2009年9月19日 同志社大学クラーク記念館

安田泰幸アート&スケッチ

YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチレッスン

2012年1月21日
大阪の新世界と通天閣が今月、100周年を迎え、話題になっている。けばけばしい看板があふれる街は、大阪らしい庶民性と昭和レトロの雰囲気が受け入れられ、串カツ・たこ焼きなどの文化も面白がられて、若者や女性グループの観光客が増えている。朝日カルチャーセンターの「安田泰幸街旅スケッチ」講座の1月は大阪の新世界の通天閣を描いた。この日は雨が降り、風も強い寒い日であったが、皆さん震えながら、かじかむ手で力作を描いておられた。講評会は通天閣下の串カツ屋で。

2010年2月20日  京都岡崎

朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾 梅田教室

幕末、禁制をおかしてアメリカにわたり、帰国後キリスト教精神による教育を日本に広げた新島襄が創立した同志社大学には、日本の建築史上貴重な煉瓦建築がたくさん残っており、重要文化財に指定されているものが5棟もあります。クラーク記念館は、神学館としてアメリカのクラーク夫妻の寄付によって建てられたものです。設計はドイツ人R.ゼールで1893年に竣工しました。ドイツ・ネオ・ゴシック様式を基調にまとめられ、八角形の塔が印象的です。
右は、受講されているみなさんと一緒に描いたスケッチです。F6の紙にコンテ鉛筆で輪郭を描き、透明水彩で着彩しました。



12月20日           
12月の朝日カルチャーYY街旅スケッチ講座は、大阪の旧川口外国人居留地に残る川口基督教会を描く予定だった。クリスマス前の教会の雰囲気を楽しみにしていたが、雨で教室内での講座に変更することになってしまった。     
 
9月20日
朝日カルチャーセンター YY街旅スケッチ講座の9月は宇治へ出かけた。現在平等院の鳳凰堂は修復工事中なのは解っているが、宇治川べりの船茶屋の軒並みは描けるだろうと計画したもの。2,3日前に台風の余波の豪雨で嵐山の桂川があふれ大騒ぎになったニュースがあったが、当日は雲ひとつない晴天。意気揚々と出かけたところが、宇治橋について川を眺めると勢いよく流れる荒々しい水。ただでさえ急流で知られる宇治川の流れが速い。上流のダムが大雨でたまった水を放流しているらしい。中之島も一部浸水して、船茶屋の風情もない。そこで、予定変更して、この川を描いてもらうことにした。白いしぶきをあげて、激しく流れる川と対照的にゆったりと重なる対岸の家並み。めったに見ることのできない景色だった。

11月9日
朝日カルチャーセンターのYY街旅スケッチ講座の11月は京都東本願寺門前で。ちょうど東本願寺の御影堂門は修復工事中で素屋根がかかっていた。11月の末頃であれば、門の脇の銀杏の黄葉と黒い門の対比が際立ったおもしろい絵ができそうだが、銀杏もまだ色づいておらず。予定通り門前の家並みを描いた。受講のみなさんと一緒に、仏具店の紅柄色の壁が印象的な町角を、アルシュにコンテ鉛筆で描いてみた。

2013年1月19日
朝日カルチャーの「YY街旅スケッチ講座」は、神戸の旧居留地でおこなった。明石町筋のヴォーリズ設計の38番館が見えるエキゾチックな街角と冬の並木を描こうと。屋外スケッチの講座は、京都・大阪・奈良・神戸ですることが多い。この日の旧居留地は自宅から自転車で行ける距離。しかし冬の屋外スケッチは寒くて、手がかじかんでたいへん

2013年1月19日  神戸旧居留地

2012年1月21日  大阪新世界通天閣

2009年12月19日 奈良東大寺二月堂参道

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12月19日は前日からこの冬一番の冷え込みようで
予報では近畿地方の気温が6℃。冷蔵庫の中と同じぐらいです。
前日は風が強く、普通の人が外でスケッチできるような天気ではなかった
のですが、朝日カルチャーセンターJTB文化交流塾の「街旅スケッチ」教室を
決行しました。場所は奈良、東大寺。朝から晴れ間も出て、やれやれ。
現地に行ってみると、お休みの方も多く、気の毒なことをしました。
集まった方たちと、二月堂の参道へ。ふだんは、スケッチや写真を撮る人で、
いいアングルを確保するのに苦労する場所ですが、さすがにこの日は誰も
いません。みなさん防寒対策を完璧にされて、スケッチの開始です。
さいわい風がなく、陽が照っているときは、冷たいけれどおだやかで、
つめたさがかえって、凛と気持ちを引き締めてくれるような・・・と、
負け惜しみ。約2時間えがいて、3時過ぎには気温もさがってきたようで、
登大路の下下味亭吉茶で、熱いカフェ・オ・レをいただきながら、
みなさんの作品を見せ合いました。

