YASUDA YASUYUKI
水彩画スケッチ紀行
中宮寺本堂
奈良斑鳩
水彩
2017年
160x205o
パナソニックの2018年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-感謝」の1月
今年2018年はパナソニックの創業100周年で、このカレンダーもことし一年、松下幸之助ゆかりの風景を描いて掲載する。1月は、1970年大阪万国博の松下館のイメージの源になった吉田五十八設計の奈良斑鳩、中宮寺本堂のたたずまい。松下幸之助はこの建築が万国博の松下館のデザインとしてふさわしいと考え、実際の松下館の設計も吉田五十八に任された。
2018/04/22記
■パナソニックの2018年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-感謝」の1月に掲載
奈良大和散策 06
長岳寺
奈良天理
水彩
120x165cm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」11月号表紙は奈良、山の辺の道周辺。
長岳寺は、平安時代、空海の開基とされ、釜口大師と呼ばれている。50近くの塔頭があった大寺である。広い境内には、日本最古の鐘楼門や、たった一つだけ残った塔頭の室町時代に建てられた庫裏など重要文化財に指定され、落ち着いた印象の建造物と豊かな自然の草木が散在する。
2018/02/24記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号表紙に掲載
黒塚古墳
奈良天理柳本
水彩
120x165cm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」11月号表紙は奈良、山の辺の道周辺。
山の辺の道は、古墳時代4世紀にはつくられていたという、わが国最古の道。沿道に散在する多くの古墳群のひとつ。3、4世紀に築かれたという前方後円墳。先頃33面の銅製の三角縁神獣鏡が出土したことで知られる。
2018/02/20記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号表紙に掲載
黒塚古墳
奈良天理柳本
水彩
2016年
120x165cm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」11月号表紙は奈良、山の辺の道周辺。
山の辺の道は、古墳時代4世紀にはつくられていたという。わが国最古の道ともいわれる。沿道に多くの古墳群が見つかっている。このあたりが国の中心であったことが想像される。田原本町にある唐古・鍵考古学ミュージアムには、このあたりの古墳から出土した考古資料が展示されている。そのうちの一つ、6世紀前半の笹鉾山古墳から出土した、馬と馬曳きの埴輪に惹かれて、展示ケースの前で線画を描いてきた。昔の人の創造力や表現力に感じ入る。
2018/02/22記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号表紙に掲載
唐古・鍵遺跡
復元楼閣
奈良田原本町
水彩
2016年
120x165cm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」11月号表紙は奈良、山の辺の道周辺。
山の辺の道は、奈良市の春日山と桜井市の三輪山を結ぶ古代道路で、古墳時代4世紀にはつくられていたという。わが国最古の道ともいわれる。沿道には多くの古墳群や寺社が残っている。唐古・鍵遺跡は弥生時代の大規模な環濠集落の遺跡。建物跡や青銅器の鋳造炉跡などが見つかっており、ここから出土した土器に描かれていた絵画をもとに楼閣が復元されている。古代人のクリエイティブを想像できて、おもしろい。
2018/02/17記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号表紙に掲載
萩 奈良
水彩
100x147mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年9月号表紙は奈良市の高畑。
白毫寺はじめ、奈良には萩の名所が多い。山上億良が秋の七草の歌を詠んでいる。
2018/01/19記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年9月号表紙に掲載
志賀直哉旧居
高畑サロン
奈良高畑
2016年
水彩
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年9月号表紙は奈良市の高畑を描いたスケッチで構成した。
小説家の志賀直哉が、昭和の初め、自らも設計に携わり、建てた自邸が高畑の閑静な住宅街にある。ここに10年間住み、「暗夜行路」をはじめ、多くの作品を執筆した。木造2階建てで凝ったつくりの和風建築だが、1階の庭に面して大きな洋風のサンルームがある。ここに志賀直哉を慕って、武者小路実篤、小林秀雄、尾崎一雄、亀井勝一郎、小林多喜二、桑原武夫、入江泰吉…といった白樺派の文人や画家など当時の文化人が集まり、文学論や芸術論を語りあい、高畑サロンと呼ばれたという。居心地のよさそうな贅沢な空間。
2018/01/14記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年9月号表紙に掲載
水彩画スケッチ紀行TOPへ
Copyright (C) Yasuda Yasuyuki YY-STUDIO All Right Reserved
竹之内環濠集落
奈良天理市
水彩
2001年
165x240cm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」11月号表紙は奈良、山の辺の道周辺。
奈良県には外敵の侵入を防ぐ濠をめぐらした集落が今もいくつか残っている。山の辺の道近くの竹之内環濠集落は標高約100m。奈良県で最も高いところに造られた環濠集落だ。
2018/02/23記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号表紙に掲載
石上神宮 奈良
水彩
120x165cm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」11月号表紙は奈良、山の辺の道周辺。
古事記や日本書紀にも記述がみられる日本最古級の神宮。拝殿は国宝。楼門は重文。
2018/02/19記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号表紙に掲載
頭塔 奈良
1996年
水彩
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年9月号表紙は奈良市の高畑。
奈良時代に建てられた仏塔で「ずとう」と読む。ピラミッドのようなかたちで、高さ10m、1辺30m、7段の石と土でできており、東西南北4面に44体の石仏が配置されている。国史跡。
2018/01/18記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年9月号表紙に掲載
奈良教育大学
教育資料館
2016年
水彩
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年9月号表紙は奈良市の高畑を描いたスケッチで構成した。
奈良教育大学の構内に古い煉瓦建築がある。明治末期、陸軍の糧秣庫として建てられた。長く教育大の書庫や実習室として使われていたが、近年、教育関係資料館に改修された。
2018/01/15記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年9月号表紙に掲載
白毫寺
奈良高畑
2016年
水彩
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年9月号表紙は奈良市の高畑を描いたスケッチで構成した。
創建は古く、奈良時代。僧勤操による。奈良三名椿の一つ五色椿や参道の萩で名高い。
2018/01/13記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年9月号表紙に掲載
新薬師寺本堂
奈良高畑
2016年
水彩
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年9月号表紙は奈良市の高畑を描いたスケッチで構成した。
佐保路の秋篠寺と法華寺、そして高畑の新薬師寺の本堂のたたずまいが好きだ。京の寺のような仰々しさがなく、黒い木肌と白い漆喰のコントラストが楚々として美しい。新薬師寺は奈良時代の創建。本尊薬師如来もいいが、ここの十二神将立像が特に心を惹きつける。
2018/01/12記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年9月号表紙に掲載