YASUDA YASUYUKI

赤れんが郷土館      水彩スケッチ  2012年  165 x 240 o
日立造船2013年カレンダー「ふるさとの息吹-東北のこころ」の3-4月は秋田県の風景スケッチ。赤れんが郷土館は秋田市内にあり、もとは旧秋田銀行の本店。1912年に竣工した。国の重要文化財。郷土秋田の自然や風俗を描き続けた木版画家の勝平得之記念館や、伝統工芸の銀線細工を極めた名工関谷四郎記念室など、ふるさとの文化を築いてきた名人を顕彰する展示がある。  2013/03/12記                
■著書「れんが・街ものがたり」に所収

                                     
旧松本家住宅 北九州戸畑        水彩  2012年  120X165 mm
財団法人全国建設研修センター発行の広報誌「国づくりと研修」は、財団が50周年を迎えるにあたり、創立50周年特別号としてこのほど発行された。今回の表紙には同じく開通50周年を迎えた若戸大橋を描く。若戸大橋は洞海湾をまたぎ、若松と戸畑を結ぶ。戸畑には、明治時代、現在の九州工業大学の前身、明治専門学校を設立し、明治紡績や安川電機の設立に加わった実業家松本健次郎が建てた自宅兼迎賓館が残っている。辰野金吾の設計で国の重要文化財になっている。現在は西日本工業倶楽部として使用されており、スケッチに行った日も会合があったらしく、邸前の庭に高級車がずらり。スケッチをさせてほしいと頼んだら、芝生の庭へ案内してくれた。  2012/12/19記
■財団法人全国建設研修センター広報誌「国づくりと研修」2012年創立50周年特別号裏表紙に掲載

水彩画スケッチ紀行

安田泰幸アート&スケッチ

近代名建築物語                                    06 

日本聖公会川口教会 大阪      水彩スケッチ  2012年  165 x 240 o
11月10日の街旅絵日記講座は大阪川口で。1920年に建てられた煉瓦造りの川口教会を描く。明治維新後開港した大阪の外国人居留地として、大阪府庁がおかれ、大阪で最初のカフェができるなど、一時期大阪の中心になった町の面影を残す唯一の歴史的建造物。国の登録有形文化財。受講の方々と描いていると、司祭の奥様が出てこられ、礼拝堂の中も見てくださいと勧めていただき、トイレも使ってくださいと親切に言っていただいた。絵が好きで、京都で聖ヨハネ教会をよく描いたというお話をされ、受講者のみなさんのスケッチも興味深く見ておられた。スケッチのあと、少し離れたカフェでおこなった講評会にも聞きに来られた。こういう出会いもあるんだと心温まる。 2013/03/10記  
                                     

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ダイセル異人館       水彩ミニアチュール    2013年     120 X 165 o
関西経済連合会発行の機関誌「経済人」2013年5月号の「スケッチ紀行・歴史を歩く」は姫路の網干を歩いたスケッチで構成した。網干は「あぼし」と読む。かつては漁村だったようだ。明治に現在のダイセルの前身日本セルロイド人造絹糸が工場を構えた。イギリスやドイツから招いた外国人技師ののために、1910年に建てられた住宅が2棟残っている。ダイセル異人館として、会社の資料が展示され、工場の休業の日以外はいつでも自由に見学させてもらえる。  2013/05/15記
■関西経済連合会発行の機関誌「経済人」2013年5月号表紙に掲載
奈良国立博物館              水彩ミニアチュール  2012年  192x267 o
昨秋2012年11月12日、 朝日カルチャーセンターYY絵はがき講座では、奈良公園にある近代の名建築、奈良国立博物館を描いた。迎賓館(旧赤坂離宮)や京都国立博物館など多くの宮殿建築を手がけた片山東熊の設計で1894年に竣工。国の重要文化財。当日は快晴で暑くも寒くもなく快適なスケッチ日和。ちょうど正倉院展の最終日で、新館の方はにぎやかだったが、旧館は人もそんなに多くなく、ゆっくり描いていただくことができた。  2013/04/24記
                                                          
赤れんが郷土館      水彩スケッチ  2012年  165 x 240 o
日立造船2013年カレンダー「ふるさとの息吹-東北のこころ」の3-4月は秋田県の風景スケッチで構成した。そのうちの1つが小坂鉱山の康楽館。一時日本一の銀の生産高を記録した山の町には、たくさんの人が集まり、当時めずらしかったアパートや病院、鉄道などが整備された。鉱山で働く人々とその家族のための娯楽施設として1910年につくられた芝居小屋。スケッチしていると芝居が跳ねたのか、出口に数人の役者があらわれ、出てきた客とにぎやかに交歓している。お客さまサービスなのだろう。そばにある1905年に建てられた鉱山事務所とともに国の重要文化財。どちらも近年、修復され化粧直しし、公園として整備されていて、どこかパビリオンのようで味気ないのがちょっと残念。  2013/03/15記
日立造船2013年カレンダー「ふるさとの息吹-東北のこころ」3月に掲載
                                                             
