サロン・ド・テ・
ヴォーリズ
   


2001年  
水彩  
ポストカードサイズ 
208 x 148 mm
大丸大阪心斎橋店はW.M.ヴォーリズ設計の近代の名建築で、国の登録有形文化財にもなっているが、大丸百貨店の中に、ヴォーリズの名をつけた喫茶室がある。心斎橋店には一部、中2階がある。天井の低い空間が落ち着いた空間をつくっている。最近はどうなっているのか、しばらく行っていないが、10年ほど前に、出先から遅い昼食に訪ねたときのスケッチがこれ。心斎橋店の新聞広告の一隅に掲載されたもの。 2012/4/19記              


■大丸大阪心斎橋店
 2001/7/17読売新聞夕刊広告
 「心斎橋・街ものがたり」に掲載

       

YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

一柳記念館 
近江八幡
   


水彩スケッチ 
2011年 
ポストカードサイズ
165X120 mm
パナソニックの2012年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-勇気」の6月は近江八幡市に残るW.M.ヴォーリズの住宅であった一柳記念館をとりあげた。一柳はヴォーリズが日本に帰化した姓。夫人の姓である。ヴォーリズは英語教師として来日し、近江兄弟社を設立してぬり薬を普及させ、1500にもおよぶ建築の設計をし、キリスト教の伝道や賛美歌の作曲をてがけるなど、戦前・戦中・戦後を通じて日本に大きな足跡を残した人である。「青春とは心の若さである」という幸之助の言葉に、信念と希望にあふれ、勇気にみちて、日々新たな活動を続けたヴォーリズを想起した。 
2012/8/22記

■パナソニック2012年卓上カレンダー 「松下幸之助の言葉-勇気」に掲載          

神戸市文学館 
旧関西学院
ブランチメモリアル
チャペル
  

ポストカード水彩スケッチ
2011年 
120x165mm

神戸の王子公園のあたりには、学生の頃からよく来たものです。兵庫県立美術館があって、大きな展覧会が時折開かれていたからです。神戸に住むようになってからは、子どもをつれて王子動物園に来てました。この動物園横の、関学発祥の地に煉瓦造りの礼拝堂が残っています。現在関学のキャンパスは西宮の上ヶ原、阪急宝塚線甲東園駅から丘を登ったところにありますが、創立の頃は灘区にあったんですね。イギリス人建築家ウィグノールの設計で、100年前の1904年に竣工しました。国の登録有形文化財になっています。今月6月の末から7月12日まで、新刊「神戸街角ものがたり」の原画を、原画を描いた場所を描写している有名な文学作品と一緒に展示していただくことになりました。ちょっとおこがましいですが…。7月2日土曜日には神戸の街とスケッチについてお話もさせていただきます。  
2011/6/9記
黄金色に燃える銀杏と大丸心斎橋店          

水彩スケッチ  
2002年  
134x190mm


短い秋も終盤。晩秋の風景をもう1枚。大阪の大丸心斎橋店と御堂筋の銀杏並木。この季節の御堂筋は文句なしに美しい。大丸心斎橋店はW.M.ヴォーリズの代表作的建築。この建物は、心斎橋側が大正時代の1922年に、御堂筋側は昭和の1933年に完成している。外観も内部もアールデコ調の装飾がすばらしい。国の登録有形文化財になっている。以前、この店でヴォーリズの建築をスケッチした作品を集めて個展を開いていただいたことがある。このスケッチは、心斎橋店のお得意先に送るハガキのために描いたもの。 
2011/12/8記             
■大丸心斎橋店
 サンキューレターに使用
                    

水彩画スケッチ紀行

ヴォーリズ建築を訪ねて

01  02

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日本キリスト教団
大津教会 
大津
    



水彩スケッチミニアチュール 
2013年    
120 X 165 o 
関西経済連合会発行の「経済人」2013年6月号表紙「スケッチ紀行―歴史を歩く」は滋賀県の浜大津の町を歩いたスケッチで構成した。最後6枚目は、日本基督教団大津教会。昭和の初めヴォーリズ事務所の設計で建てられた。スパニッシュスタイルのモダンなシルエットの教会。 
2013/07/20記    

