岩船寺 
木津川市加茂 




水彩  
2016年  
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2016年6月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は第232回、京都府木津川市加茂を歩いたスケッチで構成した。
岩船寺は、奈良時代、行基の開基と伝わっている。三重塔は室町時代に建立されたもので重要文化財。「あじさい寺」の別称があり、梅、椿、桜、睡蓮、紫陽花、百日紅、紅葉・・・・と、四季を通じて境内は花であふれる。
2017/02/14記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2016年6月号表紙に掲載
浄瑠璃寺
九体阿弥陀堂 
木津川市加茂 




水彩  
2011年  
165x240mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2016年6月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は第232回、京都府木津川市加茂を歩いたスケッチで構成した。
三重塔と池をはさんで対面する本堂は平安時代に建てられたもの。柱と柱の間が11あり、左右両端の間を除いた中央の9間に9体の阿弥陀堂を安置する。このような様式の九体阿弥陀堂は、平安時代にはたくさんあったらしいが、現存するのはこの浄瑠璃寺のみ。ゆったりした屋根のこう配が美しく、本堂が池に映る様子は、多くの絵画の題材になってきた。国宝。
2017/02/11記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2016年6月号表紙に掲載
覚応寺付近 
堺九間町 大阪
    



2016年  
水彩  
380x280mm

2016年3月のカルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座土曜クラスは、堺の九間町、西本願寺堺別院のある町内。大正時代に堺の文芸人が集った覚応寺のある路地を描いた。ここは以前朝日新聞の記事で知った。西本願寺堺別院のそばに漆喰壁に虫籠窓が印象的な寺がある。一見して寺とはわからない。ここの住職河野鉄南は幼いころからの知己与謝野鉄幹を、浪華青年文学会の機関誌「よしあし草」で、歌を通じて親交があった与謝野晶子に紹介したという。鉄幹と晶子の出会いの場所か。毎年5月に晶子白桜忌がいとなまれる。
比叡山延暦寺 
東塔の大講堂 
滋賀
     




水彩 
2015年 
120x165mm   
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」7月号表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は比叡山。
延暦寺山内の東塔地域から起伏の多い山道を進むこと約30分。西塔と呼ばれる地域に至る。道の両側に全く同じ形の堂が並んでいる。普賢菩薩を本尊とする法華堂と、阿弥陀如来を本尊とする常行堂。16世紀末の建築で重要文化財。弁慶が渡り廊下に肩を入れ、担いだと伝わり、「にない堂」と呼ばれている。比叡山の豪放磊落さを物語る話だ。
2016/06/06記
■関西経済連合会発行「経済人」2015年7月号表紙に掲載
比叡山延暦寺
根本中堂 
滋賀
     



水彩 
2015年 
120x165mm   
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」7月号表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は比叡山。延暦寺は平安時代初めに僧・最澄によって開かれた天台宗の総本山。山内は東塔、西塔、横川の三塔と呼ばれる広大な地域に広がる。世界遺産。中心は延暦寺発祥の地にたつ本堂、根本中堂。最澄自作と伝わる薬師如来像を安置する。ふつう寺院の内陣(本尊を安置する所)は外陣より高くなっているが、この堂の内陣は外陣より3mも低い。初めて見るととても神秘的に見える。本尊の前のつり灯籠の灯は、最澄の時代から消えることなく、1200年以上も続いているといわれる「不滅の灯」として知られる。本堂に至る回廊は、新緑の木々が清々しく気持ちよい空間だった。
2016/06/04記
■関西経済連合会発行「経済人」2015年7月号表紙に掲載

水彩画スケッチ紀行
古寺巡礼

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浄瑠璃寺三重塔 
木津川市 
     



水彩  
2011年  
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2016年6月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は第232回、京都府木津川市加茂を歩いたスケッチで構成した。
平安時代に創建された浄瑠璃寺。極楽浄土を表した庭園は池を中心に三重塔と本堂が東西に配置されている。三重塔には秘仏薬師如来を安置する。国宝。
2017/02/09記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2016年6月号表紙に掲載






