東大寺南大門
奈良

登大路からくると最初の建物がこの南大門。鎌倉時代に再興された天竺様の壮大な建築である。両側の運慶・快慶・湛慶作の金剛力士像も圧巻。
世界遺産。国宝。
奈良の東大寺は何回となく来たことがあり、身近に感じすぎていたのか、まともにスケッチしたことがなかったが、あらためて描こうとすると、その大きさに圧倒される。ハガキサイズの紙になんとか収めてやろうと、苦心した。できたときは、ささやかな達成感。


「大工道具物語」所収。
「経済人」2010年3月号表紙掲載。

奈良西ノ京 薬師寺東塔     ポストカード水彩スケッチ2007年 165X120mm    
関西経済連合会発行の「経済人」4月号のスケッチ紀行・歴史を歩くは、奈良西ノ京を歩きました。4枚目は薬師寺の東塔。薬師寺に残る唯一の奈良時代の建築です。三重塔ですがそれぞれの層に立派な裳階(もこし)がついて六重塔に見えます。20世紀に建てられた新しい西塔に較べると、屋根の反りがなだらかに見えますが、千三百年の間に建物の重みで屋根がおし下げられたものだそうです。それにしても、クレーンなど重機のなかった時代に人々は大変なものをつくりあげたものです。2011/4/26記 
■関西経済連合会刊「経済人」2011年4月号表紙に掲載

安田泰幸アート&スケッチ

YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

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吉野 金峯山寺
仁王門


ことし2010年の桜は開花後寒い日が続いたりして、比較的長い間楽しめたようですが、市内や里の桜は、ぼつぼつ散り初めです。奈良県の吉野はいまが盛りのようです。 二年前、お寺の絵はがきをつくるため、寺を訪れ、描いたスケッチです。金峯山寺は役小角が開いたとされる、修験道の本山で、「「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産に登録されています。国宝仁王門は室町時代1456年に再興されたものです。本堂蔵王堂が南向にもかかわらず、仁王門は北向きに建てられ、お互いに背を向けあっていますが、これは熊野から吉野へ参詣する人と吉野から熊野へ参詣する人の両方に配慮したからだそうです。



「経済人」2009年4月号表紙

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熊野古道
羽後峠へ続く道
尾鷲


伊勢神宮から、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の熊野三山へ通じる伊勢路は約160km。尾鷲市内にもところどころではありますが、何カ所か残っています。羽後峠には、立派な「猪垣」も残っています。














関西経済連合会刊「経済人」
2010年8月号表紙に掲載
奈良 西の京
薬師寺夕暮れ


平城京遷都1300年祭が開かれている奈良の西の京と呼ばれる地域には、唐招提寺と薬師寺があります。
唐招提寺の金堂はこのほど大規模な修繕が終わり公開されて、人気も高いようです。薬師寺ももうすぐ東塔の修理が始まるようです。そうするとまた数年の間、見ることができなくなってしまいます。  国宝。世界遺産。



                                                  

吉野 金峯山寺
蔵王堂


壮大な建物を間近に寄って描いたものです。このときのスケッチはしごとでしたので、お寺の食堂でお昼ご飯をごちそうになりました。大寺の食堂に入れてもらうのはもちろん初めてで、その日の献立はカレーライスでした。千年以上も続く修験道の本山であるお寺で、職員のお坊さんと一緒に食べるカレーライス。これがおいしかったし、ちょっとおもしろい体験でした。
国宝。世界遺産。

姫路城
兵庫姫路


















「国づくりと研修」2000年春号

水彩画スケッチ紀行
世界遺産を巡る旅
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高野山 壇上伽藍 根本大塔          水彩スケッチ  2008年  ポストカードサイズ120x165mm
前にここにパッケージのための冬の根本大塔のスケッチを掲載したが、これは秋のスケッチ。著書「大工道具物語」のために高野山の不動堂を訪れたときに描いたもの。関西経済連合会発行の「経済人」9月号-スケッチ紀行・歴史を歩く-は、高野山。実はことしも高野山に登った。街・旅・絵日記のみなさんと。根本大塔は弘法大師入定千百年を記念して、昭和の初めに再建され、内部には胎蔵界と金剛界の仏像が安置されているが、まず建物の巨大さに圧倒される。  2011/9/10記                  
■関西経済連合会発行「経済人」9月号表紙に掲載
           

