YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

安田泰幸アート&スケッチ

はんなり京都                                        06

哲学の道      2012年      水彩ミニアチュール    120x150o
昨年のことになるが、街旅絵日記講座の8月は京都東山鹿ヶ谷を歩いた。まず、参加のみなさんと「ノアノア」で昼食。学生時代(40年も前の話)に「anan」という雑誌で、京都の街が旅のコラムとしてさかんにとりあげられ、その頃から哲学の道も広く一般に知られるようになったと思うのだが、当時このあたりではこの「ノアノア」とか「ZIG-ZAG」といったお店がおしゃれなスポットとなっていた。まあ、学生のわれわれにとっては憧れの店で、マッチもいいデザインだった。昼食後、哲学の道へ。天気の良い暑い日で、とりあえず木陰を選んで、めいめい思い思いのスケッチ。 2013/02/26記                        
                                     

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はんなり京都

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楽町楽家 路地町家・有で      2013年   
先日、京都で開かれていた「楽町楽家」の催しは市内の8つの町家を会場にして開催されたが、そのうちのひとつ、新町錦小路の路地町家・有で6月2日に行われた「青空茶室-つながりのうつわ」に寄せてもらった。「青空茶室-つながりのうつわ」は、生活文化財修復研究所代表のK氏のインスタレ-ションで、ここで、この催しのお手伝い。茶室で抹茶を楽しんだ器は訪問した人が持ち帰るのだが、それぞれの人が記念に残していく器のスケッチのお世話が仕事。  2013/06/16記

楽町楽家 路地町家・有で      2013年   
先日、京都で開かれていた「楽町楽家」の催しは市内の8つの町家を会場にして開催されたが、そのうちのひとつ、新町錦小路の路地町家・有で6月2日に行われた「青空茶室-つながりのうつわ」に寄せてもらった。「青空茶室-つながりのうつわ」は、生活文化財修復研究所代表のK氏のインスタレ-ションで、集められた欠け茶碗を金継ぎで修復し、町家の中にしつらえられた茶席でお茶をいただき、町家に触れてもらおうというもの。  2013/06/13記

京の町家 路地町家・有     水彩ミニアチュール  2013年   120 X 165 o 
先日、京都で開かれていた「楽町楽家」の催しで、6月2日、新町通錦小路の路地の奥にある町家でおこなわれた、「青空茶室-つながりのうつわ」という、お茶会を模したインスタレ-ションのお手伝いにいった。 2013/06/09記

京の町家 土間ハウス       水彩ミニアチュール  2013年  120 X 165 o
5月18日から6月9日まで、京都で行われている催し「楽町楽家」に、ちょっぴりお手伝いさせていただいている。京都上京区仁和寺街道相合辻子下ル鳳瑞町の「土間ハウス」と呼ばれる古い町家は、大工をしていた方が仕事場として使っていた長屋。大学生3人がセルフビルドで再生させ、シェア生活を始めたそうで、現在の表札がわりの黒板には外国人の若い家族の名もある。ここで5月25,26日にハンガリーのハーブティーとケーキを楽しむ催しがあった。  2013/06/04記

寺町五条橋詰町の町家       水彩ミニアチュール  2013年  120 X 165 o
5月18日から6月9日まで、京都で行われている催し「楽町楽家」に、ちょっぴりお手伝いさせていただいている。京町家が好きで、古い町家を再生リノベーションしたり、新しい活用の場を工夫したりと、活動する若い人たちの努力と情熱に、自分にも昔にはあっただろう何かに、懐かしい感覚を憶える。 2013/06/01記
京都御苑近衛邸跡の桜       水彩    2013年     280 X 380 o
カルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ講座土曜クラスの4月は、3月30日に京都御苑でおこなった。実は当初、京都の真如堂の境内で桜と搭を描くことを考えていたが、寺の許可がおりず、京都御苑に変更した。御苑は広く、植えられている桜の種類も多い。近衛邸跡の桜はちょうど満開。  2013/05/27記



京都円山公園 平野家本家        水彩ミニアチュール   2012年    120 x 165 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2013年1月号の表紙、「スケッチ紀行-歴史を歩く」は京都の東山、神宮道あたりを歩いたスケッチで構成した。東大路から知恩院に向かう華頂道が白川を渡る橋の横に細い切り石で架けられた橋がある。京の風情を撮るスポットの一つだ。比叡山の千日回峰行の修験者が渡るので、「行者橋」とも「阿闍梨橋」とも呼ばれている。この橋を自転車で渡る人がいるらしい。  2013/02/02記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2013年1月号表紙に掲載

京都円山公園 平野家本家        水彩ミニアチュール   2012年    120 x 165 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2013年1月号の表紙、「スケッチ紀行-歴史を歩く」は京都の東山、神宮道あたりを歩いたスケッチで構成した。円山公園から知恩院に至る小道沿いにいもぼうの平野家本家がある。いもぼうは、海老芋と棒鱈を炊き合わせた京都の伝統料理。棒鱈の膠質が海老芋を包んで煮くずれを防ぎ、海老芋から出る灰汁が棒鱈を柔らかくするという。江戸時代の中頃、青蓮院に仕えていた当主が始めたという。 2013/01/31記          
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2013年1月号表紙に掲載                

