江井 淡路   


2015年 
水彩 
100x147o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」8月号は淡路島の淡路市を歩いて描いたスケッチ。
淡路島の西の海岸にある江井の町は幕末の頃から線香づくりが盛んで、現在、全国の線香の生産の7割を占める。町には線香をつくる家や工場が軒を連ね、ほのかな線香の香りが漂い、環境省の「かおり100選」にも選ばれている。ただ震災の影響だろうか、線香をつくる事業所や工場は建物が新しくなっており、伝統産業の町らしさがあまり感じられない。スケッチの帰り、近くにある江井の漁港にもよって少し描いた。
2016/07/09記

■関西経済連合会発行広報誌
 「経済人」2015年8月号表紙に掲載


塩屋橋 
淡路
   


2015年 
水彩 
100x147o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」8月号は淡路島の淡路市を歩いて描いたスケッチ。塩屋橋は大正時代に洲本市の洲本川に架けられていたが、現在は淡路市の兵庫県立淡路島公園に移築保存されている。背丈ほどのトラス構造の主構が両側に連なり、両側の主構をつなぐ上横構がない、可愛らしい橋。このような橋をポニートラス橋というらしく、大正・昭和にかけてたくさん造られたらしいが、現在残っているのは貴重で、国の登録有形文化財。
2016/07/08記
■関西経済連合会発行広報誌
 「経済人」2015年8月号表紙に掲載

伊弉諾神宮
淡路


2015年 
水彩 
100x147o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」8月号は淡路島の淡路市を歩いて描いたスケッチ。伊弉諾神宮は、国生み伝説の伊弉諾(イザナギ)尊と、伊弉冉イザナミ)尊を祀る。神話ではイザナギとイザナミの間に日本の国土や森羅万象の神々が多数生まれたが、イザナミが火の神カグツチを産んだ際、局部に火傷を負い亡くなってしまう。残されたイザナギはイザナミが忘れられず、黄泉の国まで逢いに行くが、イザナミの腐敗した姿に恐れをなし逃げ出す。それを知ったイザナミに追いかけられるが、なんとか黄泉の国を脱出し、けがれを落すために筑紫に行き、禊を行なうと、アマテラス、ツクヨミ、スサノオの三神が生まれたという。その後「古事記」「日本書紀」によれば、イザナギがこの地に幽宮をつくり余生を送ったとされる。神話としてなら面白い。
2016/07/06記
■関西経済連合会発行広報誌
 「経済人」2015年8月号表紙に掲載

YASUDA YASUYUKI

Sakakibara Tadatugu Bosho Grave,
Zuiganji Temple, Himeji 
  





榊原忠次墓所 
増位山随願寺 姫路

2014年  
水彩  
20x165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号の「スケッチ紀行-歴史を歩く」は姫路の北部。増位山随願寺境内にある、姫路藩15万石の藩主であった榊原忠次の墓所。忠次は江戸幕府の老職にもついた賢君といわれ、和歌もよくした。その業績など一代記が書かれた長文の碑が有名。重文のきらびやかな唐門が印象的。

2015/06/14記
■関西経済連合会発行「経済人」
 2014年11月号表紙に掲載

Daikodo,Zikido,Jogyodo,
Shoshazan-Engyoji Temple, Himeji 
       

書寫山圓教寺 
常行堂、食堂、
大講堂, 
姫路
2014年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号の「スケッチ紀行-歴史を歩く」は姫路の北部。書寫山圓教寺の摩尼殿をみて奥に進むと、本堂にあたる大講堂と、食堂、常行堂の3棟の壮大な建物に囲まれた空間に出る。スケッチブックの画面やカメラのフレームに入りきらないほど目の前に迫る堂の量感は圧巻で、トム・クルーズの「ラストサムライ」や大河ドラマの「官兵衛」など大作映画のロケに使われたのもうなずける。三之堂ともよばれ、3棟とも貴重な歴史的建造物で重要文化財に指定されている。
2015/06/01記
■関西経済連合会発行「経済人」
 2014年11月号表紙に掲載

水彩画スケッチ紀行

Ozeki Imazu Todai (Lighthouse), Nishinomiya Hyogo pr.


