Fukumusume, Imamiya-Ebisu-Jinja、Osaka


十日戎 福娘 
大阪今宮戎神社
  
2014年  
水彩  
120x170mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年1月号の表紙は、大阪の「戎橋から恵美須町」界隈の風景。
今宮戎神社の十日戎。「商売繁盛で笹持って来い」本殿で福笹をもらい、福娘のところにもっていき、「ようお参り」の声とともに、御札と、銭叺(ぜにかます)、小判、米俵、小槌、鯛などの吉兆を結びつけてもらう。今宮戎神社十日戎の福娘は、毎年、コンテストで選ばれるそうだが、可愛らしいだけでなく、愛想がよく、にこやか。福娘たちの「うーちましょ、ヨイヨイ。もうひとつせー、ヨイヨイ。いおうて(祝うて)三度、ヨ、ヨイ、のヨイ」の可愛らしい声での大阪締めがまた、何とも…。
2015/10/30記

■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2015年1月号に掲載

Genshoji-saka, Osaka  







源聖寺坂 大阪  




水彩  
2014年  
280x380 mm 
カルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ講座、昨年12月の講座は大阪の天王寺七坂の一つ、源聖寺坂へ。
坂の登り口が源聖寺。登りきったところにある銀山寺には、近松門左衛門の「心中宵庚申」の千代と半兵衛の比翼塚がある。また、昔、石段を登った坂の途中に、「こんにゃくの八兵衛」という、こんにゃくが好物の狸を祀った祠があったそうな。
2015/09/01記

大阪中之島
大阪市中央公会堂


水彩スケッチ
2002年 
138 x 190 mm

1911年株の仲買人であった岩本栄之助が渡米し、アメリカの公共の建物が立派なことに感心し、また資産家が慈善事業に多額の寄付をするのを見て、帰国後、大阪の公共施設のため私財100万円を寄付します。建設に当たっては設計競技が行われ、岡田信一郎の案が採用され、辰野金吾、片岡安が実施設計を行いました。1913年に着工し5年後に完成しますが、立役者であった岩本栄之助は第1次大戦後の相場の変動で失敗し、公会堂の完成を見ずにピストル自殺してしまいます。ネオ・ルネッサンス様式にバロックやセセッションの意匠を採り入れた華麗な建物と、一人の実業家の波乱の人生がかさなって、歴史の流れを感じさせてくれます。戦災にも生き残り、近年耐震補強と保存再生工事が行われ、大阪市民に親しまれています。国の重要文化財   2010/11/9記               
■著書「れんが・街ものがたり」、
■関西電力PR誌「わっと」表紙
■阪急ラガールカード
■「経済人」表紙に掲載

         

                                           

YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

Hoe-Kago、
Toka-Ebisu、Osaka






宝恵駕籠 
大阪今宮戎神社
十日戎
  
2009年  
水彩  
120x170mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年1月号の表紙は、大阪の「戎橋から恵美須町」界隈の風景。
「えべっさん」。 昔から、十日戎に浪花の花街の芸妓を駕籠に載せたいこもちが「ほえかご、ほえかご、えらいやっちゃ、えらいやっちゃ」と囃したてて、今宮戎神社に参拝したという。今も花街の芸妓のほかに、芸能人やミス○○など、また文楽人形もあって、戎橋から今宮戎神社までにぎやかに練り歩く。その年の福娘なども行列に加わり、沿道の見物人に5円硬貨が入ったポチ袋が配られる。
2015/11/04記


安田泰幸アート&スケッチ

ええやん大阪                                                           08 

Imamiya-Ebisu-Jinja、Osaka   





今宮戎神社 
大阪浪花区 


2014年  
水彩  
120x170mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年1月号の表紙は、大阪の「戎橋から恵美須町」界隈の風景。
「えべっさん」。十日戎で賑わう今宮戎神社。大阪の商売繁盛の神さん。創建は推古天皇の頃と伝わっている。
「商売繁盛で笹持て来い」、「今宮戎で福もろて、えっべっさんや、えべっさんや・・・」とにぎやかな呼び声。本殿の福娘に笹をもらって、脇の授与所にもっていき、銭叺(ぜにかます)・銭袋・末広・小判・丁銀・烏帽子・臼・小槌・米俵・鯛などの吉兆をつけてもらう。
2015/11/02記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2015年1月号に掲載

