水彩画スケッチ紀行
大阪ええとこ

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茶室黄梅庵 堺・大仙公園    水彩ミニアチュール  2013年    120 x 165 o
関西経済連合会発刊の広報誌「経済人」2013年2月号の表紙、「スケッチ紀行歴史を歩く第192回」は、大阪・堺の百舌鳥周辺のスケッチで組んだ。大仙陵古墳の前にある大仙公園に2つの登録有形文化財になっている茶室がある。そのひとつ、黄梅庵は元、堺の豪商今井宗久が奈良・今井町の牧村家(現在は豊田家になっている)に建てたものらしく、明治から昭和にかけ「電力の鬼」と呼ばれ電力開発に力を入れた松永安左ヱ門が戦後小田原の別邸に再興したという。それを遺族が堺市に寄贈したそうだ。  2013/02/13記
■関西経済連合会発行 広報誌「経済人」2013年2月号表紙に掲載
大仙陵古墳 堺    水彩ミニアチュール  2013年    120 x 165 o
関西経済連合会発刊の広報誌「経済人」2013年2月号の表紙、「スケッチ紀行歴史を歩く第192回」は、大阪・堺の百舌鳥周辺のスケッチで組んだ。仁徳天皇陵といわれているこの古墳は5世紀中頃に築造されたという。全長486mにおよぶ、世界最大の墳墓。近くにはミサンザイ古墳などたくさんの巨大古墳が散在し、百舌鳥古墳群として世界遺産の登録をめざしている。測量器具もない時代によくもこんな大きなものを造ったなと、それだけで感心してしまう。  2013/02/11記          
■関西経済連合会発行 広報誌「経済人」2013年2月号表紙に掲載
大阪中崎町西1丁目の町屋       2011年  水彩  ポストカードサイズ  120x165 o      
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」11月号-スケッチ紀行・歴史を歩く-は、大阪の中崎町のスケッチで構成した。大正から昭和にかけて、大阪の人口が急激に増えた時代に、この町はできた。戦災を免れた下町情緒あふれる町は、レトロな雰囲気が漂い、アート感覚あふれる町になった。長屋の町屋は奇抜な装飾がほどこされ、若者たちの好奇心を誘う。全体を黄色に塗られたこの町家は、セレクトショップ。尖がった雑貨や玩具を売っている。  2012/12/08記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号に掲載
大阪中崎町 天劇キネマトロンのある建物       2012年  水彩  ポストカードサイズ  120x165 o      
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」11月号-スケッチ紀行・歴史を歩く-は、大阪の中崎町のスケッチで構成した。大正から昭和にかけて、大阪の人口が急激に増えた時代に、この町はできた。戦災を免れた下町情緒あふれる町は、レトロな雰囲気が漂い、アート感覚あふれる町になった。古い2階建の木造倉庫のような建物は、自主映画専門のシネマギャラリー。前衛的な映像表現の発表のばとなっている。  2012/12/07記                       
関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号に掲載
大阪中崎町 浄方寺       2012年  水彩  ポストカードサイズ  136x182 o      
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」11月号-スケッチ紀行・歴史を歩く-は、大阪の中崎町のスケッチで構成した。大正から昭和にかけて、大阪の人口が急激に増えた時代に、この町はできた。戦災を免れた下町情緒あふれる町は、レトロな雰囲気が漂い、アート感覚あふれる町になった。町の片隅に寺がある。このあたりに長屋の住宅が盛んに建てられたころに、梅田から移転してきたと案内板にある。寺の北隣には大阪で初めての無料の産院があったという。貧しくとも人が増え町が元気だった頃の話だ。  2012/12/16記                           
関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号に掲載
大阪中崎町西1丁目の町屋 モノカフェワヲン       2011年  水彩  136x182 o      
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」11月号-スケッチ紀行・歴史を歩く-は、大阪の中崎町のスケッチで構成した。大正から昭和にかけて、大阪の人口が急激に増えた時代に、この町はできた。戦災を免れた下町情緒あふれる町は、レトロな雰囲気が漂い、アート感覚あふれる町になった。せまい路地裏の木造の長屋も、高感度の若い人向けの店にリノベートされている。雑貨も並べているカフェ「ワヲン」は内装だけでなく外観にもこだわりのデザインが…。  2012/12/05記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号に掲載