京都岡崎の京都府立図書館の前で冬の街の様子をスケッチしました。
京都府立図書館は古い近代の建築を一部分残し、ファサードに用いた斬新な建築です。
ルネッサンス風の建物と前の木立ちがヨーロッパの街を想わせるような雰囲気です。
建物の規則だった形や線と、木立ちの不定形な線の組み合わせが絵になりそうです。
みなさん、寒さにも負けず、オシャレな街のスケッチに取り組んでおられました。

2010年12月18日
昨年12月の朝日カルチャーセンター朝日JTB交流文化塾安田泰幸街旅スケッチ講座は、京都大学の吉田キャンパスへ行きました。土木工学教室は大正時代に竣工した煉瓦造りの建物で、設計は、当時文部省の技師であった山本治兵衛と京都帝国大学建築部の技師永瀬狂三。この日は竹ペンを使って、大胆に描いていただくことにしました。今にも雨が降りそうな天気だったのですが、終り間際には細かな雨もパラつきました。鉛筆のように細密な描写はしにくいので、かえって自由に線のゆがみやインクの濃淡を楽しんでもらえたと思います。講評会は京大の学生生協のカフェテリア「ルネ」の一隅をお借りしておこないました。。

                                      
                                                                  

2010年7月17日
7月の朝日カルチャーJTB交流文化塾「街旅スケッチ教室」は、中之島の大阪市中央公会堂を描きました。真夏の日差しを避け、木陰からのスケッチとなりましたが、壮大なモチーフにみなさん手を焼いておられました。それでも、みなさんモチーフの量感をとらまえて、個性的な作品ができました。講評会は淀屋橋南詰の「MJB」、講評会では以前にもおせわになっていて、マスターも覚えてくれています。冷たい飲み物でほっと一息、みなさんの作品を見せ合いました。お疲れさまでした。

[奈良 東大寺二月堂参道] 2009/12 280x402mm

2010年7月17日  大阪中之島 大阪市中央公会堂

朝日カルチャー・JTB文化交流塾「街旅スケッチ」講座で
受講されている方々と一緒に描いた「京都御苑出水の小川の里桜」

こちらが
トラットリア「コチネッラ」の
たのしいアンティパスト。

2010年12月18日  京都大学 土木工学教室

2010年11月20日
11月の朝日カルチャーJTB文化交流塾の街旅スケッチ講座は、神戸の栄光教会です。建物のプロポーションや木々に隠れた煉瓦の表現など、みなさん苦労されていましたが、スケッチする人たちの人気のスポットだけあって、楽しんで描いておられました。講評会もお互いの絵を見ながら和気あいあいでした。                
                                                      

2011年7月16日  神戸港メリケン波止場

朝日カルチャーセンターJTB・朝日交流文化塾の4月の「街旅スケッチ」は京都御苑でサトザクラを描きました。受講していただいているかたも、増えて今回は21名になりました。ちょうどお天気も良く、春の陽光をいっぱい浴びて、気持ちのよいスケッチとなりました。今年は開花したあと、冬を想わせるような寒い日が続いたりして、長い間花を楽しむことができ、講師も一緒に描かせていただきましたが、さて出来ばえは・・・

5月の朝日カルチャーセンター朝日JTB交流文化塾「安田泰幸街旅スケッチ」講座は、神戸の相楽園で異人館小寺邸厩舎を描きました。お昼に何人かの方と待ち合わせをして、相楽園近くのトラットリア「コチネッラ」で昼食をいただき、その後、相楽園へ。快晴の園内の木陰から、複雑な意匠の建物に挑戦しました。奮闘の甲斐あってみなさんそれぞれ個性のある画面づくりができました。県庁前の「パルティール」で、甘いもので疲れを癒しながら講評会をしました。