■関西経済連合会発行「経済人」
 2013年6月号表紙に掲載
浪花教会
大阪三休橋筋



水彩スケッチ  
2011年 
120x165mm 

9月の「大人の遠足 街・旅・絵日記講座」は、大阪今橋界隈を歩き、レトロな建築物を描いた。昼食の後、重要文化財の大阪市立愛珠幼稚園を見て、三休橋筋の旧大阪教育生命保険だった煉瓦造りの建築がある一画を描くことに。煉瓦造りのビルの南隣には大阪浪花教会があり、それをメインに二つの建物が並ぶ通りを描いた。1930年にW.M.ヴォーリズの設計指導をうけて、竹中工務店が設計・施工した建物で、現在は国の登録有形文化財になっている。この教会の信徒が梅花女学校(今の梅花学園)の設立に際し援助したといい、梅花の「花」は浪花の「花」だそうだ。  
2011/11/20記
日本基督教団
堅田教会 
大津市堅田
        


2014年  
水彩ポストカード   
120x165mm   

5月の連休に京都に旅行に出かけた。神戸から京都の距離、月に何回も行っているのでいまさら旅行というほどではないが、実は初めて京都で1泊した。学生時代、友達の家や学校ですごしたことはあるが、ちゃんとした1泊旅行は初めてなのである。1日目は清水寺や祇園を家人と歩き、2日目は大津の琵琶湖のほとり堅田に足をのばした。いくつかの史跡をめぐり、ついでにスケッチも。ヴォーリズ設計の教会はつたがからまり、しずかなたたずまい。  
2014/11/25記
ヴォーリズ記念病院
ツッカ―ハウス 
近江八幡 
   


水彩スケッチ  
1996年  
ポストカードサイズ 
120x165o    
1918年にW.M.ヴォーリズ自身が創立した近江療養院の本館として、米国人ツッカ―女史の寄付をもとに建てられた。主に結核患者の療養施設として使用され、戦後近江サナトリウムと名を変え、1970年代末にヴォーリズ記念病院になった。15年前にも描いたが、そのときはこの建物も現役だったようだが、昨年訪ねたときは新しい建物に囲まれてひっそりとたたずんでいた。老朽化が激しく、危険なので近づかないようにという注意書きがあった。なんでも、将来復元が可能な状態を条件に、解体されることが決まっているのだそうだ。小雨の中、敷地内でスケッチしてよいかどうか病院の方にたずねたら。雨に濡れないようにと大きなビニール袋のようなものを持って来てくださった。善意の精神がいきているようでちょっと気持ちよかった。 2012/10/12記     
■近畿地区信用金庫協会発行季刊誌「いこい」表紙に掲載 

当時の新聞広告(部分)

当時の新聞広告(部分)

安田泰幸アート&スケッチ

ヴォーリズ建築を訪ねて                                                   01

神戸旧居留地
38番館
 



水彩スケッチ  
1996年  
165x240mm

先日、ここに「旧居留地38番館の入口」のスケッチを掲載したが、、このビルの全体の姿を描いたスケッチがこれ。1929年に、W.M.ヴォーリズの設計で、シティバンク神戸支店として建てられた。現在は大丸神戸店の店舗の一部となっている。この建物がある一画は、おしゃれな人たちが行き交い、神戸らしいエキゾチックな雰囲気のただよう街である。 
2011/11/13記
  
■著書「SKETCHED BOOK」表紙
 に掲載
■「神戸・街ものがたり」に所収、 
■「神戸街角ものがたり」に所収
かつての室谷邸 
須磨 離宮前 
      


水彩スケッチ 
2012年  
180x265 mm
第3回水の会展「私的風景遺産」が始まった。初日なので、午後1時から出品者4人全員で、ごあいさつを兼ねたトーク。それもあってか会場はたくさんの人。遠くから駆けつけてくれた方や、スケッチの講座を受講していただいている方、古い友達など・・・。今回のテーマ「私的風景遺産」に沿って、残しておきたい自分にとってのたいせつな風景…、とは別に、なくなってしまって、今となっては見られない風景をスケッチしたものも並べた。その一つが室谷邸。数年前取り壊されて、今はマンションが建っている。W.M.ヴォーリズ設計の立派な邸だった。30年ほど前、結婚して数年、この邸の真前に住んでいて、毎日見ていた建物。何回かはスケッチもしたが、やはり実物が見られないのは寂しい。 2012/9/13記        
春の御堂筋と
大丸心斎橋店
   


2003年  
水彩 
春の御堂筋は、銀杏並木の木々の芽が一斉に吹き出し清々しい気分になる。街ゆく人々の装いも明るく、軽やかになり、街はカラフルになる。御堂筋の分離帯に銀杏の大木にまじってフラワーポットがおかれ、春の花が飾られる。これも大丸心斎橋店の顧客向け礼状カードの1枚になった。 
2012/4/18記



