YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

安田泰幸アート&スケッチ

あれやこれや                                    02  


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薩摩芋     2001年  水彩スケッチ  ポストカードサイズ 120x165 mm
2月の朝日カルチャー絵ハガキスケッチ講座は、室内で野菜を描くことにした。さつまいもや人参、玉ねぎ、パプリカなど、いくつかの種類の野菜を用意し、自然が作った造形的な色と形をよく観察してもらい、それを水彩で表現してもらった。ふだん、人が作って(造って、創って)きたものを描くことが多いが、自然がつくった造形は、観察すればするほど、不思議で、おもしろく、美しい。上のさつまいものスケッチは、10年ほど前、大丸心斎橋店の地下食料品売場で配布されたチラシに掲載されたもの。 2012/6/10記                                  
■大丸心斎橋店チラシ「デパ地下探検記-春心斎橋」(2001年)に掲載          

玉ねぎ         水彩スケッチ  2012年  120x165mm
2月の朝日カルチャー絵ハガキスケッチ講座は、室内で野菜を描くことにした。さつまいもや人参、玉ねぎ、パプリカなど、いくつかの種類の野菜を用意し、自然が作った造形的な色と形をよく観察してもらい、それを水彩で表現してもらった。自分でも一つ描いてみることにして、ハガキサイズの紙にスケッチしたのがこれ。新玉ネギのみずみずしい感じを表現できたらと、がんばってみたが…。

ニコマート   2012年  水彩    165 x 240 mm
カルチャーハウス香里ヶ丘の安田泰幸スケッチ教室月曜日クラスの2月の講座は、室内で古いカメラを描いた。金属の質感を表現してみようという狙いだ。自分でも描いてみようと思い、家から、学生時代、写真実習のために買って愛用したニコマートをもっていった。受講されている方の中には、年代物のクラシックカメラを持って来られるんではないかと思い、もしそんなカメラがあったら、自分も描かせてもらおうと思っていたが、みなさん持って来られたのはけっこう新しい機種ばかりだった
。フリーハンドで線のゆがみを気にせずラフな感じで描いてみるとけっこう楽しい。  2012/4/30記
                                     
                                            
神戸 R.Valentinoで新年会       水彩 ポストカード  2012年 120 X 165 mm
1月の「おとなの遠足-街・旅・絵日記講座」は神戸の栄町通・乙仲通で行なったが、講座終了後、メンバーの方々と新年会をした。三宮にある評判のイタリアン、「R.Valentino」で。ここのオーナーは元気で愛想のいいイタリア人、料理も本場の味でボリュームたっぷり。盛り付けも気取りがなく気分がいい。日本人にまじってイタリア人のスタッフがサーブしてくれる。会の進行のお世話、寄書きスケッチの準備、プレゼント用のワインボトルのスケッチ、店との応対と大忙し。合い間に描いた料理のスケッチがこれ。寄書きとスケッチプレゼントのくじは、両方とも男性のメンバーにあたった。 2012/4/6記
ラットンゾーロ・ドーロの料理       ポストカード 水彩    2011年 120 x 165 o 
昨年12月の朝日カルチャーセンター梅田教室の「安田泰幸絵ハガキスケッチ講座」は、京都の同志社大学今出川キャンパスで、礼拝堂を描いたが、講座終了後、クリスマス会をした。京都、烏丸高辻の人気のイタリアン「ラットンゾーロ・ドーロ」で。ワインで乾杯のあと、出てくる料理のボリュームにびっくりしながら、食べて、飲んで、しゃべって、笑って・・・、おおいに盛り上がった。プレゼントの交換や寄書きスケッチのくじ引きなどもにぎやかに、楽しい会だった。 2012/2/21記
                                                
リストランテ美郷の料理 京都         水彩  ポストカード  2011年 120 x 165 o 
昨年12月のカルチャーハウス香里ヶ丘安田泰幸スケッチ講座土曜クラスは京都の東本願寺のなまこ壁のある風景を描いたが、講座終了後、堺町松原にあるリストランテ美郷で、毎年恒例のクリスマス会。美郷は京都でも人気上位のイタリアン。坪庭の見える落ち着いた部屋を用意いただいた。カルチャーハウスのオーナー差し入れのスプマンテで乾杯、おいしい料理で話もはずむ。ワイワイ盛り上がったところで、恒例のプレゼント交換。それぞれ趣向を凝らした品に歓声。全員でテーブルの上のものを一つ一つ1枚の紙にスケッチし、シェフも寄せ書きしてくれた。なかなかいい作品ができ、これは抽選でOさんにプレゼント。楽しい夜を過ごした。 2012/2/17記
                                                
