゆかりの史跡です。つい最近も前を通りましたが、いまも観光客が多いようです。このスケッチは10年前に描いたものなので、細部の様子は変わっているかもしれません。パナソニック電工の2011年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-情熱」の2月の言葉「説得力は強い熱意と信念から」に合わせ、国じゅうを奔走し、広い視野と先見力で、多くの人々を説得し、明治維新に大きな影響を与えた龍馬ゆかりのこの場所を描いたスケッチを選びました。
                                      
                                                                  

Copyright (C) Yasuda Yasuyuki YY-STUDIO All Right Reserved

2011年2月14日
朝日カルチャーセンター朝日JTB交流文化塾で新しい講座が始まりました。水彩画の基礎をやってみようという講座で、12名の方が受講されました。このホームページを見て申し込んでくださった方や、個展で作品を見てくださった方など、うれしいことです。午後1時からの講座でしたが、12時に梅田に着いたので、どうしようと思って駅から出たら、小雨まじりの雪が降っていたので、大阪駅をスケッチすることに。30分描いたところでカルチャーセンターへ。講座が終わって出てくると、遠くの建物がぼやけてみえなくなるほど、間断なく雪が降っています。昼の場所へもう一度行き、つづきを描きました。大阪で昼間こんなに雪が降るのはめずらしく、描き終わったあと、幻想的な風景にしばらく見とれていました。

                                      
                                                                  
2011年2月5日
大阪三ツ寺にある日本料理の「光悦」というお店がミシュランの1つ星を獲得されました。数年前、グラフィックデザイナーをしている学生の頃からの親友から、店のロゴタイプをつくるため、描き文字を頼まれ、描いた文字です。出来上がったあと、その友だちにお店へ連れて行ってもらったことがあります。春に行ったときは関鯵や勝浦の鮪のお造り、きんきとのどぐろの焼き物、あわびと茄子とごぼうの酒蒸しなど。秋には甘鯛の塩焼き、鱧と松茸の土瓶蒸しなど、よけいな手を加え過ぎず、素材の味がすっきりと伝わってくる、きれいな料理でした。    
2011年2月1日
日立造船のカレンダーの1-2月に掲載していただいている旧ハンター住宅のスケッチです。日立造船の前身、大阪鉄工所を創業した、E.H.ハンターが神戸北野で住んだ邸宅です。現存する神戸の異人館の中では最大級のもので、幾何学模様の窓の意匠など完成度の高い異人館の傑作として重要文化財に指定されています。この建物があったところは、いま彼の名をとってハンター坂と呼ばれています。

工房日誌

2011年2月18日
関西経済連合会発行の「経済人」2月号‘スケッチ紀行歴史を歩く第168回’は京都伏見桃山を歩きました。まずは、京阪電車の伏見桃山駅、近鉄なら桃山御陵前駅そばの御香宮へ。もともとはこのあたりのの産土神で、創建は平安時代といわれています。豊臣秀吉が伏見城築城の際、城内に移したこともあるそうで、現在の御香宮表門は元の位置に戻されたとき、伏見城の大手門を移したもので、国の重要文化財になっています。なるほど大きな本瓦葺きの屋根を支える2本の柱は太くて立派です。境内には名水御香水が湧き出ています。伏見は清酒の一大産地でもわかるように、名水が湧き出ることで知られています。この水は伏水と呼ばれ、ここから伏見という地名になったとか。               
                                           

ポストカード水彩スケッチ 「雪の大阪駅」 2010年 119x159mm 

水彩スケッチ 「旧ハンター住宅 神戸王子公園 」 2010年 164x238mm 

日立造船のカレンダーに掲載していただいている旧ハンター住宅のスケッチです。日立造船の前身、大阪鉄工所を創業した、E.H.ハンターが神戸北野で住んだ邸宅です。現存する神戸の異人館の中では最大級のもので、幾何学模様の窓の意匠など完成度の高い異人館の傑作として重要文化財に指定されています。この建物があったところは、いま彼の名をとってハンター坂と呼ばれています。