YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

安田泰幸アート&スケッチ

近畿のスケッチ旅                                03 

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近畿のスケッチ旅
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舞鶴煉瓦倉庫群 雪舞う 舞鶴市政館と旧海軍水雷庫          水彩スケッチ  2010年  165x240mm 
昨日掲載した、舞鶴北吸地区の煉瓦倉庫群と同じ日に描いたもう一枚の煉瓦倉庫のスケッチ。もちろん重要文化財に指定されている建物で、右端の市政記念館は内部に自由に入ることができ、舞鶴市に関する展示も見学できる。舞鶴は映画のロケ地として有名で、この界隈も数々の有名な映画の撮影場所になっている。 2011/12/11記            
永源寺山門の紅葉 滋賀・東近江          水彩スケッチ  2007年  158x205mm
短い秋も終盤。日常の仕事でバタバタしている間に紅葉の季節も終わろうとしている。この絵は数年前、紅葉の名所、滋賀県の永源寺で描いたもの。永源寺は1361年に創建された臨済宗の寺で、永源寺派の大本山。参道の見事なカエデやモミジのトンネルを歩くと滋賀県の文化財に指定されている山門にたどり着く。 2011/12/6記                  
■関西電力発行「わっと」2007年秋号表紙に掲載
                    

保津峡をぬけ亀岡へ          水彩スケッチ  2002年  ポストカードサイズ 137x180mm 
近畿地区信用金庫協会発行の「いこい」2011年秋号には嵯峨野トロッコ列車が保津峡をぬけ亀岡の駅に至る情景を描いたスケッチが掲載されている。トロッコ列車を運行している嵯峨野観光鉄道は、1989年に山陰本線が京都の嵯峨駅と亀岡の馬堀駅の間が電化・複線化で新線に換えられた際、景色が素晴らしい保津峡に沿って走る旧線を観光用にして営業している。ぼちぼち嵯峨野の紅葉も見ごろの季節になる。11月の街・旅・絵日記講座は大覚寺で紅葉を描こうと、企画中。 2011/11/3記

近畿地区信用金庫協会発行「いこい」2011年秋号表紙に掲載。
■関西電力発行「わっと」2002年12月号表紙に掲載。

大阪枚方穂谷 初秋の棚田          水彩スケッチ  2011年 サイズ165x242mm 
カルチャーハウス香里ヶ丘の「安田泰幸スケッチ教室土曜クラス」の9月は、収穫前の棚田を描きに、枚方の穂谷に出かけた。初秋の9月といっても、日中は30度を越え、陽射しは真夏のように強い。棚田の間の道をたどり、最上段に近い森の陰から、棚田を見降ろすようなアングルで描くことにした。黄色がかった緑の田んぼのパッチワークが美しい。手前の雑草の間から見える田、その向こうに市街地と北摂の山山、そしてはるかかなたにかすむ比叡山を入れた構図がおもしろい。約2時間、近くには店もなく、カルチャーハウスのスタッフが持参してくれたポット入りのアイスコーヒーをいただきながらその場で講評会。終わった頃、傾きかけた太陽の光に棚田はこがね色に輝き、秋を感じさせる。日本の里100選。 2011/10/9記 

街・旅・絵日記講座-高野山 南海電鉄こうや3号          
水彩スケッチ  2011年  ポストカードサイズ 120x162mm 150x210mm

街・旅・絵日記講座の7月は世界遺産高野山。難波駅9時発、南海電車の特急「こうや3号」で。難波から山上行きケーブルカーがでる極楽橋まで1時間半ほど。座席指定で、ちょうど8名だったので2列、イスを前後向い合わせにして。橋本を過ぎると山を登りだす。かなりの登り、小さなカーブの連続。車窓は立ちはだかる山に点在する民家など、景色がどんどん変化する。極楽橋から、山上まではケーブルで5分。この高野線の山岳区間には、めずらしいトレッスル式の鉄橋や山中の駅、ケーブルカーの施設などがあり、近年、近代化産業遺産として認定された。そのうちの一つ紀ノ川橋梁が先の台風12号で壊れたと、ニュースで聞いた。  2011/9/17記

