水彩画スケッチ紀行
伝統の町並み

 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 

水彩画スケッチ紀行TOP

TOP PAGE

Copyright (C) Yasuda Yasuyuki YY-STUDIO All Right Reserved

大阪市中央公会堂 大阪中之島          水彩  165x240o
全国的に雪模様のきのうきょう、めずらしく神戸でも霰が降った。近畿地区信用金庫協会発行の季刊誌「いこい」の2011年冬号表紙には、大阪中之島の中央公会堂に雪が降るようすを描いた作品を掲載していただいた。この煉瓦造りの壮大な建築は1918年、北浜の株仲買人岩本栄之助の寄付によって建てられた。設計競技で選ばれた岡田信一郎の案をもとに、辰野金吾と片岡安が実施設計したもの。西洋のネオ・ルネッサンスの様式に従っているが、わが国の煉瓦建築の一つの到達点ともいわれる建築物。それゆえか、何度見てもいいなあと思うし、何度描いても描く対象としての魅力は尽きない。 2012/1/23記       
近畿地区信用金庫協会発行 季刊誌「いこい」2011年冬号表紙に掲載
    
パールブリッジ明石海峡大橋と移情閣 神戸舞子         水彩  2011年   165x240o
旅行会社のクラブツーリズムが、全国各地のスケッチ画家の講座を、3月に東京で開き、5月に画家の地元へスケッチ旅行をするという企画を実施する。「旅のスケッチブック―水彩で描く美しい日本」。その神戸の担当になった。3月29日東京で、室内での講座と新宿御苑での屋外講座。その後5月30日-31日の1泊で神戸の舞子、六甲山、北野異人館街などを描く。このほど、その募集が始まった。舞子では世界一のパールブリッジをバックに孫中山記念館の移情閣を描きたいと思っている。掲出したスケッチはパールブリッジと舞子移情閣の遠景。 2012/1/21記    
篠山 大正ロマン館 旧篠山町役場           2010年  120x165mm
大人の遠足-街・旅・絵日記講座の10月のプログラムは篠山小旅行-秋の城下町を描こう-。通常、この講座は半日のプログラムであるが、今回は朝から夕方まで。朝8時06分新大阪発の特急「こうのとり」で篠山口へ。昨日までの天気予報では雨であったが、車窓には明るい陽射しが・・・。ここのところ雨に降られることが続いていたので、内心ほっと胸をなでおろす。バスで町内に着いた後、まずは参加者全員で、篠山城址のそばにある大正ロマン館をスケッチ。大正12年に篠山町役場として建てられた建物。屋根や玄関のつくりが複雑で、みなさん描きにくそう。1時間ほど描いていると雲行きがあやしくなってきた。 2011/12/25記                      

                    
大阪市中央公会堂 中之島         2011年  165x210mm
今ごろになったが、9月の朝日カルチャーセンター「安田泰幸絵はがきスケッチ講座」は大阪中之島の中央公会堂で。残暑が厳しく、東洋陶磁器博物館の前の木陰に入って描き始めたが、陽が傾くにつれ、木の影がなくなって暑くなってきた。光も逆光になってきたがまわり全体が明るく光がまわっているので、なんとか描けた。受講されているみなさんの間を巡りながら、小さな紙にスケッチ。色は後でつけた。講評会は淀屋橋の「M.J.B」で。 2011/12/22記

                    
舞鶴煉瓦倉庫群 雪舞う 舞鶴市政館と旧海軍水雷庫          水彩スケッチ  2010年  165x240mm 
昨日掲載した、舞鶴北吸地区の煉瓦倉庫群と同じ日に描いたもう一枚の煉瓦倉庫のスケッチ。もちろん重要文化財に指定されている建物で、右端の市政記念館は内部に自由に入ることができ、舞鶴市に関する展示も見学できる。舞鶴は映画のロケ地として有名で、この界隈も数々の有名な映画の撮影場所になっている。 2011/12/11記            
舞鶴煉瓦倉庫群 雪舞う          水彩スケッチ  2010年  165x240mm 
今年のルミナリエは例年ほど寒くないなとおもっていたら、昨日あたりから神戸でも冷え込んできた。北の町ではどうなのだろう。日立造船の2011年のカレンダーで11-12月の絵柄に、日立造船の工場がある舞鶴の町を描いた。古くから港湾都市として栄えた町は、海軍の拠点ともなり、多くの施設が残っている。特に20世紀の初めに建てられた北吸地区の煉瓦倉庫群は、12棟のうちの8棟が重要文化財に指定され、記念館や博物館として利用されているものもある。クレーンが見える港に隣接した倉庫に降り出した雪が舞う。 2011/12/9記      
■日立造船2011年カレンダーに掲載
                    
