大阪ミナミ 
黒門市場 




水彩  
2016年  
204x1585o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2016年10月号は創立70周年記念の表紙。「関西のにぎわい」をテーマに関西の人気スポットのスケッチで構成した。

黒門市場を歩くのは久しぶりだ。相変わらずにぎわっているが、以前と違うのは、外国語が飛び交っていること。店々にはその場で食べることができるコーナーが設けてあり、外国の人でいっぱい。Money Exchangeの大きなのぼりや、免税の派手な看板、値札のヨコ文字表記など、インバウンドへの対応が目についた。
2017/04/17記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」70周年記念号表紙「関西のにぎわい」に掲載


YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

安田泰幸アート&スケッチ

のだふじ 
大阪福島
 



2016年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2016年9月号は大阪の福島を歩いたスケッチで構成した。
現在の大阪市福島区野田は古くから藤の名所として知られ、室町時代の初めには2代将軍足利義詮が、「いにしへのゆかりを今も紫の ふじなみかかる野田の玉川」と詠んだという。江戸時代には奈良「吉野の桜」、京都「高雄のもみじ」、大阪「野田のふじ」と、日本の花の三名所として数えられた。フジには2種類あり、左巻きのヤマフジに対し、一般的な右巻きのものはノダフジ。著名な植物学者牧野富太郎が野田の地名から名付けた。いま、のだふじを復活させる取り組みや催しが区内各地で行なわれている。
2017/04/05記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2016年9月号表紙に掲載

あれやこれや                                                  08       

桜のトンネル 
神戸高尾通り 

2017年  
水彩  
F4
ことしの桜のシーズンに、朝日カルチャーセンター、カルチャーハウス香里ヶ丘、神戸新聞文化センターと、3つの講座で、ここ神戸の桜のトンネルを描く計画を立てたので、事前に下見に出かけた。ことしは3月、4月と寒く、大幅に開花が遅れていたが、ようやく満開の時期を迎えた桜並木を描く。
2017/10/16記


ミズバショウや
エンコウソウ 
神戸市立
六甲高山植物園

016年  
水彩 
120x165mm
パナソニックの2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」4月は、「百花繚乱 人さまざま」という言葉。さまざまな花が咲き乱れる中に自然の豊かさがあるように、多種多様な人すべての個性や才能を生かしてこそ彩りのある社会が築かれると。
ミズバショウ、エンコウソウ、…。春の陽射しをあびて咲く個性豊かな可憐な高山植物のスケッチを添えた。監視されることなく、個性を生かし、自由に自分の考えが言える社会をだいじにしたいものと思う。
2017/10/15記
■パナソニック2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」4月に掲載


平野神社の桜 
衣笠 
京都
  

2016年 
水彩 
100x147mm  
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年3月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は京都衣笠を歩いたスケッチで構成した。
「平野の夜桜」で有名な平野神社は、約60種、400本の桜が咲く京の花の名所。
2017/08/29記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年3月号表紙に掲載

 
ニューバス
フォーロンドン 


水彩  
120x165mm
積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の1月はビッグベンがあるロンドンの街のスケッチ。有名な2階建バスはルートマスターといい、1959年から製造され、2,700台余りがロンドンの街中を走っていたが2005年に引退した。2012年から登場したバスはニュー・バス・フォー・ロンドン(NB4L)という名で、導入を公約にした市長にちなんでボリス・マスターとも呼ばれている。随時昇降できるHop-on,Hop-offの伝統を引き継いでいる。日本ではメディアから叩かれることにおびえて絶対に採用されない方式だろう。エンジンは電気とディーゼルのハイブリッド。車椅子昇降に対応している。伝統を守り独創性豊かで美しいフォルムのバスをデザインしたのはへザーウィックスタジオ。
2017/06/23記
■積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の1月に掲載
神鳩 
三宅八幡宮 京都


2015年 
水彩 
100x147mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」の2016年12月号の「スケッチ紀行-歴史を歩く」は京都岩倉のスケッチ。

左京区上高野の三宅八幡宮は、小野妹子が遣隋使の役目を終えて、この地に戻ってから、宇佐八幡宮を勧請して建てたと伝わる。昔から子どもの守り神として「虫封じ」「夜泣き」「子どもの病気」「学業成就」、転じて「害虫駆除」などにご利益があるとされ「虫八幡」と呼ばれて親しまれている。ここでは鳩が神の使いとされ、狛犬の替わりの狛鳩があり、瓦にも鳩が描かれている。「神鳩」は素焼きに着色された小さな鳩のつがいの人形で、金色の首輪がある方がオスだそうだ。お宮参りの際にこの神鳩を授かり、子どもが無事成長した後、お礼に鳩をここに返しにくる習わしがある。
2017/06/01記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2016年12月号表紙に掲

ユニバーサル
ジャパン 
大阪 




水彩  
2016年  
125x170o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2016年10月号は創立70周年記念の表紙。「関西のにぎわい」をテーマに関西の人気スポットのスケッチで構成した。ユニバーサルスタジオジャパンは2001年オープン、2016年で開業15周年を迎えた。2016年には年間来場者数が3年連続過去最高の1,460万人にのぼったそうだ。
2017/04/14記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」70周年記念号表紙「関西のにぎわい」に掲載