大阪中崎町 昭和の商家が残る四つ辻       2011年  水彩  136x182 o      
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」11月号-スケッチ紀行・歴史を歩く-は、大阪の中崎町のスケッチで構成した。大正から昭和にかけて、大阪の人口が急激に増えた時代に、この町はできた。戦災を免れた下町情緒あふれる町は、レトロな雰囲気が漂い、アート感覚あふれる町になった。本庄街道の四つ辻には、戦前の大阪の典型的な商家長屋が残り、懐かしい景観をつくっている。  2012/12/4記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号に掲載
河内磐船 大門酒造                       水彩スケッチ  2012年  280x380mm   
6月のカルチャーハウス香里ヶ丘のスケッチ講座月曜日コースは、交野市の蔵元大門酒造の蔵を描いた。大門酒造は海外にも積極的に日本酒文化の紹介を手がけている。このあたりには古い立派な日本家屋が残っており、起伏のある地形に町並が続く、変化に富んだ景観が魅力的。絵を描かずとも、ぶらぶら家の間を歩くだけでも楽しい。さて、スケッチだが、道が狭く、ひきがないので、アングルを決めにくい。自然のままに生い茂る木々の間に建物が見え隠れするのは、おもしろい題材だが難しい。にもかかわらず、受講されているみなさん、雰囲気のある絵を描いておられた。  2012/11/08記
京阪びわこ号    水彩スケッチ  2012年  ポストカードサイズ 165x240o
9月23日(日)寝屋川市の京阪びわこ号復活プロジェクトの一環として、京阪電鉄寝屋川車両基地で「びわこ号スケッチ大会」が開催され、講師の一人として、参加した。当日朝、雨が降っていたが、イベントが始まる午前11時には、晴れ間ものぞき、まずまずのお天気。びわこ号は1930年代に全国でいち早く流線形を採り入れた電車で、大阪天満橋-大津間を走った特急電車。京都三条-大津間のカーブの多い区間を走るため、短い車体を2つつなぎ、3つの台車を持つ。また、高いホームでも、路面でも乗り降りできるよう、高低2首の扉を装備するなど、画期的な電車として、鉄道史に名を残す。スケッチ会には、カルチャーハウス香里ヶ丘の担当させていただいている2つの講座から、おおぜい駆けつけてくださった。 2012/10/01記
寝屋川市のびわこ号復活プロジェクトのイベントの一つとして、先月行われたスケッチ会に参加された方々の作品が、ポスターになり、京阪電車のギャラリートレインに飾られることになっや。10月17日から来年3月31日までの予定で、京阪線を走る通常の営業列車(2200系車両、7両1編成)に展示される。運行ダイヤは毎日変わるそうだ。京阪電車は枚方や京都に行くときに利用するが、うまく遭遇できるかどうか・・・。 2012/10/15記                  
星田園地 星のブランコ          水彩スケッチ  2012年    165x240mm
5月のカルチャーハウス香里ヶ丘のスケッチ講座月曜基礎クラスは交野市の山の中にある星田園地へスケッチに出かけた。初めての場所である。地図で見ると、吊り橋があり、入口から吊り橋までは、そう遠くないように見えた。たいていは講座が開かれる日までに、下見に行くのだが、今回はばたばた忙しくていけなかった。さて、当日いってみると駐車場から公園事務所までけっこう歩いた。さらにそこから吊り橋までは、山道を登る。ハイキングだ。絵の道具を持って登るのはちょっときついが、みなさん汗をかきながら、なんとか吊り橋まで登ってもらった。しんどかったが、空は広く、風は爽やか、都会のざわめきも聞こえない。気分良く描けたが、新緑の木々の表現には苦労されていた。講評会は「おじいさんの古時計」という山小屋風のカフェで。 2012/9/20記
サロン・ド・テ・ヴォーリズ   2001年  水彩  ポストカードサイズ 208 x 148 mm
大丸大阪心斎橋店はW.M.ヴォーリズ設計の近代の名建築で、国の登録有形文化財にもなっているが、大丸百貨店の中に、ヴォーリズの名をつけた喫茶室がある。心斎橋店には一部、中2階がある。天井の低い空間が落ち着いた空間をつくっている。最近はどうなっているのか、しばらく行っていないが、10年ほど前に、出先から遅い昼食に訪ねたときのスケッチがこれ。心斎橋店の新聞広告の一隅に掲載されたもの。 2012/4/19記              
■大丸大阪心斎橋店2001/7/17読売新聞夕刊広告「心斎橋・街ものがたり」に掲載
                                            