Ebisu-bashi on the Dotonbori-gawa Osaka



大阪道頓堀川 
太左衛門橋から戎橋

2015年  
水彩  
364x515mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」,2015年も表紙を描かせていただく。34年目になる。「スケッチ紀行―歴史を歩く」シリーズになってから19年目。今年の1月号でシリーズ215回を数える。今号は大阪の「戎橋から恵美須町」
毎年1月9日から今宮戎神社の「えべっさん」十日戎が始まるが、大阪ミナミの繁華街戎橋は、むかし船場や今橋から今宮戎神社へお参りする際、道頓堀川を渡る橋だったといわれる。今はグリコの看板のジェスチャーをして記念写真を撮る外国人や観光客のスポットであり、何かことがあると浮かれて川に飛び込む人たちのメッカ。この川をプールにしようという変わった市長もいた。
2015/10/27記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2015年1月号に掲載

■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2015年1月号に掲載

大阪城と高層ビル群


水彩  
165x240mm
2014年に創立70周年を迎えた自転車・車両部品の貿易商社アキボウの「70周年社史」の本文、各章の扉に、何点かのスケッチを描かせていただいた。現在本社は堺市にあるが、大阪を基盤にして成長してきたということで、まとめの第5章では大阪市の中心部の全景を描いた。
2015/04/12記
■アキボウ「70周年社史」 
 本文第5章扉に掲載
大阪安治川河口 

水彩  
165x240mm
2014年に創立70周年を迎えた自転車・車両部品の貿易商社アキボウの「70周年社史」の本文、各章の扉に、何点かのスケッチを描かせていただいた。創業間もない昭和30年代の大阪安治川河口。当時、内航の小さな貨物船は木造の機帆船が主だった。今はほとんどお目にかからない。年史の仕事の場合、古い当時の風景や様子は、残された写真や図版から起こすことが多いが、この絵も写真をもとに子どもの頃の記憶ももとにして描いてみた。当時は今ほど社会が神経質ではなかったので、川岸に繋がれた機帆船に勝手に乗り移っても誰にもとがめられなかったし、甲板の上で寝っ転がって空を見上げていたのを思い出す。
2015/04/12記
■アキボウ「70周年社史」
 本文第1章扉に掲載

適塾 大阪北浜 


水彩    
2013年   
120x165o  
町人の町、大阪の品の良い町家のたたずまいが残る適塾-緒方洪庵旧宅。耐震改修工事を中心にした平成の改修が終わり、その文化財としての意義を考える大阪大学シンポジウムが開かれた。緒方洪庵が多くの逸材を育てた適塾は、大阪大学医学部のルーツでもある。シンポジウムのポスターやチラシ、パンフレットに適塾のスケッチを使っていただいた。
2015/02/07記
■大阪大学シンポジウム 
  ポスター、チラシ他広報物に掲載 

星田神社 
大阪交野 


2014年   
水彩   
248x342mm
7月のカルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座月曜クラスは、降星伝説で知られる交野市星田にある星田神社へ。平安時代、弘法大師がこの交野の獅子窟寺で修法を行なったとき、天上から七曜の星(北斗七星のことらしいが)が降り、交野の三カ所に落ちたという伝説があり、星田の地名もそこからくるという。この星田神社と近くの星田妙見を含め、このあたりでは、七夕など、星にまつわる物や、行事がたくさん残っている。夏休みに入ったばかりの晴れた猛烈に暑い日。木陰を選んで陣どり、神社とぎらぎら輝く緑を描いた。講評会は近くのカフェで。氷あずき。
2015/01/19記

堂島川と
大阪中之島
中央公会堂
 


2014年  
水彩  
280x380o
7月のカルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座土曜クラスは大阪の天王寺公園へ出かける予定であったが、午前中に雨が降り、急遽場所を変更してもらった。そして、やって来たのが水晶橋。ここは、上に高速道路が走っていて、雨をしのげる。最近、工事が終り、立派なウッドデッキのテラスやウェディングレストランが整備され、おしゃれな一画。堂島川をはさんで対岸の中央公会堂のある風景や、水晶橋を描いてもらった。レストランでケーキとお茶を用意してもらい、贅沢な講評会になった。
2015/01/13記