2010年11月20日  神戸 栄光教会

朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾 梅田教室
「安田泰幸 街旅スケッチ」

京都東本願寺門前の仏具店         水彩ミニアチュール   2013年   240x330mm
朝日カルチャーセンターのYY街旅スケッチ講座の11月は京都東本願寺門前で。ちょうど東本願寺の御影堂門は修復工事中で素屋根がかかっていた。11月の末頃であれば、門の脇の銀杏の黄葉と黒い門の対比が際立ったおもしろい絵ができそうだが、銀杏もまだ色づいておらず。予定通り門前の家並みを描いた。受講のみなさんと一緒に、仏具店の紅柄色の壁が印象的な町角を、アルシュにコンテ鉛筆で描いてみた。  2013/12/25記

7月20日
朝日カルチャーセンターのYY街旅スケッチ講座の7月は、大阪中之島の水辺の風景を描いた。少し前までは中之島公園と言っても、憩いの場として市民に利用されているふうでもなく、とりたてて公園らしい雰囲気もなかったが、ここ数年見違えるような魅力的な場所に変わりつつある。緑が多くなった。広い芝生の上で寝っころぶことができる。公園をとり巻く川の水も少しきれいになったように見える。水辺にカフェやテラスができて人々が集まっている。などなど。フェスティバルタワーなどの高層ビルをバックにガーデンテラスのある公園の一角を描いてもらった。  

新年最初の朝日JTBカルチャーの街旅スケッチ教室は、富田林に出かけました。
この日もけっこう寒かったのですが、晴れて陽射しもあり、助かりました。
富田林の古い町並みはは興正寺別院を中心にした寺内町で、
重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
狭い道にみなさん陣取ってもらって、
車や自転車に神経を使いながらのスケッチです。
私はコンテ鉛筆でF4のアルシュ紙に輪郭を描きましたが、
手を動かすたびにコートの袖でコンテがこすれ、
画面が汚れてえらいことになってしまいました
3時を過ぎるとやはりさむくなってきます。
早々に片づけて、八町茶屋というお店に入って、
暖かいぜんざいやおうどんで温まりました。

2010年1月16日 富田林 寺内町

2010年4月17日  京都御苑

2010年5月15日  神戸相楽園 旧小寺邸厩舎

2011年4月16日  京都 賀茂川半木の道

2011年4月16日
朝日カルチャーセンター朝日・JTB交流文化塾の「安田泰幸街・旅・スケッチ」の4月の講座は、京都賀茂川の半木の道を描いていただきました。この講座は毎月第3土曜日なので、毎年4月は花の盛りを過ぎたころになります。遅咲きの桜のあるところでと、ここを選びました。講座が開かれた16日はちょうどしだれ桜が満開。ピンクの花が風にゆれて美しい花のトンネルができていました。しだれ桜はソメイヨシノやヤマザクラと較べ、色が濃く、少し艶めかしい感じを出すようにしました。集合時間の1時ごろはまだ晴れていたのですが、だんだん風が強くなり、雲も広がってきました。風が強いと紙がめくれあがったり、砂ぼこりが絵具にまざったりと、スケッチもたいへんですが、なんとかみなさん仕上げていただきました。講評会は北山の老舗カフェDojiで。    
2011年7月16日
7月の朝日カルチャーセンター「安田泰幸街旅スケッチ」の講座は、海の日にちなんで、神戸港のメリケン波止場付近で行いました。勝海舟の神戸海軍操練所跡を西へ入った岸壁で、神戸水上警察署や一時中国漁船衝突事件で有名になった神戸海上保安庁庁舎の裏にあたりになり、巡視艇や警備艇、それに神戸税関のパイロットなど小さな船艇がもやっています。この日はメリケンパークオリエンタルホテルのかげに客船飛鳥Uが停泊しているのが見えました。曲線で形づくられた船のフォルムを掴まえることと、水面の表情を表現するのが今日のテーマ。2時間ではちょっと難しかったかもしれませんが、みなさんそれぞれに楽しい作品が出来上がり、旧居留地の「ラフレシア」で和気あいあいの講評会を行いました