三度豆
サヤインゲン


82014年
水彩
239x160o
8月のカルチャーハウス香里け丘の安田泰幸スケッチ講座月曜クラス
毎年、真夏のこの季節は、熱中症対策も考慮し、室内で描いてもらうことにしている。今回は夏の野菜をモチーフに、「お茶漬けスケッチ」。暑いので、ややこしいことはなし。サラサラっと描く。

Fukumusume, Imamiya-Ebisu-Jinja、Osaka


十日戎 福娘 
大阪今宮戎神社
  
2014年  
水彩  
120x170mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年1月号の表紙は、大阪の「戎橋から恵美須町」界隈の風景。
今宮戎神社の十日戎。「商売繁盛で笹持って来い」本殿で福笹をもらい、福娘のところにもっていき、「ようお参り」の声とともに、御札と、銭叺(ぜにかます)、小判、米俵、小槌、鯛などの吉兆を結びつけてもらう。今宮戎神社十日戎の福娘は、毎年、コンテストで選ばれるそうだが、可愛らしいだけでなく、愛想がよく、にこやか。福娘たちの「うーちましょ、ヨイヨイ。もうひとつせー、ヨイヨイ。いおうて(祝うて)三度、ヨ、ヨイ、のヨイ」の可愛らしい声での大阪締めがまた、何とも…。
2015/10/30記

■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2015年1月号に掲載


丹波黒豆 枝豆     


2014年  
水彩  
120X165mm
秋の食卓の楽しみの一つは、丹波の大玉黒豆の枝豆。枝についたままのが手に入ると、塩でさっとゆでて、ビールのあてに。といっても、酒はあまり飲めるほうではないので、豆のほうに専念。普通の枝豆の倍はあるふっくらと濃厚な味がうれしい。ことしは丹波の友人のところでもわけてもらった。
2014/10/06記


旧東海道
関宿の名菓 
亀山
     


2014年  
水彩  
120X165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」の2014年10月号表紙“スケッチ紀行・歴史を歩く”は三重県の関宿を歩いたスケッチ。
関の菓子は街道筋の老舗。昔の旅人もこの菓子を食べて一休み、土産にしたかもしれない。  
2015/05/06記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2014年11月号表紙に掲載


春  


水彩    
2015年   
150x100o  
車窓からは明るい春の陽、気持ちよくうたたねする若い力士。まわしを包んでいるのだろうか、花柄の風呂敷包みが可愛らしい。大阪は春場所中。青春をすもうに託した若者の表情に心惹かれた。
2015/03/19記
ローズマリー

水彩  
2014年   
160x239o  
8月のカルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座月曜クラスでは夏野菜を描いた。サラサラっと描いた夏の野菜2作目。
ローズマリーが歌いこまれている「スカボローフェア」の歌詞を添えた。中世、イギリス・ヨークシャー地方のスカ―バラ(スカボロー)には1か月半にわたる大きな市(スカ―バラフェア)がたった。恋に破れた男が、そこに住むかつての恋人に言づてをたのむ中に、パセリ、セージ、ローズマリー、タイムの4つの香草の名(売り声?)が繰り返し出てくる。パセリは苦みを和らげる神秘的な力、セージは耐える力の象徴、ローズマリーは愛や貞節を表し、タイムは果敢な勇気をしめすという。恋人への未練とも、自嘲とも、思い出を懐かしむ心ともとれるし、また、中世の戦争に赴く男が残した恋人への歌とも。古くから吟遊詩人によって歌われてきた歌はサイモンとガーファンクルで知られているが、ヘイリーの澄んだ声の歌もいい。
2014/02/14記
二十世紀梨 
鳥取  



水彩     
120x165o

関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2014年8月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、鳥取市を歩いて描いたスケッチ。
2015/02/02記
■関西経済連合会発行
 「経済人」2014年8月号に掲載

福楽寿寿米


水彩  
2011年  
120x165mm  


近江坂本の日吉大社で授与される土鈴、福楽寿寿米です。ふくらすずめと読みます。ふっくらした雀は幸せと楽しさの象徴。千年以上前から供えられ、幸福を授かる玩具として親しまれているそうです。あけましておめでとうございます。今年も、楽しく幸せな年でありますよう、心からお祈り申し上げます。
2015/01/01記




うるめ鰯の丸干し
          


2014年     
水彩    
220x370mm                    
2月のカルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座では、受講しておられる方々にそれぞれ魚の干物をもってきていただいて、教室で墨と筆を使って描いてみた。この頃は目刺しもプラスチックを使っているのが多いようだが、この丸干しはちゃんとわらを使っている。墨と筆の代わりにコンテ鉛筆を使ってみると・・・。  
2014/05/09記

