ヴォーリズ学園
教育会館と
ハイド記念館
近江八幡
水彩
165x120mm
パナソニックの2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」の10月は「物も大事 心も大事」。物だけでもいけない。心だけでもいけない。物心両面の繁栄から幸福は導かれると。
W.M.ヴォーリズはキリスト教の伝道者として来日したが、傍ら妻と一緒に学園をつくり、建築家として多くの名建築を残し、薬品の普及にも力を注いだ、優れた実業家でもあった。近江八幡に残る、彼が手がけたヴォーリズ学園の学舎のスケッチを添えた。
2018/02/08記
■パナソニック2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」10月に掲載
近江今津
船宿 丁子屋
水彩
2018年
120v165mm
事情で「経済人」表紙には掲載できなかったが、今津港の近くに残るかつての船宿「丁子屋」。
2018/11/08記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年7月号表紙に掲載
旧柳原学校校舎
安土城考古博物館
近江八幡
2018年
水彩
120x165cm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年4月号は、滋賀県安土のスケッチ。
旧柳原学校は明治の初め、現在の高島市新旭町に建てられた小学校校舎。滋賀県下の最も古い時代の学校建築として、安土の近江風土記の丘に移築された。2階のバルコニー、鎧戸、白と浅黄色の配色など、新しい時代の子どもたちを教育しようという息吹が感じられる。
2018/07/10記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年4月号表紙に掲載
ハ見寺三重塔
安土城跡
2018年
水彩
165x120cm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年4月号は、滋賀県の安土を歩いたスケッチで構成した。
ハ見寺は戦国時代、織田信長によって安土城郭内に建立された。信長は周辺の社寺から多数の建物を移築してこの寺を建てたという。重要文化財の三重塔は近江甲賀の長寿寺から移築された。
2018/07/09記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年4月号表紙に掲載
地士の門長屋
和歌山岩出
水彩
2017年
120x165o
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年12月号の表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は和歌山の岩出市を歩いたスケッチで構成した。
根来寺の門前町の通りに面して、構える地士の門長屋。地士とは在郷の武士、郷士ののこととか。18世紀の建築。壮大だが、つつましやかな居住まいがいい。
2018/03/23記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年12月号表紙に掲載
旧和歌山県会議事堂和歌山岩出
水彩
2017年
120x165o
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年12月号の表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は和歌山の岩出市を歩いたスケッチで構成した。根来寺からほど近いところに、和歌山の旧県会議事堂が残されている。1898年に和歌山城に隣接して建てられた。議場としてだけでなく、講演会場などにも使われ、夏目漱石が講演したこともあるという。昭和初期に議場を備えた現在の県庁舎が完成すると、JAの前身、県信用購買販売利用組合連合会の事務所として使われた。そして戦後、根来寺の境内に移築され「一乗閣」と呼ばれ客殿などに使われてきた。近年整備復元され、国の重要文化財にも指定された。ただ、きれいになりすぎて、歴史の証人的な風格は感じられなかったが、スケッチに訪れた際も会合で使われていて、歴史的建造物を現在も活用しようと取り組んでいるようだった。
2018/03/20記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年12月号表紙に掲載
根来寺大塔
和歌山岩出
水彩
2017年
120x165o
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年12月号の表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は和歌山の岩出市を歩いたスケッチで構成した。
根来寺は平安時代、高野山を離れた覚鑁(かくばん)が開いた新義真言宗の総本山。室町時代には根来衆と呼ばれる1万余りの僧徒を擁する大勢力となったが、羽柴秀吉の根来攻めにあう。大塔と呼ばれる多宝塔は真言密教の教義を形に表わしたものといわれる。勉強不足でよく理解できないが…。1547年の建立で、日本最大の多宝塔という。秀吉の根来攻めで残った数少ない建築物の一つで、国宝になっている。正面に立つと壮大さに圧倒される。
2018/03/16記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年12月号表紙に掲載
YASUDA YASUYUKI
旧伊庭家住宅
安土町、近江八幡
2018年
水彩
120x165cm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年4月号は、滋賀県安土のスケッチ。1913年、旧住友財閥の総理事伊庭貞剛が四男慎吉のために建てた住宅で、伊庭慎吉アトリエとも呼ばれる。伊庭貞剛は別子銅山中興の祖といわれ、住友新居浜精錬所の煙害問題の解決に当った人物。慎吉は安土村村長や沙沙貴神社神社宮司をつとめ、画家でもあったという。ヴォーリズの設計で彼の初期の作品として知られる。このスケッチは隣接するヴォーリズ学園運営の保育園に許しをもらって敷地から描かせてもらったもの。
2018/07/13記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年4月号表紙に掲載
水彩画スケッチ紀行
近畿のスケッチ旅 11
増田家住宅
和歌山岩出
水彩
2017年
120x165o
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年12月号の表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は和歌山の岩出市を歩いたスケッチで構成した。
江戸時代、周辺20か村の大庄屋を務めた増田家。重要文化財の主屋は18世紀初めに建てられ、県内最古の大規模民家とされる。この家のなまこ壁の長屋門も長大で目をみはる。
2018/03/24記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年12月号表紙に掲載
根来塗
和歌山岩出
水彩
2017年
120x165o
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年12月号の表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は和歌山の岩出市を歩いたスケッチで構成した。
根来塗はもともと1万余りの根来寺の僧徒が寺で使う日常の器として使うために作られた。秀吉の根来攻めで、山内の漆器職人たちも山を追われ、方々に離散し、やがて海南の黒江や輪島、薩摩など全国各地で漆器作りの技術を広めていったとされる。
2018/03/22記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年12月号表紙に掲載
Copyright (C) Yasuda Yasuyuki YY-STUDIO All Right Reserved
旧安土巡査派出所
安土城考古博物館
近江八幡
2018年
水彩
120x165cm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年4月号は、滋賀県安土のスケッチ。
旧安土巡査駐在所は、明治の初めに建てられた擬洋風の警察建築で文化財に登録されている。1965年ごろまで使われていたという。
2018/07/11記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年4月号表紙に掲載
根来寺大師堂
和歌山岩出
水彩
2017年
120x165o
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年12月号の表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は和歌山の岩出市を歩いたスケッチで構成した。
平安時代、覚鑁(かくばん)によって開かれた根来寺に残る最も古い建物といい、弘法大師を祀る。1391年の建立で国の重要文化財。
2018/03/17記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年12月号表紙に掲載