京都 先斗町歌舞練場          水彩スケッチ  2011年  280x380mm
10月のカルチャーハウス香里ヶ丘スケッチ教室土曜クラスは、京都三条大橋たもとの先斗町歌舞練場を描いた。昭和のはじめ、大林組の木村得三郎の設計で建てられたもので、幾何学的なモチーフを多用しながら、鬼瓦なども使い東洋風の趣味も加味されている。この木村得三郎という人は、大阪の松竹座や東京の日劇、祇園の弥栄会館など、多くの劇場建築を手がけている。今回は受講されているみなさんに竹ペンを使って描いてみてもらった。竹ペンは筆致をコントロールしにくく、インクもボタ落ちしたり、かすれたりと、思うようにならないので、かえって思い切った力強い表現ができておもしろい。鴨川をはさんで対岸から描く。講評会は祇園の甘味処小森で。  2011/12/1記
大阪 北浜の煉瓦建築          水彩スケッチ  1998年  134x183mm
一昨日、ここに掲載していた、大阪の「北浜レトロ」の以前の姿。右端が今も残る紅茶専門店。左の2軒は取り壊され、現在は新しい大きなビルが建っている。3軒とも証券を扱う会社だったようだ。それぞれに、形といい色といい、個性的な建物だった。一時は東京をもしのいだ、大正・昭和の大阪のにぎわいを彷彿とさせる風景であった。 2011/11/30記            
■著書「れんが・街ものがたり」に所収 
大阪 北浜レトロ          水彩スケッチ  2011年 ポストカードサイズ120x165mm 
関西経済連合会発行の「経済人」11月号表紙の「スケッチ紀行・歴史を歩く」は、大阪の北浜・今橋・高麗橋界隈のスケッチで構成した。最後6枚目のスケッチは、大阪証券取引所(最近のニュースでは、大証は東証と合併することに)のすぐ前にある国の登録有形文化財北浜レトロ。明治の終り1912年に株の仲買商が建てた。ずっと以前は桂隆産業という看板があがっていた。現在は「北浜レトロ」という名の紅茶専門店で、このあたりのオフィスの女性御用達のようだ。絵では分かりづらいが、外壁に大きなポットのサインが掛っている。以前この店ができた当時、サンドウィッチと紅茶をいただいたことがある。また、もっと以前、このビルの西隣に2軒の煉瓦建築が残っていたころ、3軒並んだ建物を描いたこともあった。 2011/11/28記            
■関西経済連合会刊「経済人」2011年11月号表紙に掲載
大阪 伏見町 芝川ビル          水彩スケッチ  2006年 ポストカードサイズ100x148mm
関西経済連合会発行の「経済人」11月号表紙の「スケッチ紀行・歴史を歩く」は、大阪の北浜・今橋・高麗橋界隈のスケッチで構成した。5枚目のスケッチは、9月の「街・旅・絵日記」でも描いた国の登録有形文化財・芝川ビル。「経済人」の表紙に掲載したのは以前描いたもの。1917年、土地の運用で成功した船場の商家、芝川家が建てたもので、設計は渋谷五郎と本間音彦。昭和のはじめ、女子教育のための芝蘭社家政学園がこの建物の中に設けられていた。近くの愛殊幼稚園もそうだが、船場の商人の教育に対する姿勢がうかがい知れておもしろい。 2011/11/27記             
■関西経済連合会刊「経済人」2011年11月号表紙に掲載
大阪北浜 新井ビル          水彩スケッチ  1997年 152x222mm
関西経済連合会発行の「経済人」11月号表紙の「スケッチ紀行・歴史を歩く」は、大阪の北浜・今橋・高麗橋界隈のスケッチで構成した。3枚目のスケッチは、堺筋に面した新井ビル。旧報徳銀行大阪支店として建てられた。神戸の相楽園にある旧小寺邸厩舎(重要文化財)や神戸の海岸ビルヂングを手がけた河合浩蔵の設計により、1923年に竣工した。ワインレッドのタイルが印象的。国の登録有形文化財。現在は洋菓子の「五感」が入っている。2011/11/25記             
■関西経済連合会刊「経済人」2011年11月号表紙に掲載
高麗橋野村ビルヂング          水彩スケッチ  1997年 152x222mm 
関西経済連合会発行の「経済人」11月号表紙の「スケッチ紀行・歴史を歩く」は、大阪の北浜・今橋・高麗橋界隈のスケッチで構成した。スケッチ2枚目は堺筋に面した高麗橋野村ビルヂング。1927年、大阪御堂筋の大阪瓦斯ビルや東京の日本橋野村ビル(野村証券本店)の設計で知られる安井武雄の設計で建てられた。野村合名会社の貸しビル。各階の廂に瓦を用いた独特の外観は、周囲の近代的な高層ビルの中にあって、レトロな昭和モダニズムの雰囲気を漂わせている。 2011/11/24記          

