浅野家住宅 
大阪八尾
     

水彩  
2017年  
120x165o 
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は大阪八尾を歩いた。
八尾には、久宝寺寺内町、八尾寺内町、萱振寺内町の3つが残っている。浅野家の住宅は江戸時代末期の建築で久宝寺寺内町の屋敷の景観をよくとどめているとして、国の有形文化彩に登録されている。
2018/05/12記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙に掲載

久宝寺御坊顕証寺
大阪八尾
     

水彩  
2017年  
120x165o 
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は大阪八尾を歩いた。
顕証寺は、もとは15世紀末に蓮如が開いた西証寺。戦国時代、子の実順、蓮淳によって、寺を中心に寺内町が形成され、久宝寺寺内町として、いまもところどころに伝統的な町並みが残っている。
2018/05/11記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙に掲載

高石漁港 大阪府   
2017年  
水彩  
120x165o

関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年8月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は,大阪高石市を歩いたスケッチで構成した。高石市の海岸は、古くから白砂青松の名勝、高師の浜として知られていた。百人一首、祐子内親王家紀伊の「音にきくたかしのはまのあた波は・・・」をはじめ、多くの歌集に登場する。このあたりから浜寺にかけて、青い松の間から穏やかな大阪湾の青い海が望めた。少なくとも自分が子どもの頃までは海水浴場もある美しい浜であった。いまは、高度成長期にできた臨海コンビナートが遮っている。経済発展でもてはやされ、頼りにもされていたが、やがて公害問題で大阪のダーティなイメージの一翼を担った。しかしそれも対策がなされ落ち着くと、こんどは工場萌えブームとかで、わざわざ観に訪れる人が増え観光コースになっている。人の気持ちは勝手なものだ。高石漁港では、きれいな水を取り戻した大阪湾で獲れる、チヌ、スズキ、イカナゴ、シラス。ブリ、タコなどが水揚げされる。
2017/12/29記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年8月号表紙に掲載 

旧中西家住宅
守口

2017年
水彩
330x240cm
2月の朝日カルチャーセンターYY街旅スケッチ講座は大阪守口の旧中西家の住宅へ。在郷の武家屋敷のたたずまいを描いた。ここを描かせてもらうのは2度目。初めて寄せてもらったのは昨年の9月だったが、館長自ら建物について説明していただき、雨上がりだったので、スケッチしている方々に、蚊取り線香をいくつも用意してくださった。そして今回は、寒いだろうとカイロを配ってくれ、講評会にと座敷に暖房をいれて、貸していただいた。
2018/06/28記



環山楼 大阪八尾

水彩  
2017年  
120x165o 
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は大阪八尾を歩いた。
江戸時代中頃、豪商石田善右衛門利清が設けた郷校。寺内町や近郊の農村の庶民が学んだという。教育の重要性を認識していた商人がいた。
2018/05/13記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙に掲載



井上家住宅 
大阪高石
  

2017年  
水彩  
120x165o

関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年8月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は 大阪高石市を歩いたスケッチで構成した。。代々、庄屋を務めていた井上家の広大な住宅が残っている。主屋、長屋門、いくつもの蔵、茶室などが文化財に登録されている。スケッチに行った際、玄関から声をかけたら、当主が出てこられて、家を見せろと押しかけられても困ると、表紙への掲載は難色を示されたが、バックナンバーの表紙と描いたスケッチを見せて、いろいろ話しているうちに、なんとか掲載のOKをもらえた。
2017/12/26記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年8月号表紙に掲載  


YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

EXPO70の
タイムカプセルと
大阪城天守閣

2017年
水彩
165x240cm
パナソニックの2018年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-感謝」の2月は大阪城。1970年の大阪万国博の際、松下館で展示された「伝統と開発-5000年後の人びとに」をテーマに、それぞれ2098点の品物と記録を収めた2個のタイムカプセルが、天守閣の前に埋設されている。

2018/06/25来
■パナソニックの2018年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-感謝」2月に掲載


八尾若ごぼう 
大阪八尾
     

水彩  
2017年  
120x165o 
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は大阪八尾を歩いた。
八尾若ごぼう。地元では「やーごんぼ」と呼ばれている。八尾のブランド野菜だ。早春に出荷されるため春を告げる野菜として親しまれている。食物繊維や鉄分、カルシウムなどが豊富に含まれていることで知られているが、葉に、血栓を防ぎ、高血圧や動脈硬化などのリスクを軽減する機能性成分「ルチン」が多量に含まれていることがわかり、注目されている。
2018/05/20記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙に掲載


伽羅橋 
大阪高石
     

2017年  
水彩  
120x165o

関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年8月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は,大阪高石市を歩いたスケッチで構成した。
大正時代、伽羅橋駅近くに、地元出身の山川逸郎という人物がキャラバシ園という洋風住宅地を開いた。赤木家住宅は山川自身がアメリカコテージスタイルで設計した住宅の一つで、このあたりの街並みに似合っている。現在は登録文化財になっている。
2017/12/28記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年8月号表紙に掲載