■大丸大阪心斎橋店 
 2003年サンキューレターに掲載          

001 

神戸女学院 
中庭より図書館 
   


水彩   
2001年   
105x230 o


街旅絵日記講座の7月は神戸女学院のキャンパスでおこなった。構内はW,M, ヴォーリズの設計した名建築の宝庫。中庭を取り巻くスパニッシュスタイルの校舎を中心に描くことに。中庭に面した図書館を、受講していただいているTさんからいただいたホテルの封筒に描いてみた。スケッチ用の紙ではないから、ちょっと難しいが、クリムトのシールをはって、パピエ・コレ風にしてみると、いい感じになった。絵日記は、手元にある紙でに、気に入ったものを気軽にスケッチするのが基本なので、こんなのも大いにあり。 
2013/01/20記
神戸女学院講堂    


水彩   
2001年   
100x150 o
街旅絵日記講座の7月は神戸女学院のキャンパスでおこなった。事前にスケッチの許可を申請しておいたが、前日も当日もひじょうに丁寧に応対していただいた。当日は門戸厄神のイタリアンで、何人かの受講の方たちとランチを食べ、午後から女学院へ。やはり若い女性のばかりのキャンパスは華やかでいい。構内はW,M, ヴォーリズの設計した名建築の宝庫。中庭を取り巻くスパニッシュスタイルの校舎を中心に描くことにしたが、陽射しが強く、気温も高かったので、3時間も描いているとけっこう疲れる。駅前のカフェでの講評会では、ビールをおいしそうに飲む方も。               
御堂筋の
銀杏の下の
カフェテラス 
大丸心斎橋店前
   


2000年  
水彩  

先日、掲載したスケッチ「大丸心斎橋店の御堂筋側正面玄関」の前の御堂筋で、12年前の11月、東側の車道2車線を車両通行止めにして、椅子を並べオープンテラスになった。何かのイベントだったと思うが、ちょうどその日そのようすをスケッチできた。ふだんは車がひっきりなしに通る銀杏の下のテラスはなんとも居心地よさそうであった。つかの間ヨーロッパの街角のような風景が楽しめた。このスケッチは大丸心斎橋店で行われた個展に出した後、2003年だったと思うが、6枚セットの顧客向け礼状カードの1枚になった。  
2012/4/17記 
2003年 大丸大阪心斎橋店 
 サンキューレターカードに掲載
           
大丸大阪心斎橋店
正面玄関の
ペリカンと鷹
     


2001年  
水彩  
ポストカードサイズ 
208 x 148 mm
このほどリニューアルされた大丸大阪心斎橋店の顧客向けポストカードの1枚に掲載されている2枚目の原画。10年前、月1回読売新聞夕刊の大丸の広告の中の、「心斎橋ものがたり」というコーナーに掲載されていたものの一つ。大丸の御堂筋側の正面玄関は石に彫刻されたアラビア風の幾何学模様の装飾が美しい。よく見ると上に3羽のペリカンと3羽の鷹の像が並んでいる。入口扉の欄間にはウサギとカメの彫刻が・・・。それぞれ何の寓意があるのだろう?そしてだれが考えて設置したのだろう?。
2012/4/15記           

■大丸大阪心斎橋店新聞広告
 「心斎橋ものがたり10」 
 2001/9/19読売新聞夕刊 に掲載  
■2003年 大丸大阪心斎橋店 
 サンキューレターカードに掲載

■2012年3月 大丸大阪心斎橋店 
 サンキューレターカードに掲載
 

                                            
大丸大阪心斎橋店
孔雀のレリーフの
ある入口
     

2001年  
水彩  
ポストカードサイズ 
158 x 122 mm
このほどリニューアルされた大丸大阪心斎橋店の顧客向けポストカードの1枚に掲載されているスケッチの原画。この原画は、もう10年も前に、月1回読売新聞夕刊の大丸の広告の中に、「心斎橋ものがたり」というコーナーがあって、スケッチが掲載されていたものの一つ。大丸の心斎橋筋側の入口のアーチにある孔雀のレリーフを描いたもの。建物を設計したW.M.ヴォーリズがアメリカで作らせたものらしい。フェニックスを注文したつもりができあがって届いたのが孔雀とか。しかしこの孔雀、やがて大丸のトレードマークになり、ピーコックグリーンは大丸のシンボルカラーになったという。
2012/4/14記
■大丸大阪心斎橋店新聞広告
 「心斎橋ものがたり4」 2001/3/21
 読売新聞夕刊 に掲載
■2012年3月 大丸大阪心斎橋店 
 サンキューレターカードに掲載