キュラソー 
クイーン・エマ橋



2007年  
水彩スケッチ  
ポストカードサイズ  
120 x 165 mm
日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」5月・6月のページには、オランダ領アンティル諸島キュラソーの広場の風景を掲載していただいた。キュラソーの首都はウィレムスタッドで、カラフルな歴史的街並みは世界遺産に登録されている。街の中心部で運河のようになったセントアンナ湾で分断され西側がオトロバンダ地区、東側がプンダ地区。プンダとオトロバンダの間をつなぐのはフェリーと、10数艘のボートに板を渡したこのポンツーン橋。湾内に入る大きな船を通すために、一番端のボートのエンジンで橋が直角に動く。長さ167m。1888年に造られた。大きな船が通っているあいだ、当然人は渡れず、踏切のようにのんびりと待つ。目の前を何万トンもある外航クルーズ船が通過するのは圧巻だ
2012/5/29記     

■パナソニック電工2009年卓上
 カレンダー「松下幸之助の言葉‐
 素直」8月に掲載。     

キュラソー
ヴァンデンブランドホフ通りの家 




2007年  
水彩スケッチ  
ポストカードサイズ120x165mm

日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」5月・6月のページには、オランダ領アンティル諸島キュラソーの広場の風景を掲載していただいた。キュラソーの首都はウィレムスタッドで、カラフルな歴史的街並みは世界遺産に登録されている。中心街から少し離れた住宅街に行ってみた。色とりどりの立派な家が並んでいる中に、目の覚めるようなペパーミントグリーンの邸があった。邸を取り巻くように樹木や花が植えてあって、強い陽が照りつける日中、見ているだけでちょっと涼しくなる。入口は開いているが人の気配がしない。暑い日、こんな家で昼寝をしたら気持ちいいだろうなと思いつつ描いた。  
2012/6/4記
 
 

キュラソー
ホテルクラフランダ



2007年  
水彩スケッチ  
ポストカードサイズ 120x165mm

日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」5月・6月のページには、オランダ領アンティル諸島キュラソーの広場の風景を掲載していただいた。キュラソーの首都はウィレムスタッドで、カラフルな歴史的街並みは世界遺産に登録されている。オトロバンダの広場から歩いて数分のところに、ホテルがあった。田舎の小さな村といった集落で、小奇麗に手入れされた建物が集まっている。村全体がホテルのようで、小路は静かで、一般の住民らしき人は歩いていない。しゃれた家の前にテーブルを出して、宿泊客がお茶を飲んでいる。きれいに手入れされた森の緑が鮮やかで、庭にはたくさんの花が咲いている。洗練された大人っぽい雰囲気の空間をしばらく散歩して、スケッチした。  
2012/6/6記

       
         

YASUDA YASUYUKI

サンフランシスコ
アラモスクエアの
ビクトリアンハウス

水彩 
ポストカード 
2007年 
120x157 o 
日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」の3月-4月のページは、アメリカサンフランシスコの街角のスケッチが掲載されているが、同じ時、サンフランシスコでアラモスクエアに面した坂道の家々を描いた。昨日まで掲載していたスケッチの右に続く家並み。ほとんど同じつくりの妻入りの建物。ベランダや窓の意匠や、ペイントが少しずつ違う。この風景、サンフランシスコでも有名な景色らしく、滞在中に写真や、サンフランシスコを紹介する観光ポスターで何度か見た。おもしろいので、2枚のポストカードサイズの紙に分けて描いてみた。  2012/3/18記

積水ハウス 2017年カレンダー「絆はぐくむ世界の街の時計台」の4月はフェリービルディングの時計塔があるサンフランシスコ。サンフランシスコの街中にたくさんのビクトリアンハウスがある。1860年代から1900年頃に建てられた築100年以上の家々だが、みんなきれいで、ほとんどが今も人が住んでいる。人気なんだそうだ。アラモスクエアの家でも主人らしき人が出てきて花壇の水やりをしていた。 2017/10/21記
積水ハウス 2017年カレンダー「絆はぐくむ世界の街の時計台」4月に掲載
       

キュラソー 
オトロバンダの広場



水彩  
165 x 240 mm
日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」5月・6月のページには、オランダ領アンティル諸島キュラソーの広場の風景を掲載していただいた。2007年初夏、世界一周クルーズの客船「ぱしふぃっく・びいなす」の船内で水彩スケッチ講座をさせてもらったが、そのとき乗船した港がここキュラソー。パナマ運河を通り、メキシコを経由してサンフランシスコで下船するまで2週間の講座&船旅。キュラソーまでは飛行機を2回乗り継いで乗船3日前に到着。キュラソーで2日半を過ごし、その間あちこちをスケッチして歩いた。強い陽射しに映し出される街は鮮やかなパステルカラーに彩られた建物が並ぶ。人々はのんびりとして、あくせくと動きまわる人はいない。  
2012/5/25記
■日立造船2012年カレンダー
 「つどいの風景」5‐6月に掲載         