■関西経済連合会刊「経済人」2011年11月号表紙に掲載
              
街・旅・絵日記講座9月大阪今橋レトロ 綿業会館          水彩スケッチ  2011年 120x165mm
9月の「大人の遠足 街・旅・絵日記講座」は、大阪今橋界隈を歩き、レトロな建築物を描いた。みんなで芝川ビルを描いたあとは、自由行動として、それぞれに街の中で見つけたものを絵日記に描き添えることにした。講評会の場所に行く途中にある綿業会館を描く人も。綿業会館は1930年渡辺節の設計で竣工した、日本綿業倶楽部の施設で、建築費の大半は東洋紡の専務であった岡常夫の遺族からの寄付であった。国の重要文化財に指定されている建物は、外観がルネサンス風。内部はジャコビアン様式の談話室など、倶楽部にふさわしく、豪華で格調の高い装飾で知られている。 2011/11/22記
大阪高麗橋界隈 三休橋 旧大阪教育生命保険          水彩スケッチ  2007年 165x240mm 
関西経済連合会発行の「経済人」11月号表紙の「スケッチ紀行・歴史を歩く」は、大阪の北浜・今橋・高麗橋界隈のスケッチで構成した。このあたりは道修町や船場といわれ、古くから大阪の商売の中心地であった。明治以降建てられた会社の建物が街のあちこちに残っている。その多くは近代の名建築として、現今注目されている。三休橋に面して旧大阪教育生命と日本基督教団浪花教会が並び、その東隣に本吉兆の本店がある。旧大阪教育生命保険の建物は1912年、東京駅の設計で知られる辰野金吾と片岡安の設計で建てられた。煉瓦と花崗岩のコントラストで壁面を装飾しているのは東京駅と同じ。このスケッチは2007年に描いたものだが、先日も街・旅・絵日記講座でここにきて描いた。 2011/11/23記
             
■関西経済連合会刊「経済人」2011年11月号表紙に掲載
              

YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

安田泰幸アート&スケッチ

近代名建築物語                                     04 

黄金色に燃える銀杏と大丸心斎橋店          水彩スケッチ  2002年  134x190mm
短い秋も終盤。晩秋の風景をもう1枚。大阪の大丸心斎橋店と御堂筋の銀杏並木。この季節の御堂筋は文句なしに美しい。大丸心斎橋店はW.M.ヴォーリズの代表作的建築。この建物は、心斎橋側が大正時代の1922年に、御堂筋側は昭和の1933年に完成している。外観も内部もアールデコ調の装飾がすばらしい。国の登録有形文化財になっている。以前、この店でヴォーリズの建築をスケッチした作品を集めて個展を開いていただいたことがある。このスケッチは、心斎橋店のお得意先に送るハガキのために描いたもの。 2011/12/8記             
■大丸心斎橋店サンキューレターに使用