パムッカレ トルコ 

水彩 
120x165o
パナソニックの2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」の5月は「健康は無上の宝」という言葉。持てる能力を十分に発揮するために、心身の健康は基本という。
古代ローマの温泉保養地ヒエラポリスがあった、トルコのパムッカレの石灰岩と温泉がつくる、棚田のような美しい景観を合わせた。
2017/11/13記
■パナソニックの2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」の5月に掲載
プラハ市民会館
チェコ 
     

水彩 
120x1653o
積水ハウス 2017年カレンダー「絆はぐくむ世界の街の時計台」の5月は、世界遺産の旧市街広場に中世の天文時計があるチェコのプラハ。
「プラハの春音楽祭」の主会場、スメタナホールがある市民会館。毎年5月スメタナの命日に、彼の代表作「わが祖国」の演奏で幕を開ける。アールヌーボー様式の建物に、内部はアルフォンス・ミュシャなどによるアールヌーボーの装飾が施されている。

2017/11/11記
積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の5月に掲載

マラー・ストラナ地区 チェコ プラハ    

2014年 
水彩 
157x203o
積水ハウス 2017年カレンダー「絆はぐくむ世界の街の時計台」の5月は、世界遺産の旧市街広場に中世の天文時計があるチェコのプラハ。マラー・ストラナ地区は、天文時計の旧市庁舎がある広場から有名なカレル橋を渡り、プラハ城に向かう坂道。かつて貴族たちが建てた立派な館が道の両側に軒を連ねる城下町だが、中世の物語絵本の中に迷いこんだかのように、美しく、楽しい。
世界遺産プラハ歴史地区。
2017/11/07記
積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の5月に掲載

ウェストミンスター寺院 
ロンドン 
    

水彩  
206x163mm
積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の1月はビッグベンがあるロンドンの街のスケッチ。ビッグ・ベンの向かいにあるウェストミンスター寺院。11世紀に建設され、世界遺産に登録されているイギリス国教会の教会。歴代国王の戴冠式など英国王室行事が行なわれる教会だが、われわれには、小さいころから学校で鳴らされていたチャイムの「キーンコーンカーンコーン」のチャイムのもとになっている「ウェストミンスターの鐘」の旋律でなじみがある。
2017/06/26記
■積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の1月に掲載

スケッチ紀行
ヨーロッパの街角

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モスクワ地下鉄
コムソモリースカヤ駅
 
    
水彩  
120x165mm
積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」9月は、スパスカヤ塔のあるロシア、モスクワ。
モスクワの地下鉄は1935年に開通した1号線をはじめ、12路線あり、総延長はなんと約300km。市内中心部を中心に、多くの駅は、天井や照明など美しく豪華な装飾がほどこされており「地下宮殿」とも呼ばれている。多くの駅は地下50mほども深いところにあり、シェルターの役割を兼ねていたといわれている。
また、余談だが、市民に供用されている路線の他に、公にはされていないが、核戦争に備え、緊急避難用のシェルターや専用路線が地下鉄路線に沿って存在するとされ、「メトロ2」と呼ばれているらしい。
2018/01/27記
積水ハウス2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」9月に掲載


モスクワ 
ボリショイ劇場 
    

水彩  
120x165mm
積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」9月は、スパスカヤ塔のあるロシア、モスクワ。
オペラとバレエで有名なボリショイ劇場は1825年、帝政ロシアの時代に建設された。この劇場に管弦楽団とバレエ団が所属しており、ロシアの文化の一端を牽引してきた。
2018/01/27記
積水ハウス2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」9月に掲載


モスクワ赤の広場
ロシア国立歴史博物館 
    

水彩  
240x165mm
積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」9月は、スパスカヤ塔のあるロシア、モスクワ。スパスカヤ塔がたつ世界遺産「赤の広場」(クラスナヤ広場)は15世紀末、イヴァン大帝が自身の宮殿の前の市街地を整備したことに始まる。名前の「赤」はもともと「美しい」を意味する言葉だそうで、美しい広場のこと。社会主義を意味する「赤」ではないらしい。広場の南西側に面してクレムリンがあり、北西には歴史博物館がある。童話の絵本のでてきそうな建物。
世界遺産「モスクワのクレムリンと赤の広場」
2018/01/25記
積水ハウス2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」9月に掲載


