YASUDA YASUYUKI

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◆2010年7月11日
「安田泰幸-街・旅・絵日記講座」初の鞆の浦スケッチ旅行2日目。前日の天気予報では、降水確率80%で、雨なら早めに切り上げて…と、みなさんと話しておりました。夜中に目を覚ますと、案の定、外は本降りの雨。明日は雨を避けて描ける場所を探さなければと、ちょっと憂うつになって、そのまままた眠りに・・・。そして朝、目をさましてみると雨があがっています。雨でなければ朝飯前のスケッチに行きましょうと、みなさんと約束していたので、あわてて風呂に入って喝を入れ、早朝の町へ。何人かの方と連れだって、古い屋敷のある町角を描きました。その後、朝食。地場のサヨリの干物など食欲をそそります。午前中は福禅寺の対潮楼から、鞆の浦の海と島を眺め、その後は自由行動でみなさん好きなスポットをスケッチ。昼は町の真ん中にある「田渕屋」さんで名物のハヤシライスをいただきましたが、このお店、最初にあぶったチーズを出していただき、各テーブルにおいてある鞆特産の保命酒のいくつかを飲ませてくださいました。午後は小さな観光船で仙酔島に渡り、海から鞆の町方面を眺めた景色を描きました。昨夜の雨と強い日差しで湿気が高く、蒸し暑さをがまんしてのスケッチとなりました。その後町に戻ってめいめい好きなところを描き3時半ごろ、鞆の町をあとにしました。何とか天気はもち、少し暑かったけれど、楽しいスケッチ旅行になりました。みなさんお疲れさまでした。。

2010年7月

安田泰幸
街と旅とスケッチと

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2010年7月1日
日立造船の2010年カレンダーの7-8月のページには、三重県尾鷲市の須賀利の町並みの絵を使用していただいています。リアス式の複雑な海岸線がつづく志摩半島の南、尾鷲湾の北の入口にある集落で、昭和の終り頃まで、車では訪れることができなかったところです。そのせいか、海岸線を縫う細い道に沿ってわずかな平地と山の斜面に200戸ほどの民家がびっしりと張り付く、独特の景観が残っています民家の玄関口や庭先を通る、細い路地を抜け、石段をいくつも登っていくと、瓦屋根が幾重にも並ぶ向うに、真っ青な海が広がり思わず目をみはります。

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◆2010年7月17日
7月の朝日カルチャーJTB交流文化塾「街旅スケッチ教室」は、中之島の大阪市中央公会堂を描きました。真夏の日差しを避け、木陰からのスケッチとなりましたが、壮大なモチーフにみなさん手を焼いておられました。それでも、みなさんモチーフの量感をとらまえて、個性的な作品ができました。講評会は淀屋橋南詰の「MJB」、講評会では以前にもおせわになっていて、マスターも覚えてくれています。冷たい飲み物でほっと一息、みなさんの作品を見せ合いました。お疲れさまでした。

宿に着いてからのナイトプログラムは、まず温泉で汗を流して、夕食はビールで乾杯の後、鞆の海の幸をお腹一杯にいただきました。たまたまこの日は鞆の沼名前(ぬまくま)神社のおてび祭りの日で、9時ごろからみなさんと祭り見物に出かけました。150kgもある燃え盛るたいまつを水をかぶった男たちが背中に担いで神社に奉納します。頭の上の炎の熱をやわらげるため四方から担ぎ手に水がかけられ、独特の太鼓の拍子に乗って繰り広げられる異様な雰囲気の祭りでした。そしてこの日の最後は、宿に戻って、昼間講師が描いたスケッチの着色のしかたを、みなさんにみていただきました。盛りだくさんの一日、みなさんお疲れさまでした。

2010年7月5日
財団法人関西経済連合会発行の「経済人」7月号が発刊されました。
今号の表紙は スケッチ紀行−歴史を歩く−161回京都新町通界隈をとりあげました。7月の京都は1日から30日まで続く祇園祭で町の人たちもうきうき、観光客もいつも以上に多く、町は活気づきます。
新町通は京都市内の
中心部を南北にはしり、西陣を
はじめ、呉服を扱う問屋など
京都らしい店が続きます。
祇園祭の鉾や山を出す
町内が集中しているとこ
ろでもあります。毎年この
時期この町を歩くのが
楽しみになっています。

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2010年7月2日
パナソニック電工の2010年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉」の7月のページには洋上大学に出発する客船ふじ丸のスケッチを掲載していただきました。「いま、この瞬間が、出発点」という言葉に合わせ、世界に漕ぎ出そうとする若者の志と希望を重ね合わせました。、

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◆2010年7月18日
7月18日の「カルチャーハウス香里ヶ丘」のスケッチ教室は、祇園円山公園横で長楽館が見える町角の風景を描きました。7月の第1土曜日が雨でこの日に延期になりました。そのせいか参加者も少なめ。この日はカンカン照り。京の油照りというのでしょうか、暑い日でした。観光客が多くて、タクシーや人力車がひっきりなしに、視界を遮ります。スケッチポイントとしてはあまりよくありませんでした。参加されたみなさんには申し訳ないことをしました。しかしみなさんのできあがった作品はなかなかのもの。「祇園359」というおしゃれな和カフェで「友禅ロール」をいただきながら、講評会をしました。

◆2010年7月10日
「安田泰幸-街・旅・絵日記講座」の7月の講座は、広島県の鞆の浦へ1泊2日のスケッチ旅行でした.。鞆は近世の港湾設備をもとに世界遺産に登録をめざしているとか、交通渋滞解消のための架橋問題で住民の間での論争、宮崎映画の構想やモデルになったまち、またNHKの大河ドラマで話題になっている坂本竜馬のいろは丸事件の舞台・・・と、近年、何かと注目されている町です。参加いただいたのは11名。朝、新幹線で新大阪から福山へ。車内で予定の確認などしている間に福山到着。バスで鞆の浦へ向かいます。ホテルで荷物を預けたあと、早速、スケッチブックをもって鞆港へ。かんかん照りの天気で、最初から暑さとの闘いです。1時間ほど描いて、お昼。「鯛亭」で鯛飯をいただいて、しばし休憩。昼からは町並みを見降ろせる高台に登り、瓦屋根の町と瀬戸の海を描きました。屋根が複雑に重なる風景を描くのに、みなさんいつもより時間がかかったようです。早くできた方は、自由行動。夕方5時、暑さでみなさんお疲れに「仙酔庵」という、商家の立派な長屋門の二階のの甘味処で、、休息を兼ね講評会をしました。