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YASUDA YASUYUKI

Day by Day

2010年4月

安田泰幸
街と旅とスケッチと

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工房日誌

2010年4月17日
朝日カルチャーセンターJTB・朝日交流文化塾の4月の「街旅スケッチ」は京都御苑でサトザクラを描きました。受講していただいているかたも、増えて今回は21名になりました。ちょうどお天気も良く、春の陽光をいっぱい浴びて、気持ちのよいスケッチとなりました。今年は開花したあと、冬を想わせるような寒い日が続いたりして、長い間花を楽しむことができ、講師も一緒に描かせていただきましたが、さて出来ばえは・・・

2010年4月15日
富山市に出張してきました。昨年の夏の終りに富山県南砺市の散居村と五箇山の合掌造民家集落をスケッチに行きましたが、富山市は初めて訪ねる街です。今回は環境モデル都市として認定され、低炭素型社会をめざす富山の街を見て回り、街の中や郊外へ向け走る、低炭素型都市の象徴、LRT、富山ライトレールや、北前船で栄えた岩瀬の回船問屋の家並みなどを描きました。雪をいただいた雄大な立山連峰をバックに名残の桜が印象的でした。せきの屋でみやげにますのすしを買いました。

水彩スケッチ 「枚方 御殿山神社裏の桜」2010年 F4 285x385 mm

受講されているみなさんと一緒に描いた一枚です。長い間スケッチを描いていても、桜を描ける時期は普通の生活をしていれば、年のうち、せいぜい10日間ほどです。今年こそは桜のある景色を描こうと思っていても、うかうかしているといつの間にかその時期が過ぎてしまっているわけです。勤めをもって、こどもを育てることに懸命になっていた今までは、桜の咲く3月末から4月初めは、また一番忙しい時期でもあります。で、正直なところ桜の絵はあまりありませんでした。やっとここ数年、桜を描ける状況になってきました。今年は桜を描くたびに、描き方を少し工夫してみようと、自分なりに意識しながら描いているのですが、なかなかうまくいきません。

2010年4月5日
カルチャーハウスの月曜クラスの4月の講座は、枚方市の御殿山神社の桜を描きました。小高い丘の上にある神社の裏に桜の並木があり、眼下に住宅街が広がっています。地元の人に親しまれている桜の名所で、ここの桜を見上げる、何軒かの家の庭では、ランチパーティをやっておられました。お弁当をもって、花見をかねて受講される方もおられ、講師も弁当持参で来ればよかったと、ちょっと後悔。
透明水彩画
では白の絵具を使わないため、白い花を表現するのに最初はみなさん四苦八苦でしたが、花の背景の色との対比で花の白を浮かび上がらせるコツを体得していただいたようです。

2010年4月2日
関西経済連合会発行の「経済人」4月号の表紙、「スケッチ紀行・歴史を歩く」は
和歌山県の湯浅町と広川村を訪れました。
湯浅は醤油発祥の地とされていて、醸造元や商家が並ぶ、古い町は、
重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
通りに面した民家の格子に、麹造りに使われたものでしょうか、
どの家にもせいろがかけてあって、前面にガラスが入れてあり、
小さな陳列ケースになっています。
中には、その家に伝わる古い民具や小間物、また飾り物などが飾られています。
上皿天秤や分銅を飾る家は商家、昔の治療具を並べるいえはきっと医者の
家だったのでしょう。小さな人形をいくつも並べているうちもあります。
せいろミュージアムというのだそうです。
そして、広川は「稲むらの火」の舞台として知られています。

2010年4月20日
平城京遷都1300年祭のメイン会場、平城宮跡会場が24日に一般公開されるのに先立って、関係者向けの内見会が開催され、仕事の取材で見せていただきに行ってきました。あいにくの雨でしたが、このほど復原が完成した第1次大極殿をはじめ、平城宮跡の会場に点在する施設を見て回りました。なにせ広くて、そのうえ風と雨に泣かされながら、いくつかをスケッチしてきました。作品はまたのちほど見ていただけると思います。

2010年4月18日
カルチャーハウスのスケッチ旅行です。昨年11月に続き、焼酎講座の方々と合同のツアーです。今回は日帰りで近江八幡を訪れました。貸切バスで開通したばかりの第2京阪道を通って一路近江八幡へ。午前中は八幡堀をスケッチ。青空が広がり、絶好のスケッチ日和で、おおぜいの観光客のほか、スケッチをしているグループもおられました。昼食は「駒吉」のつゆしゃぶで、焼酎講座の方たちほどではありませんが、ビールもいただいて、にぎやかでした。昼からは、近江商人の屋敷が並ぶ新町通りや、W.M.ヴォーリズの設計した建物など、街歩きのあと、思い思いの場所でスケッチしました。帰りのバスの中での講評会は蔵元で利き酒を楽しんでこられて上機嫌の焼酎講座の方々もギャラリーになっていただいて、みなさんの作品を披露。力作ぞろいに感嘆の声もあがり、大いに盛り上がりました。詳しい模様はカルチャーハウスのホームページで。

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朝日カルチャー・JTB文化交流塾
「街旅スケッチ」講座で
受講されている方々と一緒に描いた
「京都御苑出水の小川の里桜」

2010年4月3日
カルチャーハウスの土曜クラスの4月の講座は、京都黒谷にある金戒光明寺の桜の景色を描きました。講座は午後2時からですが、この日もいつものように、午前中からここにきて、描いておられる熱心な方が何人かいらっしゃいました。
文殊塔が満開の桜の木越しに見える場所で、何人かの方と一緒に描いていると、観光客の親子連れが通りがかり、小学生の兄弟が、自分たちも描きたいと、そばに座りこんで熱心に描き始めました。その間家族の人たちは、次の目的地にも行けず、子どもたちにつきあっていました。春の午後、ほほえましいひとこまでした


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