アーレ川沿いの
古い家並み
スイスベルン


水彩  
170x205mm

積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」11月は、時計の国スイスの天文時計ツイットグロッゲで知られる、世界遺産ベルン旧市街。
1191年湾曲するアーレ川の半島に砦の街が築かれた。やがて帝国自由都市へと街は拡大していくが、時計台になった塔は街の境の門だった。緩やかにカーブして流れるアーレ川の岸には中世の面影を残す家並みが美しい。
2013/03/05記
積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」11月に掲載

ストックホルム大聖堂の時計塔       

水彩    
240x165o

積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」12月はストックホルム大聖堂の時計塔。
ストックホルムの街が形作られた13世紀に、旧市街ガムラスタンに建てられ、改築・増築を重ね、1480年代に現在の偉容になった。大聖堂は王室の儀式、カルマル戦争、30年戦争など多くの戦争と、国家の独立、ノーベル賞の選出などさまざまな出来事の舞台となり、時計台はそれらスウェーデンの歴史を見つめてきた。
2018/03/27記
■積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」12月に掲載



ダーラナホース
スウェーデン
 

水彩   
120x165o

積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」12月はストックホルム大聖堂の時計塔。
夜の長い冬のスウェーデン、仕事を終えたきこりの人たちが、子どもたちのために作ったという木彫りの馬の民芸玩具、ダーラナホース。しあわせを運ぶ馬として世界中の人たちに親しまれている。
2018/04/01記
■積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」12月に掲載



アイスランドの
芝の家
   

水彩   
160x205o

積水ハウスの2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」の1月は、溶岩でできた極寒の大地アイスランドで、希少な木材や石材に代わり芝を利用した伝統住居がテーマ。ファンタジー映画に出てくるホビットが住んでいそうな、壁や屋根が芝生で覆われた家。Laufasというらしい。アイスランド北部のフィヨルドが続くエイヤフィヨズルにあるラウファス博物館に残されている古い農場の建物。
2018/04/27記
■積水ハウスの2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」1月に掲載

スコウガル民俗博物館 
芝の家 
アイスランド
     

水彩 
165x120o

積水ハウスの2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」の1月は、溶岩でできた極寒の大地アイスランドで、希少な木材や石材に代わり芝を利用した伝統住居がテーマ。
スコゥガル民族博物館にあるターフハウス。スコゥガルは人口たった20数人の集落。大自然の中にポツンと村があるような感じだが、限界集落ではない。ちなみにアイスランドの国土は10万?余り、日本の約1/4、人口は35万人足らず。
2018/04/30記
積水ハウスの2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」1月に掲載

スウェーデンアカデミー、
ストックホルム

水彩   
157x200o

積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」12月はストックホルム大聖堂の時計塔。
時計塔がそびえるガムラスタンにスウェーデンアカデミーがある。かつて証券取引所の建物であった。ノーベル賞の選考は、物理学賞、化学賞、経済学賞の3部門がスウェーデン王立科学アカデミーで、生理学・医学賞がカロリンスカ研究所で、平和賞がノルウェー・ノーベル委員会で、そして文学賞はこのスウェーデンアカデミーで行なわれる。建物の1階にはノーベル博物館があり、ここのカフェの椅子に受賞者がサインすることでも知られている。
2018/03/30記
積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」12月に掲載

ストックホルム王宮

水彩    
240x165o

積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」12月はストックホルム大聖堂の時計塔。
大聖堂と並んで偉容を誇るストックホルム王宮。17世紀末から18世紀に建てられた。現在もカール16世グスタフ国王はじめスウェーデン王室の居館だが、儀典用の大広間やバンケットルーム、訪問客用アパートメント、王室宝物庫、博物館などがあって、市民や観光客にもオープンな場所。宮殿の東側に埠頭がありメーラレン湖につながっている。ストックホルムの空は大きく明るい。
2018/03/28

積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」12月に掲載

ツェーリンガ-の噴水
スイスベルン


水彩  
165x120o

積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」11月は、時計の国スイスの天文時計ツイットグロッゲで知られる、世界遺産ベルン旧市街。ベルンには、アルプスの清らかな湧き水が豊富で、中世の時代から街のなかにたくさんの噴水がつくられ、人や馬の水飲み場としても親しまれてきた。今も旧市街にはユニークな名前と物語をもった噴水が残り、市民や旅行者に利用されている。公平と正義を表わす、目隠しして秤をもつ女神ユスティティアの噴水。みずからの財産を投げ出し、ベルンに初めて病院を建てた女性アンナ・ザイラーの噴水。中世の貧しい音楽家を象徴する穴のあいた靴をはいたバクパイプ吹きの噴水。悪いことをすると鬼が罰を与えに来ると、子どもにさとすため、袋に詰めた裸の幼な子を食べる鬼の噴水。胸にベルンの紋章をつけ、両手に槍と剣、背中に銃を背負って、小熊の先導で歩く伝令の噴水。そして時計台のすぐそばにあるツェーリンガーの噴水。ベルンをつくったツェーリンゲン家の旗を持ち、甲冑をかぶって立つ熊の像。熊はベルンの語源とされ、市の紋章にもなっている。古くからある伝説や寓話を生活に取り入れてきた街の品格が感じられる。
2018/03/06記
■積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」11月に掲載

