京都東山 
哲学の径
 

水彩   
2017年  
F4/332x242o

昨年2017年11月の朝日カルチャーセンター安田泰幸絵はがきスケッチ講座は、京都の哲学の道で実施した。受講の方たちと一緒に、ハガキサイズではなくF4の画用紙に輪郭線を少なめにして描いてみる。
2018/04/05記

旧関西日仏学館
京都 
    

2016年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年10月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は、京都百万遍周辺のスケッチで構成した。
1927年、当時の駐日フランス大使の提唱により、日仏両国の文化的、知的交流のために設立された。建物はレイモン・メストラレと木子七郎の設計。1936年に竣工した。現在はアンスティチュ・フランセ関西とフランス語の名前に変わっている。1階にカフェがあり、スケッチのあとの休憩にちょうど良い。このあたりでスケッチ講座をしたときは講評会に使わせてもらう。登録有形文化財
2018/02/06記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年10月号の表紙に掲載


和束 
石寺の茶畑 
京都府
 

2017年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年7月号の表紙は、宇治茶の里、和束町の歴史文化を訪ねたスケッチ。
和束の西に位置する白栖・石寺地区の茶は「早場」と呼ばれ、このあたりで一番早く茶摘みが行なわれる。石寺の茶畑は山全体がきれいに刈り込まれた緑のジオラマ。うっとり見入ってしまう美しさ。
2017/12/09記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年7月号表紙に掲載
和束 
鷲峰山金胎寺
多宝塔 
京都府 
       

2017年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年7月号の表紙は、宇治茶の里、和束町の歴史文化を訪ねたスケッチ。
町を見下ろす山の中にある金胎寺は7世紀末、役の小角の開基という。行場でもあった、人影のない山中の境内は張り詰めたような静寂が充ちていて、13世紀末に建てられた多宝塔は風雪に耐えた木地が厳格な精神をうかがわせる。多宝塔は国の重要文化財。2017/12/06記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年7月号表紙に掲載  
       

YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

和束 
原山の円形茶園 
京都府 
  

2017年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年7月号の表紙は、和束町の歴史文化を訪ねたスケッチ。
原山地区は鎌倉時代、このあたりで初めて茶が栽培されたところ。海住山寺の慈心上人の手によって植えられた。かなり急で曲がりくねった坂道を15分ほど上ると、山中にみごとな茶畑が出現する。陽が沈みかけて、静寂の谷に、丹精をこめて手入れされた茶畑がえもいわれぬ造形美をつくっている。こういうのを見ると、われわれ日本人は新たに無から発想してものを創りだすことはあまり得意とは言えないが、すでにあるものを研ぎ澄まして精度を究める才能は素晴らしいと思ってしまう。
2017/12/04記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年7月号表紙に掲載

安田泰幸アート&スケッチ


はんなり京都                                                       13        

京都大学
吉田寮 
    

2011年  
水彩  
165x120mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」10月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は、京都百万遍周辺のスケッチで構成したが、事情で掲載しなかったスケッチ。
1913年、山本治兵衛と永瀬狂三の設計で建てられた。現役日本最古の寄宿舎。学生の自治で運営されている。104年の歴史の中には、さまざまな事件や騒動に巻き込まれている。現在も老朽化と耐震性の問題で苦悩しているという。平日の午後スケッチしていると、自転車で乗り付けるもの、木の下で楽器の練習をするもの、食堂では何やら作業する大きな物音。玄関を覗くと、中はカオス。うらやましい気持ちが募る。
2018/02/07記


京都大学
文学部陳列館 


1999年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年10月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は、京都百万遍周辺のスケッチで構成した。
京都大学吉田キャンパスにある文学部陳列館。歴史学、考古学、古美術など文学部が収集した資料を収蔵するため、1914年、山本治兵衛と永瀬狂三の設計で建てられた。説明によると、ブロークンぺディメントや楕円形窓などはネオ・バロックの様式、細部の装飾はセセッションの特徴がみられると。設計者の山本と永瀬は京大の営繕課に所属しており、ふたりが手がけた京大関係の名建築が今も残る。国登録有形文化財。
2018/02/02記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年10月号の表紙に掲載

百万遍知恩寺 
御影堂 
京都 
    

2017年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年10月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は、京都百万遍周辺のスケッチで構成した。
百万遍の地名の由来、百万遍知恩寺。平安時代、円仁の創建と伝わる。後醍醐天皇の勅により、七日念仏百万遍を行ない、当時流行っていた疫病を鎮めたたとされ、百万遍の号が下賜されたという。広い境内の御影堂など9棟が国の重要文化財。
2018/02/01記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年10月号の表紙に掲載