神戸女学院 中庭より図書館    水彩   2001年   ミニアチュール 105x230 o
街旅絵日記講座の7月は神戸女学院のキャンパスでおこなった。構内はW,M, ヴォーリズの設計した名建築の宝庫。中庭を取り巻くスパニッシュスタイルの校舎を中心に描くことに。中庭に面した図書館を、受講していただいているTさんからいただいたホテルの封筒に描いてみた。スケッチ用の紙ではないから、ちょっと難しいが、クリムトのシールをはって、パピエ・コレ風にしてみると、いい感じになった。絵日記は、手元にある紙でに、気に入ったものを気軽にスケッチするのが基本なので、こんなのも大いにあり。 2013/01/20記
神戸女学院講堂    水彩   2001年   ミニアチュール 100x150 o
街旅絵日記講座の7月は神戸女学院のキャンパスでおこなった。事前にスケッチの許可を申請しておいたが、前日も当日もひじょうに丁寧に応対していただいた。当日は門戸厄神のイタリアンで、何人かの受講の方たちとランチを食べ、午後から女学院へ。やはり若い女性のばかりのキャンパスは華やかでいい。構内はW,M, ヴォーリズの設計した名建築の宝庫。中庭を取り巻くスパニッシュスタイルの校舎を中心に描くことにしたが、陽射しが強く、気温も高かったので、3時間も描いているとけっこう疲れる。駅前のカフェでの講評会では、ビールをおいしそうに飲む方も。               
ジェームス邸 神戸塩屋        水彩  2012年  120X165 mm
昭和の初め、塩屋の海の見える丘に、50棟余りの外国人向け貸家を建てたイギリス人貿易商A.W.ジェームスの自邸がウェディング&レストランとしてオープンしたが、このほど、建築愛好家のグループClub TAPの忘年会イベントがあった。文化財の名建築をいち早く見学し、すばらしい雰囲気の中でおしゃれな料理を堪能し、建築の専門家のゲストのお話を聞くという盛りだくさんな企画で、朝から夕暮れまでたっぷり、優雅な時間を過ごされていた。本館は1934年竣工。設計は早良俊夫。  2012/12/25記
                       
旧古河鉱業若松ビル 北九州若松        水彩  2012年  120X165 mm
財団法人全国建設研修センター発行の広報誌「国づくりと研修」は、財団が50周年を迎えるにあたり、創立50周年特別号としてこのほど発行された。今回の表紙には同じく開通50周年を迎えた若戸大橋を描く。若戸大橋は洞海湾をまたぎ、若松と戸畑を結ぶ。若松は洞海湾に面したバンドで、大正から昭和にかけ、日本一の石炭積み出し港として栄え、火野葦平の「花と竜」の沖仲士玉井組組長玉井金五郎が活躍したところ。当時の波止場やごんぞう小屋が残され、職を求めて全国から集まった人々が懸命に生きた時代の気分が伝わってくるようだ。  201/12/21記    
■財団法人全国建設研修センター広報誌「国づくりと研修」2012年創立50周年特別号裏表紙に掲載     
芝川ビル 大阪伏見町      2012年  水彩スケッチ  280x380 o      
カルチャーハウス香里ヶ丘安田泰幸スケッチ講座の10月は柴島にある大阪市水道記念館を予定していたが、大阪市長の事業見直しとかで、閉鎖中のため、急遽大阪淀屋橋に近い芝川ビルに変更した。不動産事業でで成功した船場の芝川家の事務所兼住宅として、昭和の初め1927年に建築家片岡安の設計により建てられた。戦前、大阪で最初の女学校芝蘭社学園が使用していた。大阪一のビジネス街に残るレトロな建築として人気があり、雑貨や洋菓子、カフェのなどしゃれた店が入っている。国の登録有形文化財。 2012/12/01記
西山記念会館 神戸脇浜    水彩スケッチ  2012年  ポストカードサイズ 120x165 o    
神戸の脇浜に特異な形の建物がある。というよりあった。川崎製鉄の初代社長西山弥太郎を顕彰して建てられた多目的のホール・会館であった。1975年に竣工した。設計は関西に数多くの作品を遺してきた村野藤吾。川崎製鉄がJFEスチールと経営統合し、この建物の隣にあった川崎製鉄の本社ビルがなくなり、このほどこの建物も解体されている。たってからたった37年しか経っていない。三角形の中途半端な敷地にじょうずに建てられた造形的なビルであった。次々に姿を消していく村野作品を惜しむ建築ファンも多い。マスメディアで連日垂れ流されている一極集中の大衆文化やサブカルチャーもけっこうだが、地域や企業の文化が軽視されてはいないだろうか。 2012/10/26記
ヴォーリズ記念病院ツッカ―ハウス 近江八幡    水彩スケッチ  1996年  ポストカードサイズ 120x165o    
近畿地区信用金庫協会発行の季刊誌「いこい」の表紙は、近江八幡のヴォーリズ記念病院のツッカ―ハウス。1918年にW.M.ヴォーリズ自身が創立した近江療養院の本館として、米国人ツッカ―女史の寄付をもとに建てられた。主に結核患者の療養施設として使用され、戦後近江サナトリウムと名を変え、1970年代末にヴォーリズ記念病院になった。15年前にも描いたが、そのときはこの建物も現役だったようだが、昨年訪ねたときは新しい建物に囲まれてひっそりとたたずんでいた。老朽化が激しく、危険なので近づかないようにという注意書きがあった。なんでも、将来復元が可能な状態を条件に、解体されることが決まっているのだそうだ。小雨の中、敷地内でスケッチしてよいかどうか病院の方にたずねたら。雨に濡れないようにと大きなビニール袋のようなものを持って来てくださった。善意の精神がいきているようでちょっと気持ちよかった。 2012/10/12記                                
■近畿地区信用金庫協会発行季刊誌「いこい」表紙に掲載
                                                                       
