YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行


安田泰幸アート&スケッチ

はんなり京都                                      07     

伏見城          2013年    水彩ミニアチュール    120 x 165 o
カルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座月曜クラスの7月は京都の伏見城へ出かけた。
50年ほど前に、洛中洛外図屏風に描かれた絵を参考に、近鉄が建てた摸擬天守。レプリカというかパビリオンのようなものだから、、大したことないだろうと思っていたが、大天守は5重6階、小天守は3重4階もあり、けっこう壮大な城。仕事がきっちりしていて見応えがある。さすがに50年も経てば見くびれない。これだったら地元の人が残してほしいと言ったのも理解できる。近鉄は無償で京都市に譲渡し、市は公園として整備したという。平日で訪れる人も多くなく、ゆっくりと描くことができた。  2013/10/27記

京都下鴨 賀茂川        水彩   2013年    F4 / 240 X 340 o 
朝日カルチャーセンターの4月のYY絵はがき講座は京都の下賀茂の河原へ出かけた。例年なら、堤防の上の「半木の道」の枝垂れ桜が残っている時期だが、今年は3月後半に急に暖かくなっていっせいに桜が咲いたものだから、ここもすでに葉桜。桜にはまに合わなかったが、木々の芽ぶきの時期。晩春の賀茂川の風景を描いた。晴れてはいたが、風が強く、河原にすわって描いていると寒くて、鼻がぐずぐず。  2013/06./25記

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はんなり京都

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拾得 京都        2013年   水彩ミニアチュール  120x165o  
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2013年10月号は京都の二条城周辺でのスケッチで構成した。コーヒーハウス拾得は1970年代にオープンした日本最古のライブハウス。日本が高度成長時代へと進み、団塊世代が青春期を迎え、学園紛争などが社会現象になっていた時代。若者たちの文化の一つをはぐくんだ。  2013/11/29記
■関西経済連合会発行 広報誌「経済人」2013年10月号表紙に掲載

山中油店 京都        2013年   水彩ミニアチュール  120x165o  
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」の2013年10月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は今号でちょうど200回。今回は京都二条城の周辺を歩いたスケッチ。下立売通の山中油店は江戸文政年間創業の200年続く老舗。油を専門に扱う、いまではめずらしい店。ガイドブックにも載っているので観光客が多い。店は安政年間に建てられ、質素倹約のしるしとして今も竹の樋をかけているのだとか。国登録有形文化財。  2013/11/27記
■関西経済連合会発行 広報誌「経済人」2013年10月号表紙に掲載

神泉苑 京都        2013年   水彩ミニアチュール  120x165o  
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」の2013年10月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は今号でちょうど200回。今回は京都二条城の周辺を歩いたスケッチ。二条城の南に道をはさんで神泉苑がある。もとは平安京の大内裏に隣接した宮中の庭園禁苑であった。嵯峨天皇がここで花宴を開いた記録があり、花見の発祥の地ともいわれる。境内には池があり竜神が棲んでいたといい、その竜神を祀る善女竜王社がある。竜神は水・雨を司るとされるが、平安時代、西寺の守敏と東寺の空海が雨乞いの祈祷を競い、空海が勝ったことから、この社は東寺と縁が深い。池端に大歳神を祀った小さな祠、恵方社があるが、これは毎年大晦日に恵方に祠の向きを変える日本唯一の社として有名で、大晦日にそのようすを見に訪れる人も多い。また平安時代に疫病が流行ったとき、ここに66本の鉾を立てて祇園社から神輿を担ぎだし祈ったのが祇園祭のはじまりともされる。誰でも入れる一見ふつうの神社のような場所だが、興味深い物語がたくさん詰まっているのが京都らしい。 2013/11/26記
■関西経済連合会発行 広報誌「経済人」2013年10月号表紙に掲載


二条陣屋小川家住宅 京都        2003年   水彩ミニアチュール  120x165o  
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」の2013年10月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は今号でちょうど200回。今回は京都二条城の周辺を歩いたスケッチ。二条陣屋 小川家住宅は、二条城や京都所司代に伺候する大名などが京都に滞在するのに使われた。そのため、数寄屋建築でありながら、天井の武者隠しや落し階段、釣り梯子など敵の襲撃を防ぐ仕掛けや防火上の工夫など特殊な設備が施されている。重要文化財。  2013/11/21記
■関西経済連合会発行 広報誌「経済人」2013年10月号表紙に掲載 
二条城二の丸御殿 京都        2008年   水彩ミニアチュール  120x165o  
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」の2013年10月号。表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は今号でちょうど200回。今回は京都二条城の周辺を歩いたスケッチ。世界遺産二条城の東大手門は堀川通りに面してたつ正門。重要文化財。修学旅行生や外国人観光客のバスやタクシーでいつもにぎやか。5年前桜の季節の描いたもの。 2013/11/15記
関西経済連合会発行 広報誌「経済人」2013年10月号表紙に掲載 

二条城二の丸御殿 京都        1999年   水彩ミニアチュール  165x240o  
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」の2013年10月号。表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は今号でちょうど200回。第1回目は1997年1月号。17年よく続けていただいたものだ。今回は京都二条城の周辺を歩いたスケッチ。世界遺産二条城の二の丸御殿は徳川家康の将軍宣下と徳川慶喜の大政奉還が執り行われたところ。内部には3,000点にのぼる障壁画が残り、うち1,000点余が重要文化財だとか。すごい数!  2013/11/11記       
■関西経済連合会発行 広報誌「経済人」2013年10月号表紙に掲載   
     