YASUDA YASUYUKI

ストックホルム
ストールトルゲット広場
       

水彩   
158x205o

積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」12月はストックホルム大聖堂の時計塔。
スウェーデンアカデミーとノーベル博物館がある旧証券取引所の前にストールトルゲット広場がある。1520年スウェーデン独立を巡っておきた「ストックホルムの血浴」の舞台である。当時スウェーデンを勢力下におさめていたデンマーク王によって、多数のスウェーデン貴族や有力者が処刑された。いま、市民や観光客がそぞろ歩くロマンチックな街角になっている。
2018/04/02記
積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」12月に掲載

水彩画スケッチ紀行

スイスのポストと
集配車とポストバス

水彩  
120x165o

積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」11月は、時計の国スイスの天文時計ツイットグロッゲで知られる、世界遺産ベルン旧市街。
ベルンには国連の万国郵便連合の本部がある。またスイス国内で郵便事業を行なうスイスポストの本部もこの街にある。かつてアルプスの山々を巡って手紙や物を届けた郵便馬車は、いまポストバスとして国内を走り、郵便物だけでなく乗客も運ぶ。旅行者も利用できるそうだ。2018/03/08記
■積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」11月に掲載

ベルギー
ブルージュ
ミンネワーテル公園
Kasteel Minnewater,Brugge,Belgie
           
水彩  
165x240cm
2017年10月の朝日カルチャーYY街旅スケッチ講座は雨のため中之島の教室で行なった。2016年、ベルギーブルージュで撮ってきた風景の写真から描いてもらった。
ミンネワーテル公園。世界遺産フランドル地方のベギン会修道院群の一つベギンホフの静かな小径を抜けたところに水辺の公園があり、城館のレストランがあった。
2018/03/01記

安田泰幸アート&スケッチ

ストックホルム市庁舎       

水彩   
157x200o

積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」12月はストックホルム大聖堂の時計塔。
メーラレン湖岸にたつストックホルム市庁舎は20世紀のはじめ、R.エストベリの設計で建てられた。機能性を追求したモダニズム建築とは趣を異にするナショナル・ロマンティシズムの名建築とされる。ノーベルの命日に合わせ、毎年12月にノーベル賞授賞式のあと、この市庁舎で晩餐会と舞踏会が催される。
2018/03/29記
積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」12月に掲載

ヨーロッパの街角                                            04  

ツイットグロッゲ 
スイスベルン
       

水彩  
240x165cm

積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」11月は、時計の国スイスのベルンにあるツイットグロッゲ。世界遺産ベルン旧市街。
15世紀に街を囲む壁の門に鐘が取り付けられ、16世紀にゼンマイ式時計が設置された。塔の時計、時を知らせる大鐘、仕掛け人形、天文時計が一つの仕組みで動く複雑な構造で、時刻、日にち、曜日、月や星座の位置などを表示する。毎日、5つの歯車を450kgの石の重みで動かせている。この街にアインシュタインが一時期住んでいたが、この時計が彼の相対性理論にヒントをもたらしたと信じる市民も多いそう。
2018/03/03記
■積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」11月に掲載


アムステルダム 
プリンセングラハト、
オランダ
       

水彩  
165x240o

香里ヶ丘のスケッチ講座で、雨で出かけられなかった日に、課題にした写真から描いたもの。
幾筋もの運河に沿って建てられた家はすべて形や装飾がちがい、外壁の煉瓦の色も微妙に塗り分けられているが、それらが集まった街並みは絶妙な調和が保たれている。

スケッチ紀行
ヨーロッパの街角

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アインシュタインの家スイスベルン   

水彩  
240x165cm

積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」11月は、時計の国スイスの天文時計ツイットグロッゲで知られる、世界遺産ベルン旧市街。
時計台からすぐのところに、アインシュタインが結婚し、3年間住んでいた家が残っている。ここに住んでいる間に「特殊相対性理論」「光量子仮説」「ブラウン運動の理論」に関連する5つの重要な論文を発表し、20世紀最大の物理学の功績を残したとされる。はずかしながら、数学、物理が苦手で文科系に進んだ身としては、ちんぷんかんぷんだけど。
2018/03/05記
積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」11月に掲載






ボルシチと
ロシア料理 
    

水彩  
120x165mm
積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」9月は、スパスカヤ塔のあるロシア、モスクワ。
ロシアの伝統料理。「ボルシチ」は赤い汁を意味するとか。独特の赤色は、砂糖の材料にもされるビート。身体を暖める。
2018/01/28記
■積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」9月に掲載


オランダ 
アムステルダム 
プリンセングラハト
から
ライゼクライス通り
Prinsengracht,
Leidsekruisstraat,
Amsterdam,
Nederland
  

水彩  
2016年  
165x240cm
夏のあいだ忙しくてできなかった、スケッチの整理をぼつぼつ・・・。2016年秋に行ったアムステルダムのスケッチ。途中まで彩色したものを、そのまま放ってあったのを、仕上げてみる。旅のスケッチは、その街その街の歴史や文化が、街のたたずまいににじみ出てできた、「街の個性」ともいうべき表情を観察するのが楽しいが、運河と商人の街アムステルダムの個性も際立っていて、とても魅力的だった。
2018/02/25記