ワールド・オデッセイ
World Oddyssey
神戸港ポートターミナル

2017年 
水彩 
120x165o

神戸港中突堤にクルーズ客船ワールドオデッセイが寄港・停泊していた。1月24日朝に入港して、出港は28日夜。アメリカ、カナダなどの大学生600人を乗せ、サンディエゴからハンブルグまで3カ月の洋上大学だという。2016年から毎年神戸を訪れている。昨年寄港したときもスケッチした。若いうちに世界を巡って学ぶ、うらやましく思う。
2018/05/07記

南極観測船しらせ
神戸港
ポートターミナル

2017年
水彩  
120x165mm
南極観測船「しらせ」が、2017年11月下旬から第59次南極地域観測に出発する前の一般公開のため、神戸港に入港した。子どもの頃、小学校の講堂で、「宗谷」が南極の氷に閉じ込められ、ソ連の砕氷船「オビ」に救援される映画を見たことを憶えているが、その「宗谷」から4代目の南極観測船。
2018/01/29記

クルーズ船
ザ・ワールド
神戸港中突堤 


2017年  
水彩  
170x250mm
神戸新聞文化センターのYY街角スケッチ講座、4月は摩耶ケーブル下の桜のトンネルで、満開の桜を描く予定であったが、当日は雨。予定を変更してハーバーランドから、中突堤に停泊中のクルーズ船ザ・ワールドを描くことにした。この船は普通の客船ではなく、世界唯一のレジデンシャルヨット。キャビン(客室)はマンションのように分譲され、オーナーはいつでも自由に上下船でき、居住できる。年じゅう世界を巡航しているが、寄港先と詳細な日程は非公開だそうで、行き先もキャビン・オーナーの自治会のようなところで決めるとか。2002年の就航以来世界の歴史的文化的な都市やリゾート地をめぐっているが、同じ都市に再度寄港することはないという。例外的に日本の港には何度か訪れており、特に神戸港へは今回で4度目とか。白い船のシルエットが,、空の厚い雲と雨に煙るようすを表現してみた。
2017/10/22記

YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行



ミズバショウや
エンコウソウ 
神戸市立
六甲高山植物園

016年  
水彩 
120x165mm
パナソニックの2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」4月は、「百花繚乱 人さまざま」という言葉。さまざまな花が咲き乱れる中に自然の豊かさがあるように、多種多様な人すべての個性や才能を生かしてこそ彩りのある社会が築かれると。
ミズバショウ、エンコウソウ、…。春の陽射しをあびて咲く個性豊かな可憐な高山植物のスケッチを添えた。監視されることなく、個性を生かし、自由に自分の考えが言える社会をだいじにしたいものと思う。
2017/10/15記
■パナソニック2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」4月に掲載


安田泰幸アート&スケッチ

六甲ケーブル 
神戸 
      



2012年  
水彩  
120x165mm

関西経済連合会発行広報誌「経済人」5月号の表紙「スケッチ紀行−歴史を歩く」は神戸六甲のスケッチで構成した。
六甲山上駅まで高低差500mを10分で結ぶ。1932年に開業した。当時は山上の六甲山ホテルや日本最初の六甲ゴルフクラブなど、神戸らしいエキゾチックなレジャー施設の一つとして華やかな雰囲気であったことだろう。スケッチは下駅だが、山上駅は文化財に登録されているノスタルジックでおしゃれな名建築。
2017/02/02記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2016年5月号表紙に掲載

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水彩画スケッチ紀行
神戸街ものがたり

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 09


神戸北野2丁目
異人館旧ムーア邸

水彩
2018年
165x240mm
6月の朝日カルチャーのYY街旅スケッチ講座で、
神戸の北野の異人館街へでかけた。
観光客向けの看板を見かけたが、
大した展示物もないのに、
どこともにたいそう入館料が高い。
ちなみに、描いたのは非公開の旧ムーア邸。



巡視船あきつしま
神戸港
    

2017年 
水彩 
120x165mm
7月8日午後3時、神戸港第2突堤に停泊中の巡視船あきつしまを描きに行った。日本最大級の巡視船だそうだ。遠隔地や離島における巡視や、海賊やテロの脅威に対応するらしい。2015年、天皇・皇后のパラオ訪問時の宿泊船になったそうだ。。特段、艦艇マニアではないが、ヒトがつくってきたものに興味があるのでこれも描いた。
2017/12/20記

クアンタム・
オブ・ザ・シーズ 
神戸港 
    

2016年  
水彩  
120x165o
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年6月号の表紙は神戸開港150年にちなんで、神戸港関連のスケッチで構成した。
「クアンタム・オブ・ザ・シーズ」は上海を母港にアジアクルーズを行なっているクルーズ客船。約16万8000トン、全長348m(通天閣3つ分)もあり、過去、神戸に寄港した最大級の客船。2014年にドイツのマイヤーヴェルフト造船所で建造された。
2017/11/19記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年6月号表紙に掲載


桜のトンネルV 
神戸高尾通り


2017年 
水彩 
F4
神戸市灘区にある通称桜のトンネル。4月初めのカルチャーハウス香里ヶ丘の講座は開花してなくて取りやめ変更。神戸新聞文化センターの講座では雨だった。2つの講座の受講者の方には申し訳なかったが、4月半ばの朝日カルチャーYY街旅スケッチ講座は午前中雨が降ったが、なんとか実施できた。受講者の方へのアドバイスのかたわら、自分でも描いてみた。以前、下見のときに描いた2枚と趣を変えて。
2017/10/26記

