神戸海岸通旧居留地9番 チャータードビル 水彩スケッチ 2011年 ポストカードサイズ 120x165mm
先日、ここに「チャータードビル入口」のスケッチを掲載したが、、このビルの全体の姿を描いたスケッチがこれ。1938年に、アメリカ人建築家で日本に住んだジェイ・ヒル・モーガンの設計で完成した。彼の作品は横浜にたくさん残っている。その中で、横浜の山手聖公会教会やべーリックホールは以前、それと知らず描いたことがある。この絵の建物の右のほうに、木に隠れているのが、先日描いた入口。 2011/11/12記
■著書「神戸街角ものがたり」に所収
安田泰幸アート&スケッチ
旧グラシアニ邸 神戸 水彩 ポストカード 1993年 105 x 170 o
2月14日、北野の旧グラシアニ邸が焼失した。1908年、フランス人貿易商グラシアニが建てた異人館。重要伝統的建造物群保存地区の北野山本通に面し、南側の海に向けてベランダをとったコロニアルスタイルの伝統的建築物であった。隣や向かいには、華僑総会の旧ゲンセン邸、A.N.ハンセル設計のシュエケ邸や門邸(旧ディスレッセン邸)など、同じ時期に建てられた、築100年を超える異人館がある。掲げたスケッチは20年近く前に描いたもの。 2012/2/16記
グラン・メゾン・グラシアニの料理 神戸 水彩 ポストカード 2008年 120 x 165 o
2月14日、北野の旧グラシアニ邸が焼失した。異人館のフレンチレストラン「グラン・メゾン・グラシアニ」は神戸らしいエキゾチックな雰囲気で人気であった。このホームページをご覧いただいているTさんから、コメントをいただいた。Tさんもよく利用されていたようで、「おしゃれして、いそいそと・・・」 出かけられたそうである。歴史的にも価値の高い建物も、レストランもどうなるのだろう。 スケッチは昨年発行した拙著「神戸街角ものがたり」に掲載したもの。 2012/2/15記
■神戸新聞総合出版センター刊「神戸街角ものがたり」に掲載
パールブリッジ明石海峡大橋と移情閣 神戸舞子 水彩 2011年 165x240o
旅行会社のクラブツーリズムが、全国各地のスケッチ画家の講座を、3月に東京で開き、5月に画家の地元へスケッチ旅行をするという企画を実施する。「旅のスケッチブック―水彩で描く美しい日本」。その神戸の担当になった。3月29日東京で、室内での講座と新宿御苑での屋外講座。その後5月30日-31日の1泊で神戸の舞子、六甲山、北野異人館街などを描く。このほど、その募集が始まった。舞子では世界一のパールブリッジをバックに孫中山記念館の移情閣を描きたいと思っている。掲出したスケッチはパールブリッジと舞子移情閣の遠景。 2012/1/21記
神戸旧居留地15番館 水彩 2011年 165x240o
2011年10月の朝日カルチャーセンター梅田教室「安田泰幸絵はがきスケッチ」講座は、神戸の旧居留地で行った。描きやすいアングルが確保できる15番館を描いていただいた。F4サイズのスケッチブックに描く方が多いが、講座名通りハガキサイズの紙に描かれる方も。最初に2点投視図法を説明して、建物のデッサンに。みなさんのみ込みが早く、しっかりした作品ができあがった。講評会は旧居留地内にある「OLIVE
BAR」で和気あいあいと。 2012/1/11記
神戸 ハーバーランドから旧居留地方面 2011年 240x320o
2011年11月のNHK文化センターの短期講座「安田泰幸の街角水彩スケッチ−神戸編」はハーバーランドで描いた。1回目が異人館だったので次は港。あいにくこの日はどんよりと曇って光が鈍い。おまけに冷たい風も吹いていて、スケッチにはつらいコンディション。ポートタワーやホテルオークラを画面にいれて描いていただいた。ちょうどカラフルな船体の練習船が接岸していていいアクセントになった。 2012/1/5記
神戸 海岸通 神戸郵船ビル入口 水彩スケッチ 2011年 60x60mm
8月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座」は神戸の旧居留地でおこなった。メインの15番館をスケッチした後、、居留地の街角で見かけたちょっと気になる物を、シリーズで、さらさらっと、あっさりお茶漬け風にスケッチしてもらうことに。講師は居留地のレトロなビルの入口を名刺ぐらいの大きさに描いてみることにして、3枚目は初代の英国領事館の跡地に建てられた旧日本郵船神戸支店のビル。以前ここに掲載した慶応義塾大学記念図書館(重要文化財)を手がけた曾禰中條建築事務所の設計で、1918年に竣工した。扉のアイアンワークが美しいエントランスを描いた。 2011/11/8記
神戸 海岸通 海岸ビル 水彩スケッチ 1993年 ポストカードサイズ100x148mm
先日、ここに「神戸 海岸ビルの入口」のスケッチを掲載したが、、この海岸ビルの全体の姿を描いたスケッチ。この建物は現在、建物の外側外観の部分だけ残して建て替えられ、中央の部分は高層になっている。外から見ると、この絵のような古い建物の上に近代的なビルを乗せたように見える。すべて取り壊して、新しく建て直した方が、コストも効率もずっといいはずだが、文化財の建物を残すための一つのくふうだ。 ちなみにこの海岸ビルは国の登録有形文化財になっている。 2011/11/16記
■著書「神戸・街ものがたり」、「神戸街角ものがたり」に所収
神戸 旧居留地 海岸ビル入口 水彩スケッチ 2011年 60x60mm
8月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座」は神戸の旧居留地でおこなった。メインの15番館をスケッチした後、、居留地の街角で見かけたちょっと気になる物を、シリーズで、さらさらっと、あっさりお茶漬け風にスケッチしてもらうことに。講師は居留地のレトロなビルの入口を名刺ぐらいの大きさに描いてみることにして、2枚目は登録有形文化財の海岸ビル。1918年、100年近くも前に、河合浩蔵の設計で三井物産神戸支店として建てられたビルで、セセッションの影響にちょっと日本趣味も入ったデザインのエントランスを描いた。 2011/11/08記
