YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

水彩画スケッチ紀行
はんなり京都

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 

水彩画スケッチ紀行TOP

トップページへ

Copyright (C) Yasuda Yasuyuki YY-STUDIO All Right Reserved

京都 大徳寺龍源院東滴壺            2002年  水彩  ポストカード  100 x 148 mm
2月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座」は、京都大徳寺界隈を歩いた。公開している塔頭の一つ、龍源院には3つの庭がある。そのなかに、日本で最も小さいとされる、石庭の傑作、東滴壺がある。白砂で描かれた波紋は、禅の思想を表す。この絵は、以前拝観したときに描いたもの。 2012/5/9記
■著書「はんなり京都スケッチ気分」に所収

京都 大徳寺龍源院一枝担   2002年  水彩  ポストカード 100 x 150 mm
2月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座は京都大徳寺界隈を歩いた。大徳寺にはたくさんの塔頭寺院があるが、公開されている塔頭の一つ龍源院にはいい庭がある。そのうちの一つが「一枝担」と名づけられた枯山水石庭。昭和に作られた庭で、奥の石組が蓬莱山、右手前が鶴島、左手前が亀島。  2012/5/5記
■著書「はんなり京都スケッチ気分」に所収

                                            
ラットンゾーロ・ドーロの料理       ポストカード 水彩    2011年 120 x 165 o 
昨年12月の朝日カルチャーセンター梅田教室の「安田泰幸絵ハガキスケッチ講座」は、京都の同志社大学今出川キャンパスで、礼拝堂を描いたが、講座終了後、クリスマス会をした。京都、烏丸高辻の人気のイタリアン「ラットンゾーロ・ドーロ」で。ワインで乾杯のあと、出てくる料理のボリュームにびっくりしながら、食べて、飲んで、しゃべって、笑って・・・、おおいに盛り上がった。プレゼントの交換や寄書きスケッチのくじ引きなどもにぎやかに、楽しい会だった。 2012/2/21記
                                                
同志社礼拝堂 京都        水彩    2011年 280 x 380 o 
昨年12月の朝日カルチャーセンター梅田教室の「安田泰幸絵ハガキスケッチ講座」は、京都の同志社大学今出川キャンパスで、重要文化財の礼拝堂を描いた。葉が落ちた木々の梢の間から見える煉瓦建築が美しい。いつもは鉛筆と水彩絵具で表現してもらうのだが、この日は竹ペンで描いてもらうことに。線が太くなったり、細くなったり、かすれたり、ゆがんだりで思うようにならないので、思い切って大胆に表現してもらうのがねらい。不自由を楽しんでもらった。いややっぱり苦しんだかな。この講座は春からはじまって、まだ1年たたないが、受講していただいている方どうし仲が良く、みなさんの発案で、クリスマス会(忘年会)をしようということになり、今日がその日。墨汁を使うので汚れてもよい服装というけど、レストランにいくのでおしゃれもせなあかんのに。と、女性軍から叱られた。講座終了後、四条烏丸のトラットリアへ。 2012/2/20記
                                                
リストランテ美郷の料理 京都         水彩  ポストカード  2011年 120 x 165 o 
昨年12月のカルチャーハウス香里ヶ丘安田泰幸スケッチ講座土曜クラスは京都の東本願寺のなまこ壁のある風景を描いたが、講座終了後、堺町松原にあるリストランテ美郷で、毎年恒例のクリスマス会。美郷は京都でも人気上位のイタリアン。坪庭の見える落ち着いた部屋を用意いただいた。カルチャーハウスのオーナー差し入れのスプマンテで乾杯、おいしい料理で話もはずむ。ワイワイ盛り上がったところで、恒例のプレゼント交換。それぞれ趣向を凝らした品に歓声。全員でテーブルの上のものを一つ一つ1枚の紙にスケッチし、シェフも寄せ書きしてくれた。なかなかいい作品ができ、これは抽選でOさんにプレゼント。楽しい夜を過ごした。 2012/2/17記
                                                
京都 東本願寺北側 花屋町通        水彩  2011年   165 x 240 o 
昨年12月のカルチャーハウス香里ヶ丘「安田泰幸スケッチ教室土曜クラス」は京都東本願寺。予定では烏丸通に面した正面の御影堂門と銀杏の木を描くつもりであったが、前の日から降水確率80%の予報。当日はスケッチ講座のあと、この近くの店で、毎年恒例のクリスマス会の予定だったので、教室内の講座に切り替えることはしたくない。以前このあたりをスケッチした時に寺の北側に大谷派の施設の大きな建物があって、その軒先がけっこうスペースがあったように記憶していたので、前日スタッフの方と相談して、建物の許可をとってもらい、雨天決行することに。はたして翌日、神戸を発つときは雨があがっていた。が、現地に着く少し前から細かな雨が降ってきた。結局11月の大阪高麗橋につづき2カ月連続で雨宿りしながらのスケッチに。雨にはたたられたがいちょうは雨に洗われ色あざやか、印象的な風景を描くことができた。 2012/2/13記  
                                                  