善法律寺・秋 
京都 八幡
     



2015年 
水彩 
170x250mm
昨年2015年11月のカルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座月曜クラスは八幡市の紅葉の名所、善法律寺に出かけた。快晴であったが、11月の半ばでまだ早かったのか、もみじの色づきはまだこれからといったところ。山門の前の1本がかろうじて赤みを帯びてきているのを、みんなで描いた。見頃になれば、紅葉のスポットとして知られているだけに人出も多いだろうが、この日は、詣でる人影も少なく、ゆっくり描けた。
2016/11/01記

比叡山延暦寺
東塔の大講堂 
滋賀

     
水彩 
2015年 
120x165mm   
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」7月号表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は比叡山。
延暦寺は平安時代初めに僧・最澄によって開かれた天台宗の総本山。山内は東塔、西塔、横川の三塔と呼ばれる広大な地域に広がる。世界遺産。東塔地域にある重要文化財の大講堂には、道元、栄西、日蓮、法然、親鸞、…など延暦寺で修行した高僧の像が並んでいる。曹洞宗、臨済宗、法華宗、浄土宗、浄土真宗…、その後に興された仏教の新しい宗派はほとんどここから生まれているともいえる。知らなかった。
2016/06/06記
■関西経済連合会発行「経済人」2015年7月号表紙に掲載

妙見寺観音堂 
赤穂坂越 
   



2016年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」の2016年8月号は赤穂の坂越を歩いたスケッチで構成した。
坂越の町を見下ろす山の崖に取りつくように建てられた小さな堂。観音堂とも、円通閣とも呼ばれる。天平時代、行基の開山とされる古刹。盛時には16もの房があったという。今は、この堂といくつかの朽ちかけた僧坊の門や築地弊が残るのみ。堂は懸崖造り。無住のようだが、堂も庭もきれいに手入れされていた。
2017/03/27記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2016年8月号表紙に掲載
東大寺法華堂



2016年 
水彩  
240x330mm

朝日カルチャーセンターYY街旅スケッチ講座の2016年4月は奈良の東大寺法華堂へ出かけた。快晴のスケッチ日和。日なたにいると汗ばむほど。法華堂は三月堂とも呼ばれ、東大寺に残る唯一の奈良時代の堂。大仏開眼より以前からあったとされる。国宝・世界遺産の建物を間近で描けさせてもらえるのはうれしい。屋根の緩やかな傾斜と反りがおおらかな印象で晴れ晴れとした気持ちになる。西側の側面を描いたが、建物の左半分の正堂部分が奈良時代の建築。右の部分は鎌倉時代につながれた。
2017/01/27記

海住山寺五重塔
木津川市加茂 




水彩  
2016年  
165x120mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2016年6月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は第232回、京都府木津川市加茂を歩いたスケッチで構成した。
例幣の集落の細い道を登っていくと、山の中腹にたたずまいのよい小さな山門が現れる。廻りにシャガの花が咲いていた。それをくぐってなおも道をたどると寺の境内に出る。補陀洛山海住山寺。奈良時代、東大寺開山の良弁の開基と伝わるが定かではなく、13世紀鎌倉時代に貞慶によって中興された。五重塔もその頃建立された。さして広くない境内の隅に、樹木に抱かれるように五重塔がたつ。小ぶりだが風雨に晒され褪せた朱塗りの塔は存在感がある。1層目に裳階(もこし)がつく珍しいシルエットが印象的。国宝。
2017/02/12記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2016年6月号表紙に掲載

子嶋寺 
奈良高取  
     


2015年  
水彩 
165x120mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年9月号の表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は、奈良県高取町を歩いて描いたスケッチで構成した。都合で9月号の表紙には載せられなかったが、高取町に、規模は大きくないが子嶋寺という名刹がある。奈良時代以前に開かれたとも伝わるが諸説があり、さだかではない。京都の清水寺を創建した延鎮は、この子嶋寺で修行した僧であった。また現在の寺の山門は高取城の二の門を移築したもので、高取城の貴重な遺構。夏の陽が傾いた頃、人の気配のない寺の前で描いたスケッチ。
2016/08/20記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2015年9月号表紙に掲載