学習発表会        水彩  2002年  ポストカードサイズ 100 x 150 o 
パナソニックの2012年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉−勇気」の2月は、「希望の灯をかかげよう」という言葉にあわせ、震災から数年たった神戸の小学校の学習発表会で合唱する子どもたちの姿を描いたスケッチが掲載されている。「勇気」に関する言葉を集めたのも、昨年、東日本大震災があったりして、勇気を出して困難に立ち向かおうという意味がこめられているなとおもい、同じように震災にあいその年に生まれた子どもたちが元気に歌う姿がふさわしいかなと思った。このスケッチは当時、下の息子が通っていた小学校の学習発表会を参観にいって、ハガキサイズの紙に描いたもの。  2012/2/11記 

パナソニックの2012年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉−勇気」に掲載
香里ヶ丘公孫樹通り 大阪枚方          水彩  165x240o
昨年11月のカルチャーハウス香里ヶ丘のスケッチ講座月曜クラスは秋の紅葉の町を描こうと思い、教室の近くの公孫樹通りで行なった。実はこの通りの秋のようすはこれまで見たことなかった。いちょう通りという名前だけで、紅葉の景色が描けるだろうと、数ヶ月前に予定を組んでいたのだった。当日現場へ行ってみてびっくり。御堂筋とはいかなくても黄金色の並木道を想像していたが、街路のいちょうはみな若木で、枝ぶりも小じんまり。植えてある間隔も広くて、まばら。急遽紅葉をさがし歩いて、通りに面した団地の一画の木立を見つけ、ここでスケッチ。この日は晴れていたのだが、寒い。しばらくすると霧雨も降ってきて、早めに教室に引き上げ、室内で仕上げ。暖かい飲み物をいただきながら講評会をした。 2012/1/25記           
上賀茂神社 お馬みくじ 京都         水彩  2011年  ポストカードサイズ 100x147o
関西経済連合会発行の「経済人」の1月号表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は京都の上賀茂。3枚目のスケッチは上賀茂神社(賀茂別雷神社)で授与されているお馬みくじ。上賀茂神社の祭りに、神紋にもなっている葵を飾り、馬を走らせたところから、競馬の守護神になっている。また、乗馬発祥の地とされているそうだ。白木で作られたかわいらしい馬がおみくじをくわえている。以前奈良の春日神社でスケッチした時は、鹿がくわえていた。 2012/1/17記
  

                   
大阪 難波八阪神社の御守矢         2012年  ポストカードサイズ 100x147o
元日、家族と大阪の難波八阪神社へお参りした。8歳ごろまで暮らした町の神社、祭礼には神輿のほか獅子舞が出たりする。境内には獅子頭をかたどった大きな「獅子舞台」がある。 参拝の記念に辰の飾りがついた破魔矢を授与してもらった。 2012/1/1記          

                    
竹の子もなか 長岡京市喜久春製          2004年  ポストカードサイズ100x148mm 
関西経済連合会発行の「経済人」12月号-スケッチ紀行歴史を歩く-は、長岡京をとりあげた。6枚目のスケッチは長岡京市の特産、筍を使った和菓子。ゆず餡や小倉餡に刻んだ筍を入れた最中。小ぶりの最中を口に入れると柔らかい餡としゃきっとした筍の食感がおもしろい。竹の皮でこしらえた箱が凝っている。 2011/12/19記
■関西経済連合会発行「経済人」2011年12月号表紙に掲載
        
                    
大阪 北浜レトロの紅茶
水彩スケッチ  1999年 ポストカードサイズ100x148mm 

昨日、ここに掲載していた、大阪の「北浜レトロ」で以前いただいた紅茶とケーキのスケッチ。食器もすべて英国製で、本格的な紅茶を楽しめる。 2011/11/29記             
   
木挽の道具 前引大鋸          水彩スケッチ  2007年  120x165mm 
長さが1メートルを超える大きな鋸。持ち上げるだけでも大変な重さである。現在のように製材用の機械がなかった時代、大きな木から板を切りだすのは至難の仕事であった。木挽(こびき)と呼ばれる職人がこの道具を扱った。エネルギーを消耗する力仕事のため、一升めしの弁当をつかったという。できた板は機械を使わないため熱が抑えられ美しい木肌が得られる。道具そのものも無駄のない美しいかたちをしている。納得のいく仕事を成し遂げるため、道具をくふうし努力を惜しまない職人気質が感じられる。パナソニック電工の2011年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉−情熱」の11月の「もっといい方法があるはずだ」の言葉に、職人の仕事に対する情熱を重ね合わせ、このスケッチを選んだ。  2011/12/2記 
パナソニック電工2011年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉−情熱」11月に掲載  
■著書「水彩画で綴る−大工道具物語−竹中大工道具館収蔵品」に所収
 