和束 
釜塚の茶畑 
京都府 
 

2017年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年7月号の表紙は、和束町の歴史文化を訪ねたスケッチ。
鎌倉時代に茶の栽培が始まったとされ、800年の歴史をもつ。茶の文化を伝え、宇治茶の主産地として知られることから、“茶源郷”と呼ばれる。釜塚山の茶畑は、瓦屋根の民家と接する。地元ではこれを“生業(なりわい)の景観”と称している。町は「日本で最も美しい村連合」に加盟している。
2017/12/03記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年7月号表紙に掲載

水彩画スケッチ紀行
はんなり京都

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祇園 
新橋たもと
  

水彩   
2017年  
240x165o

2017年12月のカルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座月曜クラスは、日本の伝統的な風景を竹ペンを使って描いてみようと、京都の祇園、白川にかかる新橋のあたりへ出かけた。町家は柱や板目、格子など線が多いので、竹ペンの線をうまく生かせたらと、墨と水彩で古都の風景にチャレンジしてもらった。
2018/04/07記





和束 茶だんご 
京都府 
       

2017年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年7月号の表紙は、和束町の歴史文化を訪ねたスケッチ。
2017/12/05記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年7月号表紙に掲載







神護寺多宝塔と
紅葉
           

再掲載
水彩  
165x120cm
Panasonicの2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉−繁栄」の11月の言葉は「すべてわが師」。謙虚に学ぶ心があれば、万物万人すべてわが師。そこから得た気づきや知恵の高まりが、社会を発展させていく…と。
かつて最澄が法華会を行ない、また空海がここに住し、潅頂を行ない、その後も仏法の道場として多くの高僧が修行し、世に出た、京都の高雄山寺、後の神護寺の紅葉のスケッチを合わせた。
2018/02/27記
■パナソニック2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉−繁栄」11月に掲載

京都市電
1600型 
    

再掲
2014年  
水彩  
165x120mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年10月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は、京都百万遍周辺のスケッチで構成した。
1895年、日本で最初に開業した京都の市電(京都電気鉄道)。戦後の最盛期には延長76km、利用客は1日平均56万人。当時の京都市の人口が130万人ほどだから、市民のほぼ半数が毎日市電を利用していることになり、まさに市民の足だった。しかし路面電車は時代遅れという日本の高度成長時の風潮に乗り、徐々に路線が縮小され、1978年完全に廃止された。いまごろになって、京都も持続可能な都市交通問題に頭を抱えている。百万遍の交差点には、廃止直前まで、最後の路線の停留所があった。
2018/02/06記

京都大学
農学部
演習林事務室 
  

2008年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年10月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は、京都百万遍周辺のスケッチで構成した。
京都大学は近代建築の宝庫。北部構内には大好きな農学部の建物がある。旧演習林事務室。1931年大倉三郎の設計で建てられたバンガロー風のエキゾチックな木造建築。大学に林業を研究する施設や林があり、それを管理する立派な建物があったことに感心する。京大の学問に対する包容力やポテンシャルを感じる。登録有形文化財
2018/02/04記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年10月号の表紙に掲載

京都大学
土木工学教室 


1999年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年10月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は、京都百万遍周辺のスケッチで構成した。
京都大学吉田キャンパスにある工学部土木工学教室本館。1917年に竣工した京大を代表する煉瓦建築。設計は文学部陳列館と同じ山本治兵衛と永瀬狂三。
2018/02/03記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年10月号の表紙に掲載



和束 
瑞泉山正法寺
京都府 
       

2017年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年7月号の表紙は、宇治茶の里、和束町の歴史文化を訪ねたスケッチ。
正法寺は聖武天皇の皇子、安積親王の菩提を弔うため、行基によって創建されたと伝わっている。
2017/12/08記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年7月号表紙に掲載
         
和束 茶摘み
京都府 
       

2017年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年7月号の表紙は、和束町の歴史文化を訪ねたスケッチ。
800年の歴史をもち、茶の文化を伝え、宇治茶の主産地として知られる、“茶源郷”和束。茶摘みは5月から6月にかけて。新しい枝の脇の新芽を残して、上から3枚ほどを人指し指で折る。折り摘みというそうだ。
2017/12/05記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年7月号表紙に掲載

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