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YASUDA YASUYUKI

Day by Day

2011年4月16日
朝日カルチャーセンター朝日・JTB交流文化塾の「安田泰幸街・旅・スケッチ」の4月の講座は、京都賀茂川の半木の道を描いていただきました。この講座は毎月第3土曜日なので、毎年4月は花の盛りを過ぎたころになります。遅咲きの桜のあるところでと、ここを選びました。講座が開かれた16日はちょうどしだれ桜が満開。ピンクの花が風にゆれて美しい花のトンネルができていました。しだれ桜はソメイヨシノやヤマザクラと較べ、色が濃く、少し艶めかしい感じを出すようにしました。集合時間の1時ごろはまだ晴れていたのですが、だんだん風が強くなり、雲も広がってきました。風が強いと紙がめくれあがったり、砂ぼこりが絵具にまざったりと、スケッチもたいへんですが、なんとかみなさん仕げていただきました。講評会は北山の老舗カフェDojiで。    

2011年4月

安田泰幸
街と旅とスケッチと

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2011年4月14日
今月発売された「神戸街角ものがたり」が、ベストセラーのランクを店頭に張り出しておられる神戸垂水区のある書店で7位に入っていたそうです。垂水区のみなさんありがとうございます。その「神戸街角ものがたり」に収録されているスケッチの中から1枚。塩屋にある20世紀初めに建てられた異人館です。神戸で活躍したドイツ人貿易商グッゲンハイムが建てた住宅で、設計は重要文化財旧ハッサム住宅を手掛けたA.N.ハンセルといわれています。長年社員寮として使われ、震災後は傷みも激しく、取り壊しが危惧されていましたが、地元に住むステンドグラス作家が購入され、丁寧に修復されました。2007年秋、クラブTAPの企画でここをお借りして、スケッチ講座と講演会をさせていただいたことがあります。2011/4/14記                               
■ 「神戸街角ものがたり」に掲載

                                  

                                                                  
2011年4月9日
ここ1週間ほど、急に暖かくなって、あちこちで桜の花が一斉に咲きだしました。ことし、スケッチを使っていただいた播州信用金庫のカレンダーの1-4月に掲載されている姫路城です。現在、平成の大修理中の天守閣は大きな覆いがかかり、その表面には原寸大の天守閣の図がえがかれているそうです。2011/4/9記     播州信用金庫2011年カレンダー1-4月に掲載

                                  

                                                                  
2011年4月5日
パナソニック電工の2011年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-情熱」の4月には、ものがたり「稲むらの火」で知られる、和歌山県広川町の広村堤防のスケッチを掲載させていただきました。広村堤防は安政南海地震のとき、地元の庄屋濱口梧陵が、刈り取ったばかりの稲に火をつけ、村人を津波から非難させ、地震後村を津波から守るために私財を投じて築いた堤防です。「使命感が熱意を生み出す」という言葉に、梧陵のとった行動が当てはまると考えたからです。この絵を選んだのは1年前ですが、奇しくも今年起こった東日本大震災の津波のおそろしさ、痛ましさを目の当たりにするにつれ、自然災害に対する人智の限界と、それをも克服しようとする、防災に対する多くの人々の苦労が偲ばれます。あすへの希望をもって苦難を乗りこえたいものです。

2011年4月4日
関西経済連合会発行の「経済人」4月号のスケッチ紀行・歴史を歩くは、奈良・西ノ京を歩きました。10年間の解体修理が終り、美しい姿をあらわした唐招提寺の金堂や、しばらくして大修理がはじまる薬師寺東塔など、国宝・世界遺産に指定・登録された貴重な
歴史的文化財を描いています。
同じ町内にこれだけの文化遺産
がある、それもマナーさえ守れば
気軽に見せていただける。
ありがたいことです。

 

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2011年4月2日
4月のカルチャーハウス香里ヶ丘のスケッチ教室では、大阪の桜の名所、桜の宮で行いました。土曜の午後とあって、お花見を楽しむグループでいっぱい。花はというと、例年に比べ開花が遅く、まだ三分から五分咲きというところ。大川にかかる銀橋の向うに大阪城が望めるところからのスケッチにしました。ちなみに、銀橋は桜宮橋といい、国道1号線が通っています。新旧2本の橋でできており、古いほうは有名な武田五一の設計で1930年完成。新桜宮橋は安藤忠雄の設計で2006年に開通しました。集合した午後1時ごろは晴れて明るかったのに、やがて花曇りに。大川の両岸の遠景のサクラと、目の前に枝を垂れるサクラの花のアップの対比がおもしろそうなので、このような構図になりました。講評会はリバサイドホテルのティールームで。 
                    
2011年4月27日
今年春の「水の会」の集まりは、京都在住のK先生が、祇園で設けてくださった。花見小路の「花郷」という店に夕方集合して、席に着く。料理が運ばれ、しばらくして芸子さんがはいる。都をどりのあとで、髪を変えてきたとか。席が明るく華やぐのはさすが。舞は二回。こんな機会はあまりないので、失礼ながら横から描かせてもらった。

鑑真和上が唐からもちこんだと伝わる八重の唐招提寺蓮。
ポストカード水彩スケッチ 120x165mm

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暗いニュースが続きますが、やっと春らしくなってきました。あちこちで花の便りが聞かれる季節になりました。ことし、播州信用金庫のカレンダーにスケッチを使っていただいております。1-4月に掲載されているのは春の姫路城です。現在、平成の大修理中の天守閣は大きな覆いがかかり、その表面には原寸大の天守閣の図がえがかれているそうです。     
■播州信用金庫2011年カレンダー1-4月に掲載

 「姫路城天守閣 春」  
 水彩スケッチ 2000年