徳島藩御召鯨船
千山丸
  

2017年 
水彩 
120x165mm4 

関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年4月号表紙は徳島市を歩いたスケッチで構成した。
戦国時代、名を馳せた阿波水軍。徳島城博物館には藩主の御座船に随行した船足の速い鯨船「千山丸」が残されている。このような船はもう残ってないらしく、国の重要文化財に指定されている。舳先や船縁など要所は黒の漆塗り。胴に描かれた、極彩色の団扇尽くしの模様も、剥げかかってはいるが、美しく、興味深い。
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年4月号表紙に掲載
2017/10/02記



マチカネワニ化石
大阪大学待兼山修学館 大阪豊中 
  


2016年 
水彩 
120x165mm  
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年2月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は大阪の豊中を歩いたスケッチで構成した。大阪大学待兼山修学館にマチカネワニの巨大な化石がある。ここ阪大の豊中キャンパスがある待兼山で、日本で初めて発見されたワニの化石だそう。45万年前のもので、体長は推定7m。大阪に太古、ワニが棲息していたとはいままで知らんかった。
2017/07/09記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年2月号表紙に掲載
三輪そうめん 
大和三輪 
 

水彩  
2016年  
165x1205mm
関西経済連合会の広報誌「経済人」2017年1月号が発行された。1982年から表紙を描かせてもらって36年目。「スケッチ紀行・歴史を歩く」は1997年から始めて21年目。238回目になる1月号は、大和の三輪を歩いたスケッチ。
酒とともに三輪は素麺発祥に地。奈良時代、仏教伝来とともに製法が伝わったとされる。もともと極寒に手延べでつくられ、細く、煮くずれせず、独特の歯ごたえが身上。1年、2年・・・と寝かしたひねものが珍重される。夏は冷やして、冬はにゅうめんで。
2017/06/13記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年1月号表紙に掲載

志るしの杉玉 
大神神社 三輪
 



水彩  
165120mm
関西経済連合会の広報誌「経済人」2017年1月号が発行された。1982年から表紙を描かせてもらって36年目。「スケッチ紀行・歴史を歩く」は1997年から始めて21年目。238回目になる1月号は、大和の三輪を歩いたスケッチ。
三輪明神大神(おおみわ)神社は酒造りの神としても親しまれる大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を祀る。新酒ができたことを知らせる杉玉は三輪山の形に由来する。毎年11月、「志るしの杉玉」と呼ばれる、250kgを超える大杉玉が掛け替えられ、全国から杜氏が集まり、酒造りの安全を祈る。
2017/06/09記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年1月号表紙に掲載


坂越の船祭り
神輿船 赤穂 




2015年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」の2016年8月号は赤穂の坂越を歩いたスケッチで構成した。
秦河勝を祀る大避神社の船渡御祭。雅楽の楽家や観阿弥世阿弥親子、能の金春流などが秦河勝を始祖としているだけあって、勇壮なだけでなく華麗な神事が繰り広げられる。2隻の櫂伝馬が先導し、獅子船、頭人船、樂船、神輿船、供奉船、歌船などが、船上で獅子が舞い、雅楽を奏で、船歌を歌って、生島まで海上を練る。重要無形民俗文化財。
2017/03/26記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2016年8月号表紙に掲載


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平野神社の桜 
一葉 
京都
  

2016年 
水彩 
100x147mm  
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年3月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は京都衣笠を歩いたスケッチで構成した。
「平野の夜桜」で有名な平野神社は、約60種、400本の桜が咲く花見の名所。
2017/08/28記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年3月号表紙に掲載

 

スターフェリー 香港

2016年 
水彩 
120x165mm  
積水ハウス2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」の2月は、香港の尖沙咀鐘楼。
尖沙咀(チムサーチョイ)鐘楼がある香港。このカレンダーには毎月6点の絵が収められているが、3点目は香港の飲茶。茶を楽しむための茶請けが料理になった飲茶。旨さはもちろん見た目も楽しい。 
2017/07/24記
■■積水ハウス2017年カレンダー2月に掲載





本を読む女性



2015年 
水彩 
170x250mm
学生時代からの親しい友達夫妻のお嬢さんがフルート奏者で、2016年12月、神戸・まちのステージでフルートのアンナサンブルを演奏するというので夫婦で聴きに行った。前年、この娘さんに、カルチャーハウスのYYスケッチ講座のモデルになってもらった。講座のあと、2曲ほど実際に演奏してくれ、楽しい講座になったことを思い出す。
2017/05/25記

丹波黒大豆枝豆



2016年  
水彩  
120x165o

亀岡に住む大学時代の友だちの夫婦が。ことし(2016年)も枝豆を送ってくれた。夫婦はともに教師を続けて2,3年前に定年になった。定年後、本格的に農作業をやるようになったようで、近所の生産農家に教えてもらいながら、特産の黒大豆枝豆を育て、出荷するようにまでなったそうだ。普通の枝豆とケタ違いに大きく太った粒。以前から大好物で、大阪の鶴橋の市場や、丹波の篠山までスケッチに行ったときなどに買って帰ったほど。ふたりに感謝。
2017/04/30記