近江今津
日本基督教団
今津教会教会堂
水彩
2018年
120v165mm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年7月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は近江今津のスケッチ。旧今津郵便局と同じ通りの並びに建っている。
ヴォーリズの設計で1934年竣工。国の登録有形文化財。可憐な印象のファサード。
2018/11/10記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年7月号表紙に掲載
YASUDA YASUYUKI
水彩画スケッチ紀行
旧伊庭家住宅
安土町、近江八幡
2018年
水彩
120x165cm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年4月号は、滋賀県安土のスケッチ。1913年、旧住友財閥の総理事伊庭貞剛が四男慎吉のために建てた住宅で、伊庭慎吉アトリエとも呼ばれる。伊庭貞剛は別子銅山中興の祖といわれ、住友新居浜精錬所の煙害問題の解決に当った人物。慎吉は安土村村長や沙沙貴神社神社宮司をつとめ、画家でもあったという。ヴォーリズの設計で彼の初期の作品として知られる。このスケッチは隣接するヴォーリズ学園運営の保育園に許しをもらって敷地から描かせてもらったもの。
2018/07/13記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年4月号表紙に掲載
聖和大学旧本館
西宮
水彩
2017年
F4
カルチャーハウス香里ヶ丘YYスケッチ講座土曜クラスの2017年5月の講座は西宮の旧聖和大学のキャンパスに出かけたが、そのとき描いたスケッチを仕上げた。
聖和大学は、1880年創立の神戸女子神学校や、関学の創立者ランバスの母が設立したランバス記念伝道女学校などが前身。幼児教育学に特色のある大学であった。近年関西学院と合併し、関学の聖和キャンパスになっている。岡田山の神戸女学院と上が原の関西学院の間にあり、両大学と同じように、W.M.ヴォーリズ設計の建築物が残っている。描いたのもヴォーリズ設計の旧本館で国の登録有形文化財。スパニッシュスタイルの清潔な印象の建物だ。
2018/02/17記
ヴォーリズ建築を訪ねて 02
京阪神エルマガジン社から「関西スケッチさんぽ」というムック本発行された。京都・大阪・兵庫・奈良・滋賀の名所を訪ねるスケッチのガイドブック。何人かの水彩画家やイラストレーターの作品とガイドが収録されている。その内、京都2点、大阪3点、兵庫4点、奈良1点、滋賀1点の計11点の作品が掲載された。
滋賀のスケッチは、近江八幡の昔の郵便局舎。ヴォーリズ設計の建築だが、昔からの町並みに合った和調のたたずまいの風景。ヴォーリズの多様なイマジネーションと表現力がしのばれる。
2017/04/28記
■京阪神エルマガジン社刊「関西スケッチさんぽ」に所収
Daimaru-Shinsaibashi,
Departmentstore,
Osaka
大丸心斎橋店
大阪
2001年
アクリル+パステル+コラージュ
400x550o
2015年1月のカルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ講座土曜クラスは、W.M.ヴォーリズが設計した名建築大丸心斎橋店を描いた。人通りが多く、ちょっと勇気がいる場所。気温も低く、風もあり、冬のスケッチは大変。来年建て替えられることが決まっている現在の建物は、1933年に完成した。ネオ・ゴシック様式にアールデコの装飾をちりばめた美しい建築。外観や内部の一部を残すといわれているが、パリのオー・プランタンやロンドンのハロッズのように、伝統と文化の象徴として街にたち続けることはないらしい。大阪からまた一つ、品格が消えていく。掲げた絵は2001年に描いたもの。
2015/12/02記
Nishi-Ishigaki-Tori,
Kyoto
京都 西石垣通り
2015年
水彩
1月の「大人の遠足-街旅絵日記講座」は京都の四条河原町から木屋町、高瀬川沿いの町並みを歩いて描いた。人出も多い繁華街でのスケッチ。参加者の方たちにはまず、四条木屋町下ルの高瀬川界隈の風景を選んで描いてもらう。それぞれの途中経過を見せてもらいながら、合い間に、正月明けの西石垣通りへ。ピンサロの前からちもとと東華菜館が見える通りを描いてみた。客引きのお兄さんが珍しそうにこっちを見てる。
日本基督教団
八尾教会
大阪八尾
水彩
2017年
120x165o
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」は大阪八尾を歩いた。
トンガリ帽子のような鐘楼が可愛らしい教会堂。バーナ・S・ハツラー記念会堂という。ヴォーリズの設計で1956年の竣工。
2018/05/18記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2018年2月号表紙に掲載
ヴォーリズ学園
教育会館と
ハイド記念館
近江八幡
水彩
165x120mm
パナソニックの2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」の10月は「物も大事 心も大事」。物だけでもいけない。心だけでもいけない。物心両面の繁栄から幸福は導かれると。
W.M.ヴォーリズはキリスト教の伝道者として来日したが、傍ら妻と一緒に学園をつくり、建築家として多くの名建築を残し、薬品の普及にも力を注いだ、優れた実業家でもあった。近江八幡に残る、彼が手がけたヴォーリズ学園の学舎のスケッチを添えた。
2018/02/08記
■パナソニック2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」10月に掲載
Restaurant
"Tokasaikan",
Kyoto
東華菜館 京都
水彩
2014年
165x120 mm
関西経済連合会発行「経済人」12月号表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、京都四条河原町界隈。
異彩を放つ洋館のレストラン、「北京料理・東華菜館」。もとは大正末期にヴォーリズの設計で建てられた西洋料理の「矢尾政レストラン」だった。入口の食材の彫刻など過多ともいえる装飾。鴨川・四条大橋のたもとで異彩を放つ。
国の登録有形文化財
2015/08/24記
■関西経済連合会発行「経済人」2014年12月号に掲載
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