水彩画スケッチ紀行

キュラソー
プンダ地区の
家並みU



2007年  
水彩スケッチ  
ポストカードサイズ120x165mm

日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」5月・6月のページには、オランダ領アンティル諸島キュラソーの広場の風景を掲載していただいた。キュラソーの首都はウィレムスタッドで、カラフルな歴史的街並みは世界遺産に登録されている。街の中心部で運河のようになったセントアンナ湾で分断され西側がオトロバンダ地区、東側がプンダ地区。オトロバン地区から湾をはさんで対岸のプンダ地区を望むと、岸に沿って、カラフルな建物が一列にならび、まるでおもちゃの国に来たような、現実離れした風景が広がる。  
2012/6/2黄                      

安田泰幸アート&スケッチ

世界の街角あちこち                                         01  

キュラソー 
プンダ地区


2007年  
水彩スケッチ  
ポストカードサイズ  
120 x 165 mm
日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」5月・6月のページには、オランダ領アンティル諸島キュラソーの広場の風景を掲載していただいた。キュラソーの首都はウィレムスタッドで、カラフルな歴史的街並みは世界遺産に登録されている。街の中心部で運河のようになったセントアンナ湾で分断され西側がオトロバンダ地区、東側がプンダ地区。オトロバン地区からクイーン・エマ橋を渡ってプンダ地区へ。橋のたもとから続く道は、大航海時代のオランダの建築様式の建物が並んでいる。凝った装飾と鮮やかな色彩がまばゆい。このスケッチはカレンダーでサブカットとして5・6月のページに掲載されている。 
2012/5/31記     
■日立造船2012年カレンダー
 「つどいの風景」5-6月に掲載。 
 

サンフランシスコ
ビクトリアンハウス
の街角



水彩  
ポストカード  
2007年 
120 x 157 o 

日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」の3月-4月のページは、アメリカサンフランシスコの街角のスケッチが掲載されているが、同じ時、サンフランシスコで描いた住宅街の坂道でのスケッチ。一度その景観を見てみたいと思っていた、映画によく出てくるビクトリアンスタイルの建物。1860年頃から1900年の初頭にかけて流行したビクトリアンハウスだが、イタリアネートハウスとか、スティックスタイルハウスとか、クイーンアンハウスなど、いくつかの様式があるようだ。アラモスクエアのすぐそばの、この街の家々は、クイーンアンスタイルだろうか。円錐形の塔を備えた優雅な家が並ぶ。
2012/3/11記
                                    
サンフランシスコ
チェストナット
ストリート



水彩  
ポストカード  
2007年 
120 x 157 o 

日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」の3月-4月のページは、アメリカサンフランシスコの街角のスケッチが掲載されているが、同じ時、サンフランシスコで描いたチェストナット通りの坂の上からの景色。道の先の家並みがテレグラフヒルで、その先、右から左へ続く吊り橋がベイブリッジ。サンフランシスコはケーブルカーが活躍するほど起伏が多いが、その起伏がおもしろい景観をつくっている。明るい色の建物、広い空、緑のアクセント・・・、ヨーロッパの街とはまた全然違う趣だ。通りを画面の真ん中に垂直に入れたかったので、車道に出て立ったまま描いた。さいわいこの通は交通量も少なかったが、いま考えると、危険なことをやっていたものだ。 
2012/3/8記       
サンフランシスコ
ハイドストリートの
停車場


水彩  
ポストカード  
2007年 
120 x 157 o 
日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」の3月-4月のページは、アメリカサンフランシスコの街角のスケッチが掲載されているが、同じ時、サンフランシスコで描いたケーブルカーの終点ハイドストリートの停車場のスケッチ。次から次へとケーブルカーが到着し、出発してゆく。観光地としてにぎわっているんだなと実感。かといって雑踏はなくゆったりしている。停車場の建物も簡素だが、丁寧につくってあって清潔だ。過剰なサインや広告看板もなく、カラフルな花が咲き、緑が豊かだ。車両は型や塗装がそれぞれ違っていて、電車が好きな人は見飽きないだろう。発車までの短い時間にササッと描いて、ハイドピアへ向かう。 2012/3/7記    

サンフランシスコ
アラモスクエアの
ビクトリアンハウス


水彩  
ポストカード  
2007年  
2枚のポストカードサイズの紙に分けて描いてみた。2枚を並べてみるとこんな感じ。
         
サンフランシスコ
ハイドst.の坂から
ハイドst.ピアと
アルカトラズを望む


水彩  
ポストカード  
2007年 
120 x 157 o
日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」の3月-4月のページは、アメリカサンフランシスコの街角。メインのユニオンスクエアと、サンフランシスコ湾を望むハイドストリートの坂道を走るケーブルカーのスケッチをサブで載せている。このときは実際にケーブルカーのタラップに乗って、ここまで来て、通りを描いた。この坂道を下りきったところが終点のハイドピア。桟橋にはレトロな蒸気外輪船や帆船など歴史上の船が係留されている。沖合に見えるのが刑務所があったアルカトラズ島。霧のサンフランシスコといわれるように、晴れているのに、短時間に霧で島が見えたり隠れたりする。描き終わったあと、桟橋のほうに向かって歩いた。 
2012/3/4記
■日立造船2012年カレンダー
 「つどいの風景」に掲載                                 