高野山金剛峯寺 大門          水彩スケッチ  2011年  ポストカードサイズ 120x165mm
関西経済連合会発行「経済人」9月号は世界遺産高野山。壇上伽藍の西、バスの停留所で三つほど先に高野山全体の門ともいうべき巨大な大門が聳えている。現在の門は18世紀の初めに再建されたもので、国の重要文化財。両側の金剛力士像は東大寺に次ぐ、日本第2の大きさ。東大寺の南大門や知恩院の三門も迫力があっていいが、この門も力強くていい。  2011/9/15記
■関西経済連合会発行「経済人」2011年9月号表紙に掲載  
  

高野山金剛峯寺          水彩スケッチ  2008年  ポストカードサイズ 120x165mm
関西経済連合会発行「経済人」9月号は世界遺産高野山。高野山は816年に弘法大師が開いた真言密教の聖地で、金剛峯寺は高野山の総本山でもある。高野山真言宗の館長が住む。主殿の建物の上には大きな桶がのっている。これは万一火災が起こった際、倒れて中の水を消火に供するためだとか。  2011/9/13記
■関西経済連合会発行「経済人」2011年9月号表紙に掲載
           

高野山金剛峯寺 御影堂          水彩スケッチ  2008年  ポストカードサイズ 120x1653mm
関西経済連合会発行「経済人」9月号は世界遺産高野山。根本大塔のあとは、同じ壇上伽藍にある御影堂。真如親王が描いた弘法大師御影像が安置されている。高野山でも最も重要な聖域とされている。なだらかに美しい曲線を描く屋根の稜線。軒の低い安定したたたずまい。軒につるした燈籠と障子が静かなリズムを感じさせるこの建物を見ていると、なぜか気分が穏やかになる。  2011/9/12記
■関西経済連合会発行「経済人」2011年9月号表紙に掲載
           

高野山壇上伽藍 雪の根本大塔           ポストカード水彩スケッチ 2011年  165x120mm
東京国立博物館で開催中の「空海と密教美術展」のグッズとして販売されている菓子のパッケージに使用されたスケッチ、最後6枚目は弘法大師空海入定の地、世界遺産高野山金剛峯寺の根本大塔。金剛峯寺は真言宗高野山派の総本山。根本大塔は弘法大師入定千百年を記念して昭和の初めに建てられた。鮮やかな朱塗りの巨大な塔は訪れた人びとの目をひく。  2011/8/23記                                  

2011年東京国立博物館「空海と密教美術展」グッズの菓子のパッケージに使用

                      
              
高野山 壇上伽藍 根本大塔          水彩スケッチ  2008年  ポストカードサイズ120x165mm
前にここにパッケージのための冬の根本大塔のスケッチを掲載したが、これは秋のスケッチ。著書「大工道具物語」のために高野山の不動堂を訪れたときに描いたもの。関西経済連合会発行の「経済人」9月号-スケッチ紀行・歴史を歩く-は、高野山。実はことしも高野山に登った。街・旅・絵日記のみなさんと。根本大塔は弘法大師入定千百年を記念して、昭和の初めに再建され、内部には胎蔵界と金剛界の仏像が安置されているが、まず建物の巨大さに圧倒される。  2011/9/10記                  
■関西経済連合会発行「経済人」9月号表紙に掲載
           