京都東山 青蓮院門跡 四脚門と楠        水彩ミニアチュール   2011年    120 x 165 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2013年1月号の表紙、「スケッチ紀行-歴史を歩く」は京都の東山、神宮道あたりを歩いたスケッチで構成した。青蓮院は代々皇族の男子が出家して門主を勤める門跡寺院。江戸時代、内裏が火災に遭った際、仮御所になったことから、粟田御所とも呼ばれる。「愚管抄」の作者慈円は三代門主で親鸞の得度をした。寺には三不動のうち有名な国宝青不動があるほか、重要文化財の仏像や文献が多数遺されており、相阿弥や小堀遠州作と伝える庭があり、秀吉寄進といわれる一文字手水鉢がある。応仁の乱の戦禍を免れた親鸞手植えといわれる巨大な5本の楠も残っている。一ヵ寺にこれだけの膨大な文物があり、それぞれに曰くや物語がある。やはり京都はおもしろくて、おそろしい。
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2013年1月号表紙に掲載    
                                



嵯峨野 化野念仏寺の竹藪   水彩   2002年   ミニアチュール 120x165 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」12月号表紙、「スケッチ紀行-歴史を歩く」190回は、京都奥嵯峨鳥居本。化野念仏寺の境内には化野一帯に散乱していたたくさんの無縁仏になった石塔や石仏が並べられ、毎年8月に行われる千灯供養は無縁仏にひとつひとつろうそくが灯されて幻想的な情景をつくる。境内の奥に続く竹林も森閑として抒情的。ちなみにこのスケッチは表紙には掲載していない。  2013/01/12記                                  
■著書「はんなり京都スケッチ気分」に所収       

嵯峨鳥居本 化野念仏寺の参道と愛宕街道   水彩   2012年   ミニアチュール 120x165 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」12月号表紙、「スケッチ紀行-歴史を歩く」190回は、京都奥嵯峨鳥居本のスケッチで構成した。街道の途中に道をそれて石段の坂道がある。化野(あだしの)念仏寺の参道である。このあたり化野は昔、鳥辺野と同じように風葬の地であった。一帯に散乱していた遺骸を集め埋葬ししたのが空海であったと伝わる。のち法然が念仏寺を開いたとされる。  2013/01/10                                             ■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2012年12月号表紙に掲載
                                        

京都奥嵯峨 愛宕念仏寺   水彩   2012年   ミニアチュール 120x165 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」12月号表紙、「スケッチ紀行-歴史を歩く」190回は、京都奥嵯峨鳥居本のスケッチで構成した。街道のつきあたり、一の鳥居をくぐって山へすすむと愛宕念仏寺がある。開創は八世紀だそうで、永く荒廃していたが、この地に移され、戦後、仏像研究で知られる西村公朝が住職に任じられ、復興した。境内には西村住職のすすめで、参拝者によって彫られ奉納された多数の表情豊かな石の羅漢がぎっしり並ぶ。訪れた若い女性が表情が可愛いと携帯のカメラでいくつも写真を撮っていた。  2013/01/10記                                             
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2012年12月号表紙に掲載        
京都 知恩院大鐘楼        水彩ミニアチュール   2011年    120 x 165 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」の表紙はことしも担当させていただくことになり、32年目になる。感謝。「スケッチ紀行-歴史を歩く」シリーズは2013年1月号で、第191回。今号は京都の東山、神宮道あたりを歩いたスケッチで構成した。知恩院の梵鐘は、毎年大晦日の除夜の鐘がTV中継されることで知られている。重さ70トン。ポニーと呼ばれ高原列車として活躍したC56蒸気機関車より重い。それをつりさげている鐘楼もえらい。鐘も櫓も重要文化財。 2013/01/29記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2013年1月号表紙に掲載
京都 知恩院三門        水彩ミニアチュール   2011年    165 x 240 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」の表紙はことしも担当させていただくことになり、32年目になる。感謝。「スケッチ紀行-歴史を歩く」シリーズは2013年1月号で、第191回。今号は京都の東山、神宮道あたりを歩いたスケッチで構成した。知恩院は東山三六峰の一つ華頂山のふもとにある、法然上人開基の浄土宗総本山。広大な伽藍が山麓に広がる。国宝の山門は江戸時代初期の建立で、高さ24m。日本最大の寺院の門である。屋根を支える肘木の重なりのリズム感がためいきがでるほど美しい。  2013/01/28記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2013年1月号表紙
柿 京都奥嵯峨鳥居本   水彩   2002年   ミニアチュール 120x165 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」12月号表紙、「スケッチ紀行-歴史を歩く」190回は、京都奥嵯峨鳥居本。最後のスケッチは、道端に伸ばした枝にみのる柿の実。鮮やかな色合いが目をひく。  2013/01/13記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」12月号表紙に掲載