クロンボー城 デンマーク           ポストカード水彩スケッチ 1996年  104x148mm 
10数年前の夏のデンマークの旅、3枚目のスケッチはヘルシンゲルにあるクロンボー城。カレンダーに掲載するために描いた。15世紀スウェーデンとの海峡を通る船の通航税徴収のために築かれた砦は、16世紀に王宮としての機能をも加え、ルネサンス様式の壮大な城に改築された。シェイクスピアの「ハムレット」の舞台としても知られ、毎年夏に城の中庭で「ハムレット」が演じられる。このときも桟敷が組まれていた。城は海辺に建てられており、ひんやりした海風に吹かれながら芝生にすわり込んで描いた。ここを訪れた数年後、世界遺産に登録された。                     

■セキスイハウス1997年カレンダー「世界の古城100」に掲載使用
高野山壇上伽藍 雪の根本大塔           ポストカード水彩スケッチ 2011年  165x120mm
東京国立博物館で開催中の「空海と密教美術展」のグッズとして販売されている菓子のパッケージに使用されたスケッチ、最後6枚目は弘法大師空海入定の地、世界遺産高野山金剛峯寺の根本大塔。金剛峯寺は真言宗高野山派の総本山。根本大塔は弘法大師入定千百年を記念して昭和の初めに建てられた。根本大塔そのものの建物が世界遺産の構成要素として登録されたいるわけではない。鮮やかな朱塗りの巨大な塔は訪れた人びとの目をひく。  2011/8/23記                                  

2011年東京国立博物館「空海と密教美術展」グッズの菓子のパッケージに使用

                      
              
醍醐寺五重塔 京都           ポストカード水彩スケッチ 2011年  165x120mm
東京国立博物館で開催中の「空海と密教美術展」のグッズとして販売されている菓子のパッケージに使用されたスケッチ、4枚目は京都市伏見区にある世界遺産醍醐寺。真言宗醍醐派総本山の大寺である。平安時代、空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝が開いた。修験者の霊場としても知られる醍醐山一帯の広大な土地を境内としている。10世紀に建てられた五重塔は相輪の高さが塔全体の3分の1近くに及ぶ。安土桃山時代に地震で大きな被害を受けたが豊臣秀吉の援助で修理された。平安時代の貴重な遺構として国宝に指定されている。秀吉の醍醐の花見で知られるように、桜の季節は寺全体が華やぐ。 2011/8/21記       

2011年東京国立博物館「空海と密教美術展」グッズの菓子のパッケージに使用

                      
              
東寺 教王護国寺五重塔 京都九条           ポストカード水彩スケッチ 2006年  165x120mm
東京国立博物館で開催されている「空海と密教美術展」のグッズとして販売されている菓子のパッケージに使用されたスケッチ、2枚目は京都の東寺五重塔。東寺は空海が嵯峨天皇より下賜された真言密教の根本道場で、世界遺産。五重塔は高さ54m。木造の塔としては日本一の高さ。国宝である。春、塔の黒いシルエットに桜の薄紅色が美しい対比を見せる。  2011/8/18記
■東京国立博物館で開催されている「空海と密教美術展」で販売されている菓子のパッケージに使用

                          
奈良西ノ京 唐招提寺金堂         ポストカード水彩スケッチ 2011年 120x165mm
関西経済連合会発行の「経済人」4月号のスケッチ紀行・歴史を歩くは、奈良西ノ京を歩きました。1枚目は世界遺産・国宝の唐招提寺。久しぶりに見る金堂は、壮大にして荘厳。なだらかな屋根の稜線が言いようのない大らかさを感じさせます。2000年から10年の月日をかけて大修理が行われ、さきごろ完成しました。今回の修理に合わせ行われた調査で、759年の創建以来、江戸時代に修理が行われるまで、900年も創建当時のままで、建ち続けていたことが明らかになり、金堂建築にまつわるさまざまな謎についても、多くのことが判明したようで、そのようすが何度かTVの特別番組で放映されましたが、そのたび天平へのロマンをかきたてられる思いでした。16年ぶりにおとずれた静かな境内で、悠久の時を感じながらスケッチさせてもらいました。2011/4/19記 
■関西経済連合会刊「経済人」2011年4月号表紙に掲載

