YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行

安田泰幸アート&スケッチ

漁港の風景                                                 01  

伊根
舟屋

水彩
2017年
155x205mm
積水ハウスの2018年カレンダー〈地球と一緒に暮らす家〉の7月は「海を庭にして暮らす家」、京都府伊根町。台風の影響を受けにくい地形で、230軒の舟屋が並ぶ。
伊根は高校の美術部の夏のスケッチ旅行以来、なんども訪れた愛着のある町。青空に緑の山、深い緑の静かな海、カモメの声と漁船の長閑なエンジンの音…眠くなりそうな、ここちよい風景が広がる。




水彩画スケッチ紀行

漁港の風景

01  

加太漁港と友ヶ島

水彩画
2018年
120x165cm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」の表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」8月は和歌山市加太。
友ヶ島は太平洋の紀伊水道と大阪湾を分ける紀淡海峡に浮ぶ4つの島。瀬戸内海国立公園の一部になっている。無人島だが、ここの歴史も興味深い。加太港は潮の激しい紀淡海峡で獲れる豊富な魚種が水揚げされる。特に鯛は高級で定評がある。
2019/02記



鞆港 福山

水彩 
2010年 
280x380mm
昨年2015年7月に福山市のギャラリア風の巣で、個展を開いていただいたが、その個展に合わせ、鞆の浦でスケッチ講座も開いてくださった。6月の初め、いい機会なので、街旅絵日記講座にご参加していただいている常連の方がたをさそって、前日からスケッチ旅行に出かけた。男性4人の気の置けない旅だ。朝出発して、往きの新幹線の中で落ち合う。昼ごろ鞆に着き、お世話になっているギャラリーのTさんと会い、雨の場合使用しようと考えておられた重要文化財の太田家住宅を見学する。瀬戸の魚の昼食をとって、午後からは自由行動で鞆の町を歩いた。スケッチは以前のもの。
2016/05/10記

伊根
平田の舟屋

水彩
165x120mm
積水ハウス2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」。
7月は海に面して舟屋がたち並ぶ町 伊根
海岸まで崖が迫る伊根の町、平地が少なく、居住空間を確保するため2階建にし、下に舟を収め、上に住める舟屋が広まったという。舟を大事にする土地柄だったのかもしれない。
2018/11/18記
■積水ハウス2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」7月に掲載

簑島港 
和歌山県有田市
  

2015年 
水彩 
120x165o 

関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年3月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、和歌山県の有田市を歩いたスケッチで構成した。
有田川の河口に広がる大きな漁港。タチウオの漁獲量は日本一。昼間、港にたくさんのうたせ船が並ぶようすは壮観。ちなみに箕島という地名は有田市の中心市街地で、JRの駅名は箕島。
2016/01/11記
■関西経済連合会発行広報誌
 「経済人」2015年3月号表紙に掲載

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伊根
舟屋の宿

水彩
165x120mm
積水ハウス2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」
7月は海に面して舟屋がたち並ぶ町 伊根
舟屋をリノベーションした宿やカフェが人気だそうだ。冷房もなく、素朴な郷土料理、夜は蚊帳をつって寝た民宿も、今となれば大変だったが、おしゃれで快適で、グルメなのも、多様性があっていいとは思うが、もろ手を挙げていいねとは言い難い。
2018/11/20記
■積水ハウス2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」7月に掲載

伊根
舟屋の内側

水彩
165x120mm
積水ハウス2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」の7月は海に面して舟屋がたち並ぶ町 伊根。
舟屋の1階は、船を収めるだけでなく、漁労の準備や漁具の手入れを行なう作業場でもある。干物や洗濯物を干したり、畑の作物の置き場などにも使われた。通りに面した表は扉も開け放れているので、通りを歩くと、舟屋を通して青い海が見える。高校の頃のスケッチ旅行の格好の題材だった。
2018/11/18記
■積水ハウス2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」7月に掲載


日和佐漁港
フラップゲート式
可動防潮堤

2017年
水彩
158x205cm
日立造船2018年 卓上カレンダー
「くらしと水をつなぐ」2月
徳島の日和佐港に、日立造船の技術でつくられた最新の防潮設備を描いた。平常は地味だが、いざ災害の際優れた性能を発揮するらしい。

高石漁港 大阪府   
2017年  
水彩  
120x165o

関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年8月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は,大阪高石市を歩いたスケッチで構成した。高石市の海岸は、古くから白砂青松の名勝、高師の浜として知られていた。百人一首、祐子内親王家紀伊の「音にきくたかしのはまのあた波は・・・」をはじめ、多くの歌集に登場する。このあたりから浜寺にかけて、青い松の間から穏やかな大阪湾の青い海が望めた。少なくとも自分が子どもの頃までは海水浴場もある美しい浜であった。いまは、高度成長期にできた臨海コンビナートが遮っている。経済発展でもてはやされ、頼りにもされていたが、やがて公害問題で大阪のダーティなイメージの一翼を担った。しかしそれも対策がなされ落ち着くと、こんどは工場萌えブームとかで、わざわざ観に訪れる人が増え観光コースになっている。人の気持ちは勝手なものだ。高石漁港では、きれいな水を取り戻した大阪湾で獲れる、チヌ、スズキ、イカナゴ、シラス。ブリ、タコなどが水揚げされる。
2017/12/29記
関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年8月号表紙に掲載 

鞆の浦 福山 




水彩 
2015年 
320x408mm   
昨年2015年7月に福山市のギャラリア風の巣で開いていただいた個展に合わせ、鞆の浦で実施されたスケッチ講座に参加していただいた街旅絵日記講座の親しい方たちと、前日から鞆の浦へスケッチ旅行。昼食後の自由行動で、ある方に頼まれていた藤井厚二設計の後山山荘を下見。鞆のメインストリートから山の麓を医王寺をめざして登る。途中にジブリが取材した家があり、そこを越したあたりに後山山荘はある。もちろん門は閉じているが、この日はロケーションを確認するだけにするつもりだったので、カメラで撮って、そのまま医王寺へ。寺の縁側で汗を拭く。その後描いた鞆の浦の俯瞰。
2016/05/10記



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