YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行


安田泰幸アート&スケッチ

阪神間・兵庫散歩                                03 

竹田城下寺町通り 兵庫和田山         2014年     水彩    120x1650mm      
関西経済連合会発行「経済人」4月号表紙 スケッチ紀行は兵庫県の和田山を歩いて描いたスケッチ。
竹田城のある古城山の真下、竹田駅の裏の道は、四つの寺が並び、寺町通りと呼ばれる閑静で風情のある道。道に沿う堀川には鯉が泳ぐ。  2014/06/13記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2014年4月号表紙に掲載
旧和田山機関庫 兵庫和田山         2014年     水彩    120x1650mm            
関西経済連合会発行「経済人」4月号表紙 スケッチ紀行は兵庫県の和田山を歩いて描いたスケッチ。
R山陰本線の和田山駅はJR播但線の終点でもある。和田山は昔から、京都と姫路、山陰を結ぶ交通の要衝であった。線路を取り払われた駅の敷地に、明治の末に建てられた煉瓦造りの機関庫がぽつんと取り残されている。取り壊されると聞いてからもう数年経つ。屋根は落ち、構内には雑草が茂っていた。  2014/06/09記           
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2014年4月号表紙に掲載

竹田城下 旧木村酒造場 兵庫和田山         2014年     水彩    120x1650mm       
関西経済連合会発行「経済人」4月号表紙 スケッチ紀行は兵庫県の和田山を歩いて描いたスケッチ。
文字通り竹田城の真下にある立派な構えの造り酒屋。400年続いたというかつての木村酒造場。現在は「en」という名のホテル、レストランだそうだ。首都圏を除いて日本中の町が高齢化と人口減に悩んでいる。各地で培われた独特の文化や産業が立ち行かなくなり、なくなっていく。そして、どこにもあるような横文字の施設になってしまう。ここは建物だけでも残って、まだいい方か…  2014/06/06記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2014年4月号表紙に掲載


上垣医院 兵庫和田山         2014年     水彩    120x1650mm                    
関西経済連合会発行「経済人」4月号表紙 スケッチ紀行は兵庫県の和田山を歩いて描いたスケッチ。
昭和の初め、当時設備の整った病院がなかった和田山に建てられた、近代的な洋館の上垣医院。現在も普通に開業しておられる立派な病院だ。描いていると、通りがかった年配の男性が、「中に立派なシャンデリアがあるで」と。 2014/06/17記   
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2014年4月号表紙に掲載

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竹田城跡 兵庫和田山         2014年     水彩    165x240mm                    
関西経済連合会発行「経済人」4月号表紙 スケッチ紀行は兵庫県の和田山を歩いて描いたスケッチ。
なんといってもまずは今ブームのスポット。虎が臥せているように見えるということから虎臥城と呼ばれる竹田城。雲海の上に浮かび上がる「天空の城」として、ここ2年ほどで、にわかに人気を呼んでいる。城の全容を望むにはふもとの城下町をはさんで向かい合う、立雲峡がある山に登らなければならない。車は山の中腹まで。そこからは徒歩で登る。雲海に浮かぶ城を見るには秋から冬にかけてがよいらしいが、雲がなくても十分感動できる。  2014/05/20記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2014年4月号表紙に掲載 

明石城天守台 坤櫓と巽櫓         水彩ミニアチュール     2013年      165x2400mm
神戸新聞文化センターのYY街角スケッチ教室の11月の講座は明石城を描いた。重要文化財の坤櫓と巽櫓が見える。絵にするにはどちらか一方を大きく描いた方がまとまるので、受講のみなさんにはそのようにしてもらった。ただ、当方は、構図としては中央が空いて、サマにならないのだが、両側に櫓を入れて全体を描いてみた。   2014/01/23記     
白雪長寿蔵 伊丹小西酒造      水彩    2013年     280x380
大人の遠足ー街旅絵日記講座の11月は、清酒発祥の地、伊丹郷を歩いた。
白雪の長寿蔵は、三棟がつながる木造の酒蔵で、阪神大震災で伊丹でも灘でも木造の蔵が潰滅したいま、貴重な遺構。現在は地ビールの工場とレストラン「白雪ブリューワリ―」として、利用できる。黄葉した木々と焼板壁の蔵のコントラストが美しい。最後ここのレストランで講評会をした。  2014/01/10記       
共進牧場 小野          2013年    水彩ミニアチュール    120 x 165 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」9月号の表紙「スケッチ紀行ー歴史を歩く」は小野市を歩いたスケッチで構成。浄土寺のすぐ近く、緩やかな丘陵に牧場がある。共進牧場という。阪神・播州地方では比較的名の知られた共進牛乳などさまざまな乳製品を生産しているが、レストランなどを備える観光牧場でもある。ジャージー種の乳牛がのんびり草を食んでいる。 2013/10/25記
■関西経済連合会発行の広報誌「経済人」9月号表紙に掲載
                   


