YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

安田泰幸アート&スケッチ

神戸街ものがたり                                   05 

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神戸街ものがたり

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旧トーマス住宅 神戸北野        
今月から、神戸新聞文化センターで、「安田泰幸の街角水彩スケッチ講座」が始まった。月1回、阪神・播磨地区を中心にときには京都・奈良へ魅力ある街角のスケッチに出かける講座。 第1回目の講座は、神戸北野の旧トーマス住宅風見鶏の館で。第1回目からいきなり雨?と心配したが、なんとか終了までもった。水彩画は初めてという方も何人かおられたが、講評会の頃にはおたがいだいぶうち解け、なごやかに。  2013/11/01記       
ジェームス邸ランチとスケッチの集い   2013年    水彩ミニアチュール    120 x 165 o
2013年6月5日、神戸塩屋のジェームス邸で、ランチとスケッチを楽しむ集い実施。
ジェームス邸の中でいちばん大きな部屋で、楽しいランチ。
窓からは瀬戸内の海と芝生が望め、美しくておいしい料理と、話もはずみ、にぎやかなひととき。
いろどり美しいフレンチ。海の幸のサラダ、フォアグラ入りのきのこスープ、ローストビーフなど…  2013/07/30記
          
旧ジェームス邸玄関 神戸塩屋   水彩ミニアチュール     2012年    120 x 165 o
2013年6月5日―かねて計画していた、神戸塩屋のジェームス邸で、ランチとスケッチを楽しむ集いは、予想以上に多い18名の方の参加をいただき、無事実施できた。当日は梅雨のさなかにもかかわらず、気持ちのよい晴天に恵まれ、参加した方々から、雨男なのに…と不思議がられるほど。上の絵は昨年改修前に描いたジェームス邸の玄関付近  2013/07/25記
クリスタルシンフォニー       水彩ミニアチュール   2013年    120 X 233 o    
4月13日、バハマ船籍の外航クルーズ客船クリスタルシンフォニーが神戸港に停泊していた。51,044t。4月12日朝に入港し、13日夕方出港して行った。次の寄港地はペテロハバロフスクトとか…行ってみたい。出港直前に、スケッチ講座に来ていただいているTさんからいただいたホテルの封筒に描いた
                                                      
神戸旧居留地 明石町筋 冬     水彩スケッチ  2012年  280X380o 
朝日カルチャーの「YY街旅スケッチ講座」は、神戸の旧居留地でおこなった。明石町筋のヴォーリズ設計の38番館が見えるエキゾチックな街角と冬の並木を描こうと。屋外スケッチの講座は、京都・大阪・奈良・神戸ですることが多い。この日の旧居留地は自宅から自転車で行ける距離。しかし冬の屋外スケッチは寒くて、手がかじかんでたいへん。  2013/03/24記
震災で崩壊した神戸市役所   水彩   2001年   ミニアチュール 100x150 o
18年前のきょう1月17日午前5時46分、神戸・淡路を襲った地震。毎年いろいろなことを思い出す。真っ暗な中で放り出されるような震動で起こされたこと。夜が明けて気味悪いほど静かだったこと。血を流して階段を下りて来られた老女を車で中央病院までおくったこと。停電で薄暗い病院の中。25階建の高層住宅の各階にはいったX印のクラック。停電が復旧してつけたテレビから流れてきた信じられない映像。飲み物を確保するために酒屋の前に並んだこと。おびただしい数のヘリコプターの爆音。30cmほど段差ができた神戸大橋を渡って行った三宮で見た傾いたビル。散乱したコンクリート塊やガラス片。街中で鳴りっぱなしのたくさんの消防車のサイレン。夜、こんどは食べ物を買うためにスーパーマーケットの前に並んだこと。そしてそのとき見た寒空の満月。みんな1月17日のことだった。  2013/01/16記
■著書「神戸街角ものがたり」(神戸新聞総合出版センター発行)に初秋
               