YASUDA YASUYUKI

春の御堂筋と大丸心斎橋店   2003年  水彩 
春の御堂筋は、銀杏並木の木々の芽が一斉に吹き出し清々しい気分になる。街ゆく人々の装いも明るく、軽やかになり、街はカラフルになる。御堂筋の分離帯に銀杏の大木にまじってフラワーポットがおかれ、春の花が飾られる。これも大丸心斎橋店の顧客向け礼状カードの1枚になった。 2012/4/18記
■大丸大阪心斎橋店 2003年サンキューレターに掲載              

                                            

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芝川ビル 大阪伏見町      2012年  水彩スケッチ  280x380 o      
カルチャーハウス香里ヶ丘安田泰幸スケッチ講座の10月は柴島にある大阪市水道記念館を予定していたが、大阪市長の事業見直しとかで、閉鎖中のため、急遽大阪淀屋橋に近い芝川ビルに変更した。不動産事業でで成功した船場の芝川家の事務所兼住宅として、昭和の初め1927年に建築家片岡安の設計により建てられた。戦前、大阪で最初の女学校芝蘭社学園が使用していた。大阪一のビジネス街に残るレトロな建築として人気があり、雑貨や洋菓子、カフェのなどしゃれた店が入っている。国の登録有形文化財。 2012/12/01記
京阪びわこ号 寝屋川車両基地で    水彩スケッチ  2012年  ポストカードサイズ 120x165 o    
寝屋川市の「びわこ号復活プロジェクト」のイベントの一つとして、先月行われたスケッチ会で描いたもの。午前10時に寝屋川の車両基地に到着。基地は民家が密集している住宅地にあり、周辺の道は狭く、入り組んでいて、基地の入口をさがしてだいぶウロウロした。まず、車内をスケッチ。11時からからはスケッチ会に参加される方も集まり、一緒に外観を描いた。午後2時まで。電車好きとしてはもう少し他の車両も描いてみたかった。 2012/10/18記                                    

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安田泰幸アート&スケッチ

ええやん大阪                                       05 

百舌鳥八幡宮 大クスノキ    水彩ミニアチュール  2013年    120 x 165 o
関西経済連合会発刊の広報誌「経済人」2013年2月号の表紙、「スケッチ紀行歴史を歩く第192回」は、大阪・堺の百舌鳥周辺のスケッチで組んだ。百舌鳥八幡宮は今回初めて訪れた。6世紀ごろ建てられたと伝わる古社だ。今まで知らなかったが、境内も大きく立派だ。拝殿の前に樹齢800年といわれる大クスノキがある。冬でも青々とした葉を茂らせ、幹の周りが5mもある堂々としたクスノキは、神が宿る木としてふさわしく見える。  2013/02/09記         
■関西経済連合会発行 広報誌「経済人」2013年2月号表紙に掲載

雨の通天閣 大阪新世界    2012年 水彩スケッチ 382x282 mm
大阪の新世界と通天閣が今月、100周年を迎え、話題になっている。明治の終りにルナパークとして歓楽街ができ、パリの凱旋門の上にエッフェル塔を乗せたような初代の通天閣は、高さ75m。当時東洋一と謳われた。戦争中に火災で初代の通天閣が失われた後、戦後の1956年、地元の商店主たちの力で、今の2代目通天閣が再建された。けばけばしい看板があふれる街は、大阪らしい庶民性と昭和レトロの雰囲気が受け入れられ、串カツ・たこ焼きなどの文化も面白がられて、かつては考えられなかった若者や女性グループの観光客が増えている。国の有形文化財に登録されている。今月末には「新世界100年まつり」のイベントも開催されるらしい。朝日カルチャーセンターの「安田泰幸街旅スケッチ」講座の1月は大阪の新世界の通天閣を描いた。この日は雨が降り、風も強い寒い日であったが、皆さん震えながら、かじかむ手で力作を描いておられた。講評会は通天閣下の串カツ屋で。 2012/7/27記