桜のトンネル 
神戸高尾通り 

2017年  
水彩  
F4
ことしの桜のシーズンに、朝日カルチャーセンター、カルチャーハウス香里ヶ丘、神戸新聞文化センターと、3つの講座で、ここ神戸の桜のトンネルを描く計画を立てたので、事前に下見に出かけた。ことしは3月、4月と寒く、大幅に開花が遅れていたが、ようやく満開の時期を迎えた桜並木を描く。
2017/10/16記



神戸街ものがたり                                              09 




チャータードビル
神戸海岸通 


2010年  
水彩  
120x165o
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年6月号の表紙は神戸開港150年にちなんで、神戸港関連のスケッチで構成した。
旧外国人居留地の海岸通り、商船三井ビルの東に並ぶ、チャータードビル。ロンドンに本拠を置く世界的な金融機関チャータード銀行の神戸支店として、1938年に建てられた。設計は丸ビルの建築にも携わったジェイ・ヒル・モーガン。近代化産業遺産にもなっている端正な建築。最近1階に入っていたカフェレストラン「E.H.Bank」が閉店したようだ。
2017/11/20記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年6月号表紙に掲載

神戸 海岸通り
 
    
2010年  
水彩  
165x120o
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年6月号の表紙は神戸開港150年にちなんで、神戸港関連のスケッチで構成した。別に関経連から要望があったわけではないけれど…。国道2号線になっている現在の海岸通。開港当時は道の右側(南)が海で、古い写真で見ると水際にプロムナードがあった。道の左側(北)は外国人居留地でアメリカ領事館、スミス・ベーカー商会、ドイツ領事館、フランス郵船、コーンス商会、英国領事館などが並び、明治の終わりには香港上海銀行やオリエンタルホテルなど近代的なビルが登場。条約改正後の20世紀になると居留地は開放され大阪商船、日本郵船、兼松など、大手の船会社や貿易会社、銀行などが軒を並べた。
2017/11/17記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年6月号表紙に掲載

桜のトンネルW 
神戸高尾通り
  

2017年 
水彩 
F4
神戸市灘区にある通称桜のトンネル。朝日カルチャーYY街旅スケッチ講座は午前中雨が降ったが、なんとか実施できた自分でも描いてみた。1枚描いたあと、花を下から見上げると花びらが透けて、ちょっと幻想的に見える。印象がちがうので、もう1枚はその感じをアブストラクト風に描いてみた。
2017/10/27記

桜のトンネルU 
神戸高尾通り  
   

2017年  
水彩  
F4
ことしの桜のシーズンに、朝日カルチャーセンター、カルチャーハウス香里ヶ丘、神戸新聞文化センターと、3つの講座で、ここ神戸の桜のトンネルを描く計画を立てたので、事前に下見に出かけた。ことしは3月、4月と寒く、大幅に開花が遅れていたが、ようやく満開の時期を迎えた桜並木を描く。
1枚描いたあと、アングルと画材を変えてもう1枚描いた。
2017/10/17記


クイーンエリザベス 
神戸港第4突堤
  

2017年 
水彩 
120x165mm4 

ことし3月、キュナードラインのクルーズ船クイーンエリザベスが2年ぶりに神戸港に入港した。現在の船は2010年に進水した3代目だが、日本では初代の頃から豪華客船の代名詞のように呼ばれていて、日本人に最も人気のある船だろう。9万トンの船体は今や世界のクルーズ船の中では中ぐらいだが、それでも目の当たりにすると巨大だ。神戸市が働きかけたのだろう、神戸港開港150年の記念に、初の日本発着のプランが組まれ、神戸を出港し、高知、鹿児島、釜山などを巡って、1週間後に神戸に帰港するクルーズが実施された。
2017/09/29記

神戸海岸通
商船三井ビル 
    

2007年  
水彩  
120x165o
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年6月号の表紙は神戸開港150年にちなんで、神戸港関連のスケッチで構成した。
旧外国人居留地の海岸通りにたつ商船三井ビル。旧大阪商船神戸支店として、1922年に建てられた。設計は渡辺節、構造設計はのちに通天閣などを手がけた内藤多仲。当時の欧米から、日本初の多くの技術を採り入れられたという。最上部の半円形のぺディメントと外壁のテラコッタのオレンジ色を利かせたデザインが優美な印象。西洋文化やロマン主義などの影響をうけた、大正時代の明るく自由な雰囲気が感じられて、とても好きな景観。近代化産業遺産。
2017/11/18記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年6月号表紙に掲載


旧ハンター邸 
神戸
  

2010年 
水彩 
120x165mm  
例年の壁掛けカレンダーに加えて、新しくつくられた日立造船の2017年の卓上カレンダー。月めくりで、1月が神戸北野の風見鶏の館旧トーマス邸だったが、2月は、かつて、その旧トーマス邸のすぐそばにたっていた旧ハンター邸。1889年に建てられ、現存する最大級の異人館で、現在は王子公園に移築保存されている。国の重要文化財。ハンターは日立造船の前身大阪鉄工所を創業した人である。
2017/08/04記
■日立造船2017年卓上カレンダー2月に掲載


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