宇治川 台風一過         2013年    水彩    235 x 315 o
朝日カルチャーセンター YY街旅スケッチ講座の9月は宇治へ出かけた。現在平等院の鳳凰堂は修復工事中なのは解っているが、宇治川べりの船茶屋の軒並みは描けるだろうと計画したもの。2,3日前に台風の余波の豪雨で嵐山の桂川があふれ大騒ぎになったニュースがあったが、当日は雲ひとつない晴天。意気揚々と出かけたところが、宇治橋について川を眺めると勢いよく流れる荒々しい水。ただでさえ急流で知られる宇治川の流れが速い。しばらく水の流れを見ていると、船酔いのようなめまいさえ催しそう。上流のダムが大雨でたまった水を放流しているらしい。中之島も一部浸水して、船茶屋の風情もない。そこで、予定変更して、この川を描いてもらうことにした。白いしぶきをあげて、激しく流れる川と対照的にゆったりと重なる対岸の家並み。めったに見ることのできない景色だった。  2013/10/16記
祇園祭宵山
7月16日は、京都へ。宵山でにぎわう鉾町の山鉾を2、3スケッチして、夕方、南観音山の町内新町通り蛸薬師へ。5月、6月楽町楽家でお世話になった路地町家有さんの宵山の集いに誘ってもらった。南観音山の上に登らせてもらったあと、集まった人たちと、かすかに祇園囃子が聞こえる路地の奥のお宅で、興味深い話に夜遅くまで…。ごちそうになったうえに、南観音山のちまきまで用意してくださった。  2013/08/06記


晩秋の聴竹居        水彩   2012年    190 X 260 o 
昨年の12月の街旅絵日記講座は、大山崎にある日本の環境共生住宅の草分け、藤井厚二設計の実験住宅「聴竹居」で。和風と洋風をうまく取り入れた瀟洒なデザインと、自然の素材を使いさまざまの工夫をを凝らした機能性を、地元でこの家を守っておられる聴竹居倶楽部の方の解説で見学させていただいた。そしてスケッチは庭から外観を描いた。紅葉が美しかった。
奇しくも本日6月24日、天皇皇后両陛下が訪問され、視察されたそうだ。 そのもようは―http://kyoto-np.co.jp/top/article/20130624000057
写真で、両陛下に説明されているのは、お世話になっている聴竹居倶楽部代表のMさん。  2013/06/24記

楽町楽家 三原家      2013年   
先日、京都で開かれていた「楽町楽家」の催しで、会場となった8つの町家を紹介したボードが、各会場に掲示された。事前にスケッチした8軒のスケッチに、提供された解説文を手書きで作成。催し実施日のぎりぎり間際までかかった。それを実行委員会のリーダーのYさんがパソコンでレイアウト、(多分徹夜で)8点のボードを制作された。若い人の情熱ってすばらしい。 2013/06/21記                                           

楽町楽家 路地町家・有で      2013年   
先日、京都で開かれていた「楽町楽家」新町錦小路の路地町家・有で6月2日に行われた「青空茶室-つながりのうつわ」のインスタレ-ション(生活文化修復研究所小石原氏作)で、客は障子紙でできた茶室に入る前に氏が金継ぎで修復した茶碗を選ぶ。茶碗は手作りの段ボール箱に入れられ赤い糸で、京町家特有の通り庭につるしてあり、客は箱に書かれた銘をたよりに好きな箱をとり、茶室の前で開ける趣向。  2013/06/18記

楽町楽家 路地町家・有で      2013年   
先日、京都で開かれていた「楽町楽家」新町錦小路の路地町家・有で6月2日に行われた「青空茶室-つながりのうつわ」のインスタレ-ションのためにつくられた、町家の座敷にしつらえられた障子紙でできた茶室。(生活文化修復研究所小石原氏作)。おもしろいので、絵日記風にスケッチしてみた。  2013/06/17記
京都大学農学部演習林事務室   2012年     水彩画     268 x 385 o   
半年以上も前の2012年11月3日、カルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ講座土曜クラスは京都大学構内の農学部で行なった。農学部の演習林事務室の建物を描く。戦前の1931年に京大営繕の大倉三郎の設計で建てられたバンガロー風の平屋建て。国登録有形文化財。描き始めたときは日も照っていてそうでもなかったが、午後3時を回ると冷えてきた。講評会はこれも登録有形文化財である進々堂で。終わった頃には外は暗くなっていた。 2013/08/02記

楽町楽家 路地町家・有で      水彩スケッチ   2013年   
先日、京都で開かれていた「楽町楽家」新町錦小路の路地町家・有で6月2日に行われた「青空茶室-つながりのうつわ」のインスタレ-ション(生活文化修復研究所小石原氏作)で、客は障子紙でできた茶室の前で選んだ茶碗の箱を開け、にじり口から、茶室に入り、自分で茶を淹れ、いただく。抹茶の粉はガラス管に詰めて盆に盛ってあり、湯は昔の民家で使われていたおくどさん用の湯沸かし器を持ってきて、茶室の隅に据えてある。  2013/06/20記