大関今津灯台
西宮
    

2014年  
水彩  
280x380mm 
神戸新聞文化センターYY街角スケッチ講座の11月の講座は、西宮の今津浜にある大関今津灯台。海上保安庁の海図にも記されているちゃんとした現役灯台で、実際に使用されている日本最古の灯台。200年前、清酒の積み出しで栄えた今津港に清酒大関の当主長部家が建てたもの。受講者の方にはオーソドックスに海を背景に入れて描いていただいたが、そのアングルはもう何度も描いているので、今日はちょっと違った方向からと、ふつう抒情的に描く場合は決してしない、集合住宅を背景にいれて描いてみた。新旧の対比、時代の移り変わりの意味、背景の絵画的な効果と、けっこうおもしろかった。描き終わる頃、ちょっと寒くなってきたので、近くの鯛焼きの店先のオープンカフェ(?)であたたかい鯛焼きをいただきながら講評会。
2015/07/14着

Tajime Gomei Kaisha, Asago, Hyougo pr.







田治米合名会社
主屋の壁 
兵庫県朝来市 

2014年  
水彩  
120x165mm
昨年11月、カルチャーハウス香里ヶ丘の「竹田城利き酒+スケッチ+撮影ツアー」が開催された。
最初に訪れた「竹泉」醸造元田治米家で新酒の利き酒体験の後、少ない時間だったが、もう1枚。街道に面した主屋の塀や壁の連なりが変化があって面白かったので。朱鷺色の壁が美しい。
2015/06/26記

Hiromine-Jinja Shrine, Himeji  

廣峯神社 姫路 
2014年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号の「スケッチ紀行-歴史を歩く」は姫路の北部。廣峯神社の歴史は古く、聖武天皇の時代に吉備真備によって開かれたという。全国にある牛頭天王の総本宮とされるが、京都の八坂神社も牛頭天総本宮を主張しているという。平安時代になって、ここから京都の八坂神社に分祀したという説があるらしい。分祠する際、通過したあとが神戸の祇園神社や大阪の難波八阪神社だという。子どもの頃住んでいたいた町内が難波八阪神社のそばで、氏子だったから、何やら不思議な親近感が湧いてきた。廣峯神社といえば、御師や社家のことが知られているが、時代のの移り変わりによって、これらの事柄も忘れ去られようとしている。かつては廣峯山の山上に軒を並べ勢力を競った多くの社家はほとんどなくなり、いま山上にある神職屋敷は2、3を数えるのみだそうで、これらのようすも描きたかったが、下調べができていなくて断念した。
2015/06/05記

■関西経済連合会発行「経済人」
 2014年11月号表紙に掲載

安田泰幸アート&スケッチ

阪神間・兵庫散歩                                               04 

水彩画スケッチ紀行
阪神間-兵庫 散歩

01 02 03 04


江井ヶ嶋酒造の酒蔵 
明石 
 
 









水彩 
2015年 
315x405mm
6月の神戸新聞文化センター街角スケッチ講座は、ぐずついた天気であったが、明石市江井島にある清酒「神鷹」の醸造元、江井ヶ嶋酒造の酒蔵を描いた。ここには大規模な木造の酒蔵が7つも残っている。阪神大震災で神戸・灘の木造酒蔵がほぼ全滅してしまった今、貴重な酒蔵のある町並みといえる。
2016/05/08記

Takedajo-joka Teramachi,
Asago, Hyougo pr.









竹田城下 寺町通り 
兵庫県朝来市 



2014年  
水彩 
F6
昨年11月、カルチャーハウス香里ヶ丘の「竹田城利き酒+スケッチ+撮影ツアー」が開催された。
「竹泉」醸造元田治米家で新酒の利き酒や蔵の見学、スケッチをした後、竹田城へ。今回は、竹田城は下から眺めるだけにして、麓の城下町の風情をスケッチする。民家が軒を連ねる町並に添うように寺ばかりが並ぶ町があり、堀川と桜並木と白壁の塀がつくる絶妙の空間を描いてみた。
2015/06/30記


Sakakibara Tajime Gomei Kaisha Shoyugura, 
Soysauce Factory,
Asago, Hyougo pr.





田治米合名会社 
醤油蔵 
兵庫県朝来市


2014年  
水彩  
120x165mm
昨年11月、カルチャーハウス香里ヶ丘の「竹田城利き酒+スケッチ+撮影ツアー」が開催された。日本酒を楽しむ講座やスケッチの講座、写真の講座の合同で兵庫県朝来市の竹田城へ日帰りのツアー。わが講座も数人の受講者の方と参加した。まず、清酒竹泉の醸造元田治米家へ。裏山を含む広い敷地に、醸造所である蔵と居宅が建ち並ぶ。醤油の醸造蔵には白壁に小鳥のレリーフが。遊び心がいい。
2015/06/20記


