赤穂 
塩の国の塩田 




2015年  
アクリル+パステル+コラージュ  
360x530mm
日立造船2016年カレンダー「太陽とともに」の5-6月は、かつて、太陽熱により海水を蒸発させ塩を製造していた時代に使われていた入浜式塩田と流下式塩田を描いたもの。化学的に塩を生産できるようになって、日本各地の海辺から姿を消した塩田だが、赤穂の「塩の国」には博物館として残している。
2017/02/23記
■日立造船2016年カレンダー「太陽とともに」5-6月に掲載

YASUDA YASUYUKI

ピクチュア ギャラリー

マチュピチュ



2015年  
アクリル+パステル+コラージュ  
380x540mm

日立造船の2016年カレンダーのテーマは「太陽とともに」。昨年2015年が「水とともに」であった。水の力を利用したプラント技術と同じように、日立造船の事業ドメインである太陽の光や熱を利用したプラント技術をアピールする。 1-2月は畏敬・崇拝の対象としての太陽を、南米ぺルーにあるインカ帝国の遺跡マチュピチュを描いた。この遺跡が何の目的でつくられたのかは、はっきりわからず諸説あるらしいが、遺跡の背後にあるとがった峯ワイナピチュには太陽の神殿がある。また太陽をつなぎとめる石があり、夏至や冬至がわかる窓もあるため、太陽の観測や暦の作成と関係があるとされている。世界遺産。
2016/11/29記
■日立造船2016年カレンダー「太陽とともに」1-2月に掲載


Momogano,
Tsukigase



月ヶ瀬梅渓谷 
桃香野 
 




2008年      
アクリル+コラージュ    
380x560o
ここのところ真冬の寒さの日が続いているが、春はもうすぐ。奈良の山里、月ヶ瀬村の梅渓の梅も咲きそろった頃か。平安時代、この近くの真福寺に天神社を建て、菅原道真を祀る際、道真が好きだった梅を植えたのがはじまりという。日本で最初に国の名勝になった梅の里である。南北朝時代、後醍醐天皇が笠置に落ちのびたとき、ついてきた女官によって里に伝えられた紅染めに使われる烏梅や、茶のの産地としても知られる。 2013/02/23記    

■日立造船2009年カレンダー「自然と暮らす」1-2月に掲載

安田泰幸アート&スケッチ

太陽光発電所
メガソーラー 
因島 
   


2015年  
アクリル+パステル+コラージュ  
380x540mm
日立造船2016年カレンダー「太陽とともに」の7-8月は、瀬戸内海に面した巨大な太陽発電プラント。一昨年夏、カレンダーの原画を描くために因島へ出かけた。神戸から車で。尾道から、しまなみ海道を渡り因島へ。一泊して次の朝、発電所が見渡せる丘へ。強烈な陽射しに輝く太陽光パネル群を持参の画用紙に描いた。仕事の後、せっかくなので、因島をめぐる。この島には何回か来ているが、今まで訪ねたことがなかった大浜崎へ。灯台を見たかったが、付随している信号所跡の景観がすばらしかった。
2017/03/20記
■日立造船2016年カレンダー7-8月に掲載

Ogawa vil.-Spring
Nagano pr.










小川村の春 長野

2009年
アクリル+パステル+コラージュ 
370 x 520 o 
京都、大阪、神戸の桜は遅咲きを残して、名残りになった。信州の高原はいまごろ…。長野県小川村の春。  
2013/04/12記
■日立造船2010年カレンダーに掲載。

ペインティング                                                02

アユタヤの宮殿
タイ 
    

2016年  
アクリル+コラージュ  
360x530o
日立造船2017年カレンダー「風とともに」は、日立造船の事業ドメインの一つである“風のエネルギーを利用する技術”をテーマに1年間展開しているが、5‐6月は高床式の建物で涼風をとり入れる工夫を施したタイのアユタヤの宮殿を描いたコラージュ。
2017/11/16記
■日立造船2017年カレンダー「風とともに」5-6月に掲載
■日立造船2017年卓上カレンダー5月に掲載


オランダ 
ザーンンセ・スカンスの風車群
  

2016年 
アクリル+パステル+コラージュ  
364x515mm  
日立造船2017年カレンダー「風とともに」の3-4月はオランダの風車のある風景
日立造船の事業ドメインの一つ、風力利用の象徴として。
2017/09/16記
■日立造船2017年カレンダー「風とともに」の3-4月に掲載
フェズの皮染め
モロッコ
    



2015年 
コンテ+水彩+パステル+コラージュ 
380x540mm
日立造船の2016年カレンダー「太陽とともに」11-12月は強烈な太陽の陽射しを利用して行なわれるモロッコの皮なめし。フェズは1200年以上の歴史をもつモロッコの古都。雨の少ないこの地では昔から皮なめしが盛んであった。街の一画に絵具のパレットをひっくり返したように染料の壷が並べられ、強烈なにおいの中で、職人が壷を渡り歩いて皮を染め、天日で乾燥していく。横から見ていると過酷な労働であるが、この職人の技と太陽の恵みで、世界中の人びとに愛用される皮製品に使用される独特の風合いの皮生地が生まれる。
2917/06/05記
日立造船の2016年カレンダー「太陽とともに」11-12月に掲載
コーヒー農園の
天日乾燥 
ブラジル
   



コラージュ  
380x540o
日立造船の2016年カレンダー「太陽とともに」9-10月は、太陽光熱利用のプラント事業が多い日立造船の企業ドメインに合わせて。太陽光の利用で、コーヒー豆の乾燥と香りづくりを行なうコーヒー農園を描いた。
2017/05/02記
■日立造船の2016年カレンダー「太陽とともに」9-10月に掲載