スパスカヤ塔
モスクワ 


水彩  
240x165mm
積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」9月は、ロシア、モスクワのスパスカヤ塔。赤の広場からクレムリンに入る門にそびえる。クレムリンは15世紀、イヴァン大帝の時代に現在のような外観になり、17世紀に城門に塔が建てられた。スパスカヤ塔は20ある塔の中で最も格式が高く、高さ74m、先端の直径3mの赤い星にはウラル山脈で採掘された宝石が嵌められていた。ちなみに時計は文字盤の直径6m、重さ25tだそうだ。まさに国威の象徴。
世界遺産「モスクワのクレムリンと赤の広場」
2018/01/24記
■積水ハウス2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」9月に掲載

プラハ城黄金の小路
チェコ 
  

水彩 
120x1653o
積水ハウス 2017年カレンダー「絆はぐくむ世界の街の時計台」の5月は、世界遺産の旧市街広場に中世の天文時計があるチェコのプラハ。
プラハ城内には、大聖堂や王宮、教会など壮大な建物のほか、小さな家々が集まっている横丁もある。城に仕えた従僕などが住んだ一画は、16世紀につくられたが、やがて錬金術師などが住むようになり、「黄金の小路」と呼ばれるようになったという。22の番号が掲げてある水色の小さな家は20世紀の初め作家カフカが仕事場にしていたところ。
2017/11/09記
積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の5月に掲載

人形劇の操り人形
チェコ 
  
水彩 
120x1653o
積水ハウス 2017年カレンダー「絆はぐくむ世界の街の時計台」の5月は、世界遺産の旧市街広場に中世の天文時計があるチェコのプラハ。プラハの街には、操り人形の店が多い。人形劇の劇場も多い。それは古くからハプスブルク家、ナチスドイツ、ソ連・・・と抑圧され続けてきた複雑な国の歴史と大いに関係しているらしい。16世紀から第1次世界大戦まで、ゲルマン化により、公にチェコ語を話すことが禁じられた。しかし独特の言い回しが使われる人形劇だけは、チェコ語での上演が認められたという。チェコの人たちは、人形劇に親しむことによって、自分たちのアイデンティティを発露できた。そのため、子ども向けだけではなく、大人向けの人形劇が発達し、公に言えないようなことを、隠喩や皮肉を交えた表現で上演するようになり、暗に戦争や政治に対する批判や不満を政府にわからないように言い交わしていたそうだ。時の政治家に似せた人形や骸骨、悪魔ディアブロ、怪物などのパペットは、大人が楽しむため、繊細で細密なデザインが施されているのもチェコの人形の特徴だとか。土産物用もあるが、芸術品をつくる人形作家も多く、チェコの代表的な文化といえる。
2017/11/08記
積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の5月に掲載
チェコ 
プラハ市役所の
天文時計
    

水彩 
240x165o
積水ハウス 2017年カレンダー「絆はぐくむ世界の街の時計台」の5月は、世界遺産の旧市街広場に中世の天文時計があるチェコのプラハ。この天文時計はプラハのオルロイと呼ばれ、天文図の文字盤の時計と機械仕掛けの人形、12カ月の暦表からなる。骸骨の姿をした「死神」が鐘を鳴らすと上の2つの窓から12使徒が姿を現す。第2次世界大戦の際、ナチスの侵攻から市民が時計の部品を持ち出し守ったという。
2017/11/06記
■積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の5月に掲載

チェコ 
プラハ市庁舎
 

2015年 
水彩 
240x165o
積水ハウス 2017年カレンダー「絆はぐくむ世界の街の時計台」の5月は、世界遺産の旧市街広場に中世の天文時計があるチェコのプラハ。市庁舎の建物に独特のとがった屋根のある塔がついている。まさに芸術品の時計と天文図の文字盤は、1410年、時計職人のミクラーシュとプラハ・カレル大学の天文学教授ヤン・シンデルによってつくられた。古くから、これをつくったのは時計職人ハヌシュで、彼は二度と同じ時計がつくれないよう、目をつぶされたという間違った言い伝えも残っている。6枚のスケッチで構成。
2017/11/05記
積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の5月に掲載