Maniden, Shoshazan-Engyoji Temple, Himeji 


書寫山圓教寺
摩尼殿 姫路
       

2014年  
水彩  
165x240mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号の「スケッチ紀行-歴史を歩く」は姫路の北部。書寫山圓教寺は比叡山、大山とならぶ天台宗の三大道場で、創建は平安時代、性空上人。古くから皇族も参詣した巨刹。西国三十三ヶ所霊場の中で最大で最も西に位置する。そんなに高くはないが険しい山の上にあり、山上からは播磨平野・姫路市内が一望できる。別所と毛利の軍にはさまれた豊臣秀吉が黒田官兵衛の進言により陣を構え、窮地を脱したところでもある。ケーブルカーを降り、登り坂の参道を進み、仁王門をくぐる。なおも東谷と呼ばれる山道を進むと、中谷の壮大な摩尼殿に出る。摩尼殿は崖に柱を組んで建てられた縣崖造りで、見るものを圧倒する。旧堂が大正時代に焼失した後、昭和の初めに武田五一の設計で再建された。国登録有形文化財。
2015/05/29記
■関西経済連合会発行「経済人」
 2014年11月号表紙に掲載

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姫路市立美術館




水彩 
2015年 
165x240mm   
6月の大人の遠足街旅絵日記講座は姫路城へ。城と旧陸軍兵器庫を改装した煉瓦造りの美術館がモチーフ。城内には昼食を摂るお店がなさそうなので、各自弁当をもって現地集合。大修理が終わったあと初めて訪れたが、名に違わない白亜の天守がまぶしい。この日は薄曇りで暑くバテた。
2016/05/31記


姫路城 桜 


2010年 
水彩  
165x240mm
パナソニックのことし2015年の卓上カレンダー「松下幸之助の言葉‐道をひらく」の4月は、「得意におごらず 失意に落胆せず」という言葉。
苦難にあってくじけず、また才能にもおぼれることなく、子孫にまで繁栄をもたらしたといわれる戦国武将、軍師黒田官兵衛ゆかりの姫路城のスケッチを添えた。折しも姫路城は天守台の修理を終え、ことしの春はその名の通り、白鷺のような城に、桜が映えた聞く。スケッチは修理直前の年に描いたものだが。
2015/04/07記
■パナソニック2015年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-道をひらく」4月に掲載
旧平賀邸 
兵庫川西   
      

水彩 
1997年 
160x240o  
神戸や阪神間で撮影した映画だというので、先日、久しぶりに観に行ったら、
ここが主人公の店として使われていた。南洋裁店の看板がかかって…。
川西にあるイギリスのカントリーハウス風の建築。イギリスに留学し、染色技術を学び、日本最初の工学博士として、
後進の指導にもあたり、大阪織物会社で社長もつとめた平賀義美が建てた。
20年も前のスケッチ…。阪神間の歴史・文化を見学するバスツアー企画のポスターやチラシに使われたもの。
2015/02/22記
■1997阪神広域行政圏協議会
 歴史バス・文化バスポスター
■同チラシ




Tajime Gomei Kaisha, Asago, Hyougo pr.





田治米合名会社 
主屋 
兵庫県朝来市 


2014年  
水彩  
120x165mm
昨年11月、カルチャーハウス香里ヶ丘の「竹田城利き酒+スケッチ+撮影ツアー」が開催された。
最初に訪れた「竹泉」醸造元田治米家では、蔵や住居、庭など敷地の中を一通り案内してもらい、日本酒を楽しむ講座の方たちは酒蔵内の見学。我々スケッチの講座は、蔵元のようすをスケッチ。屋根が折り重なった主屋のたたずまいがおもしろかったので、スケッチして、日本酒の講座の利き酒に加わり、出荷前のお酒を味わわせてもらう。
2015/06/26記



Masuisan Zuiganji Temple, Himeji 




増位山随願寺経堂 姫路


2014年  
水彩  
120x165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」11月号の「スケッチ紀行-歴史を歩く」は姫路の北部。標高はそんなに高くないが、けっこう鬱蒼とした山の中にある。境内は広いが寺域を示すような塀などはない。平安時代には三十を越える坊があったという大寺。戦国時代に別所長治に攻められ全山が焼失、羽柴秀吉が再興したという。現在残る本堂、開山堂、経堂、鐘楼は形が整いしっかりした印象。江戸時代に建てられたもので、国の重要文化財。こんな美しく立派なものが山の中にひっそり隠れ、現代人が目もくれないのはもったいない。

2015/06/09記
■関西経済連合会発行「経済人」
 2014年11月号表紙に掲載