奈良今井町
旧高市郡
教育博物館
水彩ミニアチュール
2013年
120x165mm
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2013年11月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は第201回、奈良の今井町を歩いたスケッチで構成した。旧高市郡教育博物館は明治後期に建てられ、のちに今井町役場にもなった。現在は今井まちなみ交流センター「華甍」として、今井町の歴史資料を展示している。
2013/10/17記
■関西経済連合会発行広報誌
「経済人」2013年11月号表紙に掲載
秤
奈良今井町
水彩ミニアチュール
2013年
105x147mm
関西経済連合会発行の「経済人」2013年11月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は奈良の今井町を歩いたスケッチで構成。
旧高市郡教育博物館、今井まちなみ交流センター「華甍」に展示してある秤。戦国時代以後、肥料、木綿、味噌、酒など商工業が発展し、「大和の金は今井に七分」といわれた今井町の繁栄ぶりを象徴している。分銅を使う秤は、子どものころ、あったように思う。
2013/12/24記
■関西経済連合会発行広報誌
「経済人」2013年11月号表紙に掲載
奈良今井町
今西家住宅
水彩ミニアチュール
2013年
120x165mm
関西経済連合会発行の「経済人」2013年11月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は奈良の今井町を歩いたスケッチで構成。
今西家は代々惣年寄を務めた家で、たくさんの棟で構成されている八ッ棟造りと呼ばれる戦国時代の貴重な大規模民家で国の重要文化財である。侵入してくる外敵に備え通りを真正面から見わたせる窓を設けるなど、建物は軍事的なくふうも凝らした豪壮なもので、環濠をめぐらした町の西の口をおさえている。
2013/12/21記
■関西経済連合会発行広報誌
「経済人」2013年11月号表紙に掲載
五條新町
栗山家住宅
奈良
2014年
水彩
120x165o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年2月号は奈良の五條市のスケッチ。五條は江戸時代の初め、藩主松倉重政が整備した城下町、新町通りには豪壮な商家が軒を連ねる。重要文化財に指定されている栗山家の住宅は屋根の煙出しが妻面を正面に向けている。1607年に建てられ、400年以上の歴史をもつ民家。建築年代が判明している民家としては日本最古だそうだ。ひっそりと人の気配がないのは、このごろあちこちの町を訪ねて感じる共通の感想。
2015/12/10記
■関西経済連合会発行広報誌
「経済人」2015年2月号表紙に掲載
五新鉄道跡
奈良 五條
2014年
水彩
120x165o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年2月号は奈良の五條市のスケッチ。
伝統建築の保存地区である五條新町を横切るように無粋にも見えるコンクリートの高架がある。それも、通りのそばで工事中のように途切れている。奈良県五條市から和歌山県新宮市まで十津川沿いに計画された五新鉄道の跡である。昭和の初めに建設が始まったが、戦争で中断、戦後工事が再開されたが、社会情勢の変化で再び中断。そのまま放置されてきた。これを題材にした映画作品「萌の朱雀」はカンヌ映画祭で新人監督賞を受賞した。
2015/12/13記
■関西経済連合会発行広報誌
「経済人」2015年月号表紙に掲載
興福寺五重塔
2013年
水彩
317x237mm
2013年10月のカルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ教室の土曜クラスは奈良興福寺の五重塔を描いた。上層になるほど逓減する、屋根の幅や軒の高さなど、デッサンの実習にはうってつけの風景だ。講評会は抹茶カフェ万年堂で。
安田泰幸アート&スケッチ
五條南阿田の流し雛
2014年
水彩
120x165o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年2月号は奈良の五條市のスケッチ。
南阿田というところに、流し雛の風習が残っている。毎年4月に、地域の3歳から12歳のこの地域の少女たちが晴着を着て、健康と幸せを願い吉野川へ折り紙の雛人形を流す。最近はアマチュアカメラマンが押し寄せ、マナーが問題になっていると聞く。鳥取の用瀬や兵庫の龍野などにもこの行事は残っているが、ほかではあまり聞かない。意味を知って、心から願い、参加するお祭り。ハロウィンやバレンタインデーもいいが、昔から続けられてきた素朴な行事もたいせつにしておきたい。
2015/12/16記
■関西経済連合会広報誌「経済人」2015年2月号表紙に掲載
Kasugano, Nara
奈良 春日野
水彩
2014年
165x240 mm
昨年11月の街旅絵日記講座は秋の奈良公園、春日野を歩いた。
ちょうど色づき始めた若草山の麓の木々や、春日大社に近い水谷茶屋の周辺を描く。天気の良い土曜日の午後。行楽を楽しむ家族連れや外国人観光客のグループで賑わっていた。
2015/08/07記
奈良今井町
豊田家住宅
水彩ミニアチュール
2013年
120x165mm
関西経済連合会発行の「経済人」2013年11月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は奈良の今井町を歩いたスケッチで構成。
御堂筋にある豊田家は、もと材木商の牧村家で、西の木屋と呼ばれ、大名貸しや藩の蔵元を務めた。駒つなぎのある建物は17世紀の建築で国の重要文化財。桃山時代、堺で活躍した今井宗久は、ここ大和今井の出身で、今井は所領であった。牧村家にあった今井宗久ゆかりの茶室黄梅庵は、いま堺の大仙公園に登録文化財として、移築保存されている。(黄梅庵は「経済人」2013年2月号で堺中百舌鳥を歩いたときのスケッチとして掲載している)
2013/12/20記
■関西経済連合会発行広報誌
「経済人」2013年11月号表紙に掲載
奈良今井町