街・旅・絵日記講座2011年8月 神戸旧居留地のビルのエントランス
水彩スケッチ 2011年 130x130mm
8月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座」は神戸の旧居留地でおこなった。メインの15番館をスケッチした後、、居留地の街角で見かけたちょっと気になる物を、シリーズでスケッチ。講師は居留地のレトロなビルの入口を名刺ぐらいの大きさに4点描いた。4点のスケッチを1枚の紙にレイアウトしたら、こんな感じ。さらさらっとのつもりが、ついついディティールにこだわってしまうので、けっこう凝ったスケッチになってしまった。 2011/11/10記
神戸旧居留地38番館 水彩スケッチ 2009年 165x240mm
先日、ここに「旧居留地38番館の入口」のスケッチを掲載したが、、このビルの全体の姿を描いたスケッチの2枚目。この建物が面しているのが明石町筋というが、最近このあたりは、車道を減らし、歩道を広げる工事が行われた。12月、ルミナリエがはじまると、ここはスタート地点となり、見物客でいっぱいになる。 2011/11/14記
■著書「神戸街角ものがたり」に所収
神戸旧居留地38番館 水彩スケッチ 1996年 165x240mm
先日、ここに「旧居留地38番館の入口」のスケッチを掲載したが、、このビルの全体の姿を描いたスケッチがこれ。1929年に、W.M.ヴォーリズの設計で、シティバンク神戸支店として建てられた。現在は大丸神戸店の店舗の一部となっている。この建物がある一画は、おしゃれな人たちが行き交い、神戸らしいエキゾチックな雰囲気のただよう街である。 2011/11/13記
■著書「SKETCHED BOOK」表紙に掲載
■「神戸・街ものがたり」に所収、 ■「神戸街角ものがたり」に所収
神戸 居留地 チャータードビル入口 水彩スケッチ 2011年 60x60mm
8月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座」は神戸の旧居留地でおこなった。メインの15番館をスケッチした後、、居留地の街角で見かけたちょっと気になる物を、シリーズでスケッチ。講師は居留地のレトロなビルの入口を名刺ぐらいの大きさに4点描いた。当日は雨模様だったので、形だけとって、後日仕上げた。4枚目は1938年にチャータード銀行の神戸支店として建てられたチャータードビル。海岸通に面したスタイリッシュなビルで、1階に洗練されたカフェ、「E.H.BANK」が、2・3階にはネオ・クラシック様式のウェディング・フレンチレストラン「ザ・チャータード・スクエアが入っている。。ビルには東と西に入口があり、両方ともクラシックな回転ドアが残っている。この絵は東のほうでレストランの入口。 2011/11/9記
神戸 海岸通 神戸郵船ビル 水彩スケッチ 1991年 ポストカードサイズ113x151mm
先日、ここに「神戸郵船ビルの入口」のスケッチを掲載したが、、この神戸郵船ビルの全体の姿を描いたスケッチ。この建物は阪神大震災の前に耐震補強工事がなされていたいたとかで、近隣のビルが倒壊したり、大きな被害を受けていたにも関わらず、被害は軽微ですんだという。 海岸通りに威風堂々とたっている。
2011/11/15記
■著書「神戸街角ものがたり」に所収
神戸 旧居留地15番館 水彩スケッチ 2011年 ポストカードサイズ 120x155mm
8月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座」は神戸の旧居留地でおこなった。昼に集合して、居留地にあるおしゃれな「Cafe CARTA」で昼食。出されたプレートの盛り付けもしゃれているので、メンバーの何人かはさっそくスケッチ。昼食後は重要文化財の15番館を描いた。夏の暑い中でのスケッチなので、描き方も、あまり力まず、サラッとあっさりお茶漬け風に描いてみてもらうようにした。ここ3カ月、雨にたたられているこの講座、案の定曇り空から雨が落ちてきた。ビルの廂などを見つけてなんとかスケッチする。その後は予定を変更して早めに工房での室内スケッチに。しかし今年はよく雨に降られる。
2011/11/4記
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神戸山本通 旧グラシアニ邸 水彩 2009年 275 x 395 o
2月14日、昼のニュースで北野の旧グラシアニ邸が焼失したことを知る。驚いた。異人館街の中でも、素直な美しさをもった建築で、好きな異人館であったのにとても残念だ。最近は「グラン・メゾン・グラシアニ」というフレンチのレストランになっていて、人気のスポットになっていた。2回ほど、親戚との会食で利用させてもらったことがある。内部も落ち着いた空間で居心地がよく、料理も美しくおいしかった。掲げた絵は2009年に描いたもの。掲載するためスキャニングしようと思って、この絵をひっぱり出したのだが、日付を見て驚いた。3年前のちょうど同じ2月14日に描いていたのだ。 2012/2/14記
神戸 旧居留地 38番館入口 水彩スケッチ 2011年 60x60mm
8月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座」は神戸の旧居留地でおこなった。メインの15番館をスケッチした後、、居留地の街角で見かけたちょっと気になる物をシリーズで、さらさらっと、あっさりお茶漬け風にスケッチしてもらうことに。それをメインのスケッチの横にレイアウトしてもらう。お一人の方は、あちこちの店の前に置いてある観葉植物の鉢をシリーズで小さく何点か描いてレイアウト。上のスケッチは講師の作品。居留地のレトロなビルの入口を名刺ぐらいの大きさに描いてみた。 2011/11/6記