YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

安田泰幸アート&スケッチ

ええやん大阪                                    07 




新井家住宅 大阪泉佐野             水彩ミニアチュール    2014年    1165x120mm       
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2月号の表紙、スケッチ紀行「歴史を歩く」は大阪の泉佐野市を歩いたスケッチで構成した。
大阪北浜で株取引で財をなした新井家の住宅。3千坪の広大な敷地に、昭和の初めに建てられた豪壮な和風建築と庭園。国登録有形文化財。
掲載許可を得るため、関西経済連合会のほうから連絡していただいたところ、この家のかつての当主が絵を趣味にしておられたそうで、後日、その方の立派な画集を送ってくださったとのことで、当方にも1冊届いた。  2014/03/24記

■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2014年2月号表紙に掲載         
   
 


水彩画スケッチ紀行
大阪ええとこ

01  02  03  04  05  06  07  08  09 10 11 12 13

水彩画スケッチ紀行TOPへ

TOP PAGEへ

Copyright (C) Yasuda Yasuyuki YY-STUDIO All Right Reserved


大阪市立美術館         2014年     水彩    280x380mm                    
ずいぶん前だが…、1月の朝日カルチャーYY絵はがきスケッチ講座は天王寺公園の大阪市立美術館を描いた。住友本家が美術館建設のために大阪市に提供した庭園に建てられている。庭園はこの美術館の建物の裏に慶沢園という名で今も残されている。経済の発展で大阪が輝いていた頃、大阪は文化も教養も誇れる町であった。市民にもあまり知られていないが、建物も庭園も立派なもも。講評会は新世界の店で、串カツとビールのご仁も。  2014/06/18記
日根神社 大阪泉佐野             水彩ミニアチュール    2014年    1165x120mm       
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2月号表紙のスケッチ紀行「歴史を歩く」は大阪の泉佐野市のスケッチで構成。
神社の由緒によると、若御毛沼命(ワカミケヌノミコト、後の神武天皇)の両親、鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアヘズノミコト)と玉依毘売命(タマヨリヒメノミコト)を祀る。この夫婦の神の子どもが国を一つにまとめたというので、立派な子を授かろうという人々が枕を奉納したことにより、全国でも唯一、枕・寝室の神さまとされ、縁結びや子授け、安眠・健康のご利益があるとされる。ほほえましい話だ。  2014/03/25記

■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2014年2月号表紙に掲載                       
 
   
 


慈眼院多宝塔 大阪泉佐野             水彩ミニアチュール    2014年    1165x120mm       
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2月号の表紙、スケッチ紀行「歴史を歩く」は大阪の泉佐野市を歩いたスケッチで構成した。
慈眼院は7世紀に創建された古刹。弘法大師によって興されたという多宝塔は、近江の石山寺、高野山の金剛三昧院とともに多宝塔の三名塔とされる。国宝。  2014/03/22記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2014年2月号表紙に掲載                       
     
 

新井ビル  大阪             水彩ミニアチュール      
2014年最初の「大人の遠足‐街旅絵日記講座」は大阪北浜から船場にかけて、ところどころに残るレトロなビルを訪ねて描いた。北浜の証券取引所が東京の証券取引所と合併して、株取引でにぎわった街も様変わり。ガラスと金属でおおわれたモダンなオフィスビルや超高層のタワーマンションにまじって、魅力的な近代建築が目をひく。この新井ビルもそのひとつ。もともと銀行として建てられたため、厳めしい面構え。株を扱っていた会社がビルの持ち主となり、現在は洋菓子の「五感」の本店があり、セレブな雰囲気。設計は神戸の海岸ビルや小寺邸厩舎を手がけた河合浩蔵。2014/03/18記         
 

大阪倶楽部 大阪今橋         2013年    水彩    280x380o
カルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ講座の12月は大阪今橋の大阪倶楽部の建物を描いた。壁面にスクラッチタイルが張られた名建築は安井武雄の設計で国の有形文化財に登録されている。受講されているみなさんと一緒に描いたのがこのスケッチ。建てられてから90年経つ建物の古色を表現するために、墨汁を使って描いてみた。講評会はすぐそばのアンティックな小物が店内いっぱいに並べられた、これまたレトロなオフィシナ・デル・カフェで。冷えた体に温かいコーヒーがうれしい。  2014/02/27記