ポストカード水彩スケッチ 「熊野古道 羽後峠へ続く道 尾鷲」 2009年 (120x165mm)

ポストカード水彩スケッチ 「奈良 西の京 薬師寺夕暮れ」 2002年  104x158mm

奈良 平城宮跡
朱雀門


平城宮の正門にあたる建物で、昨日掲載した第一次大極殿が、平城宮の北側に位置するのに対し、この門は平城宮の南側にあります。奈良時代、外国使節の出迎えや見送りがここで行われたり、、たくさんの人が集い歌垣が開かれたりしたそうです。この建物は10年以上も前に復原されているものです。
世界遺産

ポストカード水彩スケッチ 「平城宮跡 朱雀門 復原」 1998年 113x158 mm  

奈良 平城宮跡
第一次大極殿


このほど復原工事が完成した平城宮の第一次大極殿です。正面の幅44m、奥行き20m、高さは約27mの壮大な建築です。堂を支える44本の柱の直径は70cmもあります。奈良時代中頃、一時平城京から恭仁(くに)京に都が移された際、山城国の国分寺金堂になったそうです。天皇の即位式や外国使節の接見などに使われたといいます。
世界遺産

ポストカード水彩スケッチ 「吉野金峯山寺蔵王堂快晴」 2008年 120x165 mm  

奈良興福寺
三重塔


2010年3月、「大人の遠足−街・旅・絵日記」の講座を奈良町で行いました。東大寺お水取りの最終日、冬から春の気配に変わるこの時期、この日も少し暖かく、猿沢池から水面に映る興福寺の五重塔を描いたあと、行楽客でにぎわう境内の片隅にひっそりとたたずむ三重塔を見学しました。
崇徳上皇の中宮・皇嘉門院によって創建された三重塔は鎌倉時代に再建されたもので、日本で二番目に高い、壮大な五重塔と較べるといかにも華奢な感じで、品のいいたたずまいの塔です。さりげなくいつでも気軽に国宝の文化財に親しむことができることはとてもしあわせなことです。

ポストカード水彩スケッチ 「奈良興福寺三重塔」 2007年 165 x 120 mm  

東大寺 大仏殿
奈良


752年の大仏開眼供養後、兵火で焼失。平安時代、重源が再興しましたが、これも失われ、現在の大仏と大仏殿は江戸時代のものだそうです。
世界遺産。国宝。











「大工道具物語」所収
「経済人」2010年3月号表紙掲載。

ポストカード水彩スケッチ 「奈良東大寺大仏殿」 2008年 120 x 165 mm  

世界遺産を巡る旅                              01  

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ポストカード水彩スケッチ 「平城宮跡第一次大極殿 復原」 2010年 120x165 mm  

ポストカード水彩スケッチ 「吉野金峯山寺仁王門」 2008年 120 x 165 mm  

水彩スケッチ 「姫路城」 2000年 

醍醐寺五重塔 京都           ポストカード水彩スケッチ 2011年  165x120mm
東京国立博物館で開催中の「空海と密教美術展」のグッズとして販売されている菓子のパッケージに使用されたスケッチ、5枚目は京都市右京区御室にある世界遺産仁和寺。真言宗御室派の総本山である。9世紀末、宇多天皇の開基。宇多天皇が出家後法皇として仁和寺に住んだことから、御室御所と呼ばれる。「空海と密教美術展」は”国宝・重要文化財98.9%”がうたい文句のようだが、この寺にも、金堂(もと御所紫宸殿)や創建時の本尊といわれる木造阿弥陀三尊像をはじめ、おびただしい数の建造物、絵画、彫刻、工芸、典籍が国宝・重要文化財に指定されている。17世紀に建てられた五重塔も重文。境内の遅咲きの御室桜は京の名残りの桜として親しまれている。 2011/8/22記                                   

2011年東京国立博物館「空海と密教美術展」グッズの菓子のパッケージに使用

                      
              

ポストカード水彩スケッチ 「奈良東大寺南大門」 2008年 120 x 165 mm