風見鶏の館 
旧トーマス邸 
神戸


2016年    
アクリル+パステル+コラージュ380x5405mm

日立造船の壁掛けカレンダー、今年も絵を描かせていただいた。2005年のカレンダーから数えて13年目になる。ありがたいことである。今年のテーマは、日立造船のドメインでもある再生可能エネルギーのプラント・設備事業にあわせ、風と暮らしをとりあげた。タイトルは「風とともに」。1-2月は風見鶏のある異人館。
カレンダーができあがり、手にしたときはうれしいものだが、ああもすればよかった、こうもすればよかったと、反省もいっぱい。
2017/01/05記
■日立造船2017年壁掛けカレンダー1月に掲載
■日立造船2017年卓上カレンダー1月に掲載
サトゥルニア温泉
イタリア
  



アクリル+パステル+コラージュ
360x510mm

日立造船の2015年カレンダー「水とともに」。日立造船の事業ドメインの一つ、水がもつさまざまなエネルギーを利用した技術を想起させる水の風景。11月-12月はイタリアのサトゥルニア温泉の絵。まるで棚田のような自然がつくりだした湯船。真っ白な湯があふれる奇跡のような美しい光景。
2016/11/12記
■日立造船2016年カレンダー「水とともに」11-12月に掲載
ワカチナ沙漠の
オアシス 
ペルー   



2014年 
アクリル+パステル+
コラージュ 
380x540o
日立造船の2015年カレンダー「Living with Water」。各月、日立造船の水関連プラントのイメージをテーマに描いたものだが、7-8月は南米ペルーのワカチナの砂漠。別世界のオアシス。
2016/07/21記
■日立造船2015年カレンダー
  5-6月に掲載


安並水車の里 
高知四万十
 








2014年  
アクリル+コラージュ  
380x540o
日立造船のカレンダー、2014年のテーマは、事業領域である、水のエネルギー利用、水質浄化など「水の恩恵」。3月・4月は高知四万十市の四ヵ村溝の水車群。江戸時代に土佐藩家老野中兼山によって、四万十川(後川)の支流の水を、4つの村の灌漑用水として利用できるように土木事業が行なわれた。安並の里の水車群として、かつては多くの水車がガタゴトとリズムを刻み、田に水をくみ上げているのどかな風景があったという。
2016/02/12記
■日立造船2015年カレンダー
  3-4月に掲載

Daimaru-Shinsaibashi,
Departmentstore,
Osaka
   






大丸心斎橋店 
大阪

2001年 
アクリル+パステル+コラージュ
400x550o 
2015年1月のカルチャーハウス香里ヶ丘のYYスケッチ講座土曜クラスは、W.M.ヴォーリズが設計した名建築大丸心斎橋店を描いた。人通りが多く、ちょっと勇気がいる場所。気温も低く、風もあり、冬のスケッチは大変。来年建て替えられることが決まっている現在の建物は、1933年に完成した。ネオ・ゴシック様式にアールデコの装飾をちりばめた美しい建築。外観や内部の一部を残すといわれているが、パリのオー・プランタンやロンドンのハロッズのように、伝統と文化の象徴として街にたち続けることはないらしい。大阪からまた一つ、品格が消えていく。掲げた絵は2001年に描いたもの。
2015/12/02記



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ペインティング ギャラリー
01  02
神戸女学院 
12月の図書館 
西宮
    

2
016年 
コンテ+水彩+パステル 
240x330mm
12月の神戸新聞文化センターYY街角スケッチ講座は、あいにくの雨。冬の神戸元町の街角を描く予定であったが、予定を変更。三宮教室のあるミントのテラスで。神戸港の眺めも雨でくもる。神戸女学院の図書館をモチーフに、下地をつくって描く体験をしてもらった。
神戸女学院図書館 1931年竣工、W.M.ヴォーリズの秀作、重要文化財。
2017/06/03記






ジャンタル・マンタル
インド
    



2015年 
アクリル+パステル+コラージュ  
360x530mm

日立造船の2016年カレンダー「太陽とともに」3-4月はインドのジャイプールにある天文遺跡ジャンタル・マンタル。18世紀前半、時のマハラジャ、ジャイ・シング2世が宮殿の敷地にたくさんの大規模な天文装置群を造らせた。その中に世界最大の日時計がある。高さ27m。2秒単位で正確な時間を計ることができるという。
2017/01/25記
■日立造船2016年カレンダー3-4月に掲載
日立造船2016年カレンダー「太陽とともに」の5-6月



柿田川
静岡



2014年  
アクリル+コラージュ  
380x540o
日立造船の2015年カレンダー「水とともに」の5-6月は静岡県の柿田川の湧水のイメージをコラージュで表現したもの。柿田川は全長わずか1.2kmだが、富士山の地下からの湧き出る水は豊かで、その量は東洋一だそうだ。年間を通して水温があまり変化せず、ミシマバイカモなど希少種を含む多くの生物がみられ、独特の生態系を維持している。
2016記
■日立造船2015年カレンダー
  5-6月に掲載




Lake Shinji, Shimane pr. 






宍道湖 島根 

2014年
アクリル、パステル+コラージュ  
364x515mm
日立造船2015年カレンダーは「水とともに」。日立造船の水に関連した環境技術の事業領域をイメージする風景として、1月-2月は宍道湖。特産のシジミによる水の浄化が主題。早暁に行なわれるシジミ漁を描いた。
2015/10/22記
■日立造船2015年カレンダー
 1-2月に掲載