京都 大沢池 春        水彩  2010年   140 x 190 o 
昨年11月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座」は嵯峨野大覚寺で
あったが、この絵は以前に描いた大沢池の春の景色。大沢池のほとりはよくテレビドラマや時代劇の撮影に使われる。ふだんドラマはあまり見ないが、たまたまスイッチをいれた画面にこの池が映し出されていたりする。今日も京都へ出かけていたが、風が冷たく寒かった。4月生まれとしては、春が待ち遠しい。 2012/2/12記  

                                                  
大覚寺 五大堂から        水彩  2012年  ポストカードサイズ 120 x 165 o
昨秋11月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座」は嵯峨野大覚寺。強い風が吹く大沢池のスケッチを切り上げて、大覚寺の内部を拝観した。宸殿の狩野山楽の金箔の襖絵は複製だが、宸殿前の庭には嵯峨菊の鉢植えが並べてあった。花の色は四季を表す桃色、臙脂、黄色、白。階の上から見てちょうどよい高さの2mの茎に上・中・下の三段に仕立て、上が3輪、中が5輪、下が7輪の花がつき、一つの花にはは長さ5〜7cm程の細い花弁約50本。葉は上が淡緑、中が緑、下が黄、これも季節の移り変わりを表しているとか。花は寺内で育てられたものとか。王朝文化の香りを感じることができる。本堂にあたる五大堂は大沢池に対して舞台が張り出しており、そこから見る庭の塀がおもしろかったのでスケッチしてみた。画面小さな堀川の右が宸殿に続く庭。  2012/2/10記
街・旅・絵日記講座 嵯峨野大覚寺 大沢池         (部分)  水彩  2011年   
昨年11月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座」は嵯峨御所と呼ばれた大覚寺と大沢の池。JR嵯峨駅近くのレストラン「ル・プラ・プリュ」で昼食後、大沢池でスケッチ。池の周囲の樹々も色づきはじめて、スケッチにはちょうどいい時季。空は晴れていたが、風が強い。枯れた蓮が池を渡る風に揺れ、きらきら陽の光を反射して、おもしろい風景をつくっている。ところが、描いているうちに陽も翳ってきて、風がいよいよ強くなる。寒いわ、画紙は風でめくれるわ・・・。我慢大会のようなスケッチになった。 2012/2/8記
                      
街・旅・絵日記講座 嵯峨野大覚寺マップ           水彩  2011年   165 X 240 mm
昨年11月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座」は嵯峨御所と呼ばれた大覚寺と大沢の池。講座では、毎回、事前にプログラムを受講の方に渡しているが、その中に載せるマップの原画に挿し絵風にスケッチ。大覚寺を拝観したとき、ちょうど見頃だった嵯峨菊、大沢の池の岸にもやう屋形舟、大沢池の枯れ蓮と心経宝塔などである。大覚寺は嵯峨御所と呼ばれ、一時朝廷がおかれ、王朝文化がくり広げられたところ。紅葉が色づきはじめて、スケッチにはちょうどいい時季なのだが・・・・。  2012/2/7記
                    
大覚寺 宸殿と石舞台 京都嵯峨野          水彩  2011年 ポストカードサイズ  100X 148mm
昨年11月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座」は嵯峨御所と呼ばれた大覚寺と大沢の池。このところ数か月、雨続きなので、雨が降ったときの対応策を考えるため、また、案内用の情報を集めるため、事前に下見をした。上の絵は、そのとき大覚寺を拝観して五大堂から宸殿の庭を描いたもの。中央の石舞台にはちょうど見ごろの嵯峨菊が並べてある。閉門間近だったので、ハガキサイズの小さなブレダン紙に簡単に輪郭だけ取り、のちほど着色した。紙が水をよく吸い取るので、デフォルメした形を意識しながら、手っ取り早く着色した。 2012/2/5記        
梅小路蒸気機関車館 旧二条駅舎 京都          水彩 2011年  ポストカードサイズ  120 x165o
財団法人全国建設研修センター発行の「国づくりと研修」129号の表紙は、京都の梅小路蒸気機関車館。裏表紙には解説文と3点のスケッチ。3点目は資料展示に使われている旧二条駅舎。1904年に京都鉄道の本社兼駅舎として建てられ、京都鉄道が国有化後は、山陰線二条駅として親しまれてきた、現存する日本最古の木造駅舎である。建物の入口が蒸気機関車館の入口になっており、小さな男の子連れの家族が楽しそうに入っていった。 2012/1/30記  
財団法人全国建設研修センター発行 「国づくりと研修」129号 裏表紙に掲載           