塩屋 洋館のある坂        水彩  2012年  455x3795 mm
塩屋の海の見える丘に建てられたイギリス人貿易商A.W.ジェームスの邸がノバレーゼのウェディング&レストランとしてオープンした。この邸のいくつかの部屋に先日納めた水彩画を掛けていただいている。その関係で、このほど開催された建築愛好家のグループClub TAPの忘年会イベントで、建築の専門家の先生方にまじって、神戸を描くというテーマでお話をさせていただいた。なにしろ、近代建築史の第一人者の坂本勝比古先生をはじめ、京都工繊、竹中工務店、兵庫県のそれぞれ近代建築の保存再生の第一線で活躍されている方々のおられる席だったので、大汗をかいた。 2012/12/28記
                    
■ノバレーゼ ジェームス邸蔵
ジェームス邸 神戸塩屋        水彩  2012年  120X165 mm
昭和の初め、塩屋の海の見える丘に、50棟余りの外国人向け貸家を建てたイギリス人貿易商A.W.ジェームスの自邸がウェディング&レストランとしてオープンしたが、このほど、建築愛好家のグループClub TAPの忘年会イベントがあった。文化財の名建築をいち早く見学し、すばらしい雰囲気の中でおしゃれな料理を堪能し、建築の専門家のゲストのお話を聞くという盛りだくさんな企画で、朝から夕暮れまでたっぷり、優雅な時間を過ごされていた。本館は1934年竣工。設計は早良俊夫。  2012/12/25記
                       

KIITO  旧神戸市立生糸検査所     水彩スケッチ  2003年  ポストカードサイズ 120 x 165 o
神戸市はユネスコのデザイン都市に認定されている。このほど神戸港税関前にある、かつての生糸検査所がデザイン・クリエイティブセンター神戸「KIITO」としてオープンした。数年前、競売・取り壊しの噂がでて、市民の反対もあり、神戸市がかいとったもの。仕事場から車で5分。外へ出たついでに寄ってみた。半分は建築事務所やデザイン工房などが入居し、半分は共用のギャラリーやワークショップのスペースになっていて、今後さまざまなイベントやプロジェクトが催されるらしい。  2012/10/・07記

西山記念会館 神戸脇浜    水彩スケッチ  2012年  ポストカードサイズ 120x165 o    
神戸の脇浜に特異な形の建物がある。というよりあった。川崎製鉄の初代社長西山弥太郎を顕彰して建てられた多目的のホール・会館であった。1975年に竣工した。設計は関西に数多くの作品を遺してきた村野藤吾。川崎製鉄がJFEスチールと経営統合し、この建物の隣にあった川崎製鉄の本社ビルがなくなり、このほどこの建物も解体されている。たってからたった37年しか経っていない。三角形の中途半端な敷地にじょうずに建てられた造形的なビルであった。次々に姿を消していく村野作品を惜しむ建築ファンも多い。マスメディアで連日垂れ流されている一極集中の大衆文化やサブカルチャーもけっこうだが、地域や企業の文化が軽視されてはいないだろうか。 2012/10/26記
街旅絵日記 旧武藤山治邸     水彩スケッチ  2012年
街旅絵日記講座の5月は、神戸舞子を描いた。ランチのあと、午後1時に、講座開始の集合。全員そろったところで、昨年、舞子公園に移築された旧武藤山治邸をみんなで描いた。武藤山治は鐘紡に入り、温情主義とか家族経営など、従業員をだいじに扱った経営者になり、のちに政治家になった人。 2912/10/07記

    
街旅絵日記 舞子ビラのランチ     水彩スケッチ   2012年     
街旅絵日記講座の5月は、神戸舞子を描いた。12時に受講されている方々と舞子ビラでランチ。14階のレストランを予約していたが、用意してもらった席は、大きな窓に面したテーブル。窓からはパールブリッジ明石海峡大橋が手に取るように見える。舞子公園や移情閣もきれいに見える。 2012/10/06記