河合家 上品寺屋
水彩ミニアチュール
2013年
120x165mm
関西経済連合会発行の「経済人」2013年11月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は奈良の今井町を歩いたスケッチで構成。
町内に国の重要文化財に指定された民家が8軒もあるが、河合家もその一つ。「上品寺屋」の屋号で、江戸時代から続く造り酒屋。18世紀後半の建築で、虫篭窓が愛嬌のある形をしている。
2013/12/18記
■関西経済連合会発行広報誌
「経済人」2013年11月号表紙に掲載
五條新町通
造酒屋山本本家
奈良
2002年
水彩
120x165o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年2月号は奈良の五條市のスケッチ。
五條は江戸時代の初め、松倉重政が整備した城下町。重政は商人を保護したため、商業が発達し、新町通りには豪壮な商家が軒を連ねる。現在は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。山本本家は宝永年間創業、280年の老舗。清酒「松の友」や柿ワインの醸造元。
2015/12/08記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2015年2月号表紙に掲載
大和民俗公園
国中の農家
旧吉川家住宅
2014年
水彩
165x240mm
9月の朝日カルチャーセンターYY絵はがきスケッチ講座は奈良県大和郡山市の大和民俗公園で。公園に民族資料館と大和地方の各地から移築した民家が点在している。暑さが少し和らぎ、快晴の木陰はすがすがしく居心地満点。芝生の上にすわり古民家の風景を描いてもらった。受講されている方にまじって、橿原のほうにあった、茅葺きの農家と初秋の森の風景を描いた。講評会は公園近くの、自然素材の自家製パンを並べている小さな店で。
2015/04/20記
箱本館 紺屋
大和郡山
2014年
水彩
120x165mm
ホームページのサーバーの引っ越しまで、サーバー容量不足でアップできなかった作品がたまっていて、それらを順次アップしている。
ことしの3月の大人の遠足-街旅絵日記講座は奈良大和郡山へ出かけた。午前・午後の1日コース。午前中は歴史のある町並みを描いた。道の真ん中を小さな堀川が流れる紺屋町に残る町家。資料館として、特産の藍染めや金魚の展示・体験などをしている。今日は中へは入らず外観をスケッチ。
2014/11/28記
街旅絵日記講座
大宇陀松山
水彩
2013年
280x380
大人の遠足-街旅絵日記講座の10月は、奈良県の大宇陀の松山のまちへ出かけた。
伊勢本街道沿いに約1km続く家並みは、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。古くから薬の町としても知られ、薬の館として公開されている商家や薬草園などもある。街道沿いにある2軒の蔵元や旧町役場など、描いてみたいところがいっぱいある。受講していただいた方々と虫籠窓と格子のある立派な商家の家並みの風景を描いたあと、民家を活用した店で昼食。昼からは場所を変え街道を描いた後、自由行動にして、薬草園やら造り酒屋など思い思いの風景を描いてもらう。夕方近くさーっと通り雨で慌てたが間もなくやんだ。帰りのバスの時間まで道の駅の店で講評会。帰りのバスも往きと同様、我々のグループだけの貸し切り状態。参加された方々からは「また、あらためて描きに来たい」という声もあがり、有意義な秋の1日スケッチを終えた。
2014/01/12記
奈良今井町
称念寺
水彩ミニアチュール
2013年
120x165mm
関西経済連合会発行の「経済人」2013年11月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は第201回、奈良の今井町を歩いたスケッチで構成した。環濠をめぐらした寺内町は、木綿など大和の産物を扱う商業で繁栄し、町の自治が行われた。いまも中世戦国時代の町並がほぼそのまま残っており、重要伝統的建造物群保存地区に選ばれ、町の中には8軒もの重要文化財の民家が残っている。称念寺は戦国時代に創建された浄土真宗の寺。今井町はこの寺の寺内町であった。
■関西経済連合会発行広報誌
「経済人」2013年11月号
表紙に掲載
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五條 新町通り
奈良
2014年
水彩
120x165o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年2月号は奈良の五條市のスケッチ。
五條は江戸時代の初め、藩主松倉重政が整備した城下町、豪壮な商家が軒を連ねる新町通りは紀州街道の宿場町としても栄えた。カメラや絵の道具を持ってこの町を訪れる人が必ずモチーフbにする餅商一ツ橋のある辻。商売を継ぐ方がおられなかったのか、店を閉めておられた。
2015/12/12記
■関西経済連合会発行広報誌
「経済人」2015年2月号表紙に掲載
飛鳥 川原寺跡
奈良明日香村
2014年
水彩
280x380o
5月の街旅絵日記講座は雨で1週間延期して、明日香村へ出かけた。
飛鳥四大寺のひとつであった川原寺跡と、聖徳太子ゆかりの橘寺を描く。スケッチは、橘寺門前からみた川原寺跡。日本の里は田圃や畑が多いので、絨毯を敷き詰めたような野原の風景はなかなかないが、このあたりは、観光地だからか草はらの風景が楽しめる。春ののどかな陽光の中でのスケッチ。
2014/12/02記
棹秤
奈良今井町
水彩ミニアチュール
2013年
105x147mm
関西経済連合会発行の「経済人」2013年11月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は奈良の今井町を歩いたスケッチで構成。旧高市郡教育博物館、今井まちなみ交流センター「華甍」に展示してある秤。戦国時代以後、肥料、木綿、味噌、酒など商工業が発展し、「大和の金は今井に七分」といわれた今井町の繁栄ぶりを象徴している。
2013/12/23記
■関西経済連合会発行広報誌
「経済人」2013年11月号表紙に掲載