朽木 
丸八百貨店


2002年  
水彩   
120x165o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2014年7月号の「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、鯖街道の宿場町朽木。
街道に面してちょっと洋風の雰囲気を漂わせているのは丸八百貨店。昭和の初めに建てられた個人商店。建物は国の登録有形文化財になっている。建てられたころは山も木材の伐り出しで活気があっただろうし、街道を行き来する人も多かっただろうから、この通りも賑やかだっただろうと想像できるが、いまは町もひっそりとして、この店もカフェや休憩所として使用されているが、手持無沙汰そうにに佇んでいる。
2015/01/08記
■関西経済連合会刊「経済人」
 2014年7月号表紙に掲載

YASUDA YASUYUKI

Tangerine orchard, Arida, Wakayama pr.

みかん畑 
和歌山県有田市







2000年 
水彩 
120x165o 

関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年3月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、和歌山県の有田市を歩いたスケッチで構成した。有田市の中心を流れる有田川を望む山の斜面に広がるみかん畑。このスケッチを描いたときは、青々したみかんが木々に実をつけていた。
2016/01/09記
■関西経済連合会発行「経済人
 2015年3月号表紙に掲載

水彩画スケッチ紀行

朽木 
邇々杵神社多宝塔 



2014年  
水彩   
165x120o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2014年7月号の「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、鯖街道の宿場町朽木。
ににぎじんじゃと読む。平安時代から続く古社で、神仏習合の時代に天台宗の神宮寺があったといい、今も多宝塔が残っている。均整のとれたシルエットが静寂の緑に美しく映る。
2015/01/07記

■関西経済連合会刊「経済人」
 2014年7月号表紙に掲載
 


安田泰幸アート&スケッチ

近畿のスケッチ旅                                                        08

The Aridagawa (River), Arida, Wakayama pr.

有田川 
和歌山県有田市
 








2000年 
水彩 
120x165o 

関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年3月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、和歌山県の有田市を歩いたスケッチで構成した。有田川は有田市の中心を流れ、川の両岸には山の斜面の上の方までみかん畑が続く。有吉佐和子の小説「有田川」の舞台でもあり、広い空の明るい風景は主人公の前向きな姿勢と重なる。
2016/01/06
■関西経済連合会発行「経済人
 2015年3月号表紙に掲載

鯖のなれ寿し


水彩   
120x165o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2014年7月号の「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、鯖街道の宿場町朽木。
若狭の鯖を使い、腹に米と糀を詰めて、発酵させた、山里朽木の保存食。
2015/01/12記
■関西経済連合会発行広報誌
 「経済人」表紙に掲載

朽木 
秀隣寺庭園 
興聖寺 



水彩   
120x165o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2014年7月号の「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、鯖街道の宿場町朽木。
曹洞宗の興聖寺にある国の名勝。室町時代の末期、難を逃れて旧秀隣寺に滞在した12代将軍足利義晴をなぐさめるために造られたという。
2015/01/10記
■関西経済連合会刊「経済人」
 2014年7月号表紙に掲載


殿原衆の館
居初家 
大津堅田



水彩  
2014年  
120x165mm  


関西経済連合会発行広報誌「経済人」6月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は大津の堅田。都合で表紙には掲載しなかったスケッチ。
中世、このあたりの琵琶湖の沿岸を仕切っていた殿原衆という郷士の屋敷が残っている。天然図画亭のある居初家。いそめと読む。入口は普通に閉まっていて、拝観のため訪ねて良いものかちょっとためらう。意を決して戸を開け中に入ると、80年配の品のよさそうな当主が杖をついて出て来られ、その後親切にも茶室と庭を案内していただき、ていねいに説明もしてくださった。のんびりと世間話でもするような語り口調で心地よかった。
2014/12/23記

居初氏庭園
天然図画亭 
大津堅田 
 

水彩  
2014年  
120x165mm  

関西経済連合会発行広報誌「経済人」6月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は大津の堅田。
中世、このあたり琵琶湖の沿岸を仕切っていた殿原衆という郷士の屋敷が残っている。江戸時代につくられた庭園と茶室、天然図画亭という。おもしろい名前、てんねんずえていと読むそうだ。国の名勝。琵琶湖と、その対岸の三上山を借景にしたものだが、現在は、対岸にはビルや工場が見えたりする。設計は居初氏の縁者北村幽安とその師で千宗旦の弟子藤村庸軒という茶人。茶室の窓や障子など細かなところまで気が配ってあって、素晴らしい。スケッチのあと茶室の縁側で涼やかな風を感じながら、湖を見てひとときを過ごした。