泉布観・秋 大阪桜宮      水彩   2013年   240x330o
大人の遠足‐街旅絵日記講座の12月は、少し早目11月の末に実施した。寒さが厳しいとなかなか落ち着いてスケッチできないだろうとの判断である。ことし最後の講座は大阪桜の宮で。体罰問題の桜宮高校の印象が強くなってしまった地名だが、明治以後、造幣局を中心に活気を呈した町であった。重要文化財の泉布観、同じく旧桜宮公会堂、武田五一・安藤忠雄競作の銀橋(桜宮橋)と、スケッチのモチーフとしては申し分ない。。泉布観と旧桜宮公会堂のある一画は大阪市が整備してきれいな公園になっている。事前にスケッチの許可をもらうため大阪市に電話したら、ふつうの公園と同じですから自由にどうぞということであった。とりあえず、みなさんに泉布観を描いてもらう。前の桜の紅葉が美しい。竹ペンで描いてみた。途中みなさんの絵を見せてもらいながら、アドバイスにまわっているとき、紙が風で飛ばされないようにとスケッチブックをもち歩いていたら、桜の幹を描くためにたっぷりつけたインクが流れて、あらぬ方向に枝がのびてしまった。まあこれもええやろと仕上げた。  2014/02/06記                    
大阪城とホテルニューオータニ 冬   
水彩ミニアチュール   2013年  165x240mm
12月、この冬も、ホテルニューオータニのグリーティングカードに大阪城とホテルの絵を描かせてもらった。大阪城の天守閣とホテルが同時に眺められるアングルは限られており、二日ほどロケハンして描いたもの。クリスマスのシーズングリーティングということで、雪を描き入れた。  2014/01/28記
■ホテルニューオータニ大阪2013Winterグr-ティングカード、DMに掲載
住吉人形千匹猿 大阪住吉大社  
水彩ミニアチュール   2013年  120x165mm
パナソニックの2013年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-信頼」の12月は、「縁を謙虚に喜びあう」という言葉。人と人とのつながりには、人間の意志を越えた深い縁の力が働いている。だからその縁を謙虚に喜びあって、お互いのつながりをさらに深めようというもの。その言葉に、手足を組んで力をあわせているようすを表した、大阪住吉大社の住吉人形「千匹猿」のスケッチを合わせた。「組み猿」とも呼ばれ、2匹のものは「喜々猿」ともいわれる。住吉大社の授与品はユニークなものが多く、商売繁盛の「初辰(発達)猫」や、夫婦和合の「裸びな」、緋袴の裸の女性が赤ん坊を抱いている「種貸しさん」など、素朴でユーモラス、全国的に知られている。  2014/01/27記  
■パナソニック2013年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-信頼」の12月に掲載    
あべのハルカス 大阪天王寺      水彩ミニアチュール    2013年     120x165o
関西経済連合会発行の「経済人」12月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、大阪の天王寺界隈のスケッチ。
ここは奈良・和歌山方面の鉄道のターミナルで、JRは天王寺駅、近鉄は大阪阿倍野橋駅。高校に通っていた頃、ここ天王寺駅前から阪堺電軌上町線の緑色の路面電車・チンチン電車に乗って北畠まで通っていた。近鉄の駅の上にそびえるあべのハルカスは、地上60階、高さ300mの日本一高いビル。この春グランドオープンする。近鉄百貨店のほか、劇場やホテルなどが入り、総合的な商業ビルとなる。ビルの足元の交差点にかかる歩道橋は上から見るとアルファベットの「a」の形をしている。abenoのaだそうだ。  2014/01/19記

■関西経済連合会発行の広報誌「経済人」12月号の表紙に掲載   


旧黒田藩蔵屋敷 大阪天王寺      水彩ミニアチュール    2013年     120x165o
関西経済連合会発行の「経済人」12月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、大阪の天王寺界隈のスケッチ。
黒田藩蔵屋敷長屋門は天王寺公園から市立美術館に向かう途中にある。江戸時代の中頃、中之島に建てられた蔵屋敷の遺構で、ビル建設のため大阪市に寄贈、移築された。「天下の台所」大坂には17世紀頃に80、19世紀には120を越える藩の蔵屋敷が集中していたという。 2014/01/18記   
■関西経済連合会発行の広報誌「経済人」12月号の表紙に掲載    

大阪市立美術館 大阪天王寺      水彩ミニアチュール    2013年     120x165o
関西経済連合会発行の「経済人」12月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、大阪の天王寺界隈のスケッチで構成した。
大阪市立美術館は昭和の初め、美術館建設のために、住友家から寄贈された本邸の跡地に伊藤正文・海上静一の設計で建てられた。
高校のとき美術部にいたが、毎年9月の1週間ここで全大阪高校美術展が開かれていた。夏休みの間、学校へ行って描いた絵を部員みんなで搬入する。ほかの学校からもたくさんの生徒が集まって、各々割り当てられた壁面に絵を掛けていく。1枚の絵が畳1畳半ほどもあるから、けっこう大仕事になる。稚拙であれ、前日ぎりぎりまでそれなりに精魂をこめて描いた絵が完成した充足感と、コンクールでどのように評価されるのかの期待と不安と、他の学校の生徒やその作品を見たことなどによる、気分の昂ぶりを懐かしく思い出す。作品を掛け終わって、美術館の正面階段で会った他校の女子生徒の夕陽に輝く美しい顔がいまも心に残る。  2014/01/17記
■関西経済連合会発行の広報誌「経済人」12月号の表紙に掲載     


交野森南3丁目 大阪府      水彩    2013年     280x380
11月のカルチャーハウス香里ヶ丘-YYスケッチ講座月曜クラスは大阪は交野市の森南と町の家並みを描いた。
交野市は、現在は住宅地として新しい家々が密集している町であるが、ところどころに田畑や農家風の大きな長屋門を構えた家が集まっている。生駒山地の山裾の傾斜地にある町内の、石垣の塀のある家を描いた。  2014/01/15記

川口基督教会 大阪            2013年    水彩     280x380mm    
12月の朝日カルチャーYY街旅スケッチ講座は、大阪の旧川口外国人居留地に残る川口基督教会を描く予定だった。クリスマス前の教会の雰囲気を楽しみにしていたが、雨で教室内での講座に変更することになってしまった。  2014/03/08記     
 
大衆イタリア食堂「アレグロ」で 大阪天満      水彩ミニアチュール   2013年   120x165o
大人の遠足‐街旅絵日記講座の12月は大阪桜の宮。ことし最後の街旅絵日記講座のあとは、大阪天満の評判の店、イタリア大衆食堂アレグロで忘年会。いつも一緒に絵を描いている仲間と楽しく年忘れ。ことし一年間の”見せていただきましたシール”をレイアウトした紙に全員で、出された料理などの絵を描き、記念の絵日記一枚が完成。その場でくじをひいて、プレゼント。  2014/02/07記