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YASUDA YASUYUKI

Day by Day

2012年1月14日
1月の街・旅・絵日記講座は神戸の乙仲通と栄町通のあたりを歩きスケッチした。午後1時の集合後、まず乙仲通りを、みんなで少し歩いて、思い思いに気に入った街角を描いてもらうことに。、裏路地のジーンズショップ、カフェの看板、回漕店を改装したブティックなどがモチーフに。その後、地下鉄海岸線のみなと元町駅の出入口になっている、煉瓦造りの旧第一銀行神戸支店をみんなで描いた。寒い風が吹く中、みなさん頑張っていただいた。講評会は、神戸港近くの倉庫を改造した「メリケンカフェ」で。
2012年1月1日
元日、家族と大阪の難波八阪神社へお参りした。8歳ごろまで暮らした町の神社、祭礼には神輿のほか獅子舞が出たりする。境内には獅子頭をかたどった大きな「獅子舞台」がある。 参拝の記念に辰の飾りがついた破魔矢を授与してもらった。
          

                    

2012年1月30日
日立造船は創業130年を記念して、毎年制作される壁掛けカレンダーとは別に、木製イーゼルつきの卓上カレンダーを制作された。2011年4月〜2012年3月用で、12枚もの。写真は今年1月の紙面。この月の絵柄は、日立造船の前身・大阪鉄工所をつくり、造船事業をはじめた、E.H.ハンターが神戸北野に建てた自邸。現在は国の重要文化財として神戸王子動物園の敷地内に移築保存してある。



2012年1月20日
全国的に雪模様のきのうきょう、めずらしく神戸でも霰が降った。近畿地区信用金庫協会発行の季刊誌「いこい」の2011年冬号表紙には、大阪中之島の中央公会堂に雪が降るようすを描いた作品を掲載していただいた。

2012年1月19日
日立造船の2012年カレンダーは、「つどいの風景」をテーマに、世界各地(6か所)で描いた、ひとびとが集いふれあうまちの風景を、掲載していただいている。1-2月は大阪城の梅林に観梅に訪れた人々の風景。昨年2月、朝日カルチャーセンターの街旅スケッチ講座で訪ねたときに描いたもの。この日はおだやかな小春日和で、人出も多かった。

「パールブリッジ明石海峡大橋と移情閣 神戸舞子」

2012年1月19日
旅行会社のクラブツーリズムが、全国各地のスケッチ画家の講座を、3月に東京で開き、5月に画家の地元へスケッチ旅行をするという企画を実施する。「旅のスケッチブック―水彩で描く美しい日本」。その神戸の担当になった。3月29日東京で、室内での講座と新宿御苑での屋外講座。その後5月30日-31日の1泊で神戸の舞子、六甲山、北野異人館街などを描く。このほど、その募集が始まった。舞子では世界一のパールブリッジをバックに孫中山記念館の移情閣を描きたいと思っている。掲出したスケッチはパールブリッジと舞子移情閣の遠景。    


2012年1月18日
財団法人全国建設研修センター発行の「国づくりと研修」129号の表紙は、京都の梅小路蒸気機関車館。旧国鉄梅小路機関区に、1972年、鉄道開業100周年を記念して設けられた。新幹線開通後、高度成長時代の交通体系の変化で、急激に姿を消していった蒸気機関車を保存する目的でつくられた。1914年に建てられた扇形車庫は、クレーンなど修繕・整備用の設備もそろい、国の重要文化財に指定されている。スケッチに出かけたのは9月。広場で社会見学の小学生たちが弁当を広げたり、家族連れが展示車両の運転台にのぼったり、鉄道マニアが熱心に写真を撮っていたりと、思い思いに蒸気機関車とふれあっていた。



2012年1月14日
1月の「おとなの遠足-街・旅・絵日記講座」は神戸の栄町通・乙仲通で行なったが、講座終了後、メンバーの方々と新年会をした。三宮にある評判のイタリアン、「R.Valentino」で。ここのオーナーは元気で愛想のいいイタリア人、料理も本場の味でボリュームたっぷり。盛り付けも気取りがなく気分がいい。日本人にまじってイタリア人のスタッフがサーブしてくれる。会の進行のお世話、寄書きスケッチの準備、プレゼント用のワインボトルのスケッチ、店との応対と大忙し。合い間に料理のスケッチもした。寄書きとスケッチプレゼントのくじは、両方とも男性のメンバーにあたった。 


上賀茂神社のお馬みくじ


2012年1月3日
パナソニック電工の2012年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-勇気」の1月は、「歩み続けてこそ道はひらける」という言葉に、往年の名蒸気機関車C62が雪の峠越えのため煙を吐き、蒸気を噴き出して坂を登る絵を合わせた。「思案にくれ立ちすくんでいても、道は開けない。心をさだめ、懸命に前へ前へ、休まずに歩めば、道はきっと開けてくる」・・・。


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2012年1月

安田泰幸
街と旅とスケッチと

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2012年1月21日
大阪の新世界と通天閣が今月、100周年を迎え、話題になっている。けばけばしい看板があふれる街は、大阪らしい庶民性と昭和レトロの雰囲気が受け入れられ、串カツ・たこ焼きなどの文化も面白がられて、若者や女性グループの観光客が増えている。朝日カルチャーセンターの「安田泰幸街旅スケッチ」講座の1月は大阪の新世界の通天閣を描いた。この日は雨が降り、風も強い寒い日であったが、皆さん震えながら、かじかむ手で力作を描いておられた。講評会は通天閣下の串カツ屋で。

2012年1月16日
カルチャーハウス香里ヶ丘「安田泰幸スケッチ教室-月曜クラス」の1月の講座は、交野市の倉治という集落を描いた。集落といっても今は立派な住宅街であるが、大阪郊外の古い屋敷や住宅がたくさん残っている。いりくんだ路地は狭く、容易に車は入れない、その結果ほどよいかたちで、静かな町並みが形成されている。長屋門をそなえた大きな民家の横を濠が流れている一画を描いた。この日は曇りで、陽射しもなく寒いスケッチとなった。描いている途中、この家のご主人が出てこられ、教室のメンバー全員分の飲み物とお菓子を差し入れてくださった。近くには適当な店もなく、仕上げと講評は教室にもどって―。

2012年1月11日
関西経済連合会発行の「経済人」は2012年も担当させていただくことになった。新年1回目の1月号表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は通算179回目で、京都の上賀茂をとりあげた。世界遺産に登録されている上賀茂神社(賀茂別雷神社)や、カキツバタで有名な太田神社、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている神職が住む社家町、京の三弘法の一つ神光院などのスケッチを掲載した。

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