ザーンセ・スカンス
の家 
オランダ
  

2016年 
水彩 
120x165mm
Zaanse Schans, Netherlands Sept.2016

日立造船の2017年卓上カレンダー4月
オランダ、アムステルダム郊外のザーンセスカンスの風景。
風車で風の力を動力に変え、干拓のための排水はもとより、パンのための製粉、チーズなど乳製品、カカオを挽いてチョコレートやココア、マスタード、顔料や塗料、製材・・・さまざまなものをつくったものづくりの村。村のたたずまいに、村人の知恵と努力と感性が息づいている。
2017/10/25記
■日立造船2017年卓上カレンダー4月に掲載
サンチアゴ・デ・コンポステラの巡礼路  
カミーノ・フランセーズ
シラウキの村 


2016年
水彩 
120x165mm  
パナソニックの2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」の2月は,
「歩み続ければ、たどり着く」。「遥か遠くの目的地にも歩みを止めなければ、必ず辿り着く。好調な時も不調な時も、確実に重ねた一歩が新たな道を拓く」と。
フランスから、スペインの聖地サンチアゴ・デ・コンポステラまで、ピレネー山脈を越えて、雨の日も風の日もそれぞれの思いを抱いて人びとが歩み続ける1100kmの巡礼の道の絵を合わせた。
2017/07/30記
■パナソニック2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉ー繁栄」2月に掲載
タワーブリッジ 
ロンドン 
    

水彩  
163x205mm
積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の1月はビッグベンがあるロンドンの街のスケッチ。
テムズ川に架かるタワー・ブリッジは1894年の完成。大型外洋船を通すために橋桁は可動になっているが、当時は蒸気機関と水の力によって動かしていた。設計者の想像力と独創性がすばらしい。パリのエッフェル塔、ローマのコロッセオと同じように、ロンドンのビジュアルシンボルとしてアイコン化している。
2017/06/30記
積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の1月に掲載



YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行





安田泰幸アート&スケッチ

ヨーロッパの街角                                            03  


モスクワ赤の広場 
聖ワシリイ大聖堂

水彩  
160x203mm
積水ハウスの2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」9月は、スパスカヤ塔のあるロシア、モスクワ。「モスクワのクレムリンと赤の広場」として世界遺産に登録されている。赤の広場の美しいランドマークはロシア正教会の聖ワシリイ大聖堂。テトリスにも登場するモスクワのシンボルでもある。16世紀、イヴァン雷帝がカザン・ハンに勝利したのを記念に建てられた。主聖堂を中心に9つあるドームは、すべて高さや大きさ、デザインがちがう。あまりの美しさに、雷帝がより美しい建物が造られるのをおそれ、設計者の目を潰したという逸話が残るが、史実ではないという。
2018/01/26記
■積水ハウス2017年カレンダー「絆はぐくむ、世界の街の時計台」9月に掲載

ヨーロッパの街角
01 02
 03


ロンドンのパブ 
シャーロック・ホームズ 
    

水彩  
206x163mm
積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の1月はビッグベンがあるロンドンの街のスケッチ。
ビッグ・ベンから北へ、トラファルガー広場の近くに、パブリックハウス「ザ・シャーロック・ホームズ」がある。もとホテルだった建物はノーザンバーランド・アームズと呼ばれていて、シャーロック・ホームズの物語にも登場するらしいが、読んでいないので詳しくはわからない。パブの2階に架空の人物ホームズの居間が再現されており、さまざまな品物が展示してある。これらの展示品は第2次大戦後間もなく開かれたフェスティバル・オブ・ブリテンという催しのために、ベイカーズ通りの会社とホームズのファンや研究者が集まり図書館でつくられたという。このユーモアのある大人の遊び心がいかにもイギリスらしい。
2017/06/28記
積水ハウス2017年カレンダー「絆をはぐくむ世界の街の時計台」の1月に掲載