pポポストカード水彩スケッチ 「モンサンミッシェル」 2010年  121x166mm

5月に北フランスへ旅行した時のスケッチの一つ。短い期間にロワール地方やバルト海沿岸、パリなどを巡る忙しいツアーでしたが、さいわい天候にもめぐまれ、いくつかのスケッチをしてきました。モンサンミッシェルは前から訪ねてみたかったところで、島の中の建物が複雑にたてこんだ狭い参道の街並みを歩いてみたかったのです。陽が落ちるのが10時過ぎ。夕食後街の中をゆっくり歩きまわることができました。8世紀、ノルマンディの大司教が夢で、大天使ミカエルからお告げがあり、修道院が建てられ、以降、巡礼の地として、人々の尊崇を集めてきたところですが、長い歴史の中で、要塞や牢獄としても使われたこともあるところです。世界遺産。                                                    
ルーアンの大時計
グロオルロージュ

水彩  
240x1653o
積水ハウスの2017年カレンダー「絆をはぐくむ、世界の街の時計台」の6月は、フランス、ノルマンディー地方の中心都市ルーアンにある「グロ・オルロージュ」という天文時計のアーチがある街。
百年戦争から第2次世界大戦まで、戦禍に見舞われながら、多くの芸術家を育んできた街である。大時計は街の中心を通る道にかかるアーチの塔にある。14世紀末につくられ、1525年に現在の場所につけられた。日本の室町時代だ。ヨーロッパの文化と文明には感心する。
2017/11/24記
■積水ハウスの2017年カレンダー「絆をはぐくむ、世界の街の時計台」6月に掲載
パリ
シャンゼリゼ大通り 
カフェ・フーケ
フランス
         


1993年    
水彩ミニアチュール    
120 x 165 o
パリのシャンゼリゼ大通りにある、
有名なカフェ・フーケ。
もう昔、初めての海外旅行が
会社での出張でパリであった。
カフェのオープンテラスのイスにすわって、通りの向いの建物をスケッチした。
大きなボウルのようなカップにはいった
カフェ・オ・レの味を思い出す。

YASUDA YASUYUKI

水彩画スケッチ紀行



安田泰幸アート&スケッチ


フランス旅物語                                                   01  

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ルーアン美術館 
フランス 
  

水彩 
120x165o
積水ハウスの2017年カレンダーの6月は、天文時計「グロ・オルロージュ」のあるフランスのルーアンの街。
ルーアン美術館は1801年に開館した国立の美術館。中世以降のヨーロッパ絵画の名作のほか、ルーベンス、フラゴナール、ジェリコーなどから、ダダのデュシャンの作品まで幅広いコレクションがある。中でもシスレー、ルノワール、ピサロ、モネなど印象派のコレクションはフランス国内でも2番目に多いとか。ルーアンのあるノルマンディ地方には、ルアーブル、オンフルール、ジヴェルニ―など印象派の画家が好んで描いた場所が多く、このあたりで活躍した印象派の画家たちの画風がルーアン派と呼ばれることもある。
2017/11/29記
積水ハウスの2017年カレンダー「絆をはぐくむ、世界の街の時計台」6月に掲載

シャルトル大聖堂 
フランス
         


2010年    
水彩ミニアチュール    
165 x 120 o


パナソニックの2013年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-信頼」の9月は、「正しいことを正しく実行」という言葉。誤った行いは、どれほどうまく隠しても、ついには知られ、信用を失うことになる・・・。(どこかの国の大臣に聞かせてやりたい)ということで、16世紀のフランスで、宗教の対立による戦争を終わらせ、国民から「良王アンリ」として親しまれているアンリ4世の戴冠式が行われたシャルトル大聖堂の絵をもってきた。12世紀に建てられ始めたが街の大火で2つある塔のうちの一つだけが残り、復興で建てられたもう一つの塔はちがう建築様式で建てられたため、正面の姿が左右非対称の美しい聖堂。世界遺産。3年前に訪ねたときに描いたものだが、あざやかなシャルトルブルーのステンドグラスが印象的だった。
■パナソニック2013年卓上カレンダー
 「松下幸之助の言葉」に所収

サクレクール寺院
パリ モンマルトル



1984年
水彩
150x100o       
 
モンサンミッシェル

2010年
水彩
120x165mm


5月に北フランスへ旅行した時のスケッチの一つ。短い期間にロワール地方やバルト海沿岸、パリなどを巡る忙しいツアーでしたが、さいわい天候にもめぐまれ、いくつかのスケッチをしてきました。モンサンミッシェルは前から訪ねてみたかったところで、島の中の建物が複雑にたてこんだ狭い参道の街並みを歩いてみたかったのです。陽が落ちるのが10時過ぎ。夕食後街の中をゆっくり歩きまわることができました。8世紀、ノルマンディの大司教が夢で、大天使ミカエルからお告げがあり、修道院が建てられ、以降、巡礼の地として、人々の尊崇を集めてきたところですが、長い歴史の中で、要塞や牢獄としても使われたこともあるところです。世界遺産。                         
   
      