安田泰幸アート&スケッチ

ええやん大阪                                                           13  

大阪富田林
城之門筋

2018年
水彩
330x240cm
2月の朝日カルチャーセンターYY絵はがき講座は、大阪富田林の寺内町へ。戦国時代の末期、京都の興正寺の門跡が富田の芝と呼ばれていた荒れ地を買い取り、町衆と一緒に寺内町を造り、以後、興正寺別院の寺内町として発展してきた。町のたたずまいは、均整のとれた家並みで形成され、今も品格を保っている。重要伝統的建造物群保存地区。
この日は、日中は陽射しがあり、寒さも少し和らいだ。光もきれい。



大阪中之島 
雪がちらつく
大阪市中央公会堂


水彩    
165x240o

パナソニックの2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」の12月は、「十を受けたら 十一返す」。
「自分だけ多く得ようと願うのは虫のいい話。そんな人ばかりでは、社会はますます貧しくなる。十を受けたら十一返す、その一が積み重なって人間生活は向上していく。」ほんとうにいい言葉だ。どこかの政治家に聞かせてやりたい。合わせた絵は、大阪市中央公会堂。この名建築は、明治の末、株取引で成功した岩本栄之助が渡米した際、公共のために財産を投じるアメリカの富豪に感銘を受け、帰国後大阪市に寄付した多額の資金で建設された。
2018/03/26記
■パナソニック2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」12月に掲載

守口 
旧中西家住宅 
小雨


2017年
水彩 
165x240mm
2017年10月のカルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座月曜クラスは、もりぐち歴史館旧中西住宅で。農村地域にあった武家屋敷。10年ほど前にも描きに来たことがあって、そのときは豪壮な長屋門を描いたが、今日は白洲の中庭を描いてみた。曇って時折小雨が降る。
2018/02/09記



伽羅橋 
大阪高石
  

2017年  
水彩  
120x165o

関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年8月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は,大阪高石市を歩いたスケッチで構成した。。南海本線の羽衣から、たった2駅の支線、高師浜線はまず羽衣駅から1駅目の伽羅橋駅までが開業した。駅名になった伽羅橋は大阪と和歌山を結ぶ紀州街道の芦田川に架けられていた。昔、橋板が香木の沈香でつくられていたといい、この橋板を売って千貫の銭を得たものがいたという話まで残っている(「泉州誌」)。その後、千貫橋とか伽羅橋とか呼ばれるようになったという。幕末に石橋に架け替えられ、当時の街道の橋として国の登録有形文化財になっている。現在は遠く離れた臨海工業地帯のど真ん中にある公園に移築されている。伽羅橋駅から歩いて1時間。せっかくの文化財が、なんかなあ・・・。
2017/12/27記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年8月号表紙に掲載


高師浜駅 
大阪高石
    

2017年 
水彩 
120x165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年8月号、表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は、大阪府高石市を歩いたスケッチ。
南海沿線の浜寺、羽衣、助松、高師の浜あたりは、大大阪だった頃、大阪のお金持ちの別荘地だったようなイメージがある。高師の浜にはそれより以前、日露戦争の際、連行されたロシア兵俘虜の収容所があった。人口500人の村に26,000人が収容されていたという。大正時代になって、その整然と区画された収容所の跡地に高級住宅地が造成された。その頃羽衣駅から2駅の南海電車の支線ができた。ハイカラな高師浜駅は、海水浴客や避暑客でにぎわった当時の面影を残す。

2017/12/23記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年8月号表紙に掲載

水彩画スケッチ紀行
大阪ええとこ

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丘の街並み
寝屋川市成田

2018年
水彩
330x240cm
カルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ講座月曜クラスの1月は、香里園に近い住宅地の家並みを描くことにした。枯れた木立を入れて冬の人里の空気感を表現できたらと。今年の冬は寒さが厳しかったが、たまたまこの日は晴れて穏やかな陽射しの中で、柔らかな冬の光に包まれた街を描くことができた。現在守口のギャラリー花で開催中の「講座展2018」(7/1まで)に掲出した。
2018/06/28記



日本基督教団
八尾教会 
大阪八尾
     

水彩  
2017年  
120x165o 
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は大阪八尾を歩いた。
トンガリ帽子のような鐘楼が可愛らしい教会堂。バーナ・S・ハツラー記念会堂という。ヴォーリズの設計で1956年の竣工。
2018/05/18記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙に掲載


與兵衛桃林堂
板倉家
大阪八尾
     

水彩  
2017年  
120x165o 
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は大阪八尾を歩いた。
今東光や八尾の浅吉だけやない八尾。
近鉄八尾駅からすぐの住宅地の中に立派な大和棟の屋敷がある。もとは代々河内木綿を扱っていた問屋の屋敷。大正の頃、板倉家のものとなり菓子屋を創業した。主屋の建物は国の登録有形文化財。2018/05/14記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙に掲載