梅小路蒸気機関車館 C55形 C551 京都          
水彩 2011年  ポストカードサイズ  165x240o

財団法人全国建設研修センター発行の「国づくりと研修」129号の表紙は、京都の梅小路蒸気機関車館。裏表紙には解説文と3点のスケッチ。2点目は扇形車庫に展示されている保存車両の一つ、C55形の1号機。昭和のはじめ、1935年に神戸の川崎車両で製造され、北海道で活躍していた、中型の旅客用機関車。1979年に車籍を抹消されるまで、320万km、地球80周にあたる距離を走ったという。車庫にあぐらをくんで座り込んで描いたが、蒸気機関車のスケッチは子どもの頃を思い出させてくれ、この歳になっても楽しい。 2012/1/28記    
財団法人全国建設研修センター発行 「国づくりと研修」129号 裏表紙に掲載           

梅小路蒸気機関車館 扇形車庫のC1164,9633,B2010,C622 京都 
水彩 2011年  ポストカードサイズ  165x240o

財団法人全国建設研修センター発行の「国づくりと研修」129号の表紙は、京都の梅小路蒸気機関車館。裏表紙には解説文と3点のスケッチ。その一つが、扇形車庫で展示されている機関車。C11形と9600形、B2010、そしてリフレクタにツバメのマークが入った、C62形2号機。館には現在17形式19両が保存されていて、そのうち7両が、動く状態での保存。その中には「SLやまぐち号」や「SL北びわこ号」など、実際の営業運転で、いまも本線を走る機関車もある。 2012/1/27記
財団法人全国建設研修センター発行 「国づくりと研修」129号 裏表紙に掲載           
梅小路蒸気機関車館 京都          水彩  165x240o
財団法人全国建設研修センター発行の「国づくりと研修」129号の表紙は、京都の梅小路蒸気機関車館。旧国鉄梅小路機関区に、1972年、鉄道開業100周年を記念して設けられた。新幹線開通後、高度成長時代の交通体系の変化で、急激に姿を消していった蒸気機関車を保存する目的でつくられた。1914年に建てられた扇形車庫は、クレーンなど修繕・整備用の設備もそろい、国の重要文化財に指定されている。スケッチに出かけたのは9月。広場で社会見学の小学生たちが弁当を広げたり、家族連れが展示車両の運転台にのぼったり、鉄道マニアが熱心に写真を撮っていたりと、思い思いに蒸気機関車とふれあっていた。 2012/1/26記    
財団法人全国建設研修センター発行 「国づくりと研修」129号 表紙に掲載           
京都 大徳寺 芳春院への道   2012年  水彩  ポストカード 120 x 165 mm
2月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座は京都大徳寺界隈を歩いた。お昼に集まって、大徳寺そばの和風カフェ「檸檬館」で昼食。町家を改造したレトロな店で、甘鯛の飯蒸しがついたお弁当を食べる。食べ終わって全員がそろったところで、大徳寺境内へ。あらかじめ寺務所でスケッチの許可をもらっておいた。まずは全員で前田利家夫人まつゆかりの芳春院の参道を描く。昼食の時までは薄曇りであったのに、描いている途中で、にわかに黒い雲が出てきて、雪が舞う。しばらくして止んだが、気温が下がり寒くなってきた。昨年から続いて天候にめぐまれない絵日記講座である。上のスケッチは事前に下見に行った時のもので、そのときはよい天気であったのだが。 2012/5/2記      
                                     
                                            
都西賀茂 神光院本堂          水彩  2011年  ポストカードサイズ 165x120o
関西経済連合会発行の「経済人」の1月号表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は京都の上賀茂。6枚目のスケッチは上賀茂神社の西1kmほどのところにある神光院。13世紀に上賀茂の神職が神託を受けて創建したという。本尊は弘法大師像で、東寺、仁和寺とともに京の三弘法として知られている。毎年夏には空海の故事にならいきゅうり封じの祈祷がおこなわれる。訪れたのは夕方、薄暗い境内には誰もいず、静寂そのもの。露地を進むとここだけにしかないという八重の白いサザンカが薄暮に鮮やか。スケッチをしていると、若い美しい女性がひとり境内にはいってきた。静かにサザンカをカメラに収めたり、本堂の前にたたずんだり・・・。旅の途中か・・・。目があったがかすかに頭をさげ、散策しながら姿を消した。鉛筆のデッサンが終わったとき、寺の若奥様だろうか、門を閉めに来られ、「ようお参りでした」の声に送られ寺を出る。 2012/1/20記     
■関西経済連合会発行「経済人」2012年1月号表紙に掲載
    

安田泰幸アート&スケッチ

はんなり京都                                       04