西国街道郡山宿 
椿の本陣  
    



水彩   
2014年   
265x385mm
  
カルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座土曜クラスの4月の講座は、大阪、茨木市の西国街道郡山宿椿の本陣を描いた。旧西国街道の京都から西宮までの間にあった山崎・芥川・郡山・瀬川・昆陽の5つの宿場の真ん中の宿場にあたり、当時は交通の要衝として重要な役割を果たしていたという。元禄時代、江戸城松の廊下の事件前に浅野内匠頭長矩もここに宿泊している。門のそばに五色の花をつける椿の木があったので椿の本陣と呼ばれているという。車の往来が激しい国道171号線から少しはいった旧街道は嘘のように静かで、車や人通りも少ない。時代に取り残された一画で往時のにぎわいを想像しながら…  2014/11/20記



Kyu-Sasai-ke Jutaku, Takatsuki-Joseki-Koen
Osaka pr  



旧笹井家住宅
高槻城跡公園


2014年  
水彩  
252X342mm
カルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ講座月曜クラスの9月の講座は、大阪の高槻市にある高槻城跡公園に残してある古い商家。「旧笹井家住宅」。市内の紺屋町から城跡公園に移築保存している。市の歴史民俗資料館として使用されてきた。妻入の正面の屋根廂、虫籠窓、出格子などの意匠がいい。
2015/05/11記


大阪城の梅     


ポストカード水彩スケッチ  
2011年 
165x241mm

春のような暖かい陽射しの日があるとおもえば、風が強く雪もちらつく寒い日に戻ったりと、気候の変化が激しいこのところですが、それでも1歩ずつ春に近づいているようです。2月は私がさせていただいている3つのスケッチ講座で梅を描きにいきました。上の絵はもっとも早い2月の初め、カルチャーハウス香里ヶ丘の教室で、大阪城の梅林を訪れた際に描いたものです。天気がよく、春を待ちきれないおおぜいの人々が咲きほころびはじめた梅見に来ておられました。この梅林は梅の木の数も多く、種類も豊富で、紅梅、白梅、八重といろいろ楽しめます。受講のみなさんには天守閣が望める一角から紅色の梅を正面に描いていただきました。桜ととちがって小さな花が枝に控えめについて咲くので、手前の木と遠くの木の重なりの表現が難しかったと思います。
大阪 枚方市 
香里ヶ丘の家並み
 
2014年   
水彩    
315x407mm

カルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ講座月曜クラスの3月の講座は、教室のご近所の住宅街を描くことにした。最近できた住宅群だと思うが、日当たりのよい坂道に妻入の住宅が並んでいる。色や形に変化のある家がリズミカルに並ぶおもしろい風景。この日は晴れていて、陽射しもあり、暖かくて、気持ちよく描けた。  2014/11/01記    

水彩画スケッチ紀行
大阪ええとこ

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あべのハルカスと
旧黒田藩蔵屋敷
長屋門 
大阪 
 


2014年  
水彩  
360x265mm
朝日カルチャーセンターYY街旅スケッチ講座の9月は、大阪天王寺公園慶沢園から庭園の池に映るあべのハルカスを描くつもりで計画していたが、来年春まで慶沢園は保存工事中で庭園に入れず。ところが、偶然、市立美術館横の旧黒田藩蔵屋敷長屋門の向うにそびえる近代建築が、江戸時代と現代の絶妙のコントラスト。脇の樹木も幾何学的な建物に不定形の変化を添え、絶好のスケッチポイントであることを見つけ、ここで描いていただいた。
2015/04/23記

大阪城と
ホテル
ニューオータニ大阪


水彩スケッチ
2010年  
160x226 m

ホテルニューオータニ大阪でつくられたシーズングリーティングのカードの原画です。あらためてスケッチにいきましたが、俯瞰で見ると、緑に包まれた大阪城と周りをとりまく高層ビル群が堂々とした景観で、描きごたえががありました。大きな紙にもう1枚スケッチしました。
2010/12/10記

■ホテルニューオータニ大阪
 2010冬シーズングリーティング
 に使用      
              
                                           





泉布観 
大阪桜宮
        

2014年  
水彩   
265x384mm   


神戸新聞文化センターYY街角スケッチ講座の4月は、大阪まで足を伸ばし、桜の花が残る、泉布観を描いた。晴れた土曜の午後、
国道1号線をはさんで南の造幣局は桜の通り抜けがあり、泉布観の北側、桜の宮公園の帝国ホテルのあたりは花見客で賑わっていた。思い思いに春爛漫を楽しめる平和がいちばん。
2014/11/27記