長浜 北國街道 旧黒壁銀行          水彩スケッチ   2001年   ポストカードサイズ 1655x240mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」7月号の表紙、”スケッチ紀行・歴史を歩く”は、長浜のスケッチを掲載。5月に街旅絵日記講座で描いたものも入れて6枚のスケッチで組んだ。そのうちの1枚が、黒壁スクエアと呼ばれる一画の中心的な建物である旧黒壁銀行。明治時代に建てられた第百三十銀行長浜支店で、国の登録有形文化財であるが、そもそも1980年年代にこの建物が取り壊しの危機に陥ったとき、古い建物を保存・再生し、町の活性化に利用しようと、市と民間企業が出資してできた、黒壁の1号館である。この絵を描いたのは10年前。当時はまだ落ち着いていた。現在は黒壁30号館までできているとかで、この町を訪れる観光客も増え続け、年間三百万人に達するとか。まちおこしの成功例として有名らしい。
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」7月号表紙に掲載
                                                                       
旧ジェームス住宅 神戸塩屋ジェームス山       水彩スケッチ 2012年  180x265 mm
11日夕方、阪神百貨店へ搬入。明日から第3回水の会展「私的風景遺産」が始まる。
上のスケッチは、神戸塩屋のジェームス山にある、堂々たる洋館。大正、昭和にかけて、神戸で貿易商として成功したイギリス人A.W.ジェームスが建てた自邸で、彼はこのジェームス山に外国人専用の立派な住宅を50戸ほどつくり、ジェームス山を外人が住む町にした。彼の死後、三洋電機の創業家の所有となり、その後、創業者の故郷淡路島が見えることから、望淡閣と名づけられた。  2012/9/11記
旧網干銀行本店 姫路       水彩ミニアチュール    2013年     120 X 165 o
関西経済連合会発行の機関誌「経済人」2013年5月号の「スケッチ紀行・歴史を歩く」は姫路の網干を歩いたスケッチで構成した。大正時代に設立された網干銀行の本店として建てられた。地方のの町の銀行としては立派な建築。のち幾度か合併を繰り返し、一時神戸銀行の支店であったことも。1970年頃まで銀行として使われていたとか。現在はアーケードの商店街のひとつ、洋品店になっている。  2013/05/22記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2013年5月号表紙に掲載                                 
是枝医院 堺    水彩ミニアチュール  2013年    120 x 165 o
関西経済連合会発刊の広報誌「経済人」2013年2月号の表紙、「スケッチ紀行歴史を歩く第192回」は、大阪・堺の百舌鳥周辺のスケッチで組んだ。4枚目は昭和の初めに建てられた国の登録有形文化財是枝医院。木造4階建ての洋館で、洋行した当主が西洋の建物に惹かれ、自ら図面を描いたそうだ。4立面同じデザインというのがおもしろい。  2013/02/13記
関西経済連合会発刊広報誌「経済人」2013年2月号表紙に掲載