                                                                       
旧武藤山治邸 神戸・舞子     
街旅絵日記講座の5月は、神戸舞子を描いた。絵日記講座では、毎回、参加者に当日の講座プログラムを配布している。時間割と地図に、過去に描いたスケッチのサンプル。この回は、パールブリッジ明石海峡大橋、呉錦堂の別荘であった移情閣、武藤山治邸などを入れた。スケッチは、舞子公園に移築される前、塩屋の狩口台で移築保存されていた当時の、武藤山治邸。 2012/10/5記
                                                                      
パールブリッジ 神戸・舞子     水彩スケッチ   2011年    165mmX240
街旅絵日記講座の5月は、神戸舞子を描いた。パールブリッジ(明石海峡大橋)が完成したあと、公園や海岸の浜が整備され、ホテルや海水浴場、アウトレットといった新しい施設も増えている。パールブリッジは神戸市の舞子と淡路島の岩屋を結ぶ、全長3,911m。世界最長の吊り橋である。主塔の高さは298m。この主塔に登るツアーもある。夜はライトアップされる。平日の夜は季節によって色が違う。春は緑、夏は青、秋は赤で、冬は黄色。毎時00分には七色に輝いて時を知らせる。阪神大震災が起こった1月17日は毎年、白1色。阪神タイガースがリーグ優勝したときは縞模様になったこともある。神戸ポートアイランドの私の仕事場からも見えるが、ゆったりと弧を描くイルミネーションはパールのネックレスのように美しい。 2012/10/14記
                                             
                                                                       
旧ヘイガー邸 神戸          水彩スケッチ   2012年    165x240mm
近畿地区信用金庫協会の季刊誌「いこい」の2012年夏号は、近畿のレトロ建築を訪ねる3回目。神戸のポートアイランドにある異人館のスケッチを掲載していただいた。1906年にアメリカ人貿易商S.ヘイガーが、神戸の山手、北野に建てた住宅。戦後、日本郵船の船員寮西棟として1975年まで使われていた。海上を埋め立てて造成されたポートアイランドの完工を記念に、1981年に開催されたポートピア博覧会に合わせ、港の見えるこの公園に移築された。では、東棟はというと、旧ワサ・ダウン邸といい、現在は香川県の四国村にある。
近畿地区信用金庫協会発行「いこい」2012年夏号に掲載

                                                                       
かつての室谷邸 須磨 離宮前       水彩スケッチ 2012年  180x265 mm
1第3回水の会展「私的風景遺産」が始まった。初日なので、午後1時から出品者4人全員で、ごあいさつを兼ねたトーク。それもあってか会場はたくさんの人。遠くから駆けつけてくれた方や、スケッチの講座を受講していただいている方、古い友達など・・・。今回のテーマ「私的風景遺産」に沿って、残しておきたい自分にとってのたいせつな風景…、とは別に、なくなってしまって、今となっては見られない風景をスケッチしたものも並べた。その一つが室谷邸。数年前取り壊されて、今はマンションが建っている。W.M.ヴォーリズ設計の立派な邸だった。30年ほど前、結婚して数年、この邸の真前に住んでいて、毎日見ていた建物。何回かはスケッチもしたが、やはり実物が見られないのは寂しい。 2012/9/13記                                                       
神戸旧居留地15番館        2012年  水彩ミニアチュール  165x240o  
パナソニックの2013年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉ー信頼」の10月は、「任せてこそ 人は育つ」という言葉。人は任されてこそ、やりがいを感じ、力を発揮する…という言葉に合わせ、明治維新後、若干28歳で兵庫県知事を任された伊藤俊輔(博文)が、イギリス人技師J.W.ハートと当時考えられなかった先進的な都市計画をもとにつくった旧居留地のスケッチを掲載させていただいた。  2013/11/06記
■パナソニック2013年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉ー信頼」の10月に掲載