中国布巻きそろばん 小野 そろばん博物館         2013年    水彩ミニアチュール    105 x 150 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」9月号の表紙「スケッチ紀行ー歴史を歩く」は小野市を歩いたスケッチで構成。そろばん博物館(といってもフロアのコーナーを仕切って、ショーケースに珍しいそろばんを並べただけのような施設なのだが)に、中国のそろばんコレクターが集めた収集品のいくつかも展示してあった。絵はそろばんを一桁、一桁、ブツ切りにして布に取り付けたもので、旅行の際にぐるぐる巻いて携帯するもの。巻いてもけっこうなかさになりそう。そろばんをそのまま持ち歩いた方がなんぼかよさそうで、ユーモラス。小野のそろばんは昭和の30年代に年間350万丁生産したのをピークに、現在は50〜60万丁だそうだが、それでも全国の70%を占める。 2013/10/23記
■関西経済連合会発行の広報誌「経済人」9月号表紙に掲載       



そろばん博物館で         2013年    水彩ミニアチュール    120 x 165 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」9月号の表紙「スケッチ紀行ー歴史を歩く」は小野市を歩いたスケッチで構成。小野は播州そろばんの生産地として知られている。秀吉の三木城攻め(三木市は隣町)で、大津に逃れた住民がそろばんの製法を故郷に持ち帰ったのが起源だそうだ。小野市の伝統産業会館のフロアにそろばん博物館がある。古今東西のめずらしいそろばんが展示してある。居酒屋の銚子の本数を数える数取器はほほえましい。  2013/10/22記
■関西経済連合会発行の広報誌「経済人」9月号表紙に掲載
小野市立好古館         2013年    水彩ミニアチュール    120 x 165 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」9月号の表紙「スケッチ紀行ー歴史を歩く」は兵庫県小野市を歩いたスケッチで構成。小野小学校の旧講堂が好古館として、小野の歴史、文化、民俗の資料を収蔵展示している。これを描いたのは真夏の炎天下、暑かった。  2013/10/20記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2013年9月号表紙に掲載
浄土寺鎮守 八幡神社拝殿 小野         2013年    水彩ミニアチュール    23 x 315 o
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」9月号の表紙「スケッチ紀行ー歴史を歩く」は小野市を歩いたスケッチで構成。浄土寺の伽藍の中に鎮守社の八幡神社がある。本殿も拝殿も重要文化財だが、拝殿の姿がのびやかで非常にいい。割拝殿になっていて、中央に本殿につながる通路がある。鎌倉時代に建てられ、室町時代に再建されたものらしいが、600年もよくもちこたえてきたものだ。  2013/10/18記
Chinju Hachiman-Jinja(Shrine) in Joudoji(Temple), Ono, Hyogo pr.
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2013年9月号表紙に掲載

浄土寺浄土堂 小野         2013年    水彩ミニアチュール    165 x 120 o
関西経済連合会発行の機関誌「経済人」の9月号の表紙「スケッチ紀行ー歴史を歩く」は199回。兵庫県の小野市を歩いたスケッチで構成。昭和の一時期、そろばんの生産で湧いた街も、電卓を通りこしてパソコン・スマホの今は、ひっそりと。しかし伝統の産業は息づいている。
小野の町の中心から少しはずれた、浄土谷という田園の丘陵に平安時代に東大寺を再興した名僧重源が開いた古刹がある。極楽山浄土寺。建物や仏像など多くの国宝・重要文化財が残る寺として知られている。特に国宝の浄土堂は大仏様で建てられた全国的にも貴重な遺構。快慶作の本尊、国宝木造阿弥陀如来立像は高さ5m30cm、両脇侍3m70cmもある巨大な仏像で、浄土堂の西背面を蔀戸にして夕陽を入れ、金色に輝く阿弥陀如来の来迎のようすを表現しようとする演出はすごい。  2013/10/14記
■関西経済連合会発行「経済人」2013年9月号表紙に掲載


姫路網干 魚吹八幡神社楼門       水彩ミニアチュール    2013年     120 X 165 o
関西経済連合会発行の機関誌「経済人」2013年5月号の「スケッチ紀行・歴史を歩く」は姫路の網干を歩いたスケッチで構成した。5枚目は魚吹八幡神社。たいそう立派な楼門が目を引く。秋の例祭は網干の各地区から20を越える神輿や屋台が繰り出し、勇壮な提灯練りが行われることで知られる。 2013/05/24記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2013年5月号表紙に掲載           
姫路網干興浜 丸亀藩陣屋跡       水彩ミニアチュール    2013年     120 X 165 o
関西経済連合会発行の機関誌「経済人」2013年5月号の「スケッチ紀行・歴史を歩く」は姫路の網干を歩いたスケッチで構成した。4枚目は丸亀藩の陣屋跡。網干は龍野藩京極家が治めていたが、四国丸亀にに転封後もこのあたり興浜・浜田は丸亀藩が直接治めたという。建物は、かつて陣屋があった場所に新しく建てられたもの。 2012/05/22記   
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2013年5月号表紙に掲載  
旧網干銀行本店 姫路       水彩ミニアチュール    2013年     120 X 165 o
関西経済連合会発行の機関誌「経済人」2013年5月号の「スケッチ紀行・歴史を歩く」は姫路の網干を歩いたスケッチで構成した。大正時代に設立された網干銀行の本店として建てられた。地方のの町の銀行としては立派な建築。のち幾度か合併を繰り返し、一時神戸銀行の支店であったことも。1970年頃まで銀行として使われていたとか。現在はアーケードの商店街のひとつ、洋品店になっている。  2013/05/22記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2013年5月号表紙に掲載