水彩画スケッチ紀行
大阪ええとこ

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大阪寝屋川郡元町 湯屋が谷井戸の坂道        水彩   2013年   240x320mm
カルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ講座月曜クラスの10月の講座は、京阪電鉄香里園駅近くの郡元町の家並みを描く。ゆるく湾曲した小さな坂道の途中に湯屋が谷の弘法井戸と呼ばれる共同井戸と祠がある。人々の暮らしに関わる事業をなして、多くの人の信仰を集めた弘法大師の井戸は各地に見られるが、寝屋川市だけでも4つもある。そのうちの一つだが、唯一いまも清水が湧出し、地元の人に利用され、親しまれている。坂の下から見上げてもよいのだが、花と一緒に描きたいという方につき合って、坂の上から描いてみた。  2013/12/12記       

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穂谷の初秋 大阪枚方           2013年   240x320mm
カルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ講座月曜クラスの9月は大阪枚方市の穂谷へ。夏の名残りの陽射しを避け、山影から、刈り取りを待つ色づいた田んぼ、刈り取られた稲束を干す棚、さりげなく咲く畦道の彼岸花、農家の脇の色づき始めた柿の木など、秋の訪れを感じさせる風景を描いた。

カトリック香里教会     2013年   水彩ミニアチュール  165 X 120 o
カルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ講座月曜クラスの4月の講座は、カトリック香里教会の鐘塔と名残りの桜を描いた。例年ならまだ花が残っているのだが、ことしは急に暖かくなってしまったものだから、散り始めたのも早かったようだ。遅咲きの八重の桜を入れて、道路から描く  2013/08/23記

大阪府立中之島図書館     2013年   水彩   280 x 380mm
カルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座土曜日クラスの5月の講座は、前日の天気予報で雨であることが確実のようだったので、千里の万博公園から、急きょ中之島の大阪府立中之島図書館に変更。雨のせいか、受講の方の出席も半数ぐらいであったが、1904年に野口孫市、日高胖の設計で建てられた国の重要文化財の名建築を描いた。講評会は東洋陶磁器博物館のカフェで。きげんよく講評していていたら、店内はわれわれのグループだけに。5時で閉店だったようだが、5時半になろうとしていて、申し訳ないことに終わるまで待っていてくださったようだ。  2013/08/9記                                  

法善寺 夫婦善哉       2013年 水彩ミニアチュール 120x165mm
作家織田作之助が生まれて100年だそうである。この8月からNHKの土曜ドラマで「夫婦善哉」がはじまるそうだ。大学の先輩のAさんは、大阪大学21世紀壊徳堂の特任研究員として、阪大のさまざまな催しを企画プロデュースされておられる。8月6日から京阪電車なにわ橋駅アートエリアB1で始まった(8月11日まで)「おださくが歩いた大阪」の展示とトークサロンもその一つ。織田作ゆかりの大阪法善寺水かけ不動横の夫婦善哉のスケッチでお手伝い。  2013/08/07記      



水なす       水彩ミニアチュール  2002年  100 X 155 o
暑くなり始めたこの頃、水茄子が出る。茄子は灰汁が強いので、生食できないとされているが、泉州で獲れる水茄子は、灰汁が少なく、水分も多いので、生でもおいしく食べられることで知られている。泉州地方では古くから熱中症(当時はこんな名はなかったであろうが)対策に畑の隅に水茄子を植えているという。これを浅漬けにすると、それはもう…。大阪の初夏の風物詩。なにわ伝統野菜のひとつ。 2013/06/06記    
■大丸大阪心斎橋店「デパ地下探検記旬心斎橋」2012年No.12 に掲載。
造幣局桜の通り抜け 大阪桜の宮      
ことしの春、造幣局の「桜の通り抜け」にいった。花は美しかったが、無数のガードマンの拡声器を通した「立ち止まらずに、お進みください」の連呼には辟易、幻滅した。2013/05/31記

造幣局桜の通り抜け 大阪桜の宮       水彩ミニアチュール    2013年     120 X 165 o
ことしの春、造幣局の「桜の通り抜け」にいった。40年ぶり…か?。

大阪聖母学院・春  寝屋川市香里園                  水彩ミニアチュール  2012年  120x165 o
Panasonic2013卓上カレンダー「松下幸之助の言葉―信頼」の4月、「あいさつは暮らしの潤滑油」という言葉に合わせて、大阪寝屋川市にある大阪聖母学院小学校のスケッチを添えた。桜咲く校門、登校してきた子どもたちの明るいあいさつの声が響く。
大阪聖母学院の校舎は、フランク・ロイド・ライトの弟子でもあった、チェコ出身の建築家アントニン・レーモンドの設計になるスパニッシュ風の建物で、国の登録有形文化財。レーモンドの事務所では前川國男、吉村順三など、のちの著名な建築家が学んだという。 2013/04/19記
■Panasonic2013卓上カレンダー「松下幸之助の言葉―信頼」4月に掲載

                                                          


