客船サンプリンセス
神戸港第4突堤
2014年
水彩
280x380o
5月のカルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ土曜講座は神戸港で、寄港中のバミューダ船籍の大型客船サンプリンセスを描いてもらった。ことしの春は神戸港に寄港する外国客船のラッシュ。この船も神戸発着のクルーズを実施していて、今年は5、6回寄港している。ちょうど描き終わったころ、出港。バックに岸壁を離れた船をいれて記念写真を撮った。
2014/12/08記
旧ヘイガー邸
シスメックス
ゲストハウス
みなと異人館
水彩ミニアチュール
2013年
120x165mm
神戸ポートアイランドにあるみなと異人館-旧スミス・ヘイガー邸。シスメックスがゲストハウスとして、修復して使用することになって、先日一般に公開された。仕事場からすぐのところなので、出かけて中を見せてもらった。2階のベランダからは神戸港のパノラマが望める。神戸の北野町にあって、日本郵船の船員寮だったころの写真がかざってあった。暖炉とランプシェードは1906年建築当時のままだそうだ。30年ほど前、この異人館の中でカタログのモデル撮影をさせてもらったことがあったが、そのときの印象とは見違えるほど、落ち着いたぜいたくな空間になっている。ふだんは入れない北側の小さな庭からスケッチする。 2014/02/03記
神戸
海岸ビルヂング
2014年
水彩
7月の「大人の遠足―街旅絵日記講座」は神戸の海岸通りを歩いてスケッチ。海岸ビルヂングを描いたあと、旧外国人居留地に移動して、渡辺節の名作商船三井ビルを描くことにした。このビルは海岸ビルヂングより新しく、規模も大きい。全体の姿を描くのは、時間的にも体力的にもたいへんなので、ファサードの入口付近や窓の周辺などディティールを描いてもらうことにした。日陰ではあったが、暑かったので、けっこう疲れた。講評会のあとは、居留地64番のビストロでビール。
2015/01/23記
安田泰幸アート&スケッチ
神戸
高浜岸壁
モザイク
2014年
水彩スケッチ
280x380mm
4月の朝日カルチャーYY旅街スケッチ講座は、神戸港メリケン波止場。
題材に予定していた客船カレドニアンスカイの入港が翌日にずれたので、急遽モザイクを描くことにした。みなさんの間をまわりながら、自分でも描いたが、未完のため、以前描いたスケッチで。
2014/11/16記
■関西経済連合会広報誌「経済人」2017年6月号表紙に掲載
神戸大学
六甲台キャンパス
講堂
2014年
水彩
165x240mm
8月の神戸新聞文化センターYY街角スケッチ講座は、お盆にかかるため、7月の終りに。夏休みの神戸大学六甲台キャンパスで。講評会も学食を利用させてもらった。登録有形文化財の旧神戸商業大学の講堂を描く。昭和の初めの1932年、文部省営繕課の設計で建てられた。正面のアーチの上部の窓の羅針盤風の飾り格子や、扉の舵輪のような装飾など、神戸の海・船のイメージが見られる。建物全体は均整のとれたフォルムと、明るいサンドベージュ色のスクラッチタイルの落ち着いた色調で、学舎らしく理知的な印象。近年修復が行なわれ、資金を出光興産が出したらしく、出光佐三記念講堂という名になっている。
2015/01/25記
布引の滝
神戸
水彩
2014年
380x280xmm
6月の神戸新聞文化センター安田泰幸街角スケッチ講座は布引の滝へ。新幹線の新神戸駅から10分ほど山を登ると滝に出る。六甲の山の中にある滝だが、神戸市中央区である。街角ではないけれど、このあたりの人は毎日朝の散歩に六甲へ登るそうだから、この滝は散歩道の一息つく休憩所ようなもの。この滝の奥、30分ほど歩くと、日本最初の本格的なダムで重要文化財の布引ダムがある。神戸港に入る船が赤道を越えるまで腐らないと、先をあらそって船に積み、世界に名を馳せたヌノビキウォーターはここの水だ。
御影公会堂
神戸灘区
水彩ミニアチュール
1996年
165x240o
昼食のときNHKのドラマ「ごちそうさん」を見ていたら、神戸の御影公会堂がラヂオ局のロケ地として映っていた。阪神大震災の直後、家族や家を失い避難してきたたくさんの人々でこの古い建物はごった返していた。神戸大空襲にも大震災にも耐え、生き残って、被災した人を守ってきた建物である。こんな避難所が神戸のそこかしこに無数にできた。日が経つにつれ、市外から親戚や知人の安否を慮って訪れる人や、行政やボランティアの人々が出入りし、極限状況の中でのさまざなふれあいが毎日報道され、恥ずかしいが何度も涙が出た。日本人もまだまだ捨てたもんやないと心強く思った。ところが地震から2ヶ月後、震災後の人々が立ち上がろうという姿が、あまり報道されなくなった。中央のメディアの関心が3月20日に起こった地下鉄サリン事件に移ってしまい、テレビをつけてもオウムがどうのこうの…というニュースばかりになった。