■関西経済連合会発行「経済人」
 2014年6月号表紙に掲載

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福楽寿寿米


水彩  
2011年  
120x165mm  


近江坂本の日吉大社で授与される土鈴、福楽寿寿米です。ふくらすずめと読みます。ふっくらした雀は幸せと楽しさの象徴。千年以上前から供えられ、幸福を授かる玩具として親しまれているそうです。あけましておめでとうございます。今年も、楽しく幸せな年でありますよう、心からお祈り申し上げます。
2015/01/01記




本福寺 
大津堅田



水彩    
2014年  
120x165mm  


関西経済連合会発行広報誌「経済人」6月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は大津の堅田。
本福寺は室町時代、浄土真宗の蓮如がこの地で布教を行なったといわれるところ。江戸時代のこの寺の住職、千那は芭蕉の高弟。芭蕉もこの寺で多くの句を詠んだ。
2014/12/20記

■関西経済連合会発行「経済人」
 2014年6月号表紙に掲載
出島灯台 
大津堅田


水彩  
2014年  
120x165mm  


関西経済連合会発行広報誌「経済人」6月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は大津の堅田。出島灯台(でけじまとうだいと読む)は湖上の舟の安全のため明治の初めに建てられた。木製で高さは8m。手入れされ、今も灯をともす

2014/12/19記

■関西経済連合会発行「経済人」
 2014年6月号表紙に掲載

満月寺浮御堂 
大津堅田 
 


水彩 
2002年  
135x180mm 


関西経済連合会発行広報誌「経済人」6月号の表紙スケッチ紀行は大津の堅田。満月寺境内から琵琶湖につきでた浮御堂は、恵心僧都が湖上に堂を建て、千体の阿弥陀仏を納めて、湖を往く船の安全と、衆生救済を祈ったという旧蹟。近江八景「堅田の落雁」で有名なところだが、桂米朝も落語「近江八景」の枕で言っていたが、そんな情緒は今なくなりつつある。
2014/12/16記

■関西経済連合会発行
 「経済人」6月号表紙に掲載
日本基督教団
堅田教会 
大津市堅田
        

2014年  

水彩ポストカード   
120x165mm   

5月の連休に京都に旅行に出かけた。神戸から京都の距離、月に何回も行っているのでいまさら旅行というほどではないが、実は初めて京都で1泊した。学生時代、友達の家や学校ですごしたことはあるが、ちゃんとした1泊旅行は初めてなのである。1日目は清水寺や祇園を家人と歩き、2日目は大津の琵琶湖のほとり堅田に足をのばした。いくつかの史跡をめぐり、ついでにスケッチも。ヴォーリズ設計の教会はつたがからまり、しずかなたたずまい。  
2014/11/25記

水彩画スケッチ紀行
近畿のスケッチ旅
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有田みかん 
和歌山県有田市
  






水彩 
120x165o 

関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年3月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、和歌山県の有田市を歩いたスケッチで構成した。
400年の歴史をもつ日本有数のブランドみかん.
2016/01/10記

■関西経済連合会発行「経済人
 2015年3月号表紙に掲載


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旧朽木郵便局
滋賀県高島市


水彩   
120x165o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2014年7月号の「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、鯖街道の宿場町朽木。
戦前に建てられた朽木の旧郵便局舎は、「W.M.ヴォーリズの設計ではないかといわれている」と建物に取り付けられた案内板にあるが…。
2015/01/10記
■関西経済連合会刊「経済人」
 2014年7月号表紙に掲載


朽木 
市場の家並み


2002年  
水彩   
165x240o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2014年7月号の「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、鯖街道の宿場町朽木。豊富な木材を京都に供給する土地柄でもあった。このスケッチを描いた頃は滋賀県に残る唯一の村、朽木村であったが、2005年の市町村合併で、高島町や今津町などと合併して高島市になった。若狭の小浜から京へ海産物を運んだ街道筋の市場の家並みは、道のかたわらに細い水路が流れる風情のある情景。「市場」は地名で、現在は物を売り買いする市場もないし、市が立つわけでもない。 
2015/01/03記
■関西経済連合会刊「経済人」
 2014年7月号表紙に掲載





湖族の郷の町並み
大津堅田 
        


水彩  
2014年  
120x165mm  


関西経済連合会発行広報誌「経済人」6月号の表紙スケッチ紀行は大津の堅田。琵琶湖の水運や漁業の権利を掌握した堅田衆と呼ばれる人々は、琵琶湖を中心にした独自の文化を築き、自治都市を形成したといわれる。今は湖族の郷と名づけられ、一帯は静かな家並みが続く。
2014/12/18記

■関西経済連合会発行「経済人」
 2014年6月号表紙に掲載