雨の中之島公園 大阪      水彩スケッチ  2013年  240 x 330 o
昨年7月のカルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座土曜クラスは、水の都大阪の風景を描こうということで、6月30日に中之島の天神橋付近で実施した。ところが、講座が始まるごろから、雨が降り出した。仕方がないので、ちょうど橋の下に広いスペースがあったのでそこからのスケッチとなった。ここからは川の水面も見えず、ときおり雨が吹き込んでくるし、絵具も乾かない最悪のコンディションだったが、なにせ修行のクラスとして自認していただいているメンバーの方々のおかげで何とか最後まで描くことができた。講評会は天満橋の京阪モールの中のカフェ、パルティーレで。  2013/03/07記
                                     

南蛮人形 大阪堺    水彩ミニアチュール  2013年    100 x 147 o
関西経済連合会発刊の広報誌「経済人」2013年2月号の表紙、「スケッチ紀行歴史を歩く」は、大阪・堺の百舌鳥周辺のスケッチ。6枚目は堺の土人形。伏見人形をルーツにもつ。大正時代につくられた南蛮人形は、宣教師、船長、水夫をかたどったもので、貿易で栄えた自由都市堺らしいエキゾチックな郷土玩具。それも今はもう見られない。 2013/02/17記
■関西経済連合会発刊広報誌「経済人」2013年2月号表紙に掲載

高林家住宅 堺・百舌鳥    水彩ミニアチュール  2013年    120 x 165 o
関西経済連合会発刊の広報誌「経済人」2013年2月号の表紙、「スケッチ紀行歴史を歩く」は、大阪・堺の百舌鳥周辺のスケッチ。5枚目は百舌鳥八幡のそばにある国の重要文化財高林家住宅。大規模な江戸時代の庄屋屋敷で、茅葺の大和棟の屋根が美しい。 2013/02/15記    
■関西経済連合会発刊広報誌「経済人」2013年2月号表紙に掲載

YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

大阪北浜 大林組旧大阪支店 中之島公園より        水彩ミニアチュール   2013年   165x240mm
朝日カルチャーセンターのYY絵はがきスケッチ講座の9月は、大阪中之島公園で。公園から対岸の旧大林組本店のビルを描いた。1926年竣工のレトロなビルで、美術の専門学校や調理師の学校として使われてきた。現在はレストランのル・ポンドシエルが入っている。こちらからだと建物の裏側にあたる。真夏の強烈な日差しが残る午後であったが、芝生の上は気持ちよかった。  2013/12/10記   
               

安田泰幸アート&スケッチ

ええやん大阪                                      06 



大阪中之島公園     2013年   水彩ミニアチュール  165 X 240 o
朝日カルチャーセンターのYY街旅スケッチ講座の7月は、大阪中之島の水辺の風景を描いた。少し前までは中之島公園と言っても、憩いの場として市民に利用されているふうでもなく、とりたてて公園らしい雰囲気もなかったが、ここ数年見違えるような魅力的な場所に変わりつつある。緑が多くなった。広い芝生の上で寝っころぶことができる。公園をとり巻く川の水も少しきれいになったように見える。水辺にカフェやテラスができて人々が集まっている。などなど。フェスティバルタワーなどの高層ビルをバックにガーデンテラスのある公園の一角を描いてもらった。  2013/08/20記
泉州水茄子     大丸大阪審査橋店「デパ地下探検記・旬心斎橋No.12」リーフレット  2002年  
泉州地方で生産される水茄子は灰汁も少なく、水分は豊富で、ほのかな甘みがあり、この時期高級品として市場に出回る。10年ほど前、デパ地下が注目され始めたころ、大阪の大丸で食材の紹介をするシリーズのリーフレットがつくられた。その一つ。  2013/06/07記
日本聖公会川口教会 大阪      水彩スケッチ  2012年  165 x 240 o
11月10日の街旅絵日記講座は大阪川口で。1920年に建てられた煉瓦造りの川口教会を描く。明治維新後開港した大阪の外国人居留地として、大阪府庁がおかれ、大阪で最初のカフェができるなど、一時期大阪の中心になった町の面影を残す唯一の歴史的建造物。国の登録有形文化財。受講の方々と描いていると、司祭の奥様が出てこられ、礼拝堂の中も見てくださいと勧めていただき、トイレも使ってくださいと親切に言っていただいた。絵が好きで、京都で聖ヨハネ教会をよく描いたというお話をされ、受講者のみなさんのスケッチも興味深く見ておられた。スケッチのあと、少し離れたカフェでおこなった講評会にも聞きに来られた。こういう出会いもあるんだと心温まる。 2013/03/10記  
                                     

是枝医院 堺    水彩ミニアチュール  2013年    120 x 165 o
関西経済連合会発刊の広報誌「経済人」2013年2月号の表紙、「スケッチ紀行歴史を歩く第192回」は、大阪・堺の百舌鳥周辺のスケッチで組んだ。4枚目は昭和の初めに建てられた国の登録有形文化財是枝医院。木造4階建ての洋館で、洋行した当主が西洋の建物に惹かれ、自ら図面を描いたそうだ。4立面同じデザインというのがおもしろい。  2013/02/13記
関西経済連合会発刊広報誌「経済人」2013年2月号表紙に掲載