           
   
神農さんの虎          水彩スケッチ  2011年 ポストカードサイズ100x148mm
関西経済連合会発行の「経済人」11月号表紙の「スケッチ紀行・歴史を歩く」は、大阪の北浜・今橋・高麗橋界隈のスケッチで構成した。4枚目のスケッチは、薬の町、道修町にある神農さん・少彦名神社の張り子の虎。安政年間、大阪でコレラが流行したとき、道修町の薬種仲間が調合した薬を少彦名神社で祈祷して、張り子の虎をつけて販売したところ、その薬の効能が良かったため、張り子の虎がお守りになったという。大阪の祭りは、1月の十日戎に始まり、11月22-23日に行われる神農祭で1年を終える。 2011/11/26記             
■関西経済連合会刊「経済人」2011年11月号表紙に掲載
街・旅・絵日記講座9月大阪今橋レトロ 昼食          水彩スケッチ  2011年 120x155mm 
9月の「大人の遠足 街・旅・絵日記講座」は、大阪今橋界隈を歩き、レトロな建築物を描いた。午前11時30分に集まり昼食。毎回、安くて、おいしくて、ちょっと特徴のある店をさがして、行くようにしているが、今回は淀屋橋odonaにあるパン屋のレストラン「アド・パンデュース」でBLTサンドウィッチを食べた。この後、重要文化財の大阪市立愛珠幼稚園を見て、三休橋筋の旧大阪教育生命保険だった煉瓦造りの建築をみんなで描く。 2011/11/17記
             

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香里ヶ丘CONOBA「KRIEK」の料理 大阪枚方        水彩  ポストカード  2011年 120 x 165 o 
昨年12月のカルチャーハウス香里ヶ丘「安田泰幸スケッチ教室-月曜クラス」は、教室のある街を描いた。講座終了後、同じCONOBAにある「クリーク」でクリスマス会。この店のオーナーは、大阪西天満に「飛鳥」という焼鳥の店を経営されている。焼鳥といっても材料や料理法にこだわり、見た目も鮮やかな料理と、豊富なレパートリーの酒で有名なスタイリッシュな店である。オーナーがカルチャーハウス香里ヶ丘で焼酎講座を教えておられ、以前、伊根や近江八幡へ、蔵元探訪とスケッチのツアー講座を一緒にさせていただいた。今日もめずらしい食材を使ったおいしい料理を用意していただいた。それぞれ持ち寄ったプレゼントを交換して、わいわいにぎやかな会となった。 2012/2/29記        
                                    
グラン・メゾン・グラシアニの料理 神戸         水彩  ポストカード  2008年 120 x 165 o 
2月14日、北野の旧グラシアニ邸が焼失した。異人館のフレンチレストラン「グラン・メゾン・グラシアニ」は神戸らしいエキゾチックな雰囲気で人気であった。このホームページをご覧いただいているTさんから、コメントをいただいた。Tさんもよく利用されていたようで、「おしゃれして、いそいそと・・・」 出かけられたそうである。歴史的にも価値の高い建物も、レストランもどうなるのだろう。 スケッチは昨年発行した拙著「神戸街角ものがたり」に掲載したもの。  2012/2/15記
■神戸新聞総合出版センター刊
「神戸街角ものがたり」に掲載
                                                  

あぶり餅 京都今宮神社門前            2002年  水彩  ポストカード  100 x 150 mm
2月の「大人の遠足-街・旅・絵日記講座」は、京都大徳寺界隈を歩いた。午後4時ごろ、スケッチを終え講評会の場所、今宮神社門前のあぶり餅屋へ。今宮神社門前には2軒のあぶり餅屋があるのはよく知られている。「元祖正本家一和(一文字屋和輔)」と「本家根元かざりや」。一和が創業千年、かざりやが創業四百年だそうだ。今宮神社に参拝した際、無病息災を願って門前であぶり餅をいただくのが風習になった。一口大にちぎった餅をきな粉をまぶして炭火で焼き、白味噌のたれを絡めてだされる。一皿15本。今回は「かざりや」を予約しておいたが、寒さにもかかわらず、客がたてこんでいて少々待った。受講者のみなさんの成果を拝見しながら、香ばしいほんのりした甘さにほっこりする。  2012/5/15記
■著書「はんなり京都スケッチ気分」に所収