近江八幡 新町通り         水彩スケッチ 2011年 158x204mm
パナソニック電工2011年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-情熱」の5月のページには近江商人の屋敷が並び、重要伝統的建造物群保存地区にしていされている、近江八幡市新町通りの風景をあしらいました。5月の言葉が「熱意こそすべての出発点」でしたので、天秤棒を担いで全国を行商して歩き、早朝から日暮れまで勤勉に働いた近江商人が建てた豪壮な屋敷に共通するものがあると考えたからです。精一杯やっているつもりでも楽にならないのは、熱意が足りないせいでしょうか。 2011/6/6記
■パナソニック電工2011年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉‐情熱」に掲載   
鶴喜 大津坂本        ポストカード水彩スケッチ 2002年 120x165mm
関西経済連合会発行の「経済人」5月号は滋賀県大津市の坂本の街を歩きました。最後6枚目のスケッチはそばの老舗「鶴喜」。古来、比叡山の修行僧がは断食行のあと、弱った胃を慣らすために、そばを食べたそうです。日吉の馬場の入口にある坂本商店街には大きな蕎麦屋が2軒ありますが、その一つ「鶴喜」は創業290年の老舗で、建物は登録有形文化財になっています。このスケッチは10年前のもの。今回もお店によっておそばをいただきましたが、観光客でいっぱい。有名になって繁昌している分、味も雰囲気も前と少し変わってしまったような…    2011/5/27記  
■関西経済連合会「経済人」5月号表紙に掲載
大津坂本日吉の馬場 穴太衆積みの町並み          ポストカード水彩スケッチ 2011年 120x165mm
関西経済連合会発行の「経済人」5月号は滋賀県大津市の坂本の街を歩きました。5枚目のスケッチは日吉の馬場。坂本の中心を貫く道です。広い道の両側に桜並木の緑地があり、その両端に石垣の歩道が続きます。日吉の馬場の両側には大きな里坊が建ち並び、自然の形のままの石を積んだ穴太衆積みの苔むした石垣が、落ち着いた風情を漂わせています。重要伝統的建造物群保存地区。 2011/5/25記     
■関西経済連合会「経済人」5月号表紙に掲載
舞鶴煉瓦倉庫群 雪舞う          水彩スケッチ  2010年  165x240mm 
今年のルミナリエは例年ほど寒くないなとおもっていたら、昨日あたりから神戸でも冷え込んできた。北の町ではどうなのだろう。日立造船の2011年のカレンダーで11-12月の絵柄に、日立造船の工場がある舞鶴の町を描いた。古くから港湾都市として栄えた町は、海軍の拠点ともなり、多くの施設が残っている。特に20世紀の初めに建てられた北吸地区の煉瓦倉庫群は、12棟のうちの8棟が重要文化財に指定され、記念館や博物館として利用されているものもある。クレーンが見える港に隣接した倉庫に降り出した雪が舞う。 2011/12/9記      
■日立造船2011年カレンダーに掲載
                    
街・旅・絵日記講座-高野山 三鈷の松と根本大塔           水彩スケッチ  2011年  ポストカードサイズ 137x170mm
街・旅・絵日記講座の7月は世界遺産高野山。最初に壇上伽藍へ。御影堂で拝礼して、前の三鈷の松で3つに枝分かれした松葉をさがす。観光客が持って帰るのでいつ行ってもあまり落ちていない。記念にもって帰り、後日、絵日記に描き添えられた受講の方も。そのあとみなさんと一緒に大木の間から見える根本大塔と三鈷の松を描いた。  2011/9/19記
                                          
 

香里ヶ丘3丁目 CONOBA 大阪枚方          水彩スケッチ  165x240mm
お世話になっているカルチャーハウス香里ヶ丘が、この春新しい場所に移転した。けやき通りという通りに面して新しくできたショッピング広場の一画、まあたらしい建物の2階、サロン風のエントランスは明るく、おしゃれなしつらえ。土曜日のスケッチ講座は、あちらこちらに出かけて描くため、ここに来たことがない方もおられたので、8月の講座は、この広場にあるレストランで、みんなで一緒にランチを食べて、そのあとこのあたりの街のようすをスケッチすることに。外はぎらぎら夏の太陽が照りつけ暑いが、けやき並木を透して見るお店の通りは涼しそう。正面がカルチャーハウスのある建物。