お化粧中   



2014年     
水彩    
147x105mm      

香里ヶ丘でのスケッチ講座の帰り、京阪電車に乗って、空いていた座席に座っていたら、前の座席に座っていた女の子が化粧を始めた。これはおもしろいとさっそくスケッチ。鏡をにらみながらマスカラをつけている。ハサミのような器具やら、ペンシル状の道具、筆のようなもの・・・。カバンの中から、次から次へと化粧の道具が出てくる。たいへんやなあ。  

2014/05/06記

水彩画スケッチ紀行

安田泰幸アート&スケッチ

YASUDA YASUYUKI

あれやこれや                                                  06       

Fuguhire, Nishi-Ishigaki-Tori , Kyoto










ふぐひれ干し 
京都 西石垣通り
     
2015年
水彩   

1月の「大人の遠足-街旅絵日記講座」は京都の四条河原町から木屋町、高瀬川沿いの町並みを歩いて描いた。まだ開けていない料理屋の軒先にざるに貼りつけたふぐのひれを干している。造形としても面白い。

Hoe-Kago、
Toka-Ebisu、Osaka






宝恵駕籠 
大阪今宮戎神社
十日戎
  
2009年  
水彩  
120x170mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年1月号の表紙は、大阪の「戎橋から恵美須町」界隈の風景。
「えべっさん」。 昔から、十日戎に浪花の花街の芸妓を駕籠に載せたいこもちが「ほえかご、ほえかご、えらいやっちゃ、えらいやっちゃ」と囃したてて、今宮戎神社に参拝したという。今も花街の芸妓のほかに、芸能人やミス○○など、また文楽人形もあって、戎橋から今宮戎神社までにぎやかに練り歩く。その年の福娘なども行列に加わり、沿道の見物人に5円硬貨が入ったポチ袋が配られる。
2015/11/04記

ピッツェリア 
モンドール
    





2014年  
水彩  
120x165mm
2014年12月、神戸文化センターのYY街角スケッチの講座は神戸の北野で実施したが、講座終了後、受講者の方たちとささやかなクリスマス会をした。場所は北野のピッツェリア・モンドール。丁寧につくられたおいしい料理で、1年間のスケッチ講座の思い出話や、めいめいが持ち寄ったプレゼントの交換などで楽しんだ。
これより少し前に、この店に寄せてもらったとき描いたスケッチ2点のプリントをお店に差し上げたら、後日、店内に飾ってくださった。
2015/10/16記

Comb of "nijusanya", Kyoto







「二十三や」の唐櫛
京都  
         

水彩  
2003年  
165x120 mm 
関西経済連合会発行「経済人」12月号表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、京都四条河原町界隈。
四条通りには河原町通りをはさんで2軒の老舗のつげ櫛屋がある、一つが「十三や」で、もう一つが「二十三や」。十三やはくし→九+四が店の名の由来とか。「二十三や」はというと、昔は梳き櫛といえば唐櫛だったそうで、とうくし→十+九+四の合計。「二十三や」は、約二百年前の文政年間の創業という。
2015/08/29記

■関西経済連合会発行「経済人」2014年12月号に掲載



裏磐梯高原ホテル
ライブラリーラウンジ  
  

ポストカードサイズ水彩スケッチ   
2005年  
120x165mm
  

裏磐梯高原ホテルの2014年卓上カレンダー…5-6月はホテルの中にある宿泊者用ラウンジ「桧原」の内観スケッチ。ゆったりしたスペースに旅行や自然に関する本を並べたライブラリー。モダンなオブジェやピアノ、望遠鏡もあるラグジュアリーな空間だが、絵が拙いので、心地よい快適な雰囲気が伝わらなくて・・・すみません。実際は明るく落ち着いて、居心地が良かった。  
2014/11/17記

■裏磐梯高原ホテル
 2014年カレンダー5-6月に掲載
杼と糸 
京都西陣織成館 
          


2003年   
ポストカード水彩スケッチ    
120x165mm


関西経済連合会発行の広報誌「経済人」5月号表紙、「スケッチ紀行ー歴史を歩く」は京都西陣のスケッチ。
横糸を通す杼はおもしろいかたちをしている。遣いこまれた杼は、糸の上を何万回とすべり、摩耗して、艶々して美しい。  
2014/11/10記

■関西経済連合会発行「経済人」
 2014年5月号表紙に掲載
            
京野菜



 
        
2014年    
水彩     
120x165mm               

関西経済連合会発行の「経済人」2014年3月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は亀岡のスケッチ。
京都に近いこともあって、亀岡は彩りゆたかな京の伝統野菜の一大産地になっている。新鮮な京野菜を使った漬物も人気で、京漬物の名店が店や製造所をおいている。  
2014/04/16記    


■関西経済連合会発行の広報誌
 「経済人」2014年3月号表紙に
 掲載


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鯖のなれ寿し


水彩   
120x165o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2014年7月号の「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、鯖街道の宿場町朽木。
若狭の鯖を使い、腹に米と糀を詰めて、発酵させた、山里朽木の保存食。
2015/01/12記
■関西経済連合会発行広報誌
 「経済人」表紙に掲載