キュラソー 
オトロバンダの街並み



水彩スケッチ  
ポストカードサイズ  
120 x 165 mm
日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」5月・6月のページには、オランダ領アンティル諸島キュラソーの広場の風景を掲載していただいた。キュラソーの首都はウィレムスタッドでカラフルな歴史的街並みは世界遺産に登録されている。街の中心部で運河のようになったセントアンナ湾で分断され西側がオトロバンダ地区、東側がプンダ地区。プンダから広場のあるオトロバンダを眺めたようすがこのスケッチ。晴れていても、絶えず貿易風が吹いている。滞在2日目郵便局で美しい切手を幾種類か買った。 
2012/5/27記 
     
   

サンフランシスコ
アラモスクエアの
ビクトリアンハウス


水彩 
ポストカード 
2007年 
120x157o 
日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」の3月-4月のページは、アメリカサンフランシスコの街角のスケッチが掲載されているが、同じ時、サンフランシスコでアラモスクエアに面した坂道の家々を描いた。坂の下に昨日まで掲載していたサンフランシスコ市庁舎のドーム屋根が見える。手前がアラモスクエアの緑地。なだらかな自然の起伏を活かした芝生の公園で、午後さんさんとふりそそぐ太陽の下、芝生にすわりこんで気持ちよくスケッチできた。画面の右に妻面を見せたハウスが6軒連なっている。車のお往来も少なく、緑豊かな閑静な住宅地の明るい風景からは、裕福な雰囲気が伝わってくる
2012/3/16記 
サンフランシスコ
市庁舎




水彩  
ポストカード  
2007年 
120 x 157 o 

日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」の3月-4月のページは、アメリカサンフランシスコの街角のスケッチが掲載されているが、同じ時、サンフランシスコで描いた,市庁舎のスケッチ。とにかく大きい。広場がとにかく広い。金色のクラシックな装飾が目立つ巨大なドーム。いかにもアメリカらしいと思ったので、正面から描いてみた。 
2012/3/12記

      

積水ハウス 2017年カレンダー「絆はぐくむ世界の街の時計台」の4月はフェリービルディングの時計塔があるサンフランシスコ。
有名なケーブルカーは1873年開業で世界最古。市内中心部のパウエルからフィッシャマンズワーフ方面に向かう線など3路線ある。個々に止まったり動いたりするたくさんの車両をどうやってケーブルで引っ張るのか以前から疑問だった。実際に見てわかったのだが、ケーブルは絶えず路線の下を循環していて、個々の車両の運転手がテコを利用したレバーでケーブルを掴んだり離したりして、動いたり止まったりする。途中交差部分など惰性で走らせるところもあるので、運転手は腕力はもちろん熟練が必要で、グリップマンと呼ばれ、市民からも尊敬されているそうだ。
2017/10/20記
積水ハウス 2017年カレンダー「絆はぐくむ世界の街の時計台」の4月
        

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世界の街角あちこち
01 02 03
サンフランシスコ
ユニオンスクエア

水彩
ポストカード  
2007年 
106 x 150 o 

日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」の3月-4月のページは、アメリカサンフランシスコのユニオンスクエアの広場を描いたスケッチが掲載されている。2007年に世界クルーズの客船に2週間ほど乗船し、船内でスケッチ教室を担当したことがあったが、その仕事が終わって降り立った港がサンフランシスコだった。このあたりはダウンタウンの中心に。メーシー百貨店や有名ブランドショップが並び、ホテルやレストランも多く、にぎやかなところ。サンフランシスコ名物のケーブルカーの発着場があるパウウェルストリートにも近い。昼どき、明るい陽射しを浴びて、市民や観光客が思い思いの時間を過ごしている。手のひらサイズの小さなスケッチをB4判サイズまで伸ばして印刷してもらったが、うまく再現されている。 
■日立造船2012年カレンダー
 「つどいの風景」に掲載                        
サンフランシスコ
セントパトリック
教会




水彩  
ポストカード  
2007年 
120 x 157 o 

日立造船の2012年カレンダー「つどいの風景」の3月-4月のページは、アメリカサンフランシスコの街角のスケッチが掲載されているが、同じ時、サンフランシスコで描いたセントパトリック教会。ここはサンフランシスコモダンアート美術館のすぐ近く、ヤーバ・ブエナ・ガーデンという芝生の公園がある。昼下がり、芝生の上でひなたぼっこしている人や、本を読んでいる人、車座になっておしゃべりしているグループなど、思い思いにゆったりとした時間を過ごしている。こちらも、街の中を歩き疲れたので、靴も靴下も脱いで芝生の上に腰をおろした。裸足に芝生が気持ちいい。そのまま芝生にすわりこんでこの絵を描いた。
2012/3/9記