YASUDA YASUYUKI

壷阪寺三重塔 
奈良高取  
  


2015年  
水彩 
165x120mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年9月号の表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は、奈良県高取町を歩いて描いたスケッチで構成した。「三つちがいの兄さんを…」。明治の初め大阪大江橋席で初演された浄瑠璃「壷坂霊験記」。お里・沢市の夫婦の情愛を描いた世話物で一世を風靡した。のちに浪曲にもなり、子どもの頃、ラジオから流れてくる「妻は夫を労わりつ、夫は妻を慕いつつ…」の調子を訳もわからず口にしていたものだが、このお里・沢市の物語の舞台、壷阪寺が高取町にある。土佐街道は壷阪寺の門前町でもあった。正式名称を南法華寺という。山の斜面に広がる伽藍にひときわ目立つ巨大な観音像。救ライ事業の返礼としてインドから贈られたものだとか。境内はあらゆる面でにぎやかで、心安らぐ凛とした雰囲気というよりは、庶民にわかり易いサービス満点のお寺という感じ。西国三十三所第六番札所。礼堂と三重の塔は国の重要文化財。
2016/08/20記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2015年9月号表紙に掲載

水彩画スケッチ紀行

大徳寺法堂 
京都 
   



2016年  
水彩  
165x240mm
真夏のスケッチ講座。朝日カルチャーセンターYY絵はがきスケッチ講座の7月は京都紫野の大徳寺で。快晴でかんかん照りの境内で、わずかな影をさがしてのスケッチ。14世紀、大燈国師宗峰妙超の開基になる、臨済宗大徳寺派の大本山。以前、仕事で千利休の墓があり、三千家の歴代の墓所になっている聚光院に何度か通い、国宝の狩野永徳筆の障壁画や有名な茶室閑隠席を間近に観せてもらっていたが、当時は不明の至りでしっかり鑑賞することもなく、今ごろになって、もったいないことをしたと悔いている。その聚光院の近くから法堂の軒と松を描いてみた。
2017/03/16記

千二百羅漢
京都愛宕念仏寺
 



2015年年  
水彩  
120x165mm
パナソニック2016年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-素直」の2月は「笑顔が笑顔を呼ぶ」。京都嵯峨野の愛宕念仏寺の千二百羅漢のスケッチにした。
この寺は、戦後、仏師・仏像修復のエキスパート西村公朝によって復興した。素人の参拝者によって彫られた、笑顔で表情豊かな石の羅漢さんが境内に並ぶ。
2016/12/13記
■パナソニック2016卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-素直」2月に掲載

雪の金剛寺 
豊岡
       



2015年年  
水彩  
120x165mm

関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2016年2月号表紙、「スケッチ紀行-歴史を歩く」は兵庫県豊岡市を歩いたスケッチで構成。
豊岡の町の中心から少し離れた山里に、足利尊氏の寄進状が残る古刹がある。シャクナゲの寺として知られているが、訪れた日は雪が積もって寒い日だった。
2016/12/11記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2016年2月号表紙に掲載

安田泰幸アート&スケッチ

古寺巡礼                                              06   

妙道寺 赤穂



2016年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」の2016年8月号は赤穂の坂越を歩いたスケッチで構成した。
妙道寺は16世紀の創建。本尊の木造阿弥陀如来像には貝殻が付着していた跡があり、漁師の網に掛かって引き揚げられたものと伝わる。案内板にこのあたりで最初の寺子屋が開かれたとある。江戸時代、庶民にも身近な大きな建物といえば寺ぐらいで、地域の寺は会議場であり、裁判所であり、病院でもあり、ときには宿舎や市場でもあった。子どもたちを育てる学校でもあったのだろう。人びとに精神的なやすらぎを提供するだけでなく、寺はさまざまな形で人びとの暮らしに溶け込んでいた。
2017/03/23記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2016年8月号表紙に掲載