YASUDA YASUYUKI
水彩画スケッチ紀行
漁港の風景 01
水彩画スケッチ紀行
漁港の風景
01
加太漁港と友ヶ島
水彩画
2018年
120x165cm
関西経済連合会発行広報誌「経済人」の表紙「スケッチ紀行・歴史を歩く」8月は和歌山市加太。
友ヶ島は太平洋の紀伊水道と大阪湾を分ける紀淡海峡に浮ぶ4つの島。瀬戸内海国立公園の一部になっている。無人島だが、ここの歴史も興味深い。加太港は潮の激しい紀淡海峡で獲れる豊富な魚種が水揚げされる。特に鯛は高級で定評がある。
2019/02記
伊根
平田の舟屋
水彩
165x120mm
積水ハウス2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」。
7月は海に面して舟屋がたち並ぶ町 伊根
海岸まで崖が迫る伊根の町、平地が少なく、居住空間を確保するため2階建にし、下に舟を収め、上に住める舟屋が広まったという。舟を大事にする土地柄だったのかもしれない。
2018/11/18記
■積水ハウス2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」7月に掲載
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2015年3月号の表紙「スケッチ紀行-歴史を歩く」は、和歌山県の有田市を歩いたスケッチで構成した。
有田川の河口に広がる大きな漁港。タチウオの漁獲量は日本一。昼間、港にたくさんのうたせ船が並ぶようすは壮観。ちなみに箕島という地名は有田市の中心市街地で、JRの駅名は箕島。
2016/01/11記
■関西経済連合会発行広報誌
「経済人」2015年3月号表紙に掲載
Copyright (C) Yasuda Yasuyuki YY-STUDIO All Right Reserved
伊根
舟屋の宿
水彩
165x120mm
積水ハウス2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」
7月は海に面して舟屋がたち並ぶ町 伊根
舟屋をリノベーションした宿やカフェが人気だそうだ。冷房もなく、素朴な郷土料理、夜は蚊帳をつって寝た民宿も、今となれば大変だったが、おしゃれで快適で、グルメなのも、多様性があっていいとは思うが、もろ手を挙げていいねとは言い難い。
2018/11/20記
■積水ハウス2018年カレンダー「地球と一緒に暮らす家」7月に掲載
日和佐漁港
フラップゲート式
可動防潮堤
2017年
水彩
158x205cm
日立造船2018年 卓上カレンダー
「くらしと水をつなぐ」2月
徳島の日和佐港に、日立造船の技術でつくられた最新の防潮設備を描いた。平常は地味だが、いざ災害の際優れた性能を発揮するらしい。
関西経済連合会発行の広報誌「経済人」2017年8月号の表紙「スケッチ紀行歴史を歩く」は,大阪高石市を歩いたスケッチで構成した。高石市の海岸は、古くから白砂青松の名勝、高師の浜として知られていた。百人一首、祐子内親王家紀伊の「音にきくたかしのはまのあた波は・・・」をはじめ、多くの歌集に登場する。このあたりから浜寺にかけて、青い松の間から穏やかな大阪湾の青い海が望めた。少なくとも自分が子どもの頃までは海水浴場もある美しい浜であった。いまは、高度成長期にできた臨海コンビナートが遮っている。経済発展でもてはやされ、頼りにもされていたが、やがて公害問題で大阪のダーティなイメージの一翼を担った。しかしそれも対策がなされ落ち着くと、こんどは工場萌えブームとかで、わざわざ観に訪れる人が増え観光コースになっている。人の気持ちは勝手なものだ。高石漁港では、きれいな水を取り戻した大阪湾で獲れる、チヌ、スズキ、イカナゴ、シラス。ブリ、タコなどが水揚げされる。
2017/12/29記
■関西経済連合会発行広報誌「経済人」2017年8月号表紙に掲載
水彩画スケッチ紀行
漁港の風景
Copyright (C) Yasuda Yasuyuki YY-STUDIO All Right Reserved