いま思うのは、地震と津波と放射能で痛手を受けた東北の人々のこと。被災した人々を勇気づけるという名目で開催が決まったというオリンピックに浮かれたニュースに隠されて、被災した人々のほんとうの苦労と気持ちが中央のメディアからは伝わってこない。 2014/01/17記
雨の旧外国人居留地
56番
神戸
水彩
2014年
165x240o
8月のカルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座土曜クラスは、神戸の旧外国人居留地56番で。昔の外国人居留地の雰囲気が残り、神戸らしいハイカラな感じがするところ。現在は海外のファッションブランドの店が並ぶ一画。都会のちょっとスノビズムの臭いがする風景を緑の木々を添えて描きたいと考えていた。が、この日は雨。さいわい雨をしのげるところがあり、思いがけずちょっとアンニュイな雨の街の景色を描くことができた。講評会はOlive
Barで。
2015/02/08記
神戸
海岸ビルヂング
2014年
水彩
7月の「大人の遠足―街旅絵日記講座」は神戸の海岸通りを歩いてスケッチ。関西を中心に活躍した名建築家、河合浩蔵と渡辺節の傑作で、ともに阪神大震災を生き抜いた近代建築を描いた。
河合浩蔵設計の海岸ビルヂング。河合浩蔵は相楽園にある重要文化財、旧小寺邸厩舎の設計で知られる。ドイツで建築を勉強しただけあって、ドイツ風のがっしりした厳格な印象の建築デザインに定評がある。このビルは兼松商店の本店として建てられたもの。力強さを表現したかったので、ペンとインクで形をとった。
2015/01/20記
白鶴酒造資料館
神戸東灘
2014年
ペン+水彩
280x380mm
1月の朝日カルチャーセンターYY街旅スケッチ講座は、神戸灘の白鶴酒造資料館。灘五郷のひとつ御影郷を代表する蔵元。白鶴美術館を創り、白鶴の白嘉納家と菊正宗の本嘉納家、魚崎郷の桜正宗山邑家は、旧制灘中学を創設するなど、阪神間の文化に大きく寄与している。阪神大震災後ほとんど見られなくなってしまった、貴重な木造の酒蔵を描いた。日差しも少なく寒い日だった
2014/07/18記
クイーンエリザベス
2014年
インク+水彩
280x380mm
船が好きなので、日本を訪れる外国客船の寄港が多い春のこの時期、港へ船を描きによく出かける。この日はイギリスの名門キュナードラインのクイーンエリザベスが神戸初入港。9万トンの巨体。2代目のQE2のような優美さはないが、英国船らしく堂々とした威厳が感じられる。送迎デッキはものすごい見物人。おりしも、韓国で痛ましい海難事故。気分は複雑。 この日は午後から京都で教室があったのでゆっくりできなかったのが残念。
2014/04/26記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年6月号表紙に掲載
神戸旧居留地
ブロック32・冬
水彩
2013年
280x3805o
神戸新聞文化センターのYY街角スケッチ講座の12月は、クリスマスをひかえた冬の旧居留地で。講座の直前に雨が降り、急に冷え込んだ。
木枯らしが吹く寒い街路をクリスマスや新年を迎える準備の買いものなどで足早に歩く人びとも描きこんだ。寒いけれどなんとなくうきうきするような気分を表現したかったのだが、さて…。
2014/02/13
神戸旧居留地
ブロック32・冬
水彩
2013年
280x3805o
神戸新聞文化センターのYY街角スケッチ講座の12月は、クリスマスをひかえた冬の旧居留地で。
講座の直前に雨が降り、急に冷え込んで凛とした街並み。
2014/02/10記
ミズナラの実
201年
水彩ミニアチュール
120x165o
人工島にも秋。どんぐり拾いもできる。トトロは見かけないけど・・・
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ダイヤモンド
プリンセス
神戸港
2014年 水彩 120x165mm
4月に寄港した超大型客船。3月に来たクイーンエリザベス(約9万トン)より、一回り大きく11万トン。 対岸のポートアイランドから描いた。
2014/09/19記
神戸栄光教会
2014年
インク+水彩
280x380mm
神戸新聞文化センターのYY街角スケッチ講座の1月は、神戸栄光教会。
北野の異人館と並び、神戸で風景スケッチする人のメッカ。寒い日だったが、晴れていて、メンバーのみなさん元気に出席。熱心に描いておられた。、講評会は県庁のカフェで。
2014/04/24記