アルマダ
・ド・ルーアン
フランス 
 

水彩 
157x203o
積水ハウスの2017年カレンダーの6月は、天文時計「グロ・オルロージュ」のあるフランスのルーアンの街。
アルマダ・ド・ルーアンはフランス革命200年を記念して5年に一度開催される祭典。第6回の催しが2013年に開催された。6月の10日間、世界十数カ国から数十隻の帆船がルーアンの港に集まる。その規模は半端ではない。
2017/11/28記
積水ハウスの2017年カレンダー「絆をはぐくむ、世界の街の時計台」6月に掲載

ルーアン 
ジャンヌダルクの塔
フランス 
  

水彩 
157x203o
積水ハウスの2017年カレンダーの6月は、天文時計「グロ・オルロージュ」のあるフランスのルーアンの街。
ジャンヌダルクはイギリスとの百年戦争で活躍し、シャルル7世の戴冠に貢献したが、後にイギリスと通じていた司教によって異端の判決をうけ、19歳で火刑に処されてしまう。塔は処刑の前、幽閉されていたところ。窓がほとんどなく、暗く、厳しい状況に置かれていたことが察せられる。近くにはジャンヌダルク教会もある。
2017/11/27記
積水ハウスの2017年カレンダー「絆をはぐくむ、世界の街の時計台」6月に掲載
ルーアン 
ビューマルシェ広場の木組みの家 
フランス 
       

水彩 
157x203o
積水ハウスの2017年カレンダーの6月は、天文時計「グロ・オルロージュ」のあるフランスのルーアンの街。
木組みの街として知られるルーアンの民家。素朴で武骨だが造形的にも美しい家々。中には14世紀頃に建てられた家が今も使われているそうだ。日本では室町時代がはじまった頃。
2017/11/25記
積水ハウスの2017年カレンダー「絆をはぐくむ、世界の街の時計台」6月に掲載
ルーアン 
ノートルダム
大聖堂 
フランス 

水彩 
157x203o
積水ハウスの2017年カレンダーの6月は、天文時計「グロ・オルロージュ」のあるフランスのルーアンの街。
ルーアンのノートルダム大聖堂。Notre-Dameは英語でOur Lady、つまり聖母マリアのこととか。12世紀から16世紀にかけて建てられたゴシック建築で、繊細な装飾の外観は“石の刺繍”とも呼ばれているそうだ。古の人の想像力にはいつも驚かされる。日の出から日没まで光によって微妙に表情を変え、印象派の画家モネは、この聖堂をモチーフに30点以上もの連作を残していることで知られる。
2017/11/24記
■積水ハウスの2017年カレンダー「絆をはぐくむ、世界の街の時計台」6月に掲載



サンチアゴ・デ・コンポステラの巡礼路  
カミーノ・フランセーズ
シラウキの村 


2016年
水彩 
120x165mm  
パナソニックの2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-繁栄」の2月は,
「歩み続ければ、たどり着く」。「遥か遠くの目的地にも歩みを止めなければ、必ず辿り着く。好調な時も不調な時も、確実に重ねた一歩が新たな道を拓く」と。
フランスから、スペインの聖地サンチアゴ・デ・コンポステラまで、ピレネー山脈を越えて、雨の日も風の日もそれぞれの思いを抱いて人びとが歩み続ける1100kmの巡礼の道の絵を合わせた。
2017/07/30記
■パナソニック2017年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉ー繁栄」2月に掲載

オーヴェルの教会
フランス 
  



水彩 
120x165mm
パナソニックの2015年卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-道をひらく」の10月の言葉は「天は一物を与える」。”天は二物を与えずとも、誰にでも一つは与えられている。その恵みに感謝して、授けられた持ち味を十分に発揮できるよう、日々の努力を重ねたい”という。合わせたスケッチは、生涯、絵の制作一筋に打ち込んだゴッホが最晩年に描いたオーヴェルの教会。生前は不遇であったが、のちに世界の美術に大きな影響を与えた。
2016/10/24記
■パナソニック2015卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-道をひらく」10月に掲載
■Panasonic2015海外向卓上カレンダー10月に掲載




エトワール凱旋門
パリ



2010年
水彩
120x165o       
 
モンマルトル


1984年
水彩
100x150o       
 
モンマルトル


2010年
水彩
120x165o       
 

ヴォージュ広場
パリ



1984年
水彩
150x100o       
 

雨の
ノートルダム大聖堂
パリ 
     



水彩    
165x120mm
パナソニックの2016卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-素直」の6月は、
「雨が降ったら 傘をさす」。当たり前のことを着実に実行するところにこそ、成功の秘訣があるという。
パリのノートルダム大聖堂は13世紀に完成したローマカトリックの聖堂で、世界遺産パリのセーヌ河岸の構成要素の一つ。ノートルダムとはフランス語で「私たちの貴婦人」すなわち聖母マリアのことだそうだ。
2017/02/20記
■パナソニック2016卓上カレンダー「松下幸之助の言葉-素直」6月に掲載